【カモつぶ】街路樹の量と住民の健康意識の相関性が明らかになる
【街路樹の多さが地価決定に大きな影響を与えるカモ】何となく改めてという感はありますが、都市部において緑の量と人の健康の間には関係があるという研究成果が発表されました。
と言っても、“緑が多いと精神衛生に良い”というありきたりの研究成果に止まっているものではありません。
the Ontario Health Studyがカナダのトロントで行った研究によると、街路樹の植樹密度が高いエリアの近くに居住する人ほど、自らが健康であるという自覚意識が高く、かつ実際、高血圧症や肥満などの心臓・代謝性疾患が少ないことが明らかになったそうです。
具体的には、1街区当たり10本の街路樹が増えると健康への自覚意識が高まり、11本の街路樹が増えると心臓・代謝性疾患が減少していました。
”緑が住民の健康増進を後押しする”というこのような研究成果が普遍的な真理ならば、社会保障の財政状態を少しでも良くしたい高齢化が進む先進国では、道路の植林などに改めて予算が投入されることになるでしょう。
日本はなおさらであり、このような街路樹植林事業に対する公共予算が、従来の国土交通省ではなく、厚生労働省あたりの予算として行われる可能性も出てきますね。
もしこのような流れが実際に起こり、人々における健康寿命への意識が高まってくると、もしかしたら周辺の緑の多さが地価に大きな影響を与えるようになる“カモ”知れませんね。
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カウントが増えると、もっとハリきってつぶやくカモ!?