3月10日、3月11日。引き継ぐべき記憶、終わることのない危機


東京大空襲から70年。記憶の風化が懸念される中、慰霊の大法要が行われた。記憶すべきこと、それは民間人に対する無差別攻撃は東京だけではなかったということ。被災地は200都市におよび、被災者は970万人、死者は諸説あるものの広島、長崎、東京だけで45万人は越える。そして、もう一つの当たり前の事実、日本は5000万人から8500万人、世界人口の2.5%が犠牲になったまさにその戦争の当事国であり、それは歴史として承継され続ける、ということ。

東北も終わっていない。行方不明者2584人、避難者22万8863人。危機を収束できない福島第1原子力発電所は、未だに2万4873人もの子供たちに避難を強いている(2014年10月1日時点)。

「過去の総括が和解の前提」と語り、東日本大震災を機に脱原発を決定したドイツのメルケル首相が10日、2日間の日程を終えて離日した。1日滞在日程がずれていたら、彼女は何を語ったか。

今週の”ひらめき”視点 03.08 – 03.12

 

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