定期刊行物
Yano E plus
エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。
発刊要領
- 資料体裁:B5判約100~130ページ
- 商品形態:冊子
- 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
- 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円
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最新号
Yano E plus 2012年11月号(No.056)
●●● トピックス ●●●
《無線モジュールシリーズ(6)》
●工業用ワイヤレスネットワーク市場 ~WirelessHARTと統合が実現すれば市場は一気に拡大へ
ワイヤレスネットワークはプラントや工場で起きている状態を可視化することにより、運転の効率化や設備保全、環境保全、そして災害時の現場状況の把握などにも役立つことが期待されている。こうした中、ISA100.11a規格のIECの提案、ISA100WCIによる認証サービスの開始と相互運用性試験によるマルチベンダ環境の整備、そして実際のプラントや工場-の同規格適合製品の導入の本格化などの背景から、ISA100.11a規格ワイヤレスネットワークの期待と支持が市場で高まってきている。
ISA100.11a規格は堅牢性、継続性、発展性を兼ね備え、幅広いアプリケーションに適用可能な最も有力な工業用ワイヤレスネットワーク規格であり、着実に市場に浸透してきている。
- ポイント1:フィールド機器のマルチベンダ化や、マルチプロトコルに対応可能なユーザのフィールド機器選定における自由度を拡大すると同時に、多岐に渡る機器の接続を可能にし、アプリケーションの多様化の進展も期待できる。
- ポイント2:マルチプロトコル環境の提供は、デファクトとなっているHART(石油メジャーを始めとする、多くのグローバルユーザが利用)の導入企業も注目しており、多様な機器の製品化、様々なソリューションの導入が待ち望まれている。
- ポイント3:WCIによるISA100.11a規格認証スキームの運用が始まり、ユーザにとって導入のためのハードルが低くなりつつある。IECへの提案作業も進行中であり有線フィールドバスに続く、次世代技術としての地位を獲得しつつある。
- ポイント4:国内においてもISA100.11a関連製品により、より多くのユーザの課題解決と競争力向上を実現するものと期待されている。
●●● 内容目次 ●●●
《環境・エネルギー関連シリーズ》
●オゾン発生装置市場 (3~16ページ)
~官需・民需ともに安定普 アプリケーションの広がりから成熟市場ながら高い成長をみせる~
1.オゾン発生装置の概要
【図1.オゾン発生原理を示した模式図】
【図2.典型的なオゾン発生装置の外観】
2.オゾン発生装置の主な需要分野
2-1.上下水道・排水処理分野
2-2.製紙・パルプ分野
2-3.半導体・液晶分野
2-4.食品・医薬・医療分野
2-5.その他分野
3.オゾン発生装置の市場規模推移と予測
【表1.オゾン発生装置の国内・WW市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
【図3.オゾン発生装置の国内・WW市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
【表2.オゾン発生装置の規模別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
【図4.オゾン発生装置の規模別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
【表3.オゾン発生装置の需要分野別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
【図5.オゾン発生装置の需要分野別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
4.オゾン発生装置のシェア
【表4.オゾン発生装置の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
【図6.オゾン発生装置の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
5.オゾン発生装置の主要民間企業の取組動向
5-1.(株)荏原製作所
5-2.住友精密工業(株)
5-3.東芝三菱電機産業システム(株)
5-4.富士電機サーモシステムズ(株)
5-5.三菱電機(株)
6.オゾン発生装置の今後の見通し
●吸収式冷凍機市場 (17~28ページ)
~市場は縮小から回復基調に~
1.吸収式冷凍機の市場概況
【表1.国内における吸収式冷凍機市場規模推移(数量・金額:2010年-2013年予測】
【表2.国内における吸収式冷凍機の出荷台数の推移(会計年度ベース)】
【表3-1.吸収式冷凍機主要機種一覧:パナソニック(旧三洋電機ブランド)】
【表3-2.吸収式冷凍機主要機種一覧:日立アプライアンス】
【表3-3.吸収式冷凍機主要機種一覧:荏原冷熱システム】
【表3-4.吸収式冷凍機主要機種一覧:矢崎総業、東芝キャリア、川重冷熱】
2.吸収式冷凍機の課題
3.参入メーカーの取組み動向
3-1.パナソニックグループ
3-2.日立グループ
3-3.川崎重工グループ
3-4.荏原製作所グループ
3-5.矢崎総業グループ
3-6.その他
4.メーカーシェア状況
【表4.吸収式冷凍機の国内出荷ベースにおけるメーカーシェア(金額:2011年)】
【図1.吸収式冷凍機の国内出荷ベースにおけるメーカーシェア(金額:2011年)】
《電子部材シリーズ》
●タッチパネル用反射防止フィルム市場 (29~35ページ)
~センサー裏面及びITOフィルム用で市場ポジションの早期構築が急務~
1.市場概要
~低反射ニーズが向上し、2012年は一部機種でクリアLRからクリアARへとシフト~
【図1.反射防止フィルムを使用したタッチセンサー例】
2.市場規模及びメーカー動向概要
【表1.タッチセンサー用反射防止フィルム市場推移(数量:2010年-2012年見込】
【図2.タッチセンサー用反射防止フィルム市場推移(数量:2010年-2012年見込】
3.今後の展望
~タッチセンサー裏面に加え、反射防止設計技術を活かしたIM展開も検討すべき事項~
【図3.アウトセルタイプの静電容量TP各種】
《添加剤シリーズ(1)》
●臭素系難燃料市場 (36~52ページ)
~「ノンハロ」化で一部の製品は急減 一方、代替製品や環境対応型製品需要が増加~
1.はじめに
1-1.難燃性と難燃グレード
【表1.UL-94の主な難燃グレード(5-VA,5-VB,V-0,V-2)の規定(概要)】
1-2.添加型と反応型
1-3.臭素系難燃剤の概要
1-4.臭素系難燃剤の市場動向
(1)主要難燃剤の総市場規模推移・予測
【表2.主要難燃剤の総市場規模・WW市場予測(数量:2010年-2014年予測)】
【図1.主要難燃剤の総市場規模・WW市場予測(数量:2010年-2014年予測)】
【表3.主要難燃剤のタイプ別構成比(WW市場:2011年)】
【図2.主要難燃剤のタイプ別構成比(WW市場:2011年)】
(2)臭素系難燃剤の市場動向
①総市場規模推移・予測
【表4.臭素系難燃剤の総市場規模・WW市場予測(数量:2010年-2014年予測)】
【図3.臭素系難燃剤の総市場規模・WW市場予測(数量:2010年-2014年予測)】
②製品タイプ別の構成比
a.TBBPA(テトラブロモビスフェノールA)
b.TBBPAオリゴマー(TBBPAエポキシオリゴマー、その他)
c.臭素化ポリスチレン
d.エチレンビスペンタブロモジフェニール
e.HBCD(ヘキサブロモシクロドデカン)
f.DBDE(デカブロモジフェニルエーテル)
g.その他の臭素系難燃剤
【表5.臭素系難燃剤のタイプ別構成比(WW市場:2011年)】
【図4.臭素系難燃剤のタイプ別構成比(WW市場:2011年)】
(3)主要用途別構成比とメーカーシェア
【表6.臭素系難燃剤の用途別構成比(WW市場:2011年)】
【図5.臭素系難燃剤の用途別構成比(WW市場:2011年)】
【表7.臭素系難燃剤のメーカーシェア(WW市場:2011年)】
【図6.臭素系難燃剤のメーカーシェア(WW市場:2011年)】
2.注目企業の動向
2-1.臭素系難燃剤メーカー
(1)アルベマール・コーポレーション(Albemarle Corporation,)
【表8.アルベマール日本の主な難燃剤製品】
(2)ケムチュラ・コーポレーション(Chemtura Corporation,)
(3)第一工業製薬(株)
【表9.第一工業製薬の主な難燃剤製品】
(4)マナック(株)
《無線モジュールシリーズ(6)》
●無線モジュール市場(ISA100ファミリ) (53~67ページ)
~製品化に遅れ WirelessHARTと統合が実現すれば市場は一気に拡大へ~
1.プロセス・オートメーション分野のワイヤレスネットワーク
1-1.工業用無線技術とは
【図1.PA用無線津市技術の利用例(模式図)】
1-2.工業用無線技術の要件
【表1.プロセス継続制御のアプリケーションのクラス】
2.ISA100委員会および関連組織
【表2.ISA100.11aの規格概要】
3.ISA100.11aの紹介
【図2.ISAファミリーの想定するタイムテーブル】
3-1.特徴
3-2.ISA100.11a規格のポイント
(1)多彩な無線通信方式
【図3.ISA100のメッシュネットワーク模式図】
(2)マルチプロトコル対応
(3)IPv6技術
(4)情報セキュリティ
(5)バッテリー交換保守
4.無線バックボーンネットワーク:ISA100.15
【図4.無線バックボーンネットワーク:ISA100.15のイメージ】
5.WirelessHARTとの統合(ISA100.12)
【図5.近距離無線規格IEEE.802.15.4ファミリー】
6.近年のISA100標準化
6-1.2011年版を承認
6-2.IEC/TC65の提案
6-3.適合認証サービスと相互運用性試験
【表3.WCIの役割と参加企業・団体】
6-4.WCI認証サービス以降の製品化状況
【表4.WCIが認定したISA100的合成品】
7.ISA100導入事例・実証実験および提供ソリューション
7-1.フィールドテスト
7-2.実演
7-3.マルチベンダーユーザーサイト実験
7-4.防火用水タンクレベル監視
7-5.低温貯蔵庫内温度監視・ドア密閉状態監視
7-6.SO2ガス漏洩検知器
8.工業用ワイヤレスネットワークのまとめ
9.市場規模予測
【表5.ISA100ファミリー国内市場規模(金額:2011年-2016年予測)】
【図6.ISA100ファミリー国内市場規模(金額:2011年-2016年予測)】
《リチウムイオン電池副部材シリーズ(2)》
●ラミネート材市場 (68~78ページ)
~形状自由度が高い利点を活かし、需要は増加傾向~
1.積層型リチウムイオン二次電池とパッケージング
【図1.積層型LIBの外観
【図2.積層型LIBの内部構造の模式図】
2.LIBのラミネート材
【図3.リチウムイオン電池用ラミネート材の素材外観】
3.ラミネート材の市場規模推移と予測
【表1.ラミネート材の国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
【図4.ラミネート材の国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
【表2.ラミネート材のWW市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
【図5.ラミネート材のWW市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
【表3.ラミネート材のタイプ別国内市場規模推移(数量:2009年-2014年予測)】
【図6.ラミネート材のタイプ別国内市場規模推移(数量:2009年-2014年予測)】
【表4.ラミネート材のタイプ別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
【図7.ラミネート材のタイプ別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
4.ラミネート材のシェア
【表5.ラミネート材の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
【図8.ラミネート材の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
5.ラミネート材の主要民間企業の取組動向
5-1.昭和電工パッケージング(株)
5-2.大日本印刷(株)
5-3.日本製箔(株)
6.ラミネート材の今後の見通し
《バイオプラスチックシリーズ(3)》
●電機メーカーのバイオプラ採用(3) (79~90ページ)
~難燃性などの物性、植物度、価格の壁が厚く、採用は停滞気味~
1.バイオプラスチック市場における電気・電子機器部材の位置づけ
【表1.バイオプラスチック 需要分野別構成比(2011年)】
【図1.バイオプラスチック 需要分野別構成比(2011年)】
1-1.成長のカギを握る大型部品への採用
1-2.バイオPCの可能性
【表2.主要な植物由来バイオプラスチック 参入企業一覧】
2.その他注目企業の動向
2-1.キヤノン(株)
【図2.キヤノンが開発した複写機・複合機業界最大の外装部品
(幅約640mm×高さ440㎜、重量約1.1㎏)】
2-2.パナソニック(株)
2-3.(株)沖データ
2-4.コニカミノルタホールディングス(株)
2-5.富士通(株)
2-6.ソニー(株)
2-7.シャープ(株)
《韓国進出日系企業事例シリーズ(1)》
●韓国進出日本企業事例(1):Teijin Electronics Korea (91~99ページ)
~コーティング技術を生かし 韓国で高付加価値セパレーター拡大~
1.はじめに
【表1.Teijin CNF Koreaの概要】
【表2.Teijin Electronics Koreaの概要】
2.帝人(株)の事業構造概要
3.テイジン・エレクトロニクス・コリアの設立背景(韓国進出要因)
4.韓国市場(ビジネス)の特徴
5.帝人セパレーターの特徴
【図1.帝人のLIB用セパレーター「LIELSORT」】
【図2.帝人のLIB用セパレーターのコーティングの電子顕微鏡写真】
6.今後の展開
《コラム》
●Korea Electronics Show 2012(KES2012) (100~101ページ)
関連マーケットレポート
- D54100811 Yano E plus 2012年11月号(No.056)