【カモつぶ】CtoCビジネスの周辺に発生するビジネスチャンス
【Airbnbの利用拡大はカギの受け渡しサービスにあるカモ】以前ご紹介したAirbnbなどの宿泊施設として自宅提供する人とそれを借りたい人をマッチングするWEBサイトを覚えていますでしょうか?
お忘れになった方は、こちらを参照してみて下さい。
さて本日はこのような新しいビジネスの周辺に発生する新しいビジネスチャンスの内容となります。
突然ですが、例えば皆さんがAirbnbを利用して日常使用しない遠方の別荘などを外国人の方に提供しようと考えた場合、どのようなことがハードルになりそうでしょうか?
貴重品や備品の盗難、あるいは床や壁、備品等の損傷など、色々と思い浮かぶことがあるかとは思いますが、互いの信頼やできる限りの対処により、普通に利用して頂けそうだと思えたとしても、まだハードルがありそうです。
結論を言えば、いくら普通に使用して頂いたとしても、他人が宿泊した部屋をそのまま放置することには多少なりとも心理的ハードルがあるかと思います。
ホテルならば当たり前にある清掃サービス、これがAirbnbなどの場合は自らが行う必要がありますね。
また続けて複数の相手に宿泊してもらおうと考えても、清掃がない状態で次の客に宿泊してもらうことは気が引けますし、利用者の評価を落とすことにもつながりますよね。
ここに目を付けた米国の会社があり、ニューヨークでパイロットサービスとして展開した後に、サンフランシスコやロサンゼルス、ロンドンへとサービスを本格展開始めようとしています。
従来のBtoCビジネスでは、ビジネスを展開する法人が様々な付帯サービスを提供することでよりユーザーに購入しやすい環境を作ってきましたが、個人が行うCtoCビジネスでは中々そうはいきません。
すなわち、CtoCビジネスはITの発展によって相当のポテンシャルを有しているものの、これらがその成長を阻害する要因として存在し得るのです。
反面、これら障害をクリアするという新しいビジネスチャンスが発生するという捉え方もでき、Airbnb向けの清掃サービスなどはこの代表的な事例と言えるでしょう。
ポイントは、同じCでものビジネスを提供するサプライヤーの視点で考えることでしょう。
例えば、清掃サービスの延長として、従来のホテルなら当たり前に付いているリネンサプライやクリーニング、朝食サービスなども同じように可能性があると思います。
もしかしたら、Airbnbの利用拡大のためには、貸主と借主の間に入って鍵の受け渡しを行うようなサービスが最も必要とされている“カモ”知れませんね。
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