【カモつぶ】衛星データのビジネス活用は未開領域(ビジネスチャンス)


【衛星データがHotになるカモ】先日、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)データ等の配布開始のリリースが出されました。
http://www.restec.or.jp/?p=14120

政府もJAXAを基点に衛星データのビジネス利活用促進を図ろうと様々に取組みを見せています。
このような衛星から得られるデータの中心は、衛生画像であり、視覚的にローカルを俯瞰するデータとなります。
したがって、”鳥の目/衛星カメラ”で捉えられた特定・ローカル地点における「時間変化」データであり、このようなデータがどのようなビジネスにおいて利活用できそうか?という視点がとても大切になります。

現在、政府等にて公表されているビジネス事例としては、自然を相手にする農林業分野での生産性アップのためのデータ利用や、やエネルギー分野(主として風力発電)、資源探索(主として海洋エリア)、防災を含めた安全保障領域、教育・研究利用などが中心となっています。
この他、期待できる利用領域としては、通信・メディア、海事、位置サービスなど、概ね既にあるGPSのビジネス利用領域と同じようなところです。

すなわち衛星データのビジネス利活用と言っても、まだその利活用イメージに乏しく、従来あるGSP利用の域を大きく超えるものは出てきておりません。
(少し変わったところでは、衛星データが捉えた画像を、デザインとして捉えるというものがある程度です。)
故に、JAXAでも衛星利用推進サイトを設置し、そのビジネス利用イメージなどをPRするとともに、民間からアイデア提案を募ったりしているものと思われます。

昨今、情報通信領域におけるビッグデータが何かと話題になりますが、このような衛星データもビッグデータの1つと言えます。
大きく異なる点は、データ種が「画像」であるということであり、この「画像」データをビジネスにどう活かすか?という視点が、今後、ビジネス利用が大きく広がりを見せるか、否かを分岐していくことになるでしょう。

そういう意味では、まだまだ未開の領域であり、今後、斬新なアイデアが生まれてくる、さらには既存ビジネスのイノベーションを引き起こす潜在力があるのではないかと期待させられます。

皆さんのビジネスで、もしローカル別の「画像」データを自由に使うことが出来たら、どのように使いたいですか?
例えば、自然ではなく、人工的なもの、”人の波(動き)”などをローカル単位でリアルタイム、時系列でデータを取得できれば、小売・サービス業におけるマーケティングや販促活動に活用できそうな気がしませんか?

あるいは現状を踏まえると、一定期間なら、衛星データのビジネス利用に関する企画提案そのものがビジネスとして成立する気すらします。

もしかしたら、5年後あたりに衛星データの利活用がビジネス界においてもっとHotな話題になっている”カモ”知れませんね。

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カウントが増えると、もっとハリきってつぶやくカモ!?

kamo4


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