定期刊行物
Yano E plus
エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。
発刊要領
- 資料体裁:B5判約100~130ページ
- 商品形態:冊子
- 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
- 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円
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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。
最新号
Yano E plus 2023年9月号(No.186)
≪次世代市場トレンド≫
次世代有機デバイス(4)~有機光エレクトロニクス素子~ (3~43ページ)
~エレクトロクロミズム、有機半導体レーザー、有機/無機ハイブリダイゼーション等、
有望な有機光エレクトロニクス素子に期待~
1.有機光エレクトロニクス素子とは
2.様々な有機光エレクトロニクス素子
2-1.クロモトロピズム
2-2.有機半導体レーザー
2-3.有機/無機ハイブリダイゼーション
3.有機光エレクトロニクス素子に関する市場規模
【図・表1.有機光エレクトロニクス素子の国内およびWW市場規模予測
(金額:2025-2045年予測)】
4.有機光エレクトロニクス素子に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人 岩手大学
(1)ポルフィリンナノベルトの合成と機能開拓
【図1.NBNi3の結晶構造。アーチ型(左)と対象構造を持つベンゼン結合型(右)】
【図2.NBNi3の結晶構造と化学式の関係】
【図3.2つのC60を捕捉したNBNi3の最適化された構造】
(2)曲面を持つケクレン誘導体
【図4.五員環を導入し湾曲したケクレン】
4-2.国立大学法人 九州大学
(1)有機エレクトロニクスの利点
(2)光機能性分子材料の実時間分光分析
【図5.分子のダイナミクスの時間スケール】
【図6.遅延時間を変えることで励起状態の時間変化を観測】
(3)TADF分子に対してTRIRを適用した事例
①発光材料の分子変形
【図7.TRIRスペクトルの時間変化。(a)4CzBN、(b)o-3CzBN】
②超高速レーザー分光を用いた発光材料の分子構造変化
【図8.開発したTRIR分光装置の模式図】
【図9.発光過程と分子の形状変形との関係】
(4)固体ではどうか?
4-3.国立大学法人 千葉大学
(1)光電子分光法(PES)と逆光電子分光法(IPES)
【図10.PES(左)とIPES(右)の原理を示した模式図】
(2)実用的なLEIPSの開発
【図11.新たに開発されたLEIPSの原理】
(3)LEIPSの有機デバイス開発への応用
【図12.電子分光の基礎研究年表(左)、
2012年に吉田教授が発明したLEIPSの成果(右)】
(4)LEIPSのさらなる発展
【図13.世界初の有機半導体(ペンタセン)の
伝導帯(空準位)バンド構造測定結果】
4-4.国立大学法人 東京大学
(1)伸縮性導体インク
【図14.銀フレークとin situ合成された銀ナノ粒子によるプリンタブル伸縮性導体】
(2)伸縮性金配線
【図15.筋電位と歪みの同時測定センサー】
(3)伸縮性透明導電材料
(4)新原理伸縮性温度センサー
(5)ワイヤレス伸縮性センサー
【図16.ワイヤレス伸縮性センサーの優位性】
(6)高周波伸縮性ダイオード
【図17.伸縮性半導体デバイス。リジッドアイランド型(左)、完全ストレッチャブル型(右)】
【図18.伸縮性高周波ショットキーダイオード】
(7)伸縮性半導体材料
【図19.伸縮性半導体: DPP4T-oSi10】
4-5.国立大学法人 東北大学
(1)TADF材料を用いた有機EL発光デバイスの開発
【図20.ドナーユニットとアクセプターユニットの関係(左)。ホウ素ベースのTADF分子をドーパントとして用いたOLEDの開発事例(右)】
【図21.DFTに基づく量子化学計算結果】
【図22.OLED特性】
(2)ヘテロ元素架橋型プラナートリフェニルボランの合成
【図23.2つのタイプのトリフェニルボランの合成】
【図24.O,O,O-ブリッジ型(上)とN,O,O-ブリッジ型(下)の合成プロセス】
4-6.国立大学法人 富山大学
(1)励起錯体アップコンバージョン型有機EL(ExUC-OLED)デバイスの原理
【図25.従来型(上)とTTUによる低電圧メカニズム(下)】
(2)ExUC-OLEDのデバイス構造と特性
【図26.ExUCを利用した低電圧駆動OLED】
4-7.国立大学法人 北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)
(1)有機ELの劣化現象
①ダークスポットの発生と増加
【図27.有機EL素子のダークスポット(上)と水分の侵入経路(下)】
②素子全体の輝度の低下
【図28.有機ELの輝度低下現象】
【図29.有機ELの輝度低下をもたらす因子】
(2)有機ELの劣化解析
①極高真空環境の実現
②時間分解発光分光法を用いた劣化因子分析
【図30.劣化したOLEDの発光層のPL効率変化】
【図31.発光層のPL量子収率の低下原因】
③フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析法(FT-ICR-MS)による
劣化生成物の化学構造特定
【図32.FT-ICR MSIによる劣化生成物の検出】
4-8.学校法人 明治大学
(1)有機EL素子の界面物性
【図33.(a)各種有機EL材料のSOP特性、
(b)SOPおよびPDMが有機EL素子特性に及ぼす影響】
(2)双極子ドープ正孔輸送層による界面蓄積電荷特性の制御
【図34.(a)双極子ドープHTLを用いた有機EL素子の構造、
(b)蓄積電荷量のドープ濃度依存性】
5.有機光エレクトロニクス素子の将来展望
2023車載ソフトウエアの動向(2) (44~58ページ)
~モビリティとICTの融合がもたらす開発体制の変化と参入企業~
1.前号のまとめ
2.車載ソフトウエアの開発体制の概要
2-1.2020年頃までの車載ソフトウエアの開発体制
【図1.2020年頃のOEM・サプライヤー・協力会社の開発体制概要】
2-2.2023年頃の車載ソフトウエアの開発体制
【図2.OEM・サプライヤー・協力会社(レガシー+新規ITベンダー)の
開発体制概要(2023年頃)】
3.車載ソフトウエアの開発内容の動き
3-1.2020年頃までの車載ソフトウエアの開発体制毎の動き
【図3.2020年頃のOEM/サプライヤー、
外部のレガシーな協力会社の車載ウエア市場】
3-2.2023年頃の新たな車載ソフトウエアの開発体制毎の動き
【図4.2023年時点のOEM/サプライヤー、
外部のIT関連協力会社の車載ソフトウエア市場】
4.車載ソフトウエアの参入企業(2023年時点)
【図5.2023年時点の車載ソフトウエア関連企業全図】
【図6.OEMの2023年時点の車載ソフトウエア関連企業】
【図7.サプライヤーの2023年時点の車載ソフトウエア関連企業】
【図8.2023年時点のレガシーな車載ソフトウエア関連企業】
【図9.2023年時点のIT関連車載ソフトウエア関連企業】
≪次世代電池シリーズ≫
次世代電池シリーズ(1)金属空気電池の動向 (59~82ページ)
~実商化への道のりは使用金属材料により多種多様
電池特性向上のLi空気、再注目のFe空気等で新展開~
1.はじめに
2.金属空気電池とは
【図1.一般の電池(左)と金属空気電池(右)の概念図】
【表1.金属空気電池の主な負極金属とその特性】
3.金属空気電池のタイプ別の概況
3-1.空気亜鉛電池
【図2.ボタン型空気亜鉛一次電池の基本構造】
3-2.マグネシウム空気電池
3-3.アルミニウム空気電池
3-4.水素/空気二次電池(HAB)
【図3.水素/空気二次電池の電池反応】
3-5.リチウム空気電池
3-6.鉄空気電池
4.金属空気電池の市場見通し
【図・表1.金属空気電池のWW市場規模推移・予測(金額:2022-2030年予測)】
【図・表2.金属空気電池の二次電池WW市場割合(金額:2022年)】
【図・表3.金属空気電池の二次電池WW市場割合(金額:2030年予測)】
【図・表4.金属空気二次電池WW市場の内訳(金額:2030年予測)】
5.注目企業・研究機関の取り組み
5-1.ファルタ・マイクロバッテリー・ジャパン株式会社 / VARTA AG
【図5.(左)コイン型リチウムイオン電池「CoinPower」 (右)蓄電池(ESS)】
【図6.VARTA製空気亜鉛一次電池「Power One」VARTA AG資料より抜粋】
5-2.藤倉コンポジット株式会社
【図7.空気マグネシウム一次電池「Watt Satt」】
【図8.藤倉コンポジットが開発を進めるバッテリーレス漏液検知システム】
5-3.国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)
【図9.NIMSが開発した多孔性カーボン電極】
【図10.充放電後の負極の断面SEM増 左:保護膜なし 右:保護膜あり】
【図11.NIMS独自のハイスループット電池評価システム】
≪注目市場フォーカス≫
民間宇宙ビジネス(1)~ロケット・衛星・地上局~ (83~109ページ)
~多くの民間企業が宇宙ビジネスに参入し、
衛星打ち上げ市場における競争が激化~
1.民間宇宙ビジネスの現状
2.民間宇宙ビジネスの内容
2-1.ロケット
(1)これまでの国家主導のロケット開発
(2)これからの民間主導のロケット開発
2-2.人工衛星
2-3.宇宙探査機
2-4.地上局
3.民間宇宙ビジネスに関する市場規模
【図・表1.民間宇宙ビジネスの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
【図・表2.民間宇宙ビジネスの分野別国内市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
【図・表3.民間宇宙ビジネスの分野別WW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
4.民間宇宙ビジネスに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.株式会社 ispace(アイスペース)
(1)地球と月がひとつのエコシステムとなる構想
①ミッション1:月面着陸
【図1.シリーズ1ランダー】
【図2.ミッション1のランダーによる月周回軌道の投入・着陸に向けた一連の軌道マヌーバ】
②ミッション2:月面着陸および月面探査
【図3.月面探査用ローバー】
③ミッション3:月の情報と地球-月輸送サービスプラットフォームの構築
【図4.シリーズ2ランダー】
(2)ペイロードサービス
(3)データサービス
4-2.インターステラテクノロジズ 株式会社(IST)
(1)小型ロケットに特化した取り組み
【図5.「ねじのロケット MOMO7号機」の打ち上げ写真】
(2)自社において一気通貫で開発し、コストダウンを実現した「ZERO」
【図6.「ZERO」のイメージ図】
【図7.「ZERO」のパーツ】
(3)超小型衛星によるコンステレーション&フォーメーションフライト
【図8.新しいコンセプトによる次世代人工衛星とアプリケーション】
【図9.世界初の「フォーメーションフライト」】
【図10.Our Starsがもたらす革新 ”衛星通信3.0 ”】
(4)次世代大型ロケット「DECA」
【図11.「DECA」のイメージ図】
【図12.これまでのロケットの比較】
(5)「ZERO」の先の世界
【図13.「ZERO」の先の世界】
(6)パートナーシップ
4-3.株式会社インフォステラ
(1)クラウドベースの地上局プラットフォーム「StellarStation」
【図14.従来のシステム(左)、「StellarStation」を活用したシステム(右)】
【図15.パートナー企業と構築するインフォステラの地上局ネットワーク(2023年1月時点)】
(2)アンテナホスティングサービス
【図16.北海道大樹町のアンテナ施設。施設敷地概要(左)、Φ3mアンテナ(右)】
(3)その他のサービス
①テクニカルサービス
②規制対応サポート
4-4.株式会社 SPACE WALKER(スペースウォーカー)
【図17.宇宙旅行用サブオービタルスペースプレーン】
(1)有翼式再使用型ロケット(スペースプレーン)の開発
①「ECO ROCKET®」
②産官学オープンイノベーション体制
③スペースプレーン開発のマイルストーン
【図18.サブオービタルスペースプレーンの開発計画】
5.民間宇宙ビジネスの将来展望
自動車車室内センシング市場性探索(3)業務車向けドライブレコーダー (110~125ページ)
~物流業界を救え、業務ドラレコ!~
~ドライバー不足解消策としての業務用ドライブレコーダー、
車室内安全装置として業務環境を改善~
1.はじめに~ドライバー不足や「2024年問題」対策としての車室内センシング~
1-1.人口減少、高齢化がもたらすドライバー不足
1-2.ドライバー不足の要因
1-3.さらにふりかかる2024年問題
2.ドライバー不足解消の対策としての「車室内センシング」
2-1.「(1)ドライバーの高齢化」への車室内センシング対応策
【図1.業態別運転者年齢層別交通事故件数(令和3年)】
2-2.「(2)女性進出の遅れ」への車室内センシング対応策
2-3.「(3)宅配・フードデリバリーの需要増加」への車室内センシング対応策
2-4.「(4)労働条件」への車室内センシング対応策
3.業務用ドライブレコーダー市場推移と背景
3-1.国内業務用ドライブレコーダー市場推移
【図・表1.国内ドライブレコーダー(業務用/コンシューマー用)
販売台数推移予測(数量:2016-2022年)】
3-2.業務用ドライブレコーダー市場成長の背景と内訳
4.業務車両用ドラレコ製品一覧
【表1.補助金が出る対象機器「ドライブレコーダー」一覧(2022年:インカメラ機能付きのみ)】
5.業務車両用ドラレコ活用サービスの動向
5-1.アマゾン(Amazon.com, Inc.)「宅配車両にAI車室内カメラ搭載の是非」
5-2.株式会社デンソーテン「居眠り・脇見・片手運転を高精度分析」
5-3.パイオニア株式会社「NP1活用車内での幼児置き去り対応システム」
5-4.株式会社TCI「バス車内置き去り防止装置」
5-5.矢崎総業株式会社「デジタコ+ドラレコ融合機」「MaaS車両見守りシステム」
【図2.矢崎総業の「デジタコ+ドラレコ融合機」】
5-6.ボッシュ(Robert Bosch GmbH)
「ライドシェア安全確保の『RideCare Companion』」
【図3.ボッシュの「RideCare Companion」】
5-7.株式会社JVCケンウッド「海外向けドライバー安全確保ソリューション」
【図4.JVCケンウッドの「GRAB向けドライバー安全確保ソリューション」】
≪タイムリーコンパクトレポート≫
空飛ぶクルマ市場 (126~131ページ)
~「日本独自」は問題あり、海外基準でゴーサインを出し
空のニュー・ノーマルへ垂直離陸を~
1.空飛ぶクルマとは
1-1.空飛ぶクルマ市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.日本市場
3-2.空飛ぶクルマ2種類の販売価格推移
4.注目トピック
4-1.日本含めた世界中でチームが組まれ、バーティポートの開発が加速する
4-2.新モビリティとして日本各地からも目をつけ自治体での実装検討が進められる
4-3.事業化の一大イベントが迫る中、具体的な運航企業や活発な制度調整が続々と決定
5.将来展望
【図1.空飛ぶクルマ世界市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
【図2.「マルチコプタータイプ」と「固定翼タイプ」の空飛ぶクルマ販売価格
(販売ベース)予測(金額:2025-2050年予測)】
関連マーケットレポート
- D65100809 Yano E plus 2023年9月号(No.186)