【カモつぶ】血液の採取に注射針を使うのはもう古い!?


【自宅で血液検査を定期的に行うようになるカモ】少し前、痛くない注射針が話題になりましたが、これは日本の金型技術の高さを世界に知らしめる1つの出来事でした。
しかし、注射そのものを不要とする、そんな技術開発が行われていることを、皆さんはご存じでしょうか。

米国のカルフォルニア大学では、ナノテクノロジーを活用して血液中の血糖値の測定を、注射による採血なしで行う技術を開発しています。
タトゥーシールと称されたシール状のシートを肌に貼り付けるだけ、その仕組みは毛細血管現象を利用して血液中のブドウ糖をシールに吸い上げるものとなっています。

また、同じく毛細血管現象を利用した採血デバイスも開発されています。
米国のTasso社というベンチャー企業が開発した「HemoLink」は、患者が無痛かつ自力でできる血液検査器具であり、一般的な血液検査には充分な0.15立法センチの血液を採取することができるそうです。

そして現在、米国防高等研究計画局から助成金を得て、採取したこの血液を1週間程度保存するための保存液の開発が行われています。
これにより、採取した血液を即座に病院等へ送る必要がなくなり、自宅での自己採血がより現実的になります。

このような技術ができると、人々の健康診断の在り方が大きく変わる可能性があると思いませんか?
現在の日本では、1年に1度、健康診断を受けるという流れがサラリーマンを中心に出来上がっていますが、血液で様々な疾病・病理検査が行うことができるようになれば、もはやこのスタイルは不要になるでしょう。

そのような時代の人々の健康診断の在り方は、日々の食事と同じように、一人一人が自宅で毎月血液を採取し、それを最寄りのコンビニなどを通じて検査機関に送付するだけ、何か病気の兆候があれば病院での精密検査の必要性をアラートしてくれる、こんな風になる気がします。
あるいは、自己採血すら、例えばトイレの便座に座っている間に便座の一部を通じて自動で行ってくれるようになる可能性もありそうです。

将来、健康診断のために定期的に自宅で自己採血するようなライフスタイルが定着する“カモ”知れませんね。

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カウントが増えると、もっとハリきってつぶやくカモ!?

kamo4


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