定期刊行物
Yano E plus
エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。
発刊要領
- 資料体裁:B5判約100~130ページ
- 商品形態:冊子
- 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
- 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円
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最新号
Yano E plus 2014年3月号(No.072)
●●● トピックス ●●●
《ストアオートメーション(2)》
●流通ATM市場
~次世代対応もあり市場は堅調に推移
ATMとはAutomated Teller Machineの略語であり、現金自動預け払い機を指す。通常銀行や郵便局に設置されている。当該レポートでは、主にコンビニエンスストアに設置されている省スペース型ATMを「流通ATM」とし、その市場動向などについて述べていく。
流通ATMは1998年10月ローソンにおいてCD機の設置から始まった。CD機は出金機能および残高確認に機能を絞り込んだ装置であった。その後入金も可能とした本格的な流通ATMが1993年3月にam/pmの@BANKに導入された。主体となったのはさくら銀行(現三井住友銀行)である。その後コンビ二ATM運営会社「イーネット」設立やイトーヨーカ堂によるアイワイバンク設立などが進むことになる。
流通ATM市場は基本約7年間での製品ライフサイクル終了におけるリプレース需要となる。さらに2014年及び2015年まではセブン銀行などの導入や統廃合含めたコンビニ新規出店もあり、高水準で市場は推移するとみられる。2016年は一段落しリプレースが中心となるため若干落ちこむと予想される。しかし、2018年から2020年にかけては、次世代流通ATMの投入もあろうかとみられるため、設置ロケーションも広がることが想定され、増加基調に転じると予想される。次世代機のテーマとしては、東京オリンピックというイベントが有り、更に海外カードなどの取り扱いの簡易性、電子マネー、ポイントなどへの対応拡張、またディスプレイのデジタルサイネージ化による更なるCRM機能拡張などがあげられる。
●●● 内容目次 ●●●
《自動車関連》
●車載OBD接続機器市場(2) (3~15ページ)
~スキャンツールは標準化が進み、点検・整備の効率化が末端まで浸透する~
1.スキャンツール
1-1.市販OBDスキャンツールの種類
【表1-1.市販スキャンツールの主要製品一覧】
【表1-2.市販スキャンツールの主要製品一覧】
【表1-3.市販スキャンツールの主要製品一覧】
1-2.市販OBDスキャンツールの需要分野
【表2.自動車整備工場数概算】
1-3.市販OBDスキャンツールの必要性
1-4.OBDスキャンツールの基本機能
【表3.スキャンツールの機能】
1-5.市販OBDスキャンツールの価格
【表4.スキャンツールの種類】
1-6.OBDスキャンツールの標準仕様
1-7.OBDスキャンツールとJ-OBDⅡ
【表5.J-OBDⅡモニタ項目例】
2.まとめ
2-1.スキャンツール市場
2-2.国内市場予測
【図・表1.国内スキャンツール市場規模予測(数量:2014-2018年予測)】
【表6.国内スキャンツール市場規模予測(金額:2014-2018年予測)】
《EMC・ノイズ対策関連シリーズ(12)》
●インダクタ/コイル関連市場(2) (16~41ページ)
~チップビーズの需要が拡大、大型ノイズフィルタも売上を伸ばす~
1.はじめに
1-1.ノイズ対策用インダクタ/コイルの市場規模推移
【図・表1.ノイズ対策用インダクタ/コイルのWW市場規模推移・予測(金額:2011-2017年予測)】
【図・表2.ノイズ対策用インダクタ/コイルWW市場の内訳(金額:2013年)】
【図・表3.ノイズ対策用インダクタ/コイルWW市場の内訳(数量:2013年)】
1-2.フェライトビーズインダクタの動向
(1)高周波帯のノイズを選択的に除去
(2)スマホ向けチップビーズの近況
【図・表4.ハイエンドスマホ向けインダクタ/コイルの内訳(推定モデル)】
1-3.LCノイズフィルタの動向
(1)急峻な減衰特性を示す
(2)オンボード型とインレット型・BOX型
【図1.LCフィルタのインレット型とBOX型】
(3)LCフィルタの市場規模
【図・表5.LCフィルタのWW市場規模推移・予測(金額:2011-2017年予測)】
【図・表6.LCフィルタのWW市場類別売上構成(2013年)】
①インレット型・BOX型市場
【図・表7.インレット型・BOX型LCフィルタの日本の市場規模(2013年)】
②オンボード型市場
1-4.ノイズ対策用フェライトコア
2.注目企業の動向
2-1.民生・業務機器向けインダクタ/コイル関連
(1)NECトーキン株式会社
(2)TDK株式会社
(3)株式会社ウエノ
【図2.「ウエノコイル」の製品事例】
(4)信華株式会社
(5)東光株式会社
2-2.産業機器向け関連・その他の注目企業
(1)JFEフェライト株式会社
(2)ケイアールエフエム株式会社
【図3.「コイフル®」(下)と「パワーフィルタ®」(上)】
(3)サンワテクノス株式会社
【図4.アースラインノイズフィルタ(後付用とオンボード用)】
(4)シャフナー・グループ/シャフナーEMC株式会社
(5)新光商事株式会社
(6)双信電機株式会社
《電子部材・材料》
●LIB電解液の添加剤動向 (42~60ページ)
~メカニズム解明が進み始めたことが、新たな開発につながるか!~
1.LIB電解液をめぐる状況
2.LIB電解液における添加剤の役割
【表1.主要電解液メーカーの電解液と電解液添加剤の組成】
3.LIB電解液中の電極近傍における固液界面現象
3-1.LIB電解液添加剤とSEI膜の関係
【図1.LIBにおける電極反応の模式図】
3-2.LIB電解液におけるSEI形成メカニズム
【図2.LIBにおけるSEI膜形成メカニズムの模式図】
【図3.京コンピュータのシミュレーションで得られた結果】
4.LIB電解液と添加剤の市場規模推移と予測
【図・表1.LIB電解液のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
【図・表2.LIB電解液の添加剤のWW市場規模推移と予(数量・金額:2011-2016年予測)】
5.LIB電解液の添加剤の企業シェア
【図・表3.LIB電解液の添加剤のWW市場における企業シェア(2013年)】
6.LIB電解液の添加剤の主要取組企業・団体の動向
6-1.宇部興産株式会社
6-2.昭和電工株式会社
6-3.セントラル硝子株式会社
6-4.ダイキン工業株式会社
6-5.三井化学株式会社
6-6.三菱化学株式会社
6-7.東莞市杉杉電池材料有限公司(中国)
6-8.PANAX ETEC Co., Ltd.(韓国)
6-9.Soulbrain Co., Ltd.(韓国)
7.LIB電解液の添加剤の将来展望
●導電性接着剤市場 (61~75ページ)
~プリンテッドエレクトロニクスという新たな市場の広がりで、
新ステージでの展開が想定される!~
1.導電性接着剤とは
2.導電性接着剤の種類
【表1.導電性接着剤の分類】
【表2.導電性接着剤の組成および用途例】
3.導電性接着剤の需要分野
3-1.IC実装
【図1.導電性接着剤を用いたダイボンディングの典型的プロセス】
3-2.水晶振動子
【図2.導電性接着剤を用いた水晶振動子の典型的な接着方法】
3-3.LCD
【図3.導電性接着剤を用いた液晶ディスプレイの典型的な接着方法】
3-4.その他
【図4.導電性接着剤を用いた積層セラミックスコンデンサの典型的な接着方法】
4.導電性接着剤の市場規模推移と予測
【図・表1.導電性接着剤の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
【図・表2.導電性接着剤のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
【図・表3.導電性接着剤の種類別国内市場規模推移と予測(数量:2011-2016年予測)】
【図・表4.導電性接着剤の需要分野別国内市場規模推移と予測(数量:2011-2016年予測)】
5.導電性接着剤の企業シェア
【図・表5.導電性接着剤の国内市場における企業シェア(2013年)】
6.導電性接着剤の主要取組企業の動向
6-1.昭和電工株式会社
6-2.株式会社スリーボンドホールディングス
6-3.ナミックス株式会社
6-4.日立化成株式会社
6-5.藤倉化成株式会社
7.導電性接着剤の課題と見通し
8.プリンテッドエレクトロニクスと導電性接着剤
《次世代ソリューション》
●M2M市場 (76~99ページ)
~既存の携帯電話回線などが成熟している中、
入れ替わり大きな成長が期待されるM2Mは救世主となるか!~
1.M2Mとは
【図1.M2Mの俯瞰的イメージ】
【図2.M2Mのアーキテクチャイメージ】
2.M2Mの発展経緯
3.M2Mの構成
3-1.ネットワークインフラ
【図3.M2Mネットワークサービスのイメージ】
3-2.プラットフォームサービス
3-3.ソフトウェア
3-4.デバイス
【図4.M2Mで用いられるデバイスのイメージ】
【図・表1.M2Mデバイスと他分野のデバイスの国内市場規模推移と予測(数量:2011-2016年予測)】
4.M2Mの需要分野
4-1.エネルギー・ユーティリティ分野
【図5.M2Mによる次世代エネルギーマネジメントシステムの実現イメージ例】
4-2.交通・運輸・物流分野
4-3.製造業分野
【図6.M2Mの導入事例(機械メーカーの場合)】
4-4.その他分野
5.M2Mの市場規模推移と予測
【図・表2.M2Mの国内、WW市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
【図・表3.M2Mのセグメント別国内市場規模推移と予測(金額2011-2016年予測)】
【図・表4.M2Mの需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
6.M2Mの企業シェア
【図・表5.M2Mのセグメント別国内市場における企業シェア(2013年:プラットフォームサービス)】
【図・表6.M2Mのセグメント別国内市場における企業シェア(2013年:ネットワークサービス)】
【図・表7.M2Mのセグメント別国内市場における企業シェア(2013年:ソフトウェア)】
【図・表8.M2Mのセグメント別国内市場における企業シェア(2013年:デバイス)】
7.M2Mの主要取組企業・団体の動向
7-1.株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
7-2.KDDI株式会社
7-3.ソフトバンクテレコム株式会社
7-4.株式会社東芝
7-5.日本電気株式会社
7-6.パナソニック株式会社
【図7.パナソニックが提案するスマートHEMSの将来イメージ像】
7-7.株式会社日立製作所グループ
7-8.富士通株式会社
7-9.Vodafone Group Plc.(英国)
7-10.Qualcomm Life Inc.(米国)
8.M2Mの今後の有望分野
8-1.スマートグリッド
8-2.遠隔マネジメント
8-3.ITS
8-4.ホームオートメーション
9.M2Mの課題
9-1.規格の統一
9-2.周波数帯域の不足
9-3.セキュリティ確保
《ストアオートメーション(2)》
●流通ATM市場 (100~106ページ)
~次世代対応もあり市場は堅調に推移~
1.流通ATMとは
【図1.流通ATM概観】
【表1.流通ATMの開始時期及び内容】
2.市場概況
2-1.流通ATM市場概況
【図・表1.流通ATM国内市場規模推移(台数・金額:2010-2013年)】
2-2.業界構造
【表2.流通ATM業界構造】
2-3.流通ATM分類
【表3.流通ATM分類】
3.参入企業取組動向
3-1.日本電気株式会社
3-2.富士通株式会社
【図2.次世代流通ATMの仕組】
3-3.沖電気工業株式会社
3-4.日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社
3-5.株式会社セブン銀行・株式会社イオン銀行
4.流通ATM国内市場規模予測
【図・表2.流通ATM国内市場規模予測(台数・金額:2014-2020年予測)】
《太陽電池シリーズ(3)》
●化合物系太陽電池市場 (107~119ページ)
~CdTe:モジュールの価格暴落でプライスリーダーの地位が揺らぐ
CIGS:参入・撤退が相次ぎ、市場プレイヤーは様変わり~
1.CIGS太陽電池市場
【表1.GIGS太陽電池メーカーの撤退状況】
【図・表1.CIGS太陽電池市場規模推移(数量:2010-2020年予測)】
【図・表2.CIGS太陽電池メーカーシェア(2012年)】
【図1.GIGS太陽電池(セル)の一般的な構造】
2.CdTe太陽電池市場
【図・表3.CdTe太陽電池市場規模推移(数量:2010-2020年予測)】
【図・表4.CIGS太陽電池メーカーシェア(2012年)】
《タイムリーレポート》
●「ネプコンジャパン2014」「オートモーティブワールド2014」レポート (120~129ページ)
~最新の電子デバイスや材料、半導体製造技術からパッケージ、
カーエレクトロニクス、次世代照明などを中心に1,766社が一同展示~
1.全体
【写真1.「ネプコンジャパン2014」】
【写真2.「オートモーティブワールド2014」】
2.各社の展示状況
2-1.Infineon Technologies AG
【写真3.IGBT向け12インチFZウエハー】
2-2.ローム株式会社
【写真4.SiCトレンチMOSFET、フルSiCパワーモジュール】
【写真5.SiCを実装した5kW 非絶縁型双方向DC/DCコンバータ】
2-3.富士電機株式会社
【写真6.アコードHVに搭載されているIPM】
2-4.ボッシュ株式会社(Robert Bosch GmbH)
【写真7.電動パワーステアリング向けパワーモジュール】
2-5.STMicroelectronics NV
【写真8.高度運転支援インターフェイス】
2-6.VALEO S.A.
【写真9.自動運転車両の外観とセンサ】
3.専門技術セミナー
3-1.パワー半導体
3-2.ADAS/自動運転
【写真10.オートモーティブワールド2014 専門技術セミナープログラム】
《あとがき》
消費税改定について (130ページ)
関連マーケットレポート
- D56100803 Yano E plus 2014年3月号(No.072)