【対象アイテム別デザイン販売ビジネスが成立するカモ】これからの新しい技術として3Dプリンタが注目されていますが、スプレー式のハンディタイプのプリンタが登場していることはご存じでしょうか。

従来、スプレー式のプリンタは存在していましたし、例えばネイルアートなどでは既に専用プリンタが販売されています。
またT-シャツやバック類など、ファッションアイテムにおいて写真（画像データ含む）などを準備すれば、オリジナルデザインをプリントしてくれるショップなども多数存在しています。
ただしプリントを実行するのは一般的に業務レベルでの話であり、一般個人が自らオリジナルデザインに従って簡単にプリントすることはまだまだ難しいでしょう。

ところが、北ヨーロッパのエストニア共和国から登場した新しいスプレー式プリンタは、一般個人の身の回り品へのオリジナルデザインを容易にしてくれる道筋をつけてくれそうなアイテムです。
その名もズバリ「Spray Printer」となっているこのプリンタは、スマートフォンに専用アプリをダウンロードしてデザインを選択、ブルートゥース機能を使ってスプレーデバイスへ送信、スプレー缶にデバイスを装着してスプレーするだけです。

そのデザインの特徴は、画像データをピクセル単位で解析して、それを忠実に再現することから、ドット単位でデザイン（スプレー）していくところにあります。
ホームページでは、主として室内の壁に向かってデザインするシーンを見せていますが、アレンジすればその他の箇所でもデザインできるのではないでしょうか。

このようなハンディタイプ、かつスマホの活用、さらにスプレーノズル（＋デバイス）とインク缶を別としたデザインスタイルは、これからもっと我々のライフスタイルにオリジナルデザインが入り込んでくることを予感させます。
ファッション、生活雑貨、スマホなど、オリジナルデザイン用に無デザイン品が販売されるようになり、人々は好きなデザインを自由に選んで、オリジナルのアイテムを身に付ける、使用している世界が広がる可能性がありますよね。

このように身の回り品へのオリジナルデザインが新しいライフスタイルとして定着するとともに、アイテム別デザインの販売ビジネスが単独で成立していく“カモ”知れませんね。

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