コロナ禍の医療業界~臨床検査、臨床検査薬・機器市場の動向

コロナ禍の終息が見通せない状況の中、感染が再度拡大した場合の対策として、人流抑制による多くの施設の稼働休止や企業の事業活動への強力な制限が発動された場合は、さまざまな産業・市場の動向に影響を与える可能性が高く、今後も懸念されている。

なお、コロナ禍において、臨床検査、臨床検査薬・機器市場の需要は顕在化しており、例えばPCR検査、抗原定性検査、抗原定量検査の検査薬・機器などの供給が本格化し、医療機関、民間検査センターなどで広く検査が行われるようになっている。

臨床検査薬・機器事業に関する調査を実施(2021年)
~2020年度の国内主要企業の臨床検査薬・機器事業規模は前年度比0.9%減の1兆855億円、2021年度は新型コロナウイルス関連検査が増え全体事業として上振れ方向を予測~

<この調査結果掲載の資料>
2021年版 臨床検査市場の展望
(2021年10月29日発刊)

POCT市場に関する調査を実施(2021年)
~2020年度のPOCT市場は前年度比1.7%増の1,107億円、一般的な検査全般は低調も、新型コロナウイルス関連検査で押し上げの構図~

<この調査結果掲載の資料>
2021年版 POCT市場の展望
(2021年8月30日発刊)

受託臨床検査市場に関する調査を実施(2021年)
~2020年度の国内受託臨床検査市場は前年度比8.9%増の6,270億円、新型コロナウイルスPCR検査の受託需要が大幅に拡大~
<この調査結果掲載の資料>
2021年版 臨床検査センター経営総鑑
(2021年5月31日発刊)

新型コロナウイルス関連遺伝子検査試薬・装置市場に関する調査を実施(2021年)
~2020年度の国内市場規模は360億円の見込、国内の遺伝子検査体制が大幅に拡充、今後複数の検査薬メーカーにおいて新たな検査手法の開発が進む見通し~

<この調査結果掲載の資料>
2021年版 遺伝子検査・解析に関する市場動向調査
(2021年3月29日発刊)