【カモつぶ】虫を食材とする時代が再来するのでしょうか


【食用虫ビジネスが現れるカモ】先週、マクドナルドの異物混入問題を筆頭に、食品類への異物混入問題が相次いて報道されました。
マクドナルドでは歯やビニール片などの混入でしたが、東京都が公表している食品衛生関係苦情処理集計表によると、食品への異物混入で圧倒的に多いのは“虫”のようです。
食べようとした食品に“虫”が入っていたと思うと、ゾーっとしますよね。

このような異物混入問題から少し離れますが、“虫”を食する習慣は世界に割と広くみられるもので、日本でも古来、蜂の子やイナゴなどを食してきました。
中国やオーストラリアでは蛾の幼虫を食する習慣、米国でもセミを食べる習慣が見られます。
一時期、米国ではセミ入りアイスクリームが話題となっていたのは記憶に新しいところです。

ところで皆さんは、食用の虫を養殖するマシンがあることをご存知でしょうか?
オーストリアのLIVINというデザイン事務所が開発した「FARM 432」というマシンで、これ一台で卵→孵化→成長→産卵という循環が可能になるものです。

どの程度かはともかく、世界人口が急速に増加し、かつ貧困率が改善していく中にあって、食料不足問題が懸念されています。
反して虫(昆虫)は古来、良質なタンパク源であったにも係らず、近代になってからは先進国を中心に食材としての位置付けは一段下がってきました。

今後、食糧問題が本当に切迫してきたら、食材としての虫の位置付けが再び変わってくる可能性があります。
そして、魚の養殖のように、このようなマシンを使った虫の養殖や流通ビジネス、あるいは食用虫専門の食品加工業が新たに盛んになるの“カモ”知れません。

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カウントが増えると、もっとハリきってつぶやくカモ!?

kamo4


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