【カモつぶ】賛成意見の少ないアイデアの中に未来がある
【都道府県が長時間労働削減アイデアを競うカモ】地元プロ野球チームのホームゲームの日をノー残業デーとすることについて、広島県で真剣に検討されていることをご存知でしょうか。
これは政府が進めている働き方改革の流れにある動きであり、長時間労働削減に向けて広島県労働局の職員が発案したアイデアだそうです。
当然ながらこれらはとても話題になり、かつ賛否両論飛び交っている模様です。
このアイデアそのものに対する良し悪しなどの論評を行うつもりは全くありませんが、ここで1つ指摘したいことがあります。
それは賛否両論が飛び交うほど、このアイデアはとても斬新であるということです。
皆が賛成というアイデアは、皆の意見の総和、あるいは調和に等しいアイデアな訳ですから、斬新さに欠ける傾向が強くなります。
一方、賛否両論が出るアイデアは、その良し悪しは別として、斬新なアイデアである可能性が高いと思います。
さらには総じて皆に反対されるようなアイデアは、斬新(奇抜さと置き換えても良いですが)であることは間違いないでしょう。
かの有名な松下幸之助氏も、参加者全員が賛意を示すようなアイデアはダメで、反対意見が多いほど斬新なアイデアとして評価していた模様です。
翻って、皆さんの会社、事業での打合せではいかがでしょうか?
一般的に、優れたアイデアを求める一方で、反対意見の多いアイデアはつぶされる傾向が強いのではないでしょうか?
もちろん、斬新さ、奇抜さだけを狙ったアイデアはもっての他ですが、課題の本質をつくアイデアならば、真剣にその可能性を検討して追求してみたいものです。
もしかしたら、ゆるキャラブームのように各都道府県オリジナルの長時間労働削減アイデアを競う傾向が強くなる“カモ”知れませんね。
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カウントが増えると、もっとハリきってつぶやくカモ!?