レジャー産業 2015年度予測は前年度比107.7%(6月更新)
●2014年4-9月 確報値(※「映画・興業興行」のデータが2014年12月で廃止となったため前回修正あり)
第1四半期が前年同期比で0.8%減、第2四半期が前年同期比で5.4%減、上半期では5.5%減といった状況となった。消費税による支出増が3.0%であり、統計は生活者の財布から支出された金額で計算されているため、前年比で3.0%程度アップしないと実質的なレジャー関連支出の増加ではない。したがって、上半期は実需では8.0%程度マイナスといえる。また、円安の影響が出ているのか、夏場以降の海外旅行が2割近く落ちている点が特徴的なトレンドである。
●2014年10-12月 速報値
第3四半期(10-12月)は、前年同期比で0.2%減となっている。実需要として消費税増税分マイナスとなっている。2015年1-3月の速報値は、前年同期比で9.0%減となった。その前年同期が駆け込み需要もあり好調だったこともあり、その対比で大幅減となった。
●2015年度の見通し
2015年度は2014年度に対して7.7%増を見込んでいる。2015年度にかけて更なる所得改善・堅調な株価などから、レジャー関連への支出に期待が高まるところである。
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