【カモつぶ】あと1つの工夫があれば・・・


【街中に広告マスクを装着した人が増えるカモ】昨晩放映されていた「さまぁ~ずのちょっとだけ変えてみよう!」というTV番組はご覧になられたでしょうか?
一般の視聴者から、“ちょっとだけ社会、世の中をよくするアイデア”を募り、その効果を実験して検証するというバラエティ番組です。

いくつかのアイデアがありましたが、その中でも少し気になったのはマスク広告のアイデアでした。
既にティッシュ配り広告に似たスタイルでのマスク広告は世の中に存在しています。あるいはティッシュやマスク以外にも、使い捨てカイロなど、ちょっとした消耗品なら何でも同じように広告対象になりますね。

ただ番組で紹介していたマスク広告は少しだけ視点が異なりました。
それはマスクそのものに広告プリントするというもので、配布された人がマスク着用で街中を歩けば、マスクを受け取った人のみならず、歩く広告塔として機能するという着眼点でした。

着眼点そのものはとても面白いものでしたが、如何せん、マスクを装着する人の気持ちについては少々考えが至っていなかったようで、受取りはしても、実際に装着することをためらったり、裏返して装着したりする人が多く、意図している歩く広告塔としての機能は今一つのようでした。

これが定着するためには、このようなマスクを抵抗なく装着できる環境ができあがること、すなわち、多くの人が抵抗なくこのような広告マスクをして歩いている状態になるということがあります。
ただこれを実現しようとすれば、“鶏が先か卵が先か”的なジレンマに陥る可能性が高くなります。

この他、昨今は様々なスタイルでの広告提案がなされるようになっています。
おもしろい内容としては、傘を使った広告(店舗などで無料貸し出し)や、Tシャツを使ったイベント等用の広告、あるいは自転車のスポーク部分にデバイスを使って広告表示する、等々があります。

ただ、いずれのアイデアも話題にはなりますが、ティッシュ配りほど定着するには至っていません。
これはやはりあと1つ何かの工夫を必要としているのではないでしょうか。
そしてそれは、広告物を配布される一般の人達が積極的に使いたくなる、利用したくなるような仕掛けである方が望ましいでしょう。

例えば先のマスク広告、単なる宣伝、販促の表示という視点ではなく、ちょっとしたイベント的なものになりますが、装着しないと成立しない何かのゲーム性を持たせると、若者などを中心に流行るの“カモ”知れませんね。

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カウントが増えると、もっとハリきってつぶやくカモ!?

kamo4


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