【カモつぶ】女性向けを男性向けへ変えることで需要創造
【女性の社会進出を支援するのは男性育児グッズの販売促進カモ】8月下旬から天候に恵まれず、ほんの少し前に厳しい猛暑が続いていたことが信じられないほどの気候となっていますが、このまま本格的に秋の季節を迎えるのでしょうか。
少し早いですが今年の夏を振り返ると、7月後半から8月半ばごろまで連日の猛暑が続いていました。
猛暑と言えばクールビズ、10年ほど前に政府の肝いりでスタートした夏の風潮ですが、今やスッカリ定着した感があります。
夏にネクタイをしているビジネスマンを見かけることはもはや難しく、スーツの上着を羽織っている人すら見かけることが少なくなりました。
このクールビスの浸透は従来のネクタイ、スーツなどの需要を低減させるとともに、いわゆるビジネスカジュアルファッションの需要を創造してきました。
そして2010年ごろからは、従来主として女性をターゲットとしていたアイテム・商品を、男性向けにアレンジしたクールビズ関連のアイテムが徐々に登場、大手百貨店などでも取扱うようになっています。
この背景には男性も女性と同じく“美”を意識する傾向が強くなったためと言われており、猛暑による発汗を抑制もしくは対策するアイテムを中心に徐々に広がりを見せつつあります。
例えば、男性特有のにおいを抑制するボディーソープ・シャンプーや、脇汗を吸い取るために脇下に生地をあてた肌着、あるいはわき汗を吸い取るアイテムの男性商品などです。
また、今年いくつかのメディアで取り上げられていたのが「日傘」です。
過去、タレントがSNSで発信したことをきっかけに話題となり、2013年には“日傘男子”なる流行語がとびかってブレークの兆しを見せていました。
しかしながらその後、ジワジワと出荷販売量が伸びているものの、ブレークすることもなく現在に至っています。
今一つブレークしない原因は、やはり“見た目”のイメージにあるということで、今年はデザインをより充実させている模様です。
以上は女性向けを男性向けにシフトさせたクールビズ関連の商品・アイテムの一例ですが、その普及浸透には女性向けというイメージを覆す“見た目”などがとても重要であることを改めて感じさせられます。
さて“クールビズ”同様、女性の社会進出環境を整えるため“イクメン”も政府が仕掛け、一時期とても話題になりましたが、(住居内ではともかく)屋外で“イクメン”の浸透を大きく実感するには至っていません。
これも育児グッズが本来母親向けとなっていることが大いに関係しているような、いないような・・・
既に海外から男性向けの育児用品が輸入販売され始めていますが、この販売を広く推し進めることが“イクメン”を浸透させるキモなの“カモ”知れませんね。
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