住宅産業/住宅リフォーム 2015年度予測は前年度比95.4%(12月更新)
4月の増税以降、リフォーム事業者の受注/売上ともに弱含みで推移している。まさに「反動減」の影響が色濃く出ている。
2014年度第2四半期(7~9月)の市場規模は1兆3,774億円、前年同期比で23.4%の大幅減となった。
昨年の同時期は、経過措置の影響もあって例年より大幅なプラスで推移していた影響があるものの、第1四半期よりも一段と厳しい状況となった。
したがって、年度予測も2012年度を割り込む見通しとなっている。
総選挙後に消費税再増税時期の議論になると思われるが、今のところ消費税増税が延期される可能性が高い。これによってリフォーム市場に吹く風向きも変わる可能性がある。株価のみが比較的好調なこと、冬の賞与も見通しが明るいことなどを踏まえると、例年12月にかけてリフォーム市場が活気づいてくることから、低迷トレンドから脱出できるきっかけとなって欲しい。
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