「リチウムイオン電池のリユース・リサイクル世界市場に関する調査を実施(2023年)」に関する矢野経済研究所のマーケットデータをご紹介します。
マーケットレポート
2023年版 リチウムイオン電池のリユース・リサイクル動向と展望
価格(税込):330,000円(本体価格 300,000円)
「2023年版 リチウムイオン電池のリユース・リサイクル動向と展望」に関するマーケットデータを詳細にまとめた資料です。
市場動向、企業動向など、詳細なデータ・解説など、事業戦略の強力な武器となる情報が満載の書籍です。
掲載内容
全283ページ
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調査結果のポイント
第一章 総論:リチウムイオン電池のリユース、リサイクル市場の展望
今、市場は「リサイクルブーム」
足元売り手市場のブラックマス・パウダーが今後抱える課題
資源循環実現に向けた高いハードル、問われる効果的な施策の在り方
カーボンニュートラルと経済合理性
目指すべきはリユース・リサイクルにおける最適な仕組み作り
第二章 リチウムイオン電池市場の概要
民生小型LiB市場の現状と将来展望
2-1-1.民生小型LiB アプリケーション別市場動向
2021年はセル数ベースで前年比約120%台で推移、2022年は成長率鈍化見込み
表.民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(電池容量)
図.民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(電池容量)構成比
図.民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(電池容量)
表.民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(セル数)
図.民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(セル数)構成比
図.民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(セル数)
表.民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(出荷金額:ドル)
図.民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移
(出荷金額:ドル)構成比
図.民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(出荷金額:ドル)
サプライチェーン上の影響等を要因に
ノートPC、スマホ向けは2022年マイナス成長見込み
図.民生小型LiB市場 2021(セル数ベース:単位千セル)その他内訳
表.中国における電気自転車/電動バイク/電動モペットの区分
2-1-2.民生小型LiB セルタイプ別市場動向
パワー系セル需要増で円筒形が復権、2025年に向け構成比上昇を予測
表.民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(電池容量)
図.民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(電池容量)構成比
図.民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(電池容量)
表.民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(セル数)
図.民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(セル数)構成比
図.民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(セル数)
表.民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(出荷金額:ドル)
図.民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(出荷金額:ドル)構成比
図.民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(出荷金額:ドル)
車載用LiB市場の現状と将来展望
2-2-1.車載用LiB市場動向
2021年、車載用LiB市場は前年比200%台で推移
表.政策ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
図.政策ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
図.政策ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移 構成比
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
表.政策ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(金額:CY2017~CY2025、CY2030)
図.政策ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(金額:CY2017~CY2025、CY2030)
図.政策ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移 構成比
(金額:CY2017~CY2025、CY2030)
表.市場ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
図.市場ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
図.市場ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移 構成比
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
表.市場ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(金額:CY2017~CY2025、CY2030)
図.市場ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(金額:CY2017~CY2025、CY2030)
図.市場ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移 構成比
(金額:CY2017~CY2025、CY2030)
2-2-2.電池形状別車載用LiB市場動向
2021年は角形メイン変わらず
今後のEV大衆化に向けた施策が形状別市場へ影響の可能性
表.市場ベース予測:世界車載用LiB形状別
(円筒形・角形・ラミネート形)市場規模推移
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
図.市場ベース予測:世界車載用LiB形状別
(円筒形・角形・ラミネート形)市場規模推移
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
図.市場ベース予測:世界車載用LiB形状別
(円筒形・角形・ラミネート形)市場規模推移
構成比(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
定置用LiB市場の現状と将来展望
2-3-1.定置用LiB市場動向
他電池に比べ高性能という利点から
4時間以内の充放電用として、高いプレゼンスを発揮
表.定置用LiBの市場規模推移(世界市場、容量・金額ベース):
(CY2020~CY2025、CY2031)
図.定置用LiBの市場規模推移(世界市場、容量ベース):
(CY2020~CY2025、CY2031)
図.定置用LiBの市場規模推移(世界市場、金額ベース):
(CY2020~CY2025、CY2031)
図.定置用LiBの設置先・需要分野別構成比推移
(世界市場、容量ベース):(CY2022、CY2031)
第三章 リチウムイオン電池のリユース・リサイクルに関する政策・法規動向
リチウムイオン電池のリユース・リサイクルに関する政策・法規動向
3-1. 日本における関連政策・法規
(1) 日本の主な廃棄処理関連法
図.日本の主な廃棄処理関連法
(2) 日本の主なLiBのリユース・リサイクル関連政策・法規
表.日本のLiBのリユース・リサイクル関する主な法規
図.JBRCの回収・リサイクルシステム
表.JBRCのリチウムイオン電池の再資源化率及び回収量の推移
図.自動車再資源化協力機構のLiB共同回収システム
図.自動車再資源化協力機構の指定LiB リサイクル施設
図.一般社団法人 電池サプライチェーン協議会(BASC)会員企業
図.総務省「リチウムイオン蓄電池に係る火災予防上の
安全対策に関する検討会」報道資料
3-2. 中国における関連政策・法規
(1) 中国の主な廃棄処理関連法
表.中国の廃棄処理に関する主な政策・法規
(2) 中国の二次電池廃棄法
(3) 中国の主なLiBリユース・リサイクル関連政策・法規
表.中国の自動車駆動用電池関連のリユース、リサイクルに関する主な政策・法規
表.業界規範条件のホワイトリスト企業(第一弾)
表.業界規範条件のホワイトリスト企業(第二弾)
表.業界規範条件のホワイトリスト企業(第三弾)
表.業界規範条件のホワイトリスト企業(第四弾)
表.トレーサビリティ暫定管理規程に基づく登録内容(1/2)
表.トレーサビリティ暫定管理規程に基づく登録内容(2/2)
図.新エネルギー自動車国家観測及び
動力電池回収利用トレーサビリティ総合管理プラットフォームHP画面
表.新エネルギー自動車動力電池回収サービスネットワーク情報
表.自動車産品生産者責任延伸モデル企業リスト 申請条件
表.生産者責任延伸モデル企業リスト-①
(LiBリユース・リサイクルホワイトリスト認定企業を★印で表示)
表.生産者責任延伸モデル企業リスト-②
(LiBリユース・リサイクルホワイトリスト認定企業を★印で表示)
表.中国におけるLiBリユース及びリサイクルに関する主な国家標準
3-3. 欧州における関連政策・法規
(1) 欧州の主な廃棄処理関連法
(2) 欧州の主なLiBリユース・リサイクルに関する法規、規制、政策
表.EU電池規則による電池回収の目標(ポータブル、LMT)
表.EU電池規則による電池種別リサイクルの目標
表.EU電池規則による回収対象素材別 再生目標
表.欧州電池規則案におけるリサイクル材関連の要求項目
表.EU、並びに欧州各国によるリユース・リサイクル関連の
研究開発プロジェクト例
表.欧州電池規則案におけるリサイクル材関連の要求項目
3-4. 米国における関連政策・法規
(1) 米国の主な廃棄処理関連法
図.米国における廃棄物の分類
(2) 米国の主なLiBリユース・リサイクル関連政策・法規
表.Alliance for Automotive Innovationにおける
EV用バッテリーのリユース・リサイクル責任者の区分
図.米国における使用済み車載用鉛バッテリーの処理フロー
表.米国によるリユース・リサイクル関連の研究開発プロジェクト例
第四章 リチウムイオン電池のリユース・リサイクル市場動向
リチウムイオン電池のリユース・リサイクル市場動向
廃棄・回収量増加の時期はやはり想定よりも後ろ倒しの向き
4-1-1.リチウムイオン電池の廃棄・回収量予測
図表. 車載用LiB廃棄量予測(重量ベース、2018~2025、2030年)
表. 中古xEVの輸出台数の推移(2017~2021年)
表. ロシアとニュージーランドへのPHEV・BEV輸出台数の推移
(2020~2022年)
図. 車の墓場のイメージ
各エリアで急拡大のLiB生産キャパ、工程内端材=リサイクル源は増加の向き
図表. LiB製造工程(主に車載用)における工程内スクラップ発生量予測
(重量ベース、2023見込、2025年予測、2030年予測)
4-2-1.リチウムウイオン電池のリユース市場予測
(容量ベース、2023見込、2025、2030年)
リユース市場は中国にて拡大基調も、資源相場依存の側面有り
依然、黎明期の印象残る
図表. LiBのリユース市場規模予測
(容量ベース、2023年見込、2025年予測、2030年予測)
4-2-2.使用済みLiBのリユース動向
(1)各国におけるリユース事例/リユースに向けた取り組み状況
使用済みLiB発生量、独自内需が先行要因の中国、
日産・住商の4Rがアプリ開拓牽引の日本
表.車載用LiBリユース事例(アプリケーション/主要国)
(2)アプリケーション別リユース事例
中国では低速EV、ESS向けが引き続きメイン
日本はESS向け最適運用手法の開発を推進
(3)リユース技術の現状と今後の課題
目指すべきは各プロセスの発生コストを踏まえた
最適なリユース事業の仕組み作り
表.リユースLiB構築のプロセス概要(検査~再構築)と課題
表.LiB劣化診断技術に取り組む企業動向
図.日本におけるLiB搭載製品(民生小型機器)の発火懸念事故件数の推移
4-3-1.リチウムウイオン電池のリサイクル市場予測
(重量ベース、2021、2025、2030年)
引き続き工程内スクラップ、R&D使用品がリサイクル源
図表.LiBのリサイクル市場規模予測
(容量ベース、2023見込、2025年予測、2030年予測)
資源循環の観点から注目度高まるブラックマス・パウダー
今後、各国における法整備上の動向を要注視
4-3-2.使用済みLiBのリサイクル動向
(1) 各国におけるリサイクル事例/リサイクルに向けた取り組み状況
規模拡大傾向の中国、新規参入増の韓国
手堅い動きの日本、政策の追い風を受ける
欧米表. 日本の主要リサイクル企業動向まとめ
表.日本の主要リサイクル企業動向まとめ
図.三菱マテリアル等による
「北九州地域での全体最適LIBリユース・リサイクル技術・システム実証」
表.中国の主要リサイクル企業動向まとめ
表.韓国の主要リサイクル企業動向まとめ
表.欧州、米国の主要リサイクル企業動向まとめ
図.Primobiusのリサイクル工程のイメージ
図.RecycLiCo Battery Materialsの湿式製錬工程のイメージ
(2) リサイクル技術の現状と今後の課題
湿式と乾式、それぞれの優位性と課題
図表.湿式精錬(Hydro-metallurgy)、
乾式製錬(Pyro-metallurgy)のプロセス概要
環境負荷低減にポテンシャルを有するダイレクトリサイクル
実用化、商業化には引き続き課題
第五章 リチウムイオン電池リユース・リサイクル関連企業の動向と戦略
フォーアールエナジー株式会社
リユースLiBビジネスを通じ、CO2削減・低炭素社会実現への貢献を目指す
1.リユース技術/事業動向
踏切保安用バックアップ電源向けは供給拡大が決定
アウトドア、レジャー対象のポータブル電源向けも新たに開発
表. フォーアールエナジーのリユースLiBアプリケーション一覧
2.今後の展望
回収対象車種の拡大、海外への拠点進出検討も推進
東洋システム株式会社
電池評価事業等で培った知見に強み
今後の中古EV市場拡大を見据え、グレーディングツールを現場向けに提案
1.リユース技術/事業動向
独自開発のバッテリー診断プラットフォームで
診断時間の大幅短縮、高精度診断を実現
図.バッテリー残存性能診断システム(BLDS®)フロー概要
2.今後の展望
中古車ディーラー、自動車修理工場等を導入対象に
残存性能診断システム「BLDS®」の近々の事業化を目指す
横河ソリューションサービス株式会社
独自の劣化診断技術でリユースLiBのESS活用を支援
ユーザーのカーボンニュートラル実現への貢献を目指す
1.リユース技術/事業動向
従来技術の課題解決に向けた推定アルゴリズムを開発
蓄電システムの効率運用、リユースLiBを用いたESS運用の最適サービスを提案
図.EVリユース電池再利用ESSのフロー概要
2.今後の展望
リユースLiBの診断やESS化といったLiB関連ソリューションは各種業界から引合い
中長期的には海外展開も視野に
DOWAエコシステム株式会社
国内だけでなく東南アジアでも事業を拡大
研究開発では将来に向けたバッテリーtoバッテリーにも取り組む
1.リサイクル拠点/リサイクル技術動向
国内だけでなく海外にも新たなLiB処理設備を稼働
更なる事業拡大を見据える
表.DOWAエコシステムの主なLiBリユース・リサイクル関連企業・施設
2.今後の展望
濃縮技術とバッテリーtoバッテリーの二本柱の研究開発
Liは自社での回収に向けて取り組む
図.DOWAエコシステムと秋田大学との共同研究の概要
住友金属鉱山株式会社
LiBリサイクル事業の最適解を見据えた取り組みを推進
1.リサイクル拠点/リサイクル技術動向
2025年より新規リサイクル実機プラントの量産稼働を予定
最大1万t/年の処理能力を想定
図.住友金属鉱山のLiBリサイクルプロセス
表.住友金属鉱山の主なLiBリサイクル関連施設
関東電化工業とのタッグでリチウムの水平リサイクルを実現
2.今後の展望
松田産業株式会社・太平洋セメント株式会社
動静脈の一体化や収集ネットワーク構築のため、様々な企業と協力
日本でのLiBリサイクル体制の確立を目指す
1.リサイクル拠点/リサイクル技術動向
車載用を中心とした回収状況
パック解体施設は東北、関東、中部、関西に加え九州にも拡大予定
表.松田産業・太平洋セメントの主なLiBリサイクル関連企業・施設
図.松田産業と太平洋セメントのLiBリサイクルフロー
図.回転炉床式焙焼設備の外観と上面図
2.今後の展望
集荷拡大に向け、企業連携を推進
将来需要に向けたESSのリサイクルに着手
レアメタル品位ごとの管理によるブラックマス品質の安定化を実現
動静脈の一体化が今後の鍵を握る
図.セメント工場でのLiBリサイクルの将来展開のイメージ
株式会社エマルションテクノロジーズ
日本原子力研究開発機構発のベンチャー企業
独自技術により、自社リサイクルと設備販売の2つの事業を展開
1.リサイクル拠点/リサイクル技術動向
LiBリサイクルを革新するエマルションフロー技術
多様な企業と提携し、実用化を推進
図.エマルションフローと従来技術の違い
表.エマルションフローテクノロジーズの主な提携企業
2.今後の展望
リサイクル材製造事業を展開の後、リサイクルプラント外販ビジネスを目指す
図.エマルションフローテクノロジーズの事業イメージ
株式会社VOLTA
エンビプログループのLiBリサイクル事業会社
ブラックマス製造から今後は溶媒抽出の事業化を目指す
1.リサイクル拠点/リサイクル技術動向
回収~ブラックマスの製造までを事業化
リサイクル対象のメインは工程スクラップの電極
表.VOLTAの主なLiBリユース・リサイクル関連企業・施設
図.VOLTAのLiBリサイクル施設の様子
2.今後の展望
2027年には海外を含め処理能力1万4,000t/年の規模を目指す
図.VOLTAの処理施設の稼働計画
浙江華友鈷業股份有限公司(Huayou Cobalt Co.,Ltd )
車載用LiBのライフサイクル産業の構築を世界視野で推進
グループ3社がホワイトリストに認定
図.華友鈷業グループの事業領域
表. 華友鈷業のホワイトリスト選定企業
1. リユース・リサイクル拠点/リユース・リサイクル技術動向
2022年は4S店や公共バス経由の電池パック回収が増加
リユース事業は引き続き低速車向けメイン
中国国内における無害化・解体プロセス拠点の拡充を推進
湿式プロセスの拡大に向けては韓国企業と提携
表.華友鈷業におけるLiBリユース・リサイクル関連主要企業
図.華友能源の販売リユース電池例(2021年時)
表.華友能源のリユースバッテリーに関する研究開発の方向性
2.今後の展望
リサイクル材は殆どをグループ内で原料として活用
インドネシアでも合弁を通じた電池材料関連事業を今後展開
表.VW China、Ford等と華友の合弁設立概要
格林美新材料有限公司(GEM CO., LTD)
LiB向け材料事業及び廃棄物回収事業の土台あり
目指すは再生・回収業界の覇者
LiBリサイクル事業、急成長中
表.格林美のホワイトリスト選定企業
表.格林美の全体売上高及び動力電池総合利用関連売上
(2019~2022年度 単位:億元)
表.格林美の全体売上高及び動力電池総合利用関連売上
(2019~2022年度 単位:億円)
1. リユース・リサイクル拠点/リユース・リサイクル技術動向
2022年は中国における廃棄LiBの10%を回収
表.格林美の中国でのLiB回収量(2018年度~2023年Q2)
図.格林美の回収拠点一例
中国国内における無害化・解体プロセス拠点の拡充を推進
表.格林美の廃棄LiB処理・リユースリサイクル材等の生産能力
20種類以上の電池パックに対応するオートメンション解体システムの開発を推進
図.廃棄LiBパック分解設備及びインテリジェント解体システム
高所作業用の特殊車両向け等を対象にリユースLiBを供給
図.格林美のリユース製品一例(1/2)
図.格林美のリユース製品一例(2/2)
複合回収技術により高いリサイクル率を実現
図.格林美の廃棄LIB処理工程
2.今後の展望
自動車OEM、LiBメーカー等との幅広い協力関係構築で
事業の安定化、領域拡大を推進
表.格林美の協力関係一例
広東邦普循環科技有限公司(BRUNP)
LiBコスト引き下げ実現の一環を担うべく
大規模・集約的な生産拠点構築を推進
2015年よりCATL傘下入り、CATL電池リサイクルを担当
図.CATL及びBRUNPのLiBリサイクル・リユースにおける役割
図.動力電池リサイクルの流れとBRUNPグループの役割分担
表.BRUNPのホワイトリスト選定企業
表.BRUNP売上高(2018年度~2021年度 単位:億元)
表.BRUNP売上高(2018年度~2021年度 単位:億円)
1. リユース・リサイクル拠点/リユース・リサイクル技術動向
湖北省に続き、広東省にて新規プロジェクト実施を発表
表.BRUNP及びCATLの廃棄LiB処理・リサイクル材等の生産能力
表.想定される主なパック仕様
図.BRUNPのバッテリーセル分解プロセス
2.今後の展望
広東光華科技股份有限公司 (GHTECH)
自社技術の強みを活かし、川下企業との連携を推進
リサイクル・循環経済モデルの確立を目指す
2017年にLiBリサイクルの取り組みを始動
リユース、リサイクルのそれぞれでホワイトリスト入り
表.光華科技のホワイトリスト選定企業
表.光華科技の売上高(2019年度~2022年度 単位:億元)
表.光華科技の売上高(2019年度~2022年度 単位:億円)
1. リユース・リサイクル拠点/リユース・リサイクル技術動向
「精細分解技術」が2022年に広東省の化学技術進歩一等賞を獲得
表.GHTECの廃棄LiB処理・リユースリサイクル材等の生産能力
リユースLiBの航続距離の延長に向け「動力電池深度管理システムiMET」を提案
廃棄三元系LiB電池の低温固相制御自己還元処理、
廃棄LFP電池の精緻分解-極材分離-極粉分離工程を開発
2.今後の展望
奥動新能源、Panasonic中国等、川下企業との各種協業を発表
図.Panasonic BetteRRRyの概念図
厦門鎢業股份有限公司(厦門タングステン業)
グループ内企業にてリユースからクローズドリサイクルまでを実現
GANPOWERで回収、分解、リユース、ブラックマス製造を行い
厦門タングステン業にて湿式精錬後にLiB部材に再利用
表.厦門タングステン業のホワイトリスト選定企業
表.厦門タングステン業の売上高(2019年度~2022年度 単位:億元)
表.厦門タングステン業の売上高(2019年度~2022年度、単位:億円)
表.厦門タングステン業のリユース製品販売量(2021年、2022年、単位:容量)
1. リユース・リサイクル拠点/リユース・リサイクル技術動向
2023年はLi価格下落を受け、回収量を戦略的に調整
表.GANPOWRの回収量(2021年~2023年見込)
表.GANPOWERの処理能力(分解/リユース/リサイクル)
図.厦門タングステン業のリユース・リサイクル工程
リユースLiBは各種ESS向け、低速電動車向けで展開
図.リユースLiBの蓄電システム
図.太陽光発電との組み合わせによる蓄電製品
図.家庭用蓄電システム
図.低速電動車(左からフォークリフト、AGV、清掃車)
図.GANPOWERによる前処理工程(ブラックマス製造)の流れ
図.厦門タングステン業による湿式冶金工程
2.今後の展望
将来的には欧州でリユース、リサイクル工程導入の可能性も
天奇自动化工程股份有限公司(天奇股份)
グループ内外の多面的アプローチでリサイクル事業を推進
複数の子会社でリサイクル事業をメインに展開
表.天奇股份のホワイトリスト選定企業
表.天奇股份の売上高(2019年~2022年 単位:億元)
表.天奇股份の売上高(2019年~2022年 単位:億円)
表.厦門タングステン業のリユース製品販売量(2021年、2022年、単位:容量)
1. リユース・リサイクル拠点/リユース・リサイクル技術動向
表.天奇股份の廃棄LiB分解処理、リユース・リサイクル生産能力
2.今後の展望
表.天奇股份 各種企業との提携関係(2022~2023年)
合肥国軒高科动力能源有限公司(国軒高科)
LiB生産から回収、リユース・リサイクル、電池材料生産まで
クローズドループ体制の構築を推進
ホワイトリスト第二弾にリユース企業として選出
図.LiBリユース・リサイクルにおける国軒高科グループ企業の役割
表.国軒高科のホワイトリスト選定企業
表.自動車製品生産者責任延伸モデル企業リスト
表.国軒高科売上高(2019年~2022年 単位:億元)
表.国軒高科売上高(2019年~2022年 単位:億円)
1. リユース・リサイクル拠点/リユース・リサイクル技術動向
5万t/年の廃棄電池及び1万t/年のスクラップ処理設備が稼働
国内初の帯電破砕技術に成功
2.今後の展望
海外企業との提携による市場開拓も推進
江西赣鋒锂業股份有限公司(GANFENG LITHIUM)
リサイクル技術もLi抽出に強み
2016年にリサイクル事業のための100%子会社として赣锋循環を設立
厦門タングステン業にて湿式精錬後にLiB部材に再利用
図.GANFENG LITHIUMグループと赣锋循環の位置づけ
表.赣锋循環のホワイトリスト選定企業
表.GANFENG LITHIUM売上高(2019年~2022年 単位:億元)
表.GANFENG LITHIUM売上高(2019年~2022年 単位:億円)
1. リユース・リサイクル拠点/リユース・リサイクル技術動向
年間30万tの処理体制構築を計画
図.GANFENG LITHIUMの回収方法概略図
図.LFP電池スクラップから酸化リチウム水溶液の回収
2.今後の展望
北京赛德美资源再利用研究院有限公司(北京賽徳美)
今後、リサイクル事業への戦略的シフトを推進
2024年以降、リサイクル売上高の増加を目指す
表.北京賽徳美のホワイトリスト選定企業
表.北京賽徳美の売上高推移(2021年~2024年予測)
1. リユース・リサイクル拠点/リユース・リサイクル技術動向
2025年以降を見据え、回収拠点の大幅拡充を予定
表.北京賽徳美の廃棄LiB回収量(2022年、2023年見込)
天津に加え、広州の南沙、四川、成都、常州での新設を計画
今後、合計5拠点体制に
図.北京賽徳美のリユース製品一/修復LFP採用LiB一例
物理分解と材料修復技術に強み
図.北京賽徳美の「単体電池全自動化分解ライン」のイメージ
図.北京賽徳美の修復材料(正極材、負極材)
図.北京賽徳美の分解材料
2.今後の展望
全南县瑞隆科技有限公司(RUILONG TECH)
足元と将来のリサイクル市況、それぞれのニーズに独自対応を推進
2016年設立、ホワイトリスト第4弾にて選出
表.瑞隆科技のホワイトリスト選定企業
1. リサイクル拠点/リサイクル技術動向
ブラックマスの高純度化を担う新たなビジネスモデルを提案
図.瑞隆科技のビジネスモデルイメージ図
バッテリー分解・破砕プロセスでは新たに帯電破砕システムを導入
表.瑞隆科技における廃棄LiB処理・リサイクル材等の生産能力
2.今後の展望
SungEel HiTech Co.,Ltd.
マルチソースのインプットとアウトプットを強みとするトータルリサイクラー
プロセス改善の取り組み、グローバル展開の拡大を推進
1.リサイクル拠点/リサイクル技術動向
物理的処理拠点、湿式製錬拠点を共に新設
生産効率の向上した「Gen.3」工程を適用
電池to電池品質のリサイクル材を商用化
表.SungEel HiTechの主なLiBリサイクル関連施設
図.SungEel HiTechのLiBリサイクルプロセス
2.今後の展望
グローバル展開を加速
製品多角化に向けた研究開発にも注力
図.SungEel HiTechのLiBリサイクル関連施設の増強計画
POSCO HY Clean Metal Co.,Ltd.
合弁パートナーのHUAYOU COBALTの技術をベースに
グループ内のLiBリサイクル精錬工程を担当
図. POSCOグループにおける2次電池材料メーカーの系列化状況
1. リサイクル拠点/リサイクル技術動向
2023年より第一工場の稼働、リサイクル材の販売をスタート
表.POSCO HY Clean Metalの生産拠点
2.今後の展望
EcoPro CnG
グループ内展開のClosed-Loopシステムに強み
1. リサイクル拠点/リサイクル技術動向
製造したMCP、LSSをグループ会社に供給
今後、第2工場の稼働による能力倍増を計画
表.EcoPro CnGの生産拠点
図.EcoProグループのClosed-Loopエコシステム
2.今後の展望
欧米進出計画を含め、2027年に9万t/年体制を目指す
図. EcoProグループの浦項キャンパスにおけるClosed-Loopシステム
Redwood Materials, Inc.
2030年に500GWh分のリサイクル処理能力を計画
Teslaとの連携を強みにギガファクトリーからリサイクル原材料を大量調達
自動車メーカー、家電メーカー、EC大手などとも連携、
使用済みLiBの回収スキーム構築へ
1. リサイクル拠点/リサイクル技術動向
継続的な資金調達と設備投資を通じ、2025年までに負極銅箔の本格生産を見込む
表.Redwood Materialsの現施設と将来計画
2.今後の展望
2022年8月のIRA法案などの対応策としてクローズドループリサイクルにも着目
Li-Cycle Corporation
北米からグローバルレベルへ、スポーク施設の拡充を計画
自社特有のSpoke & Hub™を通じて使用済みLiB処理能力を構築
2025年までにSpoke、Hubそれぞれの更なる引き上げを図る
1. リサイクル拠点/リサイクル技術動向
図.Li-Cycleのスポークとハブ(計画設備含む)
表.北米スポークとハブの概要
2.今後の展望
今後は西欧州へ進出
LGとはバッテリースクラップ由来のNi20,000tの供給契約
図.Li-Cycleのバッテリーサプライチェーンにおけるプロセス
Umicore S.A.
10年以上のバッテリーリサイクル工場の稼働経験に強み
2022年にはEV用バッテリー向けの新技術も導入
2022年9月、Volkswagen傘下のPowerCoとEV用材料製造の合弁会社を設立
EV用バッテリーリサイクラーのパイオニアとして2011年より
7,000t/年プラント稼働
2022年にはACCと提携し、LiBの水平リサイクル展開を目指す
1. リサイクル拠点/リサイクル技術動向
図.Umicoreのクローズドループリサイクルプロセス
2.今後の展望
2030年以降は200GWh/年のCNギガファクトリーをポーランドにて稼働予定
2023年中に12万5,000t/年のリサイクルプラント「Revolt Ett」の
操業を開始を計画
欧州最大のEV用バッテリーリサイクルプラントとして
1万2,000t/年の処理能力を保有
欧州、北米、アジアで完全統合された
「地域バッテリー材料バリューチェーンの確立」目指す
Northvolt AB/HydroVolt
欧州におけるLiBセル&LiBリサイクルの新興タッグ
1. リサイクル拠点/リサイクル技術動向
「Revolt」リサイクルプロセスを開発し2021年には
100%リサイクルNMC材の電池を製造
2030年にリサイクル材含有率50%引き上げを目指す
2.今後の展望
BMWと100%再エネを使用した蓄電池の長期調達契約を締結し2024年に納入予定
2023年中に12万5,000t/年のリサイクルプラント「Revolt Ett」の
操業を開始を計画
欧州最大のEV用バッテリーリサイクルプラントとして1万2,000t/年の
処理能力を保有
2025年までに7万t/年、2030年までに30万t/年への能力拡大を目指す
ショートレポート
「2023年版 リチウムイオン電池のリユース・リサイクル動向と展望」の概要版
価格(税込):1,100円(本体価格 1,000円)
「2023年版 リチウムイオン電池のリユース・リサイクル動向と展望(2023年発刊、税込330,000円」の一部の内容についての概要をまとめたリーズナブルな資料です。
右記マーケットレポートの入門的な情報としてご活用ください。
掲載内容
全5ページ
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1.市場概要 ※1
2.セグメント別動向
LiB製造工程における工程内スクラップ動向(概要)
中国におけるLiBリユース動向(概要)
中国におけるLiBリサイクル動向(概要)
3.注目トピック
車載用LiBの廃棄・回収状況 ※1
4.将来展望 ※2
※本レポートは、2023年発刊の「2023年版 リチウムイオン電池のリユース・リサイクル動向と展望」を元に作成しています。
※1…プレスリリースにて無料公開中です
※2…プレスリリースにて一部無料公開中です
2.セグメント別動向
LiB製造工程における工程内スクラップ動向(概要)
中国におけるLiBリユース動向(概要)
中国におけるLiBリサイクル動向(概要)
3.注目トピック
車載用LiBの廃棄・回収状況 ※1
4.将来展望 ※2
掲載図表
- リチウムイオン電池(LiB)リユース・リサイクル世界市場の動向 ※1 ※データ掲載年:2023年見込
※本レポートは、2023年発刊の「2023年版 リチウムイオン電池のリユース・リサイクル動向と展望」を元に作成しています。
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マーケットレポート
2023年版 リチウムイオン電池のリユース・リサイクル動向と展望
価格(税込):330,000円(本体価格 300,000円)
「2023年版 リチウムイオン電池のリユース・リサイクル動向と展望」に関するマーケットデータを詳細にまとめた資料です。
市場動向、企業動向など、詳細なデータ・解説など、事業戦略の強力な武器となる情報が満載の書籍です。
掲載内容
全283ページ
調査結果のポイント
第一章 総論:リチウムイオン電池のリユース、リサイクル市場の展望
今、市場は「リサイクルブーム」
足元売り手市場のブラックマス・パウダーが今後抱える課題
資源循環実現に向けた高いハードル、問われる効果的な施策の在り方
カーボンニュートラルと経済合理性
目指すべきはリユース・リサイクルにおける最適な仕組み作り
第二章 リチウムイオン電池市場の概要
民生小型LiB市場の現状と将来展望
2-1-1.民生小型LiB アプリケーション別市場動向
2021年はセル数ベースで前年比約120%台で推移、2022年は成長率鈍化見込み
表.民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(電池容量)
図.民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(電池容量)構成比
図.民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(電池容量)
表.民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(セル数)
図.民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(セル数)構成比
図.民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(セル数)
表.民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(出荷金額:ドル)
図.民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移
(出荷金額:ドル)構成比
図.民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(出荷金額:ドル)
サプライチェーン上の影響等を要因に
ノートPC、スマホ向けは2022年マイナス成長見込み
図.民生小型LiB市場 2021(セル数ベース:単位千セル)その他内訳
表.中国における電気自転車/電動バイク/電動モペットの区分
2-1-2.民生小型LiB セルタイプ別市場動向
パワー系セル需要増で円筒形が復権、2025年に向け構成比上昇を予測
表.民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(電池容量)
図.民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(電池容量)構成比
図.民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(電池容量)
表.民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(セル数)
図.民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(セル数)構成比
図.民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(セル数)
表.民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(出荷金額:ドル)
図.民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(出荷金額:ドル)構成比
図.民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(出荷金額:ドル)
車載用LiB市場の現状と将来展望
2-2-1.車載用LiB市場動向
2021年、車載用LiB市場は前年比200%台で推移
表.政策ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
図.政策ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
図.政策ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移 構成比
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
表.政策ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(金額:CY2017~CY2025、CY2030)
図.政策ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(金額:CY2017~CY2025、CY2030)
図.政策ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移 構成比
(金額:CY2017~CY2025、CY2030)
表.市場ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
図.市場ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
図.市場ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移 構成比
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
表.市場ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(金額:CY2017~CY2025、CY2030)
図.市場ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(金額:CY2017~CY2025、CY2030)
図.市場ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移 構成比
(金額:CY2017~CY2025、CY2030)
2-2-2.電池形状別車載用LiB市場動向
2021年は角形メイン変わらず
今後のEV大衆化に向けた施策が形状別市場へ影響の可能性
表.市場ベース予測:世界車載用LiB形状別
(円筒形・角形・ラミネート形)市場規模推移
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
図.市場ベース予測:世界車載用LiB形状別
(円筒形・角形・ラミネート形)市場規模推移
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
図.市場ベース予測:世界車載用LiB形状別
(円筒形・角形・ラミネート形)市場規模推移
構成比(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
定置用LiB市場の現状と将来展望
2-3-1.定置用LiB市場動向
他電池に比べ高性能という利点から
4時間以内の充放電用として、高いプレゼンスを発揮
表.定置用LiBの市場規模推移(世界市場、容量・金額ベース):
(CY2020~CY2025、CY2031)
図.定置用LiBの市場規模推移(世界市場、容量ベース):
(CY2020~CY2025、CY2031)
図.定置用LiBの市場規模推移(世界市場、金額ベース):
(CY2020~CY2025、CY2031)
図.定置用LiBの設置先・需要分野別構成比推移
(世界市場、容量ベース):(CY2022、CY2031)
第三章 リチウムイオン電池のリユース・リサイクルに関する政策・法規動向
リチウムイオン電池のリユース・リサイクルに関する政策・法規動向
3-1. 日本における関連政策・法規
(1) 日本の主な廃棄処理関連法
図.日本の主な廃棄処理関連法
(2) 日本の主なLiBのリユース・リサイクル関連政策・法規
表.日本のLiBのリユース・リサイクル関する主な法規
図.JBRCの回収・リサイクルシステム
表.JBRCのリチウムイオン電池の再資源化率及び回収量の推移
図.自動車再資源化協力機構のLiB共同回収システム
図.自動車再資源化協力機構の指定LiB リサイクル施設
図.一般社団法人 電池サプライチェーン協議会(BASC)会員企業
図.総務省「リチウムイオン蓄電池に係る火災予防上の
安全対策に関する検討会」報道資料
3-2. 中国における関連政策・法規
(1) 中国の主な廃棄処理関連法
表.中国の廃棄処理に関する主な政策・法規
(2) 中国の二次電池廃棄法
(3) 中国の主なLiBリユース・リサイクル関連政策・法規
表.中国の自動車駆動用電池関連のリユース、リサイクルに関する主な政策・法規
表.業界規範条件のホワイトリスト企業(第一弾)
表.業界規範条件のホワイトリスト企業(第二弾)
表.業界規範条件のホワイトリスト企業(第三弾)
表.業界規範条件のホワイトリスト企業(第四弾)
表.トレーサビリティ暫定管理規程に基づく登録内容(1/2)
表.トレーサビリティ暫定管理規程に基づく登録内容(2/2)
図.新エネルギー自動車国家観測及び
動力電池回収利用トレーサビリティ総合管理プラットフォームHP画面
表.新エネルギー自動車動力電池回収サービスネットワーク情報
表.自動車産品生産者責任延伸モデル企業リスト 申請条件
表.生産者責任延伸モデル企業リスト-①
(LiBリユース・リサイクルホワイトリスト認定企業を★印で表示)
表.生産者責任延伸モデル企業リスト-②
(LiBリユース・リサイクルホワイトリスト認定企業を★印で表示)
表.中国におけるLiBリユース及びリサイクルに関する主な国家標準
3-3. 欧州における関連政策・法規
(1) 欧州の主な廃棄処理関連法
(2) 欧州の主なLiBリユース・リサイクルに関する法規、規制、政策
表.EU電池規則による電池回収の目標(ポータブル、LMT)
表.EU電池規則による電池種別リサイクルの目標
表.EU電池規則による回収対象素材別 再生目標
表.欧州電池規則案におけるリサイクル材関連の要求項目
表.EU、並びに欧州各国によるリユース・リサイクル関連の
研究開発プロジェクト例
表.欧州電池規則案におけるリサイクル材関連の要求項目
3-4. 米国における関連政策・法規
(1) 米国の主な廃棄処理関連法
図.米国における廃棄物の分類
(2) 米国の主なLiBリユース・リサイクル関連政策・法規
表.Alliance for Automotive Innovationにおける
EV用バッテリーのリユース・リサイクル責任者の区分
図.米国における使用済み車載用鉛バッテリーの処理フロー
表.米国によるリユース・リサイクル関連の研究開発プロジェクト例
第四章 リチウムイオン電池のリユース・リサイクル市場動向
リチウムイオン電池のリユース・リサイクル市場動向
廃棄・回収量増加の時期はやはり想定よりも後ろ倒しの向き
4-1-1.リチウムイオン電池の廃棄・回収量予測
図表. 車載用LiB廃棄量予測(重量ベース、2018~2025、2030年)
表. 中古xEVの輸出台数の推移(2017~2021年)
表. ロシアとニュージーランドへのPHEV・BEV輸出台数の推移
(2020~2022年)
図. 車の墓場のイメージ
各エリアで急拡大のLiB生産キャパ、工程内端材=リサイクル源は増加の向き
図表. LiB製造工程(主に車載用)における工程内スクラップ発生量予測
(重量ベース、2023見込、2025年予測、2030年予測)
4-2-1.リチウムウイオン電池のリユース市場予測
(容量ベース、2023見込、2025、2030年)
リユース市場は中国にて拡大基調も、資源相場依存の側面有り
依然、黎明期の印象残る
図表. LiBのリユース市場規模予測
(容量ベース、2023年見込、2025年予測、2030年予測)
4-2-2.使用済みLiBのリユース動向
(1)各国におけるリユース事例/リユースに向けた取り組み状況
使用済みLiB発生量、独自内需が先行要因の中国、
日産・住商の4Rがアプリ開拓牽引の日本
表.車載用LiBリユース事例(アプリケーション/主要国)
(2)アプリケーション別リユース事例
中国では低速EV、ESS向けが引き続きメイン
日本はESS向け最適運用手法の開発を推進
(3)リユース技術の現状と今後の課題
目指すべきは各プロセスの発生コストを踏まえた
最適なリユース事業の仕組み作り
表.リユースLiB構築のプロセス概要(検査~再構築)と課題
表.LiB劣化診断技術に取り組む企業動向
図.日本におけるLiB搭載製品(民生小型機器)の発火懸念事故件数の推移
4-3-1.リチウムウイオン電池のリサイクル市場予測
(重量ベース、2021、2025、2030年)
引き続き工程内スクラップ、R&D使用品がリサイクル源
図表.LiBのリサイクル市場規模予測
(容量ベース、2023見込、2025年予測、2030年予測)
資源循環の観点から注目度高まるブラックマス・パウダー
今後、各国における法整備上の動向を要注視
4-3-2.使用済みLiBのリサイクル動向
(1) 各国におけるリサイクル事例/リサイクルに向けた取り組み状況
規模拡大傾向の中国、新規参入増の韓国
手堅い動きの日本、政策の追い風を受ける
欧米表. 日本の主要リサイクル企業動向まとめ
表.日本の主要リサイクル企業動向まとめ
図.三菱マテリアル等による
「北九州地域での全体最適LIBリユース・リサイクル技術・システム実証」
表.中国の主要リサイクル企業動向まとめ
表.韓国の主要リサイクル企業動向まとめ
表.欧州、米国の主要リサイクル企業動向まとめ
図.Primobiusのリサイクル工程のイメージ
図.RecycLiCo Battery Materialsの湿式製錬工程のイメージ
(2) リサイクル技術の現状と今後の課題
湿式と乾式、それぞれの優位性と課題
図表.湿式精錬(Hydro-metallurgy)、
乾式製錬(Pyro-metallurgy)のプロセス概要
環境負荷低減にポテンシャルを有するダイレクトリサイクル
実用化、商業化には引き続き課題
第五章 リチウムイオン電池リユース・リサイクル関連企業の動向と戦略
フォーアールエナジー株式会社
リユースLiBビジネスを通じ、CO2削減・低炭素社会実現への貢献を目指す
1.リユース技術/事業動向
踏切保安用バックアップ電源向けは供給拡大が決定
アウトドア、レジャー対象のポータブル電源向けも新たに開発
表. フォーアールエナジーのリユースLiBアプリケーション一覧
2.今後の展望
回収対象車種の拡大、海外への拠点進出検討も推進
東洋システム株式会社
電池評価事業等で培った知見に強み
今後の中古EV市場拡大を見据え、グレーディングツールを現場向けに提案
1.リユース技術/事業動向
独自開発のバッテリー診断プラットフォームで
診断時間の大幅短縮、高精度診断を実現
図.バッテリー残存性能診断システム(BLDS®)フロー概要
2.今後の展望
中古車ディーラー、自動車修理工場等を導入対象に
残存性能診断システム「BLDS®」の近々の事業化を目指す
横河ソリューションサービス株式会社
独自の劣化診断技術でリユースLiBのESS活用を支援
ユーザーのカーボンニュートラル実現への貢献を目指す
1.リユース技術/事業動向
従来技術の課題解決に向けた推定アルゴリズムを開発
蓄電システムの効率運用、リユースLiBを用いたESS運用の最適サービスを提案
図.EVリユース電池再利用ESSのフロー概要
2.今後の展望
リユースLiBの診断やESS化といったLiB関連ソリューションは各種業界から引合い
中長期的には海外展開も視野に
DOWAエコシステム株式会社
国内だけでなく東南アジアでも事業を拡大
研究開発では将来に向けたバッテリーtoバッテリーにも取り組む
1.リサイクル拠点/リサイクル技術動向
国内だけでなく海外にも新たなLiB処理設備を稼働
更なる事業拡大を見据える
表.DOWAエコシステムの主なLiBリユース・リサイクル関連企業・施設
2.今後の展望
濃縮技術とバッテリーtoバッテリーの二本柱の研究開発
Liは自社での回収に向けて取り組む
図.DOWAエコシステムと秋田大学との共同研究の概要
住友金属鉱山株式会社
LiBリサイクル事業の最適解を見据えた取り組みを推進
1.リサイクル拠点/リサイクル技術動向
2025年より新規リサイクル実機プラントの量産稼働を予定
最大1万t/年の処理能力を想定
図.住友金属鉱山のLiBリサイクルプロセス
表.住友金属鉱山の主なLiBリサイクル関連施設
関東電化工業とのタッグでリチウムの水平リサイクルを実現
2.今後の展望
松田産業株式会社・太平洋セメント株式会社
動静脈の一体化や収集ネットワーク構築のため、様々な企業と協力
日本でのLiBリサイクル体制の確立を目指す
1.リサイクル拠点/リサイクル技術動向
車載用を中心とした回収状況
パック解体施設は東北、関東、中部、関西に加え九州にも拡大予定
表.松田産業・太平洋セメントの主なLiBリサイクル関連企業・施設
図.松田産業と太平洋セメントのLiBリサイクルフロー
図.回転炉床式焙焼設備の外観と上面図
2.今後の展望
集荷拡大に向け、企業連携を推進
将来需要に向けたESSのリサイクルに着手
レアメタル品位ごとの管理によるブラックマス品質の安定化を実現
動静脈の一体化が今後の鍵を握る
図.セメント工場でのLiBリサイクルの将来展開のイメージ
株式会社エマルションテクノロジーズ
日本原子力研究開発機構発のベンチャー企業
独自技術により、自社リサイクルと設備販売の2つの事業を展開
1.リサイクル拠点/リサイクル技術動向
LiBリサイクルを革新するエマルションフロー技術
多様な企業と提携し、実用化を推進
図.エマルションフローと従来技術の違い
表.エマルションフローテクノロジーズの主な提携企業
2.今後の展望
リサイクル材製造事業を展開の後、リサイクルプラント外販ビジネスを目指す
図.エマルションフローテクノロジーズの事業イメージ
株式会社VOLTA
エンビプログループのLiBリサイクル事業会社
ブラックマス製造から今後は溶媒抽出の事業化を目指す
1.リサイクル拠点/リサイクル技術動向
回収~ブラックマスの製造までを事業化
リサイクル対象のメインは工程スクラップの電極
表.VOLTAの主なLiBリユース・リサイクル関連企業・施設
図.VOLTAのLiBリサイクル施設の様子
2.今後の展望
2027年には海外を含め処理能力1万4,000t/年の規模を目指す
図.VOLTAの処理施設の稼働計画
浙江華友鈷業股份有限公司(Huayou Cobalt Co.,Ltd )
車載用LiBのライフサイクル産業の構築を世界視野で推進
グループ3社がホワイトリストに認定
図.華友鈷業グループの事業領域
表. 華友鈷業のホワイトリスト選定企業
1. リユース・リサイクル拠点/リユース・リサイクル技術動向
2022年は4S店や公共バス経由の電池パック回収が増加
リユース事業は引き続き低速車向けメイン
中国国内における無害化・解体プロセス拠点の拡充を推進
湿式プロセスの拡大に向けては韓国企業と提携
表.華友鈷業におけるLiBリユース・リサイクル関連主要企業
図.華友能源の販売リユース電池例(2021年時)
表.華友能源のリユースバッテリーに関する研究開発の方向性
2.今後の展望
リサイクル材は殆どをグループ内で原料として活用
インドネシアでも合弁を通じた電池材料関連事業を今後展開
表.VW China、Ford等と華友の合弁設立概要
格林美新材料有限公司(GEM CO., LTD)
LiB向け材料事業及び廃棄物回収事業の土台あり
目指すは再生・回収業界の覇者
LiBリサイクル事業、急成長中
表.格林美のホワイトリスト選定企業
表.格林美の全体売上高及び動力電池総合利用関連売上
(2019~2022年度 単位:億元)
表.格林美の全体売上高及び動力電池総合利用関連売上
(2019~2022年度 単位:億円)
1. リユース・リサイクル拠点/リユース・リサイクル技術動向
2022年は中国における廃棄LiBの10%を回収
表.格林美の中国でのLiB回収量(2018年度~2023年Q2)
図.格林美の回収拠点一例
中国国内における無害化・解体プロセス拠点の拡充を推進
表.格林美の廃棄LiB処理・リユースリサイクル材等の生産能力
20種類以上の電池パックに対応するオートメンション解体システムの開発を推進
図.廃棄LiBパック分解設備及びインテリジェント解体システム
高所作業用の特殊車両向け等を対象にリユースLiBを供給
図.格林美のリユース製品一例(1/2)
図.格林美のリユース製品一例(2/2)
複合回収技術により高いリサイクル率を実現
図.格林美の廃棄LIB処理工程
2.今後の展望
自動車OEM、LiBメーカー等との幅広い協力関係構築で
事業の安定化、領域拡大を推進
表.格林美の協力関係一例
広東邦普循環科技有限公司(BRUNP)
LiBコスト引き下げ実現の一環を担うべく
大規模・集約的な生産拠点構築を推進
2015年よりCATL傘下入り、CATL電池リサイクルを担当
図.CATL及びBRUNPのLiBリサイクル・リユースにおける役割
図.動力電池リサイクルの流れとBRUNPグループの役割分担
表.BRUNPのホワイトリスト選定企業
表.BRUNP売上高(2018年度~2021年度 単位:億元)
表.BRUNP売上高(2018年度~2021年度 単位:億円)
1. リユース・リサイクル拠点/リユース・リサイクル技術動向
湖北省に続き、広東省にて新規プロジェクト実施を発表
表.BRUNP及びCATLの廃棄LiB処理・リサイクル材等の生産能力
表.想定される主なパック仕様
図.BRUNPのバッテリーセル分解プロセス
2.今後の展望
広東光華科技股份有限公司 (GHTECH)
自社技術の強みを活かし、川下企業との連携を推進
リサイクル・循環経済モデルの確立を目指す
2017年にLiBリサイクルの取り組みを始動
リユース、リサイクルのそれぞれでホワイトリスト入り
表.光華科技のホワイトリスト選定企業
表.光華科技の売上高(2019年度~2022年度 単位:億元)
表.光華科技の売上高(2019年度~2022年度 単位:億円)
1. リユース・リサイクル拠点/リユース・リサイクル技術動向
「精細分解技術」が2022年に広東省の化学技術進歩一等賞を獲得
表.GHTECの廃棄LiB処理・リユースリサイクル材等の生産能力
リユースLiBの航続距離の延長に向け「動力電池深度管理システムiMET」を提案
廃棄三元系LiB電池の低温固相制御自己還元処理、
廃棄LFP電池の精緻分解-極材分離-極粉分離工程を開発
2.今後の展望
奥動新能源、Panasonic中国等、川下企業との各種協業を発表
図.Panasonic BetteRRRyの概念図
厦門鎢業股份有限公司(厦門タングステン業)
グループ内企業にてリユースからクローズドリサイクルまでを実現
GANPOWERで回収、分解、リユース、ブラックマス製造を行い
厦門タングステン業にて湿式精錬後にLiB部材に再利用
表.厦門タングステン業のホワイトリスト選定企業
表.厦門タングステン業の売上高(2019年度~2022年度 単位:億元)
表.厦門タングステン業の売上高(2019年度~2022年度、単位:億円)
表.厦門タングステン業のリユース製品販売量(2021年、2022年、単位:容量)
1. リユース・リサイクル拠点/リユース・リサイクル技術動向
2023年はLi価格下落を受け、回収量を戦略的に調整
表.GANPOWRの回収量(2021年~2023年見込)
表.GANPOWERの処理能力(分解/リユース/リサイクル)
図.厦門タングステン業のリユース・リサイクル工程
リユースLiBは各種ESS向け、低速電動車向けで展開
図.リユースLiBの蓄電システム
図.太陽光発電との組み合わせによる蓄電製品
図.家庭用蓄電システム
図.低速電動車(左からフォークリフト、AGV、清掃車)
図.GANPOWERによる前処理工程(ブラックマス製造)の流れ
図.厦門タングステン業による湿式冶金工程
2.今後の展望
将来的には欧州でリユース、リサイクル工程導入の可能性も
天奇自动化工程股份有限公司(天奇股份)
グループ内外の多面的アプローチでリサイクル事業を推進
複数の子会社でリサイクル事業をメインに展開
表.天奇股份のホワイトリスト選定企業
表.天奇股份の売上高(2019年~2022年 単位:億元)
表.天奇股份の売上高(2019年~2022年 単位:億円)
表.厦門タングステン業のリユース製品販売量(2021年、2022年、単位:容量)
1. リユース・リサイクル拠点/リユース・リサイクル技術動向
表.天奇股份の廃棄LiB分解処理、リユース・リサイクル生産能力
2.今後の展望
表.天奇股份 各種企業との提携関係(2022~2023年)
合肥国軒高科动力能源有限公司(国軒高科)
LiB生産から回収、リユース・リサイクル、電池材料生産まで
クローズドループ体制の構築を推進
ホワイトリスト第二弾にリユース企業として選出
図.LiBリユース・リサイクルにおける国軒高科グループ企業の役割
表.国軒高科のホワイトリスト選定企業
表.自動車製品生産者責任延伸モデル企業リスト
表.国軒高科売上高(2019年~2022年 単位:億元)
表.国軒高科売上高(2019年~2022年 単位:億円)
1. リユース・リサイクル拠点/リユース・リサイクル技術動向
5万t/年の廃棄電池及び1万t/年のスクラップ処理設備が稼働
国内初の帯電破砕技術に成功
2.今後の展望
海外企業との提携による市場開拓も推進
江西赣鋒锂業股份有限公司(GANFENG LITHIUM)
リサイクル技術もLi抽出に強み
2016年にリサイクル事業のための100%子会社として赣锋循環を設立
厦門タングステン業にて湿式精錬後にLiB部材に再利用
図.GANFENG LITHIUMグループと赣锋循環の位置づけ
表.赣锋循環のホワイトリスト選定企業
表.GANFENG LITHIUM売上高(2019年~2022年 単位:億元)
表.GANFENG LITHIUM売上高(2019年~2022年 単位:億円)
1. リユース・リサイクル拠点/リユース・リサイクル技術動向
年間30万tの処理体制構築を計画
図.GANFENG LITHIUMの回収方法概略図
図.LFP電池スクラップから酸化リチウム水溶液の回収
2.今後の展望
北京赛德美资源再利用研究院有限公司(北京賽徳美)
今後、リサイクル事業への戦略的シフトを推進
2024年以降、リサイクル売上高の増加を目指す
表.北京賽徳美のホワイトリスト選定企業
表.北京賽徳美の売上高推移(2021年~2024年予測)
1. リユース・リサイクル拠点/リユース・リサイクル技術動向
2025年以降を見据え、回収拠点の大幅拡充を予定
表.北京賽徳美の廃棄LiB回収量(2022年、2023年見込)
天津に加え、広州の南沙、四川、成都、常州での新設を計画
今後、合計5拠点体制に
図.北京賽徳美のリユース製品一/修復LFP採用LiB一例
物理分解と材料修復技術に強み
図.北京賽徳美の「単体電池全自動化分解ライン」のイメージ
図.北京賽徳美の修復材料(正極材、負極材)
図.北京賽徳美の分解材料
2.今後の展望
全南县瑞隆科技有限公司(RUILONG TECH)
足元と将来のリサイクル市況、それぞれのニーズに独自対応を推進
2016年設立、ホワイトリスト第4弾にて選出
表.瑞隆科技のホワイトリスト選定企業
1. リサイクル拠点/リサイクル技術動向
ブラックマスの高純度化を担う新たなビジネスモデルを提案
図.瑞隆科技のビジネスモデルイメージ図
バッテリー分解・破砕プロセスでは新たに帯電破砕システムを導入
表.瑞隆科技における廃棄LiB処理・リサイクル材等の生産能力
2.今後の展望
SungEel HiTech Co.,Ltd.
マルチソースのインプットとアウトプットを強みとするトータルリサイクラー
プロセス改善の取り組み、グローバル展開の拡大を推進
1.リサイクル拠点/リサイクル技術動向
物理的処理拠点、湿式製錬拠点を共に新設
生産効率の向上した「Gen.3」工程を適用
電池to電池品質のリサイクル材を商用化
表.SungEel HiTechの主なLiBリサイクル関連施設
図.SungEel HiTechのLiBリサイクルプロセス
2.今後の展望
グローバル展開を加速
製品多角化に向けた研究開発にも注力
図.SungEel HiTechのLiBリサイクル関連施設の増強計画
POSCO HY Clean Metal Co.,Ltd.
合弁パートナーのHUAYOU COBALTの技術をベースに
グループ内のLiBリサイクル精錬工程を担当
図. POSCOグループにおける2次電池材料メーカーの系列化状況
1. リサイクル拠点/リサイクル技術動向
2023年より第一工場の稼働、リサイクル材の販売をスタート
表.POSCO HY Clean Metalの生産拠点
2.今後の展望
EcoPro CnG
グループ内展開のClosed-Loopシステムに強み
1. リサイクル拠点/リサイクル技術動向
製造したMCP、LSSをグループ会社に供給
今後、第2工場の稼働による能力倍増を計画
表.EcoPro CnGの生産拠点
図.EcoProグループのClosed-Loopエコシステム
2.今後の展望
欧米進出計画を含め、2027年に9万t/年体制を目指す
図. EcoProグループの浦項キャンパスにおけるClosed-Loopシステム
Redwood Materials, Inc.
2030年に500GWh分のリサイクル処理能力を計画
Teslaとの連携を強みにギガファクトリーからリサイクル原材料を大量調達
自動車メーカー、家電メーカー、EC大手などとも連携、
使用済みLiBの回収スキーム構築へ
1. リサイクル拠点/リサイクル技術動向
継続的な資金調達と設備投資を通じ、2025年までに負極銅箔の本格生産を見込む
表.Redwood Materialsの現施設と将来計画
2.今後の展望
2022年8月のIRA法案などの対応策としてクローズドループリサイクルにも着目
Li-Cycle Corporation
北米からグローバルレベルへ、スポーク施設の拡充を計画
自社特有のSpoke & Hub™を通じて使用済みLiB処理能力を構築
2025年までにSpoke、Hubそれぞれの更なる引き上げを図る
1. リサイクル拠点/リサイクル技術動向
図.Li-Cycleのスポークとハブ(計画設備含む)
表.北米スポークとハブの概要
2.今後の展望
今後は西欧州へ進出
LGとはバッテリースクラップ由来のNi20,000tの供給契約
図.Li-Cycleのバッテリーサプライチェーンにおけるプロセス
Umicore S.A.
10年以上のバッテリーリサイクル工場の稼働経験に強み
2022年にはEV用バッテリー向けの新技術も導入
2022年9月、Volkswagen傘下のPowerCoとEV用材料製造の合弁会社を設立
EV用バッテリーリサイクラーのパイオニアとして2011年より
7,000t/年プラント稼働
2022年にはACCと提携し、LiBの水平リサイクル展開を目指す
1. リサイクル拠点/リサイクル技術動向
図.Umicoreのクローズドループリサイクルプロセス
2.今後の展望
2030年以降は200GWh/年のCNギガファクトリーをポーランドにて稼働予定
2023年中に12万5,000t/年のリサイクルプラント「Revolt Ett」の
操業を開始を計画
欧州最大のEV用バッテリーリサイクルプラントとして
1万2,000t/年の処理能力を保有
欧州、北米、アジアで完全統合された
「地域バッテリー材料バリューチェーンの確立」目指す
Northvolt AB/HydroVolt
欧州におけるLiBセル&LiBリサイクルの新興タッグ
1. リサイクル拠点/リサイクル技術動向
「Revolt」リサイクルプロセスを開発し2021年には
100%リサイクルNMC材の電池を製造
2030年にリサイクル材含有率50%引き上げを目指す
2.今後の展望
BMWと100%再エネを使用した蓄電池の長期調達契約を締結し2024年に納入予定
2023年中に12万5,000t/年のリサイクルプラント「Revolt Ett」の
操業を開始を計画
欧州最大のEV用バッテリーリサイクルプラントとして1万2,000t/年の
処理能力を保有
2025年までに7万t/年、2030年までに30万t/年への能力拡大を目指す