住宅産業/住宅リフォーム 2015年度予測は前年度比85.9%(1月更新)


4月の増税以降、リフォーム事業者の受注/売上ともに弱含みで推移している。まさに「反動減」の影響が色濃く出ている。
2014年度第2四半期(7~9月)の市場規模は1兆3,774億円、前年同期比で23.4%の大幅減となった。
昨年の同時期は、経過措置の影響もあって例年より大幅なプラスで推移していた影響があるものの、第1四半期よりも一段と厳しい状況となった。
2014年の1~9月期でみてみると、ほぼ2013年の同期間と同じ規模となっている。したがって、2014年1~3月期が駆け込み需要増だった分が、2014年4~9月期で反動減となった形である。

現時点の2014年度の予測は、2012年度を割り込む見通しとなっている。
10・11月とやはり2012年度を下回っている。足もとの動きとしては、だいぶ回復してきたといった声が聞こえてくるところではあるが、統計上ではまだまだ弱い状況である。
住宅エコポイントも復活し、再びリフォーム市場が賑わってくることに期待したい。

月次、四半期、年次の予測値推移およびその他の産業別予測はこちらからもご覧になれます。
http://www.yano.co.jp/mirai/_yosoku/index.html


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