2011 風力発電システム市場の現状と展望~日系企業の巻き返しなるか~

本調査レポートでは、大手風力発電事業者のヒアリング調査を実施。事業運営実態の分析を通して、実情に即した国内風力発電システムの市場規模を予測いたしました。洋上風力発電の技術開発動向からみた日系企業の巻き返しの可能性・条件についても徹底分析いたしました。

発刊日
2011/09/30
体裁
A4 / 193頁
資料コード
C53111100
PDFサイズ
9.8MB
PDFの基本仕様
Adobe Reader 7.0以上/印刷不可・編集・加工不可/検索・テキスト・図(グラフ)の抽出等可/しおり機能無し 詳細はこちら
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
カテゴリ

購入商品の価格を選択し「購入のお申込み」をクリックしてください。

商品形態
商品種類
ご利用範囲
価格(税込)
下段:本体価格
書 籍
A4 / 193頁
セット
PDF書籍
PDFプレミアム(法人グループ内共同利用版)
         お問い合わせください

※セット価格は、同一購入者の方が書籍とPDFの両方を同時にご購入いただく場合の特別価格です。

  • マーケットレポートの販売規約はこちら
  • マーケットレポート購入についてのFAQはこちら
書籍のみをご注文される方は、FAXまたはメールにてご注文頂けます。
申込書はこちら
購入商品の提供・発送のタイミングについてはこちら

(準備中)の「内容見本をダウンロード」は、資料発刊後のご提供になります。
オンライン試読サービスとは 詳細はこちら

調査資料詳細データ

調査概要
Close

調査目的:再生可能エネルギーの導入拡大は、1)地球温暖化対策、2)エネルギー自給率向上、3)エネルギー源多様化、4)環境関連産業育成等の観点から重要であり、風力発電にも注目が集まっている。欧州・米国・中国を中心として世界的に急速に普及する風力発電であるが、国内においては日本特有の自然条件が風力発電の発展を阻害してきたと考えられている。
本調査は、風力発電関連企業における製品の取扱い・事業実態と、各社の市場戦略等を調査・分析するとともに、国内風力発電に係る課題等を把握することにより、今後の国内市場の成長性を展望する。また、日系風力発電関連機器メーカーの国際競争力を分析し、拡大する世界市場の中での日系メーカーの生き残り戦略を検討する。
調査対象:大型風車メーカー、輸入代理店販売企業、風力発電事業者、風力発電関連機器メーカー等
調査方法:文献調査及び調査対象先に対するヒアリング調査を実施
調査期間:2011年7月~年9月

リサーチ内容

■本資料のポイント

  • 大手風力発電事業者のヒアリング調査を実施。事業運営実態の徹底分析を通して、実情に即した国内風力発電システムの市場規模を予測(2011~2020年)。
  • 洋上風力発電の技術開発動向からみた日系企業の巻き返しの可能性・条件について分析。
  • 有力風力発電関連機器メーカー(NTN・日立製作所等)にヒアリング調査を実施。分野毎の市場動向と日系企業の国際競争力について分析。輸出ビジネスとしての可能性を検証。
  • 風力発電システムの普及に向けた取り組みの一つとして、鉛蓄電池併設型ウィンドファームを紹介。

■本資料の概要

第1章 風力発電システム市場の現状分析
第2章 有力風力発電システム企業の戦略分析
第3章 風力発電システムに関する研究開発動向&普及拡大に向けての課題抽出
第4章 風力発電システムの市場予測と今後の展望

■掲載内容

第1章 風力発電システム市場の現状分析

1.国内市場規模推移
  (1)風力発電システムの導入量推移(~2010年度)と動向
  (2)風力発電システムの産業規模と市場動向
    ①国内新規導入量の推移(設備容量ベース)
    ②国内市場規模推移
    ③輸出市場の推移
  (3)風力発電システム設置マップ
    (図)風力発電システム 国内累積導入量の推移(~2010年度)
    (図)風力発電による発電量と設備利用率の推移(~2010年度)
    (表)需要電力量に占める風力発電電力量の割合(2010年度)
    (図)風力発電システム 国内新規導入量のメーカーシェア(2009年度、2010年度)
    (図)風力発電システム 国内市場規模の推移(~2010年度)
    (図)風力発電による国内売電市場規模の推移(~2010年度)
    (図)日系風力発電関連機器メーカーの輸出市場の推移(~2010年度)
    (図)日系風力発電関連機器メーカーの輸出市場の内訳
2.風力発電を取り巻く産業構造
  (1)風力発電システム市場の産業構造図
  (2)市場参入企業の整理・分類
  (3)主要企業の動向
    ①風車メーカー
    ②部品メーカー
    ③風力発電事業者
    (図)風力発電システム市場の産業構造図
    (表)風力発電システム市場参入企業の分類
    (表)主要企業の動向【風車メーカー】
    (表)風車メーカーの主力機種仕様比較
    (表)主要企業の動向【部品メーカー】
    (表)主要企業の動向【風力発電事業者】
3.風力発電システム設置に関する各種法規制及び助成措置の整理
  (1)風力発電システム設置に関連する各種法規制
  (2)風力発電システム設置に係る助成措置
    ①補助金による助成措置
    ②RPS法
    ③融資
    ④優遇税制
    (表)風力発電システム設置に係る各種法規制

第2章 有力風力発電システム企業の戦略分析

1.風車メーカー
  (1)三菱重工業
    ①現状の事業展開
    ②研究開発動向(現状の課題と今後の方針)
    ③洋上風力発電への取組み
    ④風力発電システムの普及課題と市場展望
    ⑤今後の事業展開
    (図)三菱重工業 【国内】風車導入実績推移(2006~2010年度)
    (表)三菱重工業 【国内】風車導入実績一覧(2009~2011年度)
    (表)三菱重工業 【海外】風車導入実績一覧(2009~2011年度)
    (表)三菱重工業 風車生産体制
  (2)日本製鋼所
    ①現状の事業展開
    ②研究開発動向(現状の課題と今後の方針)
    ③洋上風力発電への取組み
    ④風力発電システムの普及課題と市場展望
    (図)日本製鋼所 風車導入実績推移(2007~2011年度)
    (表)日本製鋼所 風車導入実績一覧(2009~2011年度)
  (3)富士重工業/日立製作所
    ①現状の事業展開
    ②洋上風力発電への取組みと研究開発動向
    ③風力発電システムの普及課題と市場展望
    (図)富士重工業 風車導入実績推移(2007~2011年度)
    (表)富士重工業 風車導入実績一覧(2009~2011年度)
  (4)ヴェスタスウインドテクノロジージャパン
    ①現状の事業展開
    ②研究開発動向(現状の課題と今後の方針)
    ③洋上風力発電への取組み
    ④風力発電システムの普及課題と市場展望
    (表)Vestas社 業績・生産出荷量推移(2006~2011年)
    (図)【国内】Vestas社 風車導入実績推移(2006~2010年度)
    (表)【国内】Vestas社 風車導入実績一覧(2009~2010年度)
    (表)Vestas社 洋上風車の累計導入実績(2011年6月末時点)
  (5)ENERCON(日立エンジニアリング・アンド・サービス)
    ①現状の事業展開
    ②出力変動緩和型風力発電設備
    ③風力発電システムの普及課題と市場展望
    (図)【国内】ENERCON社 風車導入実績推移(2006~2011年度)
    (図)【国内】ENERCON社 風車導入実績一覧(2009~2011年度)
    (表)日立エンジニアリング・アンド・サービス サービスセンター拠点
2.発電事業者
  (1)ユーラスエナジー
    ①現状の事業展開
    ②ブレード破損事故
    ③風力発電システムの普及課題と市場展望
    ④今後の事業展開
    (図)ユーラスエナジー 国別風力発電設備容量
    (表)ユーラスエナジー 【国内】風力発電プロジェクト一覧
    (表)ユーラスエナジー 【海外】風力発電プロジェクト一覧
  (2)電源開発(J-POWER)
    ①現状の事業展開
    ②事業採算性
    ③洋上風力発電への取組み
    ④風力発電システムの普及課題と市場展望
    (表)電源開発 【国内】風力発電プロジェクト一覧
    (表)電源開発 【海外】風力発電プロジェクト一覧
    (図)電源開発 風力発電による販売電力量と電力料収入の推移(2007~2010年度)
    (図)電源開発 風力発電設備のメーカーシェア
    (表)電源開発(JPハイテック) サービス拠点一覧
  (3)日本風力開発
    ①現状の事業展開
    ②事業採算性
    ③風力発電システムの普及課題と市場展望
    (図)日本風力開発 風力発電設備のメーカーシェア
    (図)日本風力開発 風力発電設備容量の推移(2001~2011年度)
    (表)日本風力開発 【国内】風力発電プロジェクト一覧
    (表)日本風力開発 【海外】風力発電プロジェクト一覧
    (表)日本風力開発(イオスエンジニアリング&サービス) サービス拠点一覧
    (表)風力発電事業における年間必要経費の内訳
  (4)住友商事
    ①現状の事業展開
    ②洋上風力発電への取組み
    ③風力発電システムの普及課題と市場展望
    ④今後の事業展開
    (表)住友商事 【国内】風力発電プロジェクト一覧
    (表)住友商事 【海外】風力発電プロジェクト一覧
    (表)住友商事 【国内】メンテナンス体制
3.風力発電関連機器メーカー
  (1)NTN
    ①現状の事業展開
    ②軸受市場の動向
    ③研究開発動向
    ④今後の事業戦略
    (表)NTN 風力発電システム向け製品の生産拠点
  (2)ナブテスコ
    ①現状の事業展開
    ②ヨー・ピッチ駆動装置市場の動向
    ③研究開発動向と今後の事業戦略
  (3)日立製作所
    ①現状の事業展開
    ②発電機・コンバータ市場の動向
    ③風力発電システム市場の展望と今後の事業展開
  (4)富士電機
    ①現状の事業展開
    ②研究開発動向
    ③今後の事業戦略と市場展望
    (表)富士電機 風力発電用電力安定化装置の納入実績

第3章 風力発電システムに関する研究開発動向&普及拡大に向けての課題抽出

1.風力発電システムに関する研究開発動向(研究開発の動向と産業界の取り組み、今後の見通し)
  (1)陸上風力発電
  (2)洋上風力発電(着床式)
  (3)洋上風力発電(浮体式)
    (表)国内・海外の洋上風力発電所概要
    (表)着床式洋上風力発電 主な支持構造の課題
2.普及拡大に向けての課題抽出
  (1)最大の焦点:再生可能エネルギー法案の行方
  (2)風力発電事業の運営視点からみる普及課題
    ①系統連系上の課題
    ②事業採算性の向上
    ③立地規制の緩和
    ④環境影響評価(環境アセスメント)
  (3)参入メーカー各社の課題:当面の事業維持はどうしたらできるのか
    ①三菱重工業
    ②日本製鋼所
    ③富士重工業/日立製作所
  (4)国内風車メーカーの更なるパワーアップ化の必要性
    (表)風車メーカー各社の研究開発動向
    (表)国内風車メーカー各社の課題
    (図)風車メーカーのポジショニング

第4章 風力発電システムの市場予測と今後の展望

1.国内風力発電システム市場形成に向けての環境整備
  (1)市場環境・施策(法案、規制)
    ①系統連系対策
    ②立地に係る規制緩和の動き
  (2)市場参入メーカー各社の今後の事業展開
    ①三菱重工業
    ②日本製鋼所
    ③富士重工業/日立製作所
    (表)各府省庁が取組む主な規制・制度改革事項
    (表)洋上風力発電関連の各種指針
2.今後の国内風力発電システム市場拡大のパターン
3.国内風力発電システムの市場規模予測(2011~2020年度)
  (1)シナリオ①の市場規模予測
  (2)シナリオ②の市場規模予測
  (3)シナリオ③の市場規模予測
    (表)各シナリオにおける風力発電システムの国内市場規模予測(~2020年度)
    (表)各シナリオにおける風力発電・国内売電市場規模予測(~2020年度)
    (図)各シナリオにおける陸上風力発電の導入量予測(~2020年度)
    (図)各シナリオにおける洋上風力発電の導入量予測(~2020年度)
    (図)各シナリオにおける陸上風力発電の市場規模予測(~2020年度)
    (図)各シナリオにおける洋上風力発電の市場規模予測(~2020年度)
    (図)風力発電システムの国内市場規模予測比較
    (図)風力発電による国内売電市場規模予測比較
4.日系風力発電関連メーカーの今後の展望 ~日系企業の巻き返しは可能か~
  (1)国内風力発電関連機器の市場規模予測(~2020年)
    ①風車市場
    ②風車構成機器市場
  (2)拡大する世界風力発電システム市場の中での日系メーカーの生き残り戦略
    (図表)国内導入風車の市場規模予測(~2020年)
    (表)風車構成機器毎の参入メーカーと価格構成
    (図表)シナリオ別主要機器市場の国内ポテンシャル予測(~2020年度)

購入商品の価格を選択し「購入のお申込み」をクリックしてください。

商品形態
商品種類
ご利用範囲
価格(税込)
下段:本体価格
書 籍
A4 / 193頁
セット
PDF書籍
PDFプレミアム(法人グループ内共同利用版)
         お問い合わせください

※セット価格は、同一購入者の方が書籍とPDFの両方を同時にご購入いただく場合の特別価格です。

  • マーケットレポートの販売規約はこちら
  • マーケットレポート購入についてのFAQはこちら
書籍のみをご注文される方は、FAXまたはメールにてご注文頂けます。
申込書はこちら
購入商品の提供・発送のタイミングについてはこちら

このレポートの関連情報やさらに詳しい情報についての調査を検討したい

矢野経済研究所では、
個別のクライアント様からの調査も承っております

マーケティングや経営課題の抽出、リサーチの企画設計・実施、調査結果に基づく具体的な戦略立案・実行支援に至るまで、課題解決に向けた全ての段階において、クライアント企業をトータルでサポート致します。

最近、あなたがチェックした資料

資料コード
資 料 名
C53106200