【2日連続使用が可能な下着へのニーズがあるカモ】調査結果について最終確認できていませんが、英国の洗剤ブランド会社の調査によると英国の女子大生の61％は、一度使用した下着を裏返してもう一日はくそうです。
また同じ調査によると、使用済みでランドリーボックスに入っている未洗濯の下着を、別の日にそのままはくことがある女子大生は74％となったそうです。
（調査結果では男子学生よりも女子学生の方がこのような傾向が高いという結果となっています。）

ただし、これら調査結果について同じ大学生たちの間では懐疑的な意見も多くあり、必ずしも事実であるかどうかは怪しいところです。

この結果の正しさや精度はともかく、注目したいことは「えっ！？」と思いつつも、同時に「もしかしたら・・・」と思えるような調査結果である点です。
そうです、それまで気づくことができなかった新しいニーズの発見です。

男女いずれであれ、初めて親元を離れて一人暮らしを始める一般的な大学生は、お金に苦労し、かつ家事に欠ける労力も大変であることは想像に難くありません。
その結果、少々疑いながらも、調査結果である“下着を裏返すことで2日間身に付ける女子大生が多い”ということへの信憑性を高めているものと考えられます。

そして、このような人にはあまり言いたくない恥部や癖、習慣のようなものは何かしら誰しも持っており、それらは積極的に公言されません。
したがって、そこでの課題等、すなわちビジネスチャンスは見え難いものとなります。
これは裏返せば、人にはあまり言いたくない恥部や、癖、習慣の中には隠れたビジネスチャンスが存在している可能性が高いということに他なりません。

海外では、服用することで女性の秘部の匂いを桃の香りへ変えるという経口避妊薬（Pill）を開発、クラウンドファウンディングの仕組みを利用してその事業化が進められているようですが、これも同じ視点でのビジネスチャンスと捉えることができそうです。

皆さんのビジネスフィールドにおいて、あるいはユーザーにおいて、あまり公言できない恥部や癖、習慣などに類するものはないでしょうか？

もしかしたら、リバーシブル、というよりも2日間連続で清潔に使用できる下着類があれば、独り暮らしの学生たちがこぞって購入する“カモ”知れませんね。

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