【カモつぶ】ビジネスモデルに影響を与える全面ディスプレイ冷蔵庫のインパクト
【冷蔵庫がタダになる時代が来るカモ】先日、ハイアールアジアから発表された白物家電がとても斬新で、ネット上でも話題になっています。
いろいろとインパクトある白物家電を発表したようですが、注目したいのは扉の全面に液晶ディスプレイを採用した冷蔵庫「(仮称)DIGI」です。
その使い方次第では、ビジネスモデルの変革を起こしかねないほどインパクトがあるものと考えられます。
ハイアールアジアでは、その使い方提案の中で、コンテンツ配信等のビジネスを想定しているようです。
例えば、ディスプレイにペットや熱帯魚の動画を配信することや、庫内の賞味期限をアラート表示する機能、企業広告の配信などです。
これによって、従来の販売、売り切り型のビジネスから、継続的に収益を得るビジネスへの転換を狙っているとのことですが、場合によってはこの転換がさらに進む可能性すらあります。
いわゆるフリーミア戦略に近いものですが、冷蔵庫は無料もしくは低価格で販売、供給する代わりに、コンテンツを購入してもらうビジネスや、広告を出稿したい企業が冷蔵庫代を負担して広告表示を受け入れてもらうビジネスです。
もちろんハイアールアジアとしては、家電メーカーであるために、冷蔵庫を無料販売することに踏み切ることは難しいでしょう。
また、他の第三者がこのようなビジネスを展開する場合には、ディスプレイとの接続に係るプログラムコードの開放が前提条件となりますので、容易ではないでしょう。
ただ、このような全面ディスプレイ型の冷蔵庫を他のメーカーも発売し、ハイアールアジアを含む、いずれかのメーカー1社がこのようなビジネスに踏み込めば、ドミノ倒し的に他のメーカーも参加せざるを得なくなっていきます。
その仕掛けを行うプレイヤーが誰なのか?そこに加わるメーカーがいずれなのか?そしてそれは何をトリガーとするのか?今後はこのようなことが注目されるでしょう。
もしかしたら、早くも東京オリンピックの頃には、冷蔵庫を無料で購入する時代になっている“カモ”知れませんね。
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カウントが増えると、もっとハリきってつぶやくカモ!?