<バイオプラスチック市場の成長戦略⑩>ネイチャーワークス、海正生物材料

発刊日
2015/02/12
体裁
A4 / 20頁
資料コード
R56207504
PDFサイズ
0.9MB
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リサーチ内容

~世界のPLA需要拡大を受け増強計画進むも、日本市場は苦戦~

■ネイチャーワークス

 13年推定出荷量は約11万5,000t,20%増、PTT資本参加を機に東南アジアに注力
 3Dプリンター用インキの新市場開拓、東南アジアで代理店、コンパウンダー確保
 日本市場は年5,000t強で停滞、シート用途が大部分を占める
 シート分野:サラダ容器などが堅調、ラップノコ刃やカード用途でも採用広がる
 フィルム分野:シュリンクラベル好調も、窓付き封筒は参入メーカー縮小で一時減少
 射出成形分野:花王、東レ、ユニチカの改質リ乳酸を、NEC、リコーなどが採用
 繊維分野:ティーバッグは好調維持、今後は3Dプリンター向けフィラメント期待
 タイで年7万5,000t設備を16年稼働予定、ラクチド外販用の生産枠も確保
 持続的な成長を目指し、物性向上と非可食化などに取組む

■淅江海正生物材料股份有限公司

 2013年度の海正グループ売上高は、1,000億円強に拡大
 日本での販売量は年100t前後で推移、新規グレードの検証次第で大幅増も
 耐久品開拓の一方、3Dプリンター向けフィラメントなど新規用途の開拓も進める
 リテール顧客まで幅広く販売
 欧州需要好調で生産量は年4,000t弱、2019年までに年5万t体制構築へ
 原料はキャッサバが約70%、将来的にはセルロース系へのシフト目指す

■図表

 「インジオ」世界市場における地域構成
 米国からのポリ乳酸輸入量推移
 「インジオ」日本市場における用途構成
 ネイチャーワークス ポリ乳酸設備の増設計画
 淅江海正生物材料股份有限公司 レヴォダ グレードリスト
 淅江海正生物材料股份有限公司 レヴォダ213s物性

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