定期刊行物

ヤノ・レポート

ヤノ・レポート

昭和37年の創刊以来、住宅・建材・不動産ビジネス、紙パルプ・化学分野を中心に幅広い視点と深い分析で、各分野の最新状況をレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約80ページ
  • 商品形態:冊子・オンライン
  • 発刊頻度:月2回発刊(年22回)
  • 販売価格(1ヵ年):
    冊子 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    冊子+オンライン 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    オンライン 88,000円(税込) 本体価格 80,000円
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最新号

ヤノ・レポート 2014年2月25日号

 トピックス 

住宅・建材
●仮設住宅、プレファブ、システム建築の市場動向
 ~在来工法に替わるか?~

仮設ハウス、プレファブ建築といった工業生産による建築物の需要が高まっている。もともと仮設ハウスは、建設現場従業者の待遇改善(現場での宿泊施設)を主な目的としたものであり、新設工事が多く行われたバブル経済期に広く普及した。仮設ハウスは「建築申請のいらない」建築物であり、市場参入が“本設”に比して比較的容易であることから、中小の建設業者が多く参入した。そのタイプとしては「組み立て式」と「ユニット式」に分類することができるが、2000年以降は組み立て式が激減し、現場での施工がより簡易なユニット式の比率が高まっている傾向にある。プレファブ建築は建築物および建築物の一部を工場加工(プレファブ加工)し、現場へ持ち込んで施工する工法であるが、高度経済成長期からバブル経済期にかけて広く普及した。

そして、工業生産による建築物において、比較的新しく登場したのがシステム建築である。システム建築は、建物を構成する部材を標準化し、部材の組み立てをシステム化したものであり、建築基準法に基づく「建築物」として認定された建築物である。仮設住宅やプレファブ建築と同様、現場施工の技術はそれほど要求されないものの、部材および建築物の設計から施工に至るまでの仕組みの構築に相当のノウハウを要するため、参入企業は限定されるかたちとなっている。また商品自体の価格もそれなりに高いため、急速な普及も見られず、現在市場が拡大しつつある段階にある。ただし昨今は、前述した技術者不足の問題もあり、市場規模(金額ベース)は毎年二ケタ台の勢いで伸びるようになってきている。
 

 内容目次 

住宅・建材

【注目市場動向】
●「複合フローリング」の動向 (2~22ページ)
 ~住宅着工数及び床面積の増加に伴い出荷量が増加
  遮音用フロアや特殊加工化粧の増加が市場を下支える~
永大産業、大建工業、パナソニック エコソリューションズ社、朝日ウッドテック、ノダ、ウッドワン、パル、TOYOPLY
表.新設住宅着工戸数と複合フローリング出荷量推移
図.複合フローリングタイプ別出荷量推移

【注目企業分析】
●規模を追わず収益重視に舵を切る「細田工務店」の事業戦略 (23~34ページ)
表.細田工務店の業績推移(連結)
表.部門別売上高概況
表.事業別販売実績推移
表.細田工務店の主要分譲物件一覧(2013年度~)
表.主要法人受注先
図.細田工務店の事業系統図
表.細田工務店の資材調達概況
図.細田工務店の組織概要

【注目市場動向】
●仮設住宅、プレファブ、システム建築の市場動向 (35~44ページ)
 ~在来工法に替わるか?~
表図.仮説ハウスの市場規模の推移および予測
表図.ユニットハウスの市場規模の推移および予測
表図.システム建築の市場規模の推移および予測
表図.ユニットハウス市場におけるメーカーシェア(2012年度)
表図.システム建築市場におけるメーカーシェア(2012年度)
表図.ユニットハウスにおける需要用途分野比率(2012年度)
表図.システム建築における需要用途分野比率(2012年度)
表.ユニットハウスメーカー各社の商品ラインナップ
表.システム建築メーカー各社の商品ラインナップ

●2013年の住宅リフォーム市場7兆円目前(速報値) (45~48ページ)
図.住宅リフォーム市場の市場規模の推移(速報値)
図.市場の四半期ベースの推移(市場規模)
図.市場の四半期ベースの推移(前年同期比)
図.住宅リフォーム市場の短期予測

紙・パルプ

【特別連載】
●<製紙メーカーの物流戦略②>
 日本製紙 (49~59ページ)
 ~グループ再編を受け、板紙も含めた最適物流を目指す~
表.日本製紙 主要地倉庫の保管能力と扱い品種
表.日本製紙 製品物流費推移
表.日本製紙 工場別対製品売上高物流費比率(製品物流費/売上高)
表.日本製紙 工場仕向け地別比率(2013年度 上期実績)
表.日本製紙 全国向け 工場輸送手段(2013年度 上期実績)
表.日本製紙 首都圏向け 工場輸送手段(2013年度 上期実績)
図.日本製紙 工場別首都圏向け輸送経路(主要事例)2013年度 上期実績

【注目市場動向】
●製紙用薬品市場の動向①
 サイズ剤 (60~70ページ)
表.サイズ剤の市場規模推移(固形換算)
表.酸性サイズ剤メーカー別販売推移(固形換算)
表.酸性サイズ剤メーカー別販売先
表.中性サイズ剤メーカー別販売推移(固形換算)
表.中性サイズ剤メーカー別販売先
表.中性サイズ剤メーカー別納入品種
表.中性ロジンサイズのメーカー別販売推移(固形換算)

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