レジャー産業 2015年度予測は前年度比106.9%(7月更新)


●2014年4-12月 確報値
(※「映画・興業興行」のデータが2014年12月で廃止、外食が調査対象の交替によりH25年1月から調整値に変更のため修正あり)
第1四半期、第2四半期共に5.7%減、第3四半期が0.3%減、したがって上半期では5.7%減といった状況となった。消費税増税の影響を考慮すると、上半期は実需では8.0%程度マイナスであった。
また、円安の影響が出ているのか、夏場以降の海外旅行が2割近く落ちている点が特徴的なトレンドである。

●2015年1-3月 速報値
(※外食が外食が調査対象の交替によりH25年1月から調整値に変更のため修正あり)
第4四半期が前年同期比で4.2%減、下半期では2.2%減といった状況となった

●2014年度(速報値)
消費税増税が影響し、4.0%の減となった。したがって、実需では7.0%程度のマイナスであったと考えられる。1年を通してほぼ前年同月比を割っていることから、レジャー関連の支出については、他の生活必需品の増税・値上げ等もあり、控えめな1年であったといえる。

●2015年度の見通し
2015年4月は前年同月比で2.9%増となったが、さらに一昨年の同月比だと5.0%減となっているので、反動減からやや回復基調にあるが、まだまだ弱い。
2015年度の見通しとしては前年度比6.9%増、2013年度よりも2%強上回る見通しである。
外食は微減、ゴルフは微増、旅行が前年より12.4%増と見込んでいる。家計における収入面がプラスに推移すれば、レジャー関連への支出も期待できる。

 

月次、四半期、年次の予測値推移およびその他の産業別予測はこちらからもご覧になれます。

 


コメントを残す