定期刊行物

ヤノニュース

ヤノニュース

昭和33年の創刊以来、百貨店、ショッピングセンター、各種小売業の調査・分析や、アパレル、ファッション、ジュエリー・アクセサリー、スポーツなどを中心に注目企業、成長市場を網羅した月刊調査レポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約90~100ページ
  • 商品形態:PDFファイル
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):79,200円(税込) 本体価格 72,000円

※消費税につきましては、法令の改正に則り、適正な税額を申し受けいたします。

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最新号

ヤノニュース 2012年6月号

 トピックス 

注目企業分析
●“買ってから選ぶ”靴のECサイト<ロコンド.jp>を運営する株式会社ジェイド

靴を主な商材として、オンラインショッピングサービスを手掛ける株式会社ジェイドは、2011年2月にサービスを開始した。運営開始と同時期、TVCMにより印象的なフレーズで広告宣伝を展開した。
株式会社ジェイドは、“日本全国に最高の一足に出会える「感動」と「笑顔」を提供する日本最大級の靴のショッピングサイト”として「ロコンド.jp」を運営している。従来、日本の通信販売市場において、靴を商材の一部としている企業は少なくなったが、主な商材を靴に特化する企業は殆どなかったと言ってよい。同社はその先駆者として参入し、現在約2万型以上の靴と鞄を取扱うECサイトとなっている。

同社のビジネスモデルは、ブランド及び卸会社から今季の商品を仕入れ、最高の顧客サービスである“おもてなし”という付加価値をつけて、原則定価販売を行なうというものである。
大きな特徴は、商品の送料を無料としていることと、未使用の状態に限り、商品到着日から99日以内であれば、返品についても送料無料で受け付けていることである。サイトでは実際に、“買ってから選ぶ”というフレーズを標榜し、気になる商品を全部オーダーして試し、99日間でゆっくりとその中からお気に入りを選ぼう、という買い方を提案し訴求している。

同社が顧客やサイト利用者に向けたサービスとして注力しているのが、電話とメールで利用者の買物の相談などに応じる「オンラインスタイルコンシェルジュ」機能である。
相談内容は、靴そのものに関する質問から、スタイリングにも及ぶ。場合によっては同社では取扱いのない他社サイトの商品を提案することもあるという。
有力サイトにおけるカスタマーサービス機能強化の流れが強まっているEC、実店舗といった垣根はもはやないとも言える。競合の厳しい小売業において、サービス面においても実店舗に近づけようという努力は、特別なことではなくなりつつある。

 内容目次 

●メインリサーチ
 利用客のSC選びのポイントは何か
 (4~10ページ)
 全国7,000人のSC利用者への期待値調査
全国のSC利用者7,182名にSCに期待する9項目それぞれについて、重視するレベルを①「それほど重視しない」、②「やや重視する」、③「大変重視する」の3段階で評価してもらった。以下はその調査結果である。全国とエリア別とで比較してみた。
1.全国
(1)郊外・準郊外SC利用者
(2)駅・都心型SC利用者
2.全国とエリアとの比較

●商業施設分析 (11~20ページ)
 複合型商業施設の概況(143)

事例249:東京ソラマチ
東武鉄道株式会社は、2012年5月22日に東京の新ランドマーク「東京スカイツリータウン」内の商業施設「東京ソラマチ」をオープンした。その概要を報告する。
商圏・立地/土地区画整理事業の概要/押上・業平橋駅周辺土地区画整理事業・経緯とスケジュール/新タワーゾーン/ゾーン別土地利用方針/墨田区と、隣接する台東区の主な大型商業施設/施設概況/ソラマチのフロア構成/「東京ソラマチ」施設概要/テナント一覧

●注目企業分析
①独自性の高い商品と販売力で増収高収益、(株)アイランドの成長戦略 (21~24ページ)
 リピート客が安定拡大している「グレースコンチネンタル」
企業概要
1.事業戦略の特徴と成長要因
グレースコンチネンタルの主要アイテムの価格帯
2.店舗戦略について
(株)アイランドのショップ展開
3.WEB通販の取組み
4.今後の展望と課題
業態別店舗一覧

②長年、女性に支持され続けているライフスタイル雑貨店・株式会社パスポート (25~28ページ)
 「カワイイ」商品・「楽しい」品揃え・「気持ちいい」お買い物を提供
会社概要/2012年2月期 実績/沿革
1.商品戦略について
2.店舗戦略について
業態別特徴
参考:2012年2月期の直営店売上高、売場面積など
3.今後の方針、戦略について

③“素材・デザインにこだわり、生活を豊かにするモノ”を提案する、
 株式会社センプレデザイン
 (29~33ページ)
  「長く使ってもらえる良いもの」で心地よい暮らしを
会社概要/沿革
1.商品戦略について
店舗業態と特徴など/主な取扱商品
2.店舗戦略、今後の方向性について
店舗概要
ショップ、カタログ、WEBの3WAY販売
本店はイメージ戦略の要
定価でも納得して購入

④実店舗におけるブランディングを武器にEC事業が急成長
 株式会社ユナイテッドアローズ
 (34~38ページ)
・株式会社ユナイテッドアローズ概要
企業概要/業績推移・単体/沿革/単体売上高とネット通販シェア
・商品・サービス政策
・チャネル戦略
・顧客特性、宣伝広告/販促戦略
自社EC事業運営データ/
・今後のEC市場と事業展開について
事業における課題

⑤“買ってから選ぶ”靴のECサイト<ロコンド.jp>を運営する株式会社ジェイド (39~43ページ)
・株式会社ジェイド概要
企業概要/沿革/企業ビジョン
・ビジネスモデル
商品の配送・支払いについて
・商品・価格戦略
・サービス戦略
検索機能
・チャネル戦略
・顧客特性、宣伝広告・販促戦略
運営データ
・今後のEC市場と事業展開について
事業における課題

⑥日本進出を加速する世界最大のデニムテキスタイルメーカー
 株式会社イスコジャパンの国内展開動向
 (44~47ページ)
(1)イスコ社の概要
イスコジャパンの概要/イスコ社の概要
(2)イスコの特徴・強み
自立的な商品開発
イスコ社が生み出した近年のデニムトレンドの一例
綿花栽培からデニムテキスタイルまでの一貫生産体制
イスコ社のデニム最終消費地/
(3)今後の国内展開の方向性
トルコにおけるデニムテキスタイルメーカーの勢力図

●SCサービステナント動向 (48~52ページ)
 こども写真館① 株式会社キタムラが展開する「スタジオマリオ」
1.沿革
2.事業の特徴
3.今後の課題と方向性
企業概要/「スタジオマリオ」出店の歴史/商品戦略/デジタル化推進がチェーン化を可能に/年間売り上げの50%が七五三/プロモーション戦略/販促のテーマは「新しい販促手法を使いこなそう」/出店戦略/「カメラのキタムラ」との相乗効果狙う/スタジオマリオ店舗数推移/標準店舗モデル/多店舗展開で求められるものを見直す/人材育成に力を入れる

●業界レポート
 中国化粧品市場の概況 (53~64ページ)
 2011年度(見込)中国化粧品市場は1,122億元。前年比で110.8%
1.中国化粧品市場の概況
 1)中国化粧品市場の形成過程
  (1)第一段階:国内メーカーによる市場独占(1949年~1978年)
  (2)第二段階:外資系企業参入によるハイプレステージ市場の形成(1979~1992年)
  (3)第三段階:外資系企業によるプレステージ市場の形成(1993~2003年)
  (4)第四段階:市場セグメントを越えた国内外メーカーによる競争激化(2004年~現在)
 2)主要外資系メーカーの中国参入時期
 3)中国化粧品市場の価格帯セグメント
2.中国化粧品市場規模推移(2007~2011年見込み)とメーカーシェア(2011年見込み)
 1)市場規模推移(2007~2011年見込み)
 2)メーカーシェア(2011年見込み)
3.中国化粧品の流通ルート別市場動向
 1)中国化粧品の流通ルート概況と流通ルート/ターゲット価格帯相関図
 2)中国化粧品の流通ルート別市場規模(2011年見込み)
4.中国化粧品市場の今後の見通し
 1)商品面:美白化粧品・自然派化粧品の台頭とメイクアップ市場の拡大
 2)価格面:ミドル市場・マス市場の拡大
 3)流通面:マルチチャネル化の進展
 4)広告宣伝・販促面:インターネットやビル内・屋外広告などの新しい宣伝広告手法の拡大

主要外資系メーカーの中国参入時期/中国化粧品の市場セグメント/中国化粧品の総市場規模推移(2007~2011年見込み)(ブランドメーカー出荷ベース)/中国化粧品総市場メーカーシェア(2011年見込み)(ブランドメーカー出荷ベース)/流通ルート・ターゲット価格帯相関図/中国化粧品の流通ルート別市場規模(2011年見込み)(ブランドメーカー出荷ベース)/ターゲットの拡大

●スポーツビジネス分析 (65~74ページ)
 スポーツ用品小売市場の現状と今後
 2011年のスポーツ用品小売市場規模は対前年比97.6%の1兆6,877億7,000万円
(1)スポーツ用品小売市場の現状
  ①スポーツ量販店 -スポーツ用品専業・複数カテゴリー展開、年商200億円以上の企業群-
  ②スポーツ専門店 -スポーツ用品専業・年間200億円未満の企業群-
  ③百貨店 -日本百貨店協会加盟店-
  ④GMS -総合スーパー(日本チェーンストア協会加盟店)-
  ⑤その他 -直営店、アウトレット、eコマース、各施設のインショップ、靴店ほか-
(2)スポーツ用品小売市場の今後

●商圏リサーチ (75~88ページ)
 東京23区のエリア・マーケティング(14) 中野区
 ~商圏調査にみる地域特性の基礎データ~
【中野区の概要】
(1)中野区の人口・世帯の状況
(2)中野区の鉄道利用及び道路交通状況
  ①鉄道利用の状況
  ②道路交通の状況
(3)商業及び商業集積地の状況
(4)中野区の地区計画等

[データファイル] (89~99ページ)
月次データファイル 

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