定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

Yano E plus 2012年3月号(No.048)

 トピックス 

《車載用電子デバイスシリーズ(6)》

●エンプラ市場~自動車部品の軽量化素材としての可能性

ガソリン車および脱ガソリン車の双方で車体の軽量化は必須の課題となっており、各自動車メーカーは金属やガラスなどの重量物を軽量素材(樹脂、アルミ、炭素繊維複合材など)に置き換える動きを本格化させている。既に過去10年以上にわたって軽量化への挑戦は続けられてきた。
このうち樹脂に切り換わった主要部品としてはインストルメントパネルやバンパー、コンソールボックスなどが挙げられる。そこではPPやABSなどの汎用樹脂が使われてきたが、更なる車体の軽量化のためには外板や窓ガラス、エンジン・燃料回りなどを金属やガラスから置き換える必要がある。それには高張力鋼板(ハイテン)やアルミなどへの切り換えも有望だが、樹脂に限って言えば強度や耐熱性、電気特性、耐オイル性などの面で制約のある汎用樹脂に代わって、エンプラの存在が重みを増すようになると考えられる。ただし、今後はエンジン・燃料回りの部品が不要になり、代わりにモーター・バッテリー回りの部品を必要とするEV車が普及してくると、エンプラの使用量に変化が生まれたり、エンプラの種類が変化したりするなど、今までとは異なる動きが出てくることも予想される。

 内容目次 

《放射線関連特集》

  ●微生物を用いた放射能除染技術 (3~16ページ)
    ~天文学的費用の福島除染作業は本当に可能なのか~
    1.放射能汚染状況
    【図】放射能汚染マップ
    2.放射線にかかわる法律
    3.放射能汚染除去(除染)に関する政府方針
    3-1.放射能除染対象地域
    【図】放射能除染対象地域を示したマップ
    【図】放射能除染のロードマップ
    【表】除染ロードマップ工程表
    3-2.放射能除染方法と費用
    4.微生物と放射能除染
    4-1.光合成細菌等複合微生物による放射能除染
    【表】複合微生物を用いた放射能除染に関する特許公開公報の「発明の詳細な説明 」の一部引用
    4-2.ロドバクター・スフェロイドによる放射能除染
    4-3.その他の微生物による放射能除染
    5.放射能除染の国内潜在市場規模の予測
    【表】福島市における定時降下物環境放射能測定結果
    【表・グラフ】放射能除染の国内潜在市場規模の予測(金額:2012年見込-2016年予測)
    【表・グラフ】微生物を用いた放射能除染の国内市場規模の予測(金額:2012年見込-2016年予測)
    6.微生物を用いた放射能除染技術の今後の見通し

《車載用電子デバイスシリーズ(6)》

  ●車載電子部品市場(車載ネットワーク) (17~31ページ)
    ~CAN・LINから次世代ネットワークへ急進展~
    1.車載ネットワークの変遷
    【表】CANの歴史
    2.現在のネットワークの実態
    2-1.CAN・LIN
    【表】CANとLINの比較
    2-2.FlexRay
    【表】CANとFleXRayの比較
    2-3.MOST
    2-4.IDB-1394
    2-5.車載イーサネット
    2-6.車載無線ネットワーク(UWB)
    3.車載ネットワーク・デバイスの主要な参入企業
    3-1.Freescale社(Freescale Semiconductor Japan Ltd. / 旧モトローラ社)
    3-2.NXPセミコンダクターズN.V.(NXP Semiconductors N.V. / 旧オランダフィリップス社)
    3-3.ルネサス エレクトロニクス社(Renesas Electronics Corporation)
    3-4.その他半導体メーカー
    4.車載ネットワーク・デバイス規模
    【表・グラフ】制御系車載ネットワークのノード数推移(数量:2010年-2015年予測)
    【表・グラフ】情報系車載ネットワークのノード数推移(数量:2010年-2015年予測)
    5.まとめ

  ●AFS市場 (32~43ページ)
    ~自動車の安全性向上に向け高まる関心。安全走行に不可欠なシステムとして普及に期待~
    1.自動車の安全性に関する最近の動き
    【表】自動車の代表的な予防安全システム
    2.AFSとは
    【図】AFSの機能をイメージした模式図
    3.AFSの市場規模推移と予測
    【表・グラフ】AFSの国内市場規模推移(数量・金額:2008年-2013年予測)
    【表・グラフ】AFSのワールドワイド市場規模推移(数量・金額:2008年-2013年予測)
    【表・グラフ】AFSの地域別ワールドワイド市場規模推移(金額:2008年-2013年予測)
    4.AFSのメーカーシェア
    【表・グラフ】AFSの国内メーカーシェア(金額:2011年)
    5.AFSの自動車メーカーの採用動向
    5-1.トヨタ自動車株式会社
    5-2.日産自動車株式会社
    5-3.本田技研工業株式会社
    6.AFSの取り組み企業の動向
    6-1.市光工業株式会社
    6-2.株式会社小糸製作所
    6-3.スタンレー電気株式会社
    7.AFSの今後の見通し

  ●自動車メーカーのエンプラ採用(1) (44~56ページ)
    ~日産自動車 : 樹脂化率は10~12%。オイルパンなどハードルの高い部品についても
     採用に向けた研究開発進める~
    1.自動車部品の軽量化素材としてのエンプラの可能性
    【表】新燃費基準 目標年度(2020年度)における燃費改善率
    2.自動車生産台数の推移と次世代自動車への取組み
    【表・グラフ】日産自動車株式会社 国内生産台数の推移(数量:2001年-2011年)
    3.燃費規制への対応、軽量化についての考え方
    4.主要部品の樹脂化状況と今後の見通し
    4-1.エンジン回り
    (1)インテークマニホールド
    (2)ラジエータタンク
    (3)ラジエータコアサポート
    (4)シリンダーヘッドカバー
    (5)ウォーターインレット・アウトレット
    (6)オイルパン
    (7)オイルストレーナー
    (8)タイミングベルトカバー・チェーンカバー
    (9)スロットルボディ
    4-2.燃料回り
    (1)燃料タンク(フューエルタンク)
    (2)燃料チューブ(フューエルチューブ)
    (3)フューエルデリバリーパイプ
    (4)フューエルキャップ
    (5)フューエルインジェクタ
    (6)フューエルフィルターケース
    (7)キャニスターケース
    4-3.コックピット系・パワートレイン
    (1)クロスカービーム
    (2)アクセルペダル部品
    (3)プロペラシャフト
    4-4.外板・外装部品
    (1)フェンダー
    (2)窓ガラス・サンルーフ
    (3)アウトサイドミラーステイ
    (4)ドアロックケース
    (5)外板パネル
    5.電気自動車に使われる樹脂の動向について
    6.海外生産と素材選択について
    【表】日産自動車株式会社 乗用車主要ブランドの部品別樹脂化状況(2011年末現在)

《再生可能エネルギーシリーズ》

  ●風力発電システム市場Vol.2 (57~73ページ)
    ~国を挙げての大規模洋上風力発電プロジェクトが進む~
    1.風力発電システムに関する研究開発動向
    1-1.陸上風力発電
    1-2.洋上風力発電(着床式)
    1-3.洋上風力発電(浮体式)
    2.普及拡大に向けての課題抽出
    2-1.最大の焦点:再生可能エネルギー法案の行方
    2-2.風力発電事業の運営視点からみる普及課題
    (1)系統連系上の課題
    (2)事業採算性の向上
    (3)立地規制の緩和
    (4)環境影響評価(環境アセスメント)
    2-3.国内風車メーカーの更なるパワーアップ化の必要性
    【図】風車メーカーのポジショニング
    3.国内風力発電システム市場形成に向けての環境整備
    3-1.市場環境・施策(法案、規制)
    (1)系統連系対策
    (2)立地に係る規制緩和の動き
    4.国内風力発電システム市場の展望
    4-1.概要
    4-2.国内風力発電システムの市場規模予測(2011~2020年度)
    【表】風力発電システムの国内市場規模予測(数量・金額:2010年度~2020年度予測)
    【表】風力発電による国内売電市場規模予測(数量・金額:2010年度~2020年度予測
    【グラフ】陸上風力発電の導入量予測(数量:2010年度~2020年度予測)
    【グラフ】洋上風力発電の導入量予測(数量:2010年度~2020年度予測)
    【グラフ】陸上風力発電の市場規模予測(金額:2010年度~2020年度予測)
    【グラフ】洋上風力発電の市場規模予測(金額:2010年度~2020年度予測)

  ●PPS事業動向(1) (74~85ページ)
    ~電力不足を機に立ちあがる~
    1.東北大震災以降のエネルギー危機とPPS事業
    2.名ばかりの電力自由化の枠組みと課題
    3.PPS参入事業者の傾向と展開状況
    4.独立系発電事業(IPP)と導入ユーザーの動向
    5.今後の市場形成と市場動向
    6.PPS事業の市場規模と参入企業のシェア状況
    【表】PPS事業の市場規模と参入企業の供給シェア(数量:2010年度)
    【グラフ】PPS事業参入企業の供給シェア(数量:2010年度)
    【表】PPS参入企業一覧  

《電子デバイスシリーズ》

  ●セラミックコンデンサ市場 (86~103ページ)
    ~主要アプリの低迷と競合激化で市場構造が大変動~
    1.最近の市場動向
    1-1.セラミックコンデンサの特長
    (1)単板型と積層型
    【図】円板型セラミックコンデンサ(リード形)
    (2)温度補償用と高誘電率系
    (3)セラミックコンデンサの利点
    1-2.総市場規模推移・予測
    【表・グラフ】MLCCのWW市場規模推移(数量・金額:2009年-2013年予測)
    【表・グラフ】セラミックコンデンサ ワールドワイド総市場の内訳(金額:2011年)
    1-3.製品サイズとアプリケーション動向
    【表・グラフ】MLCCのワールドワイド市場におけるサイズ別構成比(数量:2011年)
    1-4.MLCCのマーケット・シェア
    【表・グラフ】MLCCのワールドワイド市場におけるメーカーシェア(金額:2011年)
    1-5.MLCCの材料市場の概要
    【表・グラフ】MLCC用ニッケル微粉のワールドワイド市場におけるメーカーシェア(数量:2011年)
    【表・グラフ】MLCC用ニッケル微粉の平均粒径別構成比(数量:2011年)
    2.注目企業の動向
    2-1.コンデンサメーカー
    (1)株式会社村田製作所
    【図】株式会社村田製作所 / HiQタイプの世界最小MLCC(0402サイズ)
    (2)太陽誘電株式会社
    (3)TDK株式会社
    【図】TDK株式会社 / 超小型(0402サイズ)薄膜コンデンサの高Q特性品
    (4)京セラ株式会社
    (5)KEMET / リチャードソン・アールエフピーディー・ジャパン株式会社
    2-2.材料メーカー
    (1)昭栄化学工業株式会社
    (2)JFEミネラル株式会社
    【図】CVD法によるニッケル超微粉の製造原理
    (3)東邦チタニウム株式会社
    【図】ニッケル超微粉の顕微鏡写真

《半導体シリーズ》

  ●半導体商社業界のSCM動向 (104~116ページ)
    ~市場環境変化に対応するためIT基盤強化に意欲。グローバルでの「見える化」実現の取組が進む~
    1.半導体業界を取り巻く環境とSCM
    2.グローバルでの「見える化」の実現とSCMの課題
    3.【ケーススタディ】SCMの導入・利用状況
    3-1.SCM導入・利用状況サマリー
    (1)今後のシステム更改計画
    【表】各社のシステム更改計画
    (2)利用するシステムのタイプ
    【表】各社の利用するシステムのタイプ
    (3)海外拠点のSCMの状況
    【表】各社の海外拠点のSCMの状況
    (4)システム運用体制
    【表】各社のシステム運用方法
    3-2.【事例】各社の取組と動向
    (1)東京エレクトロンデバイス株式会社
    (2)丸文株式会社
    (3)株式会社バイテック
    (4)菱洋エレクトロ株式会社
    (5)半導体商社A社
    4.半導体商社向けソリューションを提供するITベンダー
    【図】タクトシステムの役割 / 各社システムとの関係・位置づけ

《コラム》

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