定期刊行物
Yano E plus
エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。
発刊要領
- 資料体裁:B5判約100~130ページ
- 商品形態:冊子
- 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
- 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円
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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。
最新号
Yano E plus 2013年5月号(No.062)
●●● トピックス ●●●
《製造装置関連》
●プローブカード市場
~浮き沈みの激しい半導体業界にあって、多品種少量生産に応じて堅調な歩み
プローブカードとは、ウエハー上に形成されたICチップの電気回路的な良・不良を判定するために使用する治具のことである。プローブカードは、ウエハーに形成されたICチップのボンディングパッドに接続して電気信号を入出力して、ICチップの機能検査を行なう目的で用いられる。
プローブカードは、あらゆる半導体の検査工程で使われており、しかも半導体の種類ごとに開発されるオーダーメイド製品である。さらに消耗品でもあることから、常に需要がある状態となっている。このため、半導体業界のシリコンサイクルに基づく成長の波にある程度影響を受けることは避けられないものの、比較的安定した市場規模推移となっている。
また、現在の半導体市況の不振に対して、相対的にプローブカード市場が堅調なのは、半導体の小型化、高機能化に伴って、ウエハーテストの重要性が増し、半導体の用途の多様化とあいまって、プローブカードの使用量が増加する傾向があるためである。
プローブカードに関しては、すでに、2次元アレイ状やラインアレイ状のMEMSプローブカードが開発されているが、今後、プローブカードの狭ピッチ化、多ピン化、マルチ化をさらに進展させ、電極材料および電極構造の多様化や半導体製造のテストのパラダイムシフトに向けた技術課題を解決してゆく必要がある。
こうしたニーズにマッチした次世代プローブカードは、MEMS技術による微細化と強靭性を両立した接触子技術や金型技術などを融合した末に導き出されることになる。プローブカードメーカーは、こうした技術課題に果敢にチャレンジしてゆくことになろう。
●●● 内容目次 ●●●
《宇宙・航空関連シリーズ(3)》
●衛星搭載システム・機器市場 (3~15ページ)
~大型オンリーから超小型を含めた多様な時代へ突入次なるブレークスルーへ~
1.人工衛星の基本構造と衛星搭載システム・機器
【表1.人工衛星に搭載する基本的なシステム・機器一覧】
【図1.典型的な人工衛星の外観と構成部分】
1-1.コマンド系
1-2.送受信系
1-3.電源系
【図2.太陽電池パドルの実物写真】
1-4.推進系
【図3.アポジモーターの実物写真】
1-5.姿勢制御系
【図4.姿勢制御装置の一つである地球センサーの実物写真】
1-6.熱制御系
1-7.その他
2.衛星搭載システム・機器の市場規模推移と予測
【図・表1.衛星搭載システム・機器の国内市場規模推移と予測(金額:2010-2015予測)】
【図・表2.衛星搭載システム・機器のワールドワイド市場規模推移と予測(金額:2010-2015年予測)】
【図・表3.衛星搭載システム・機器の構成部分別国内市場規模推移と予測(金額:2010-2015年予測)】
3.衛星搭載システム・機器の企業シェア
【図・表4.衛星搭載システム・機器の国内市場における企業シェア(2012年)】
4.衛星搭載システム・機器の主要取組企業の動向
4-1.株式会社IHIエアロスペース
4-2.NEC東芝スペースシステム株式会社
4-3.合同会社先端技術研究所
4-4.三菱電機株式会社
5.衛星搭載システム・機器の今後の見通し
《環境・エネルギー関連》
●高効率火力発電システムの市場と将来展望 (16~29ページ)
~世界的に発電の主力設備として拡大~
1.参入メーカーの戦略的再編進む
2.ガスコンバインドサイクル発電の動向と市場
【図・表1.ガスコンバインドサイクル発電のWW市場規模(数量、金額:2010-2013年見込)】
3.高効率石炭火力発電の動向と市場
【図・表2.高効率石炭火力発電システムのWW市場規模(数量、金額:2010-2013年見込)】
4.開発メーカーの動向
【表1.高効率石炭火力発電システムの開発ロードマップ】
【表2.ガスコンバインドサイクル火力発電システムの開発ロードマップ】
5.海外のプラント建設の動き
6.今後の市場性と将来展望
【図・表3-1.ガスコンバインドサイクル発電のWW市場予測(数量・金額:2013-2020年)】
【図・表3-2.高効率石炭火力発電システムのWW市場予(数量・金額2013見込-2020年予測)】
【表3-1.高効率火力発電システムの国内主要参入メーカー、プラントベンダー一覧】
【表3-2.高効率火力発電システムの国内主要参入メーカー、プラントベンダー一覧】
【表4.高効率火力発電システムの海外主要参入メーカー、プラントベンダー一覧】
《電子デバイス》
●RFIDタグ市場(3) (30~46ページ)
~凸版印刷株式会社、日立化成株式会社、マイティカード株式会社、消耗品管理や物流管理、
小売店舗管理などで特長を発揮~
1.凸版印刷株式会社
1-1.参入時期/位置づけ
1-2.担当部署
1-3.提供製品・サービス
1-4.市場開拓の基本姿勢/強み
1-5.事業規模
1-6.主要用途
【図1.凸版印刷 物品管理・セキュリティシステム「ネットルーパス」】
(1)医療・医薬分野
【図2.凸版印刷 (左)オートクレーブ滅菌対応ICタグ4品種(右)超小型タグ実装イメージ】
(2)消耗品分野
1-7.最近の主な新製品
1-8.今後の方向性
2.日立化成株式会社
2-1.参入時期/位置づけ
2-2.担当部署
2-3.提供製品・サービス
2-4.市場開拓の基本姿勢/強み
2-5.事業規模
2-6.主要用途
2-7.最近の主な新製品/特徴的な製品
(1)UHF超小型パッケージタグ
【図3.日立化成 様々な個品への装着】
【図4.日立化成 ブースターアンテナイメージ】
(2)溶接可能なUHF金属製タグ
【図5.日立化成 溶接した金属製タグ】
(3)UHF小型積層ラベル
【図6.日立化成 小型積層ラベル、読取りイメージ】
(4)NFC対応簡易取り付けタグ
【図7.日立化成 周辺機器による容易な取付け】
3.マイティカード株式会社
3-1.参入時期/位置づけ
3-2.担当部署
3-3.提供製品・サービス
3-4.市場開拓の基本姿勢/強み
3-5.事業規模
3-6.主要用途
【図8.マイティカード日本パレットレンタルの物流機器在庫管理システム「epal」】
3-7.最近の主な新製品/特徴的な製品
3-8.今後の方向性
●振動モータ市場 (47~54ページ)
~日本電産グループシェアは5割に迫る勢い~
1.振動モータ市場規模推移
【表1.振動モータ 世界主要メーカー取り扱いモータタイプ一覧】
【図・表1.振動モータ市場 世界主要モータメーカー市場規模推移(数量:2008-2013年度予測)】
2.振動モータ需要分野別内訳
【図・表2.振動モータ需要分野別内訳(数量:2011年度見込)】
3.振動モータメーカーシェア
【図・表3.振動モータ世界主要メーカーシェア(数量:2010年度)】
4.振動モータ市場の展望
《無線モジュールシリーズ(12)》
●その他近距離無線市場(3) (55~71ページ)
~NFC、家電・ヘルスケアなどで注目、電子マネーの普及は微妙~
1.NFCの概要
1-1.NFCの機能
【表1.利用されているICカードの規格】
1-2.NFCの国際規格
【表2.ICカードの国際規格】
1-3.NFCの普及
【表3.国内で発売されたNFC搭載スマートフォン】
1-4.NFCとFeliCa
【表4.FeliCa とNFCの比較】
1-5.FeliCaのおサイフケータイ
1-6.利用者の視点、O2O(オー・ツー・オー)
1-7.応用製品
(1)スマート家電
(2)スマート・ヘルスケア
2.NFC/FeliCaの国内市場動向
2-1.普及の追い風、向かい風
2-2.FeliCaへの不満
2-3.モバイル非接触ICサービス普及協議会
3.NFC/FeliCaの市場規模推移(国内)
【図・表1.NFC/FeliCaの国内市場規模推移(数量:2012-2016年予測)】
《EMC・ノイズ対策関連シリーズ(2)》
●電波暗室・電波吸収体市場 (72~94ページ)
~電波暗室市場は経済環境の変化で需要回復の動きが活発化~
1.電波暗室の動向
1-1.オープンサイトと電波暗室
【図1.オープンサイトの事例(パナソニック)】
1-2.EMC測定用とアンテナ評価用
2.電波吸収体の動向
2-1.3タイプの電波吸収体
【表1.電波吸収体の主要材料と吸収原理】
2-2.電波吸収体の利用分野
3.電波暗室と電波吸収体の市場動向
3-1.電波暗室ワールドワイド市場の近況
【図・表1.電波暗室WW市場の推移と予測(金額:2011-2017年予測)】
3-2.国内の電波暗室市場の動向
【図・表2.国内電波暗室市場の推移と予測(金額:2011-2017年度予測)】
【図・表3.国内電波暗室市場メーカー・シェア(2012年度)】
3-3.国内の電波吸収体市場の動向
【図・表4.電波吸収体の利用分野別国内市場構成比(2012年度)】
【図・表5.電波暗室用電波吸収体の国内市場タイプ別構成比(2012年度)】
4.注目企業の動向
4-1.電波暗室関連メーカー
(1)E & Cエンジニアリング株式会社
(2)P T T株式会社
(3)T D K株式会社
【図2.TDK/クロスウェッジ形状の新開発電波吸収体(ID-045)】
(4)技研興業 株式会社
(5)株式会社トーキンEMCエンジニアリング
(6)日本イーティーエス・リンドグレン株式会社
(7)日本シールドエンクロージャー株式会社
4-2.電波吸収体メーカー
(1)株式会社ウェイベックス
(2)株式会社新日本電波吸収体
(3)東北化工株式会社
(4)三菱電線工業株式会社
《製造装置関連》
●プローブカード市場 (95~107ページ)
~浮き沈みの激しい半導体業界にあって、多品種少量生産に応じて堅調な歩み!~
1.プローブカードとは
【図1.プローブカードの使い方を示した模式図】
【図2.典型的なプローブカードの実物写真】
2.プローブカードの構造とタイプ
2-1.水平ニードル型プローブカード
2-2.垂直ニードル型プローブカード
2-3.カンチレバー型プローブカード
2-4.メンブレン型プローブカード
3.プローブカードの市場規模推移と予測
【図・表1.プローブカードの国内市場規模推移と予測(数量・金額:2010-2015年予測)】
【図・表2.プローブカードのワールドワイド市場規模推移と予測(数量・金額:2010-2015年予測)】
【図・表3.プローブカードのタイプ別国内市場規模推移と予測(数量:2010-2015年予測)】
【図・表4.プローブカードのタイプ別国内市場規模推移と予測(金額:2010-2015年予測)】
【図・表5.プローブカードの用途別国内市場規模推移と予測(数量:2010-2015年予測)】
【図・表6.プローブカードの用途別国内市場規模推移と予測(金額:2010-2015年予測)】
4.プローブカードの企業シェア
【図・表7.プローブカードの国内市場における企業シェア(2012年)】
【図・表8.プローブカードのワールドワイド市場における企業シェア(2012年)】
5.プローブカードの主要取組企業の動向
5-1.株式会社精研
5-2.株式会社東京カソード研究所
5-3.日本電子材料株式会社
5-4.株式会社日本マイクロニクス
5-5.Form Factor, Inc.(米)
6.プローブカードの今後の見通し
●産業用ロボット市場(その2)スポット溶接ロボット (108~118ページ)
~2013年はアジア市場が拡大基調で推移~
1.スポット溶接ロボットとは
【図1.スポット溶接の基本構成と原理】
【図2.(左)スポット溶接ロボットの一例(スポットガン)
(右)スポット溶接ロボットシステム構成図(定置式)】
【図3.活用事例(自動車生産ライン)
2.市場概況
2-1.スポット溶接ロボットの市場規模推移
【図・表1.スポット溶接ロボット国内及び輸出市場規模推移(金額:2008-2012年)】
2-2.スポット溶接ロボットの2011年及び2012年需要分野別構成比
【図・表2.スポット溶接ロボット需要分野別構成比(金額:2011年)】
【図・表3.スポット溶接ロボット需要分野別構成比(金額:2012年)】
2-3.スポット溶接ロボットの2011年及び2012年輸出仕向地別出荷額
【図・表4.スポット溶接ロボット輸出仕向地別シェア(2011年)】
【図・表5.スポット溶接ロボット輸出仕向地別シェア(2012年)】
【図・表6.スポット溶接ロボットの中国向け輸出推移(金額:2002-2010年】
3.主要参入メーカー動向及びシェア
3-1.ファナック株式会社
3-2.川崎重工業株式会社
3-3.株式会社安川電機
3-4.株式会社不二越
【図・表7.スポット溶接ロボット国内メーカーシェア(2012年)】
4.スポット溶接ロボット及び輸出市場規模予測
【図・表8.スポット溶接ロボット国内及び輸出市場規模予測(金額:2013 -2020年予測)】
《あとがき》
●2013年4月15日生 命名『先見!あきらクン』 (119ページ)
関連マーケットレポート
- D55100805 Yano E plus 2013年5月号(No.062)
- D55100805 Yano E plus 2013年5月号(No.062)