2004年版 非接触ICカード・RF-ID市場予測レポート
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調査資料詳細データ
今回のレポートは、昨年発刊された「ICカード市場白書」と「RF-ID(無線ICタグ)市場マーケティングレポート」の統合版として企画したものです。 特に非接触ICカードとRF-ID(無線ICタグ)のレポートをまとめた内容となっており、前述の2つのレポートにあるようなリーダ/ライタ市場などにお ける関連市場についてはICカードやICタグといった、情報媒体をメインとしたため、ここでは取り上げておりません。また、内容に関しては大幅に加筆・修 正を行い、最新情報の掲載を実現しています。さらに市場規模などに関しては、統計データとしての連続性の保持を目的に、基本的なフォームは前述のレポート と共通しています。また同様に、枠組みとしての基本的な章立てや紙面構成などについても、必要と思われる形式は前述のレポートから踏襲しており、既存購入 者への配慮と新規購入者への利便性を実現しています。
非接触ICカード・RF-ID(無線ICタグ)市場は、とても変化の激しい市場です。新聞や雑誌、テレビなどでも毎日のように新しいニュースが届けられ、 市場はめまぐるしく進化しています。大きなニュースの一例としては、2003年9月24日から11月23日にかけてNTTデータ、丸紅、マルエツの3社が 実証実験を行った、ICタグ(荷札)を使った物流・流通実験があります。この実証実験にはエスビー食品などの食品メーカー17社、菱食などの卸会社7社、 実験協力企業として大日本印刷など合計30社が参加し、読み取り装置と通信するタグについても4万枚余りを使用して、消費者を巻き込んだ大規模なものとな りました。これらの技術革新は、情報開示などのユーザビリティー、トレーサビリティーの面から大きな成果をあげています。
この様な市場の動向を受け、当レポートでは各ベンダー企業に対し今後の展開や戦略について綿密なヒアリング調査行ったバックデータを基に、多様な視点から広範な分析を実現しています。
最後になりますが、本レポート作成にあたり、貴重なお時間と貴重な資料を、ご提供頂いた取材企業の皆様及び各方面の方々に、多大なるご協力を頂きました。この場をお借り致しまして深く感謝の意を表する次第です。
2004年3月
電子システム産業調査本部
非接触ICカード・RF-ID(無線ICタグ)プロジェクトチーム
1. 調査目的
非接触ICカードとRF-ID(無線ICタグ)の各市場に参入している企業の実態と将来の見方を横断的に調査・研究することによって、市場全体の将来の可能性を展望し、関連各社の事業戦略立案の基礎資料に供することを目的とする。
2. 調査対象先
目次参照
3. 調査方法
専門調査員による直接面接取材及び電話によるヒアリング取材併用
4. 調査,編集期間
2003年12月~2004年3月
5. 企画,調査,編集責任者
株式会社 矢野経済研究所 大阪支社 電子システム産業調査本部
1.非接触ICカード・RF-IDの全体市場概況
2.総市場規模推移と需要予測
(1)総市場規模推移3.非接触ICカードの主要アプリケーション
(2)平均単価推移
(3)タイプ別数量ベース市場規模推移
(4)タイプ別金額ベース市場規模推移
(5)タイプ別市場規模構成比推移
(6)需要分野別市場規模推移
(7)需要分野別構成比推移
(8)アプリケーション別市場規模推移
4.RF-IDの主要アプリケーション
5.現状の課題・問題点
(1)非接触ICカード6.ユビキタス・コンピューティングの動向
(2)RF-ID(無線ICタグ)
(1)ユビキタス・コンピューティングとは
(2)日本産業への影響
(3)TRONとユビキタス
(4)研究機関の動向
(5)国内企業の取り組み動向
第Ⅱ章 非接触ICカード市場
1.市場概況
(1)現在までの概要2.ICカードの定義と分類
(2)ベンダーの需要分野動向
(3)主な利用分野(アプリケーション)
3.標準化の動向
(1)接触型ICカードの動向4.分野別参入企業一覧
(2)非接触ICカードの動向
(3)ISO/IECの動向
(4)国内標準化の取り組み
5.ICカード導入ロードマップ
6.アプリケーションビジネスの展望
(1)金融分野7.システムインテグレーターの動向
(2)行政分野
(3)交通分野
(4)プリペイドカード分野
(5)アミューズメント分野
(6)入退室管理分野
(7)電子マネー分野
(8)その他分野
(1)現在の展開アプリケーションから見る各社の取り組み状況8.業界ニュースラインナップ
(2)主要アプリケーションの事業性と成長性
(3)現状の課題・問題点
(4)有望アプリケーションと今後の市場見通し
9.主要アプリの事業性と成長性
10.主要ベンダーの展開事業分野
11.上市製品一覧
12.市場規模推移
(1)非接触ICカードの市場規模推移13.需要分野構成
(2)市場規模予測の根拠とその説明
(3)非接触ICカードの市場規模推移グラフ
(4)非接触ICカードの平均単価推移グラフ
(5)需要分野別市場規模推移グラフ(数量)
(6)需要分野別構成比推移グラフ(数量)
(7)アプリケーション別市場規模推移グラフ(数量)
(8)アプリケーション別構成比推移グラフ(数量)
14.主要ユーザー事例
15.ターゲットユーザー
16.開発のテーマと方向性
17.生産・調達体制
18.販売・流通体制
19.他社との差別化戦略
20.現状の課題・問題点
21.今後の市場見通し
第Ⅲ章 RF-ID市場
1.市場概況
(1)現在までの市場概況2.RF-ID(無線ICタグ)の定義
(2)基本構成と技術動向
(3)利用分野とアプリケーション
(4)アプリケーション事例
(5)現状の課題・問題点
(6)標準化の動向
3.参入メーカー(調査企業)一覧
4.参入メーカー(調査企業)の展開事業分野一覧
5.主要上市製品とスペック一覧
6.市場規模推移
(1)RF-ID(無線ICタグ)の市場規模推移7.需要分野構成
(2)市場規模予測の根拠とその説明
(3)RF-ID(無線ICタグ)の市場規模推移グラフ
(4)RF-ID(無線ICタグ)の平均単価推移グラフ
(5)需要分野別市場規模推移グラフ(数量)
(6)需要分野別構成比推移グラフ(数量)
(7)アプリケーション別市場規模推移グラフ(数量)
(8)アプリケーション別構成比推移グラフ(数量)
8.主要ユーザー導入事例
9.ターゲットアプリケーション
10.システム展開の方向性
11.標準化への見方
12.アプリケーション開発の主要テーマ
13.生産・調達体制の整備状況と計画
14.販売体制及び流通経路
15.価格政策と低価格化のポイント
16.他社との差別化戦略
17.市場業界動向
18.現状の課題・問題点
19.今後の市場見通し
20.2010年までの需要予測
第Ⅳ章 自動認識関連システムの動向
1.バイオメトリクス市場
(1)2010年度予測で400億円市場に2.二次元バーコード市場
(2)需要分野・用途別市場
(3)識別方式(タイプ)別市場
(4)バイオメトリクスの解説と市場拡大の要因
(1)2005年度予測で二次元バーコードリーダーは120.5億円市場に3.ユビキタスコンピューティング市場
(2)未導入企業(潜在ユーザー)調査
(3)二次元バーコードの説明と市場拡大の要因
(1)ユビキタスの説明と調査のアウトライン4.金融端末市場
(2)ユビキタスについての消費者アンケート調査
(1)ATM市場5.その他関連市場
(2)CD市場
(1)POS市場
(2)スキャナ一体型ハンディターミナル市場
第Ⅶ章 個別企業実態調査票
1.非接触ICカードベンダー
- インフィニオンテクノロジーズジャパン 株式会社
- 共同印刷 株式会社
- ソニー 株式会社
- 大日本印刷 株式会社
- 株式会社 東芝
- 凸版印刷 株式会社
- 日立マクセル 株式会社
- 富士通 株式会社
- オムロン 株式会社
- 大日本印刷 株式会社
- 凸版印刷 株式会社
- トッパン・フォームズ 株式会社
- 株式会社 日立製作所
- 日立マクセル 株式会社
- マイティカード 株式会社
- 吉川アールエフシステム 株式会社
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