特許の視点からみた3Dプリンタの変遷と今後
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
矢野経済研究所では、2016年より大手企業等でご活躍されたシニアの方々を当社の「社外マイスター」としてお迎えし、現役時代に培った経験、知見、人脈などを矢野経済研究所の事業活動を通じて、社会に還元していただくための新たな組織を立ち上げました。エキスパートシリーズは、社外マイスターの方が執筆した、新たな切り口によるオリジナルレポートです。長年培った経験・知見による技術や開発、市場への目利き力で、従来の市場調査資料とは一味違った情報をご提供いたします。
本レポートは、弊社社外マイスターであり、カシオ計算機で知的財産・特許関連に長年携わってきた五十嵐健二氏(客員研究員)がとりまとめました。
調査主旨:現在、量販店などでコンシューマ向け3Dプリンタが販売され、一般消費者までが立体造形物を自由に造ることができる世の中になってきており、今後もこの分野での大きな変化・発展が予想されている。
この製品分野の現況および今後の動向を予測するために、特許という視点から歴史を含めて、改めて整理し、3Dプリンタ製品の今後の展開を予測する。
調査方法:研究員による直接面談・電話・メール・郵送アンケート・ウェブ・文献調査を併用。
調査期間:2016年7月~9月
■掲載内容
1.はじめに
2.Rapid Prototyping技術の進化
3.3Dプリンタの基本特許
3.1 光造形方式(SLA:Stereo Lithography Apparatus)(液槽光重合法)
3.1-1 特開昭56-144478
【図1】
3.1-2 特公昭63-40650
【図2】
3.1-3 US4575330
【図3】
3.2 粉末焼結積層造形方式(SLS:Selective Laser Sintering)
(粉末床溶融結合法:Powder Bed Fusion)
3.2-1 US4863538
【図4】
3.2-2 US5597589
【図5】
3.2-3 US5155321
【図6】
米国特許制度(継続・分割特許)の説明
3.3 溶融積層方式(FDM:Fused Deposition Modeling)(材料押出法/熱溶融積層方式)
3.3-1 US5121329
【図7】
3.4 結合剤噴射方式(インクジェット方式)(インクジェット粉末積層方式)
3.4-1 US5204055
【図8】
3.5 材料噴射方式(MJ:Material Jetting)
3.5-1 US5059266
【図9】
3.5-2 US6259962
【図10】
4.基本発明権利者と方式別製品製造者の関係
【図11】
5.重要特許を保有する主要特許権者の知的財産力分析
5.1 出願件数動向
【図12】日本3Dプリンタ分野年別出願件数
【図13】日本国3Dプリンタ分野出願人別出願件数(2014年)
【図14】日本国3Dプリンタ分野出願人別出願件数(2013年)
【図15】日本国3Dプリンタ分野出願人別出願件数(2012年)
【図16】日本国3Dプリンタ分野出願人別出願件数(2011年)
【図17】日本国3Dプリンタ分野出願人別出願件数(2010年)
【図18】日本国3Dプリンタ分野出願人別出願件数(2009年)
5.2 米国特許主要出願人出願件数推移
【図19】主要出願人US出願件数推移
5.3 3Dプリンタ関連分野における2016年時存続登録特許の主な出願人別保有件数
登録特許各出願人件数グラフ
【図20】2016年時存続登録特許保有件数出願人別ランキング
【図21】2016年時存続登録特許保有件数出願人別ランキング
6.基本特許権保有者の権利活用状況
7.基本特許の権利満了が製品市場に及ぼす影響
8.まとめ
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