「車載ソフトウェア(自動車会社、自動車部品サプライヤー等)市場に関する調査を実施(2024年)」に関する矢野経済研究所のマーケットデータをご紹介します。

マーケットレポート
2024 車載用ソフトウェア市場の実態と展望 vol.2 OEM・Tier.1,2編 ~新アーキテクチャの行方からみるSDVの未来~

価格(税込):275,000円(本体価格 250,000円)
「2024 車載用ソフトウェア市場の実態と展望 vol.2 OEM・Tier.1,2編 ~新アーキテクチャの行方からみるSDVの未来~」に関するマーケットデータを詳細にまとめた資料です。
市場動向、企業動向など、詳細なデータ・解説など、事業戦略の強力な武器となる情報が満載の書籍です。

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調査結果のポイント

1.国内大手OEM3社の車載用ソフトウェアのアーキテクチャの変遷
  図表 1 国内大手OEM3社別の車載用ソフトウェアの変遷(2012年~2030年)
2.市場動向
  図表 2 領域別での車載用ソフトウェア市場規模推移・予測(2021年~2030年)
3.OEM視点で見た競争領域と非競争領域に関する考え方

Ⅰ.総論

1.自動車産業を取り巻く市場の変化
  1.1.近年における世界の自動車市場の動向
    図表 3 2024年半ばの自動車産業
    図表 4 2027年半ばの自動車産業
  1.2.近年における国内OEMの動向
    図表 5 2022年主要メーカー別パワートレイン比較(国内)
  1.3.クルマに求められる機能とサービス
    図表 6 自動車における外部環境の変化(全体像)
    図表 7 MIC(モビリティ・インフォメーション・サークル )
2.現在までの車載用システムの概要
  2.1.車載用システムの概要
    2.1.1.制御系車載用システム
    図表 8 クルマの研究/開発の一般的なフロー詳細
    図表 9 「電気・電子」を構成するデバイス・システム
    2.1.2.車載IT系車載用システム
  2.2.車載用ソフトウェアに関するこれまでの動き
3.車載用ソフトウェアにおけるアーキテクチャと支える技術
  3.1.国内大手OEM3社のアーキテクチャの変遷概要
    3.1.1.国内大手OEMの車載用ソフトウェアの変遷
    図表 10 主要OEM別車載ソフトウェアの変遷
    3.1.2.CASEやSDV実現に向けた試行錯誤
    3.1.3.ゾーンアーキテクチャの登場
    3.1.4.ゾーンアーキテクチャを通じてMBSEを実現
    図表 11 vol.1のレポートにおいて示した次世代車載IT系の開発に向けたアプローチ
  3.2.車載用ソフトウェアにおけるアーキテクチャの変遷(2012年~2030年)
    3.2.1.2012年以前のアーキテクチャ
    図表 12 2012年頃までの車載用ソフトウェアのアーキテクチャ
    図表 13 自動車の一般的なECU Stack例
    3.2.2.2018年以前のアーキテクチャ
    図表 14 2018年頃の車載用ソフトウェアのアーキテクチャ
    図表 15 一般的なCentral Gateway + Domain
    図表 16 一般的なCentral Gateway+Integrated ECU :(Domain型最終形)
    図表 17 トヨタ自動車におけるアーキテクチャ例
    3.2.3.2023年頃のアーキテクチャ
    図表 18 トヨタ自動車における2023年頃のアーキテクチャ
    3.2.4.2027年頃のアーキテクチャ予測
    図表 19 トヨタ自動車における2027年頃のアーキテクチャ予測図
    図表 20 HPC+Gateway+Integrated ECU :(Zone型)
    3.2.5.2030年頃のアーキテクチャ予測
    図表 21 トヨタ自動車における2030年頃のアーキテクチャ予測図
    図表 22 本田技研工業における2030年頃のアーキテクチャ予測図
  3.3.アーキテクチャを支える各種技術①:制御系ソフトウェア
    3.3.1.AUTOSAR Classic/Adaptive
    図表 23 AUTOSAR Classicのレイヤ構成
    図表 24 AUTOSAR ClassicとAUTOSAR Adaptiveの比較
    3.3.2.QNX
    図表 25 QNXのVehicle Platformレイヤにおけるポートフォリオ
    3.3.3.Automotive Grade Linux(AGL)
  3.4.アーキテクチャを支える各種技術②:ビークルOS
    3.4.1.世界各地でしのぎを削るビークルOS開発
    3.4.2.トヨタ自動車のアリーンOS開発を巡る試行錯誤
    図表 26 トヨタ自動車、ウーブン・バイ・トヨタ、デンソーの役割と主な実施事項
    図表 27 ウーブン・バイ・トヨタを巡る経緯
  3.5.アーキテクチャを支える各種技術③:プラットフォーム
    3.5.1.SOAFEE
    図表 28 SOAFEEのアーキテクチャ
    3.5.2.BlackBerry IVY
    図表 29 BlackBerry IVYの概要
    3.5.3.Snapdragon(Snapdragon Digital Chassis)
  3.6.アーキテクチャを支える各種技術④:SoC(System on a Chip)
    3.6.1.SoCの概要
    3.6.2.車載向けSoCの内製化に向けた動向
    図表 30 自動車用先端SoC技術研究組合(ASRA)の概要
4.モビリティサービス開発環境の構築の必要性
  4.1.テスラショック
  4.2.モビリティサービスの概要とビジネスモデル構築の難しさ
    4.2.1.モビリティサービスの概要
    図表 31 モビリティサービスによって享受できるメリットの例
    4.2.2.ビジネスモデル構築の難しさ
    図表 32 ネイティブアプリ提供に係る売上高(直近3年の事業年度の平均値)
    図表 33 モバイルブラウザ上のウェブサービス提供に係る
    売上高(直近3年の事業年度の平均値)
5.国内OEM3社の比較
  5.1.トヨタ自動車vs日産自動車・本田技研工業
    5.1.1.従来は個社ごとに車載用ソフトウェアのアーキテクチャを開発
    図表 34 トヨタ自動車における2030年頃のアーキテクチャ予測図
    5.1.2.日産自動車・本田技研工業の協業によって三つ巴から大きく変化
  5.2.競争領域と非競争領域
    5.2.1.OEM視点でみた競争領域と非競争領域の考え方
    図表 35 競争領域と非競争領域の切り分け
    5.2.2.非競争領域①:制御系
    5.2.3.非競争領域②:車載IT系
  5.3.非競争領域を生み出す要因
    5.3.1.要因①:技術面 ―ビークルOSの開発、動作保証などを考慮したOSS活用
    5.3.2.要因②:コスト面 ―開発に留まらず継続的な進化を含めた
    維持管理に係る膨大なコスト
    5.3.3.要因③:人材面 ―OSSを強みとしたソフトウェアエンジニア、データサイエンティストの確保
6.車載用ソフトウェアに関する各種市場規模推移・予測(2021年~2030年)
  6.1.制御系/車載IT系別での車載用ソフトウェア市場規模推移・予測
    図表 36 領域別での車載用ソフトウェア市場規模推移・予測(2021年~2030年)
    図表 37 領域別での車載用ソフトウェア市場規模推移・予測における
    制御系/車載IT系の折れ線グラフ(2021年~2030年)
  6.2.OEM/サプライヤーなど別での車載用ソフトウェア市場規模推移・予測
    図表 38 OEM/サプライヤーなど別での
    車載用ソフトウェア市場規模推移・予測(2021年~2030年)
  6.3.市場規模の算出方法
7.今後の方向性
  7.1.車載用ソフトウェアの進化に向けて日の丸連合で非競争領域を構築
    図表 39 OEMごとの車載用ソフトウェア市場規模推移・予測(2021年~2030年)
  7.2.車載IT側視点でのOEMと新たなサプライヤーによる関係創出の可能性
    図表 40 従来からのOEMを頂点とするピラミッド構造

Ⅱ.データ編

1.OEMにおける車載用ソフトウェア市場規模
  1.1.OEMにおける制御系/車載IT系の内訳
    図表 41 OEMにおける制御系/車載IT系別での
    車載用ソフトウェア市場規模推移・予測(2021年~2030年)
  1.2.OEMごとにおける車載用ソフトウェア市場規模推移・予測およびシェア
    図表 42 OEMごとの車載用ソフトウェア市場規模推移・予測(2021年~2030年)
    図表 43 2025年におけるOEMごとの車載用ソフトウェア市場のシェア予測
    図表 44 2030年におけるOEMごとの車載用ソフトウェア市場のシェア予測
2.サプライヤーなどにおける車載用ソフトウェア市場規模
  2.1.サプライヤーなどにおける制御系/車載IT系の内訳
    図表 45 サプライヤーなどにおける制御系/
    車載IT系別での車載用ソフトウェア市場規模推移・予測(2021年~2030年)
  2.2.サプライヤーなどごとにおける車載用ソフトウェア市場規模推移・予測およびシェア
    図表 46 【制御系】サプライヤーごとの
    車載用ソフトウェア市場規模推移・予測(2021年~2030年)
    図表 47 【制御系】2025年におけるサプライヤーごとの
    車載用ソフトウェア市場のシェア予測
    図表 48 【制御系】2030年におけるサプライヤーごとの
    車載用ソフトウェア市場のシェア予測
    図表 49 【車載IT系】サプライヤーごとの
    車載用ソフトウェア市場規模推移・予測(2021年~2030年)
    図表 50 【車載IT系】2025年におけるサプライヤーごとの
    車載用ソフトウェア市場のシェア予測
    図表 51 【車載IT系】2030年におけるサプライヤーごとの
    車載用ソフトウェア市場のシェア予測

Ⅲ.国内大手OEM3社の動向

1.トヨタ自動車
  1.1.企業概要
  1.2.SDV戦略
    図表 52 トヨタ自動車が取組む戦略的パートナーシップ
  1.3.車載用ソフトウェアに関する投資額
  1.4.車載用ソフトウェア開発における組織体制
    1.4.1.TRI、TRI-ADの設立から相次ぐ社名変更
    1.4.2.Arene OSはウーブン・バイ・トヨタからトヨタ自動車本体へ
    図表 53 デジタルソフト開発センターの新設
  1.5.車載用ソフトウェア開発に係る取組み動向および考え方
    1.5.1.取組み概要
    1.5.2.車載IT系・ビークルOS
    1.5.3.制御系・ハードウェア
    1.5.4.OTAを通じた更新
  1.6.Arene OS開発に係る試行錯誤
    1.6.1.ROSに着目
    1.6.2.Apex.OSへの期待およびArene OSへの統合
    図表 54 2018年頃のアーキテクチャ
    図表 55 ウーブンが構想したCASE対応
    1.6.3.Arene OSの一旦保留とその背景にある「繋ぎ」
    1.6.4.HALでボトルネックを解消
    図表 56 トヨタ自動車、ウーブン・バイ・トヨタ、デンソーの連携に伴う役割と実施事項
    図表 57 2023年頃のアーキテクチャ
  1.7.協業・提携等に関する動向
  1.8.2025年以降の取組み動向
2.日産自動車
  2.1.企業概要
  2.2.SDV戦略
    図表 58 アリアのコネクテッドサービス
    図表 59 競争領域と非競争領域の考え方
  2.3.車載用ソフトウェアに関する投資額
  2.4.車載用ソフトウェア開発における組織体制
    図表 60 車載用ソフトウェア開発関連組織およびソフトウェア研究開発関連組織
  2.5.車載用ソフトウェア開発に係る取組み動向および考え方
    2.5.1.取組み概要
    2.5.2.OTAを通じた更新
    図表 61 OTAのカバー範囲の拡張
  2.6.協業・提携等に関する動向
    2.6.1.技術面での強化
    2.6.2.サービス面での強化
3.本田技研工業
  3.1.企業概要
  3.2.SDV戦略
  3.3.車載用ソフトウェアに関する投資額
  3.4.車載用ソフトウェア開発における組織体制
    3.4.3.車載用ソフトウェア開発に向けた組織体制
    図表 62 SDV事業開発統括部
  3.5.車載用ソフトウェア開発に係る取組み動向および考え方
    3.5.1.取組み概要
    図表 63 ソフトウェアデファインドで実現したい世界観
    3.5.2.車載IT系・ビークルOS
    図表 64 ビークルOSが生み出す世界
    3.5.3.制御系
    図表 65 本田技研工業における2023年モデルのE&Eアーキテクチャ
  3.6.協業・提携等に関する動向
    3.6.1.技術面での強化
    3.6.2.人材面での強化
  3.7.今後の取組み動向
    図表 66 SDVとE&Eアーキテクチャ

Ⅳ.サプライヤー・ITベンダーの動向

1.アイシン
2.イータス
3.エレクトロビット日本
4.ジェイテクト
5.デンソー
6.豊田通商
7.ネクスティエレクトロニクス
8.パナソニック アドバンストテクノロジー
9.パナソニック オートモーティブシステムズ
10.日立Astemo
11.BlackBerry(QNX)
12.ベクター・ジャパン
13.ボッシュ
14.Linaro(SOAFEE)
15.ルネサス エレクトロニクス

ショートレポート
「2024 車載用ソフトウェア市場の実態と展望 vol.2 OEM・Tier.1,2編 ~新アーキテクチャの行方からみるSDVの未来~」の概要版

価格(税込):1,100円(本体価格 1,000円)
「2024 車載用ソフトウェア市場の実態と展望 vol.2 OEM・Tier.1,2編 ~新アーキテクチャの行方からみるSDVの未来~(2024年発刊、税込275,000円」の一部の内容についての概要をまとめたリーズナブルな資料です。 右記マーケットレポートの入門的な情報としてご活用ください。

掲載内容

全6ページ
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OPEN ▼
1.市場概要 ※1

2.セグメント別動向
 2018年頃の車載用ソフトウェアのアーキテクチャ

3.注目トピック
  ドメイン型からゾーン型へのシフトに向けたチャレンジ ※1


4.将来展望 ※2

掲載図表
  • 車載ソフトウェア(自動車会社、自動車部品サプライヤー等)市場規模推移・予測(領域別) ※1
  •  ※データ掲載年:2021~2023年実績、2024年見込、2025~2030年予測
  • トヨタ自動車における2023年頃のアーキテクチャ
  •  ※データ掲載年:2023年

※本レポートは、2024年発刊の「2024 車載用ソフトウェア市場の実態と展望 vol.2 OEM・Tier.1,2編 ~新アーキテクチャの行方からみるSDVの未来~」を元に作成しています。

※1…プレスリリースにて無料公開中です
※2…プレスリリースにて一部無料公開中です