定期刊行物

ヤノニュース

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昭和33年の創刊以来、百貨店、ショッピングセンター、各種小売業の調査・分析や、アパレル、ファッション、ジュエリー・アクセサリー、スポーツなどを中心に注目企業、成長市場を網羅した月刊調査レポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約90~100ページ
  • 商品形態:PDFファイル
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):79,200円(税込) 本体価格 72,000円

※消費税につきましては、法令の改正に則り、適正な税額を申し受けいたします。

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最新号

ヤノニュース 2013年3月号

 トピックス 

商業施設追跡調査
●テラスモール湘南~開業1年目は当初目標を大きく上回る

2011年11月11日、JR辻堂駅北口に「テラスモール湘南」が開業した。住友商事、住商アーバン開発、GICリアルエステート(シンガポール政府不動産投資公社)が共同で開発をしたショッピングセンターで、開業1年目は当初目標を大きく上回る実績を残した。

これは元来が肥沃だったマーケットが手付かずだったことと、駅前であること、駅前にあるにもかかわらず、駐車場にも徹底した配慮を行なったこと、さらには施設コンセプトを明確に打ち出したことなどが成功した要因といえる。

テラスモール湘南のテナントミックス戦略は次のような考えに基づいて行なわれている。
1つはアンカーテナントを各フロアの四隅に配置し、それを専門店で、回遊しやすいよう、サーキット型につないだ点。
2つ目はアウトモールを設置し、アメリカ西海岸をイメージし、館全体の開放感の演出を強化していること。
3つ目は3階にフードコート「潮風キッチン」を設置し、地元の店舗を集積した。
4つ目は1階の「湘南マルシェ」では足元客の利用が多いスーパーの「サミット」の前にゾーニングし、比較購買しやすいように配慮した。比較購買では一業種一店舗ではなく、パンなどのデイリーな商品は複数店舗誘致した。利用客の選択肢が広がるだけでなく、テナント同士でも競争、刺激になっている。

このようなテナントミックス戦略により、上層の3~4階に滞留する客数が最も多くなった。顧客動線は2階の駅に直結しているエントランスから入館し、開放感を意識した建物設計から、自然光の入る明るい3~4階に足が伸びる動線構造に成功している。

オープンして1年が立ち、売上高、来館者数ともに計画を大幅に上回った。2年目となる今年は売上高、来館者数ともに初年度実績の微増を見込んでいる。リニューアルは物販の契約更改となる6年に一回は大型改装を計画している。
近隣に競合施設の進出が予定されている。競合対策として、カードポイントの顧客還元を積極化し、顧客の囲い込み、リピート率向上を図る。

 内容目次 

●商業施設追跡調査
注目商業施設の最新実績レポート(42)
事例42:テラスモール湘南
 (4~7ページ)
2011年11月11日、JR辻堂駅北口に「テラスモール湘南」が開業した。
同SCはJR辻堂駅北口周辺地区都市再生事業「湘南C-X(シークロス)」内にオープンしている。昨年10月に徳州会病院が開院し、今後はオフィスビル、大規模マンションの開発・分譲を予定している。同SCはその「湘南C-X」内で最も大きい敷地規模を占め、湘南エリアナンバーワンの商業施設を目指している。今回は好調な「テラスモール湘南」をレポートする。
1.立地環境とコンセプトについて
2.利用客の特性
3.テナントミックス戦略について
4.販売促進戦略について
5.課題と今後のリニューアルについて

●商業施設分析
複合型商業施設の概況(152) 
(8~12ページ)
事例261:KITTE
日本郵便株式会社は、2013年3月21日に東京駅丸の内南口駅前に「KITTE(キッテ)」をオープン。同施設はJPタワーの低層界に位置し、同社初の商業施設である。その概要を報告する。
◆商圏・立地 ◆施設概況

●ブランドビジネスリサーチ
2011年度インポートブランドマーケットの動向(2)
 (13~26ページ)
アイテム別市場規模と動向
1.インポートレディスウェア
2.インポートメンズウェア
3.バッグ・革小物

●注目企業分析
株式会社一蔵
 (27~30ページ)
株式会社一蔵は、着物専門店「一蔵」・振袖専門店「Ondine」を全国に展開している呉服小売・レンタル企業である。他にも織元産地工房から直接買付けした着物を販売する「いち利」、きもの着付教室「いち瑠」、英国式結婚式場「Camelot Hills」「GLASTONIA」など、古い体質のきもの業界において次々と新しい取り組みにチャレンジしており、その台頭は目覚しい。2014年を目標に上場準備を進める同社の戦略と今後の方向性を以下にまとめる。
1.沿革 2.事業戦略および今後の展開方針

●業界レポート
①食品スーパーの2012年販売実績と動向まとめ (31~39ページ)
保有店舗数が大きいチェーンでは「価格政策」を重視
<2012年販売実績> <スーパーマーケットの経営現状>

②ブライダル上場企業2社の動向(2) (40~54ページ)
エスクリは大幅な増収増益で成長加速中、
ノバレーゼの2012年度業績は増収減益、4店を出店し2013年度は増益確保へ
1.株式会社エスクリ
業績推移/運営状況/店舗戦略/2014年3月期の新規出店計画/その他の事業/内製化の状況/
人財/中期経営計画(2012年3月期~2014年3月期)と今後の事業
2.株式会社ノバレーゼ
各事業の運営状況/店舗戦略/人材戦略/今後の事業戦略

③アンケート調査からみる、近年のリネンサプライ業界 (55~62ページ)

④泥洗顔料市場の概況 (63~68ページ)

●スポーツネットワークデータ〔2012年12月期〕 (69~74ページ)
スポーツシューズブランドシェア動向
市場動向/ブランド・モデル動向(当月の数量ベースにおけるブランドシェア)/上位モデル
  ・ランニングシューズ
  ・サッカーシューズ
  ・バスケットボールシューズ
  ・テニスシューズ
  ・フィットネスシューズ

●商圏リサーチ (75~86ページ)
東京23区のエリア・マーケティング(22) 葛飾区
~商圏調査にみる地域特性の基礎データ~

【葛飾区の概要】
(1)葛飾区の人口・世帯の状況
(2)葛飾区の鉄道利用及び道路交通状況
  ①鉄道利用の状況 ②道路交通の状況
(3)商業及び商業集積地の状況

[データファイル]
月次データファイル (87~97ページ)

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