2004年版 ICカード市場白書
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調査資料詳細データ
~はじめに~
「ICカード市場白書」は2004年度版で通算3 度目の発刊を迎えます。前回(2003年版)の更新版としての発刊が実現しました。資料内容についても今年度に取材を行った最新の情報を掲載しており、す べて新しい情報に追加・更新をしています。また、本年度の注目動向はクレジットカードと交通系カードなどの複合アプリケーションの動向(ベンダー側とアプ リケーション側)を徹底取材致しました。さらに、今年度版に関しては、矢野経済研究所としての市場分析を追加し、ICカード市場における、強み・弱み・機 会・脅威などを徹底的に洗い出し、SWOT分析による今後のICカード市場の提案と展望を実施しています。
市場規模に関しては、統計データとしての連続性の保持を目的に、基本的なフォームは昨年版と共通しています。また、枠組みとしての基本的な章立てや紙面構成などは、2003年度版を踏襲しており、既存購入者への配慮と新規購入者への利便性を実現しています。
ICカード市場は、とても変化の激しい市場です。新聞や雑誌、テレビなどでも毎日のように新しいニュースが届けられ、市場には変化や進化が見られます。本 年度版も「ICカード市場白書」の名称に負けないよう、カード、ICチップ、リーダ/ライタなどのメーカーサイドの情報から金融、交通、行政、通信、ID などのユーザーサイドの情報まで、主要となるマーケットをすべて捉えた調査レポートとなっています。
最後になりましたが、本レポート作成にあたり、貴重なお時間と貴重な資料を、ご提供頂いた取材企業の皆様及び各方面の方々に、多大なるご協力を頂きました。この場をお借り致しまして深く感謝の意を表する次第です。
2004年8月
株式会社矢野経済研究所
コムテック事業部ユビキタスチーム
ICカードプロジェクト
~調査概要~
1. 調査目的
ICカードを中心とした、カード、ICチップ、リーダ/ライタの各市場に参入している企業の実態と将来の見方を調査することによって、市場全体の将来の可能性を展望し、関連各社の事業戦略立案の基礎資料に供することを目的とする。2. 調査対象先
目次参照
3. 調査方法
専門調査員による直接面接取材及び電話によるヒアリング取材併用
4. 調査,編集期間
2004年5月~2004年7月
5. 企画,調査,編集責任者
株式会社矢野経済研究所大阪支社 電子システム産業調査本部
第Ⅰ章 市場総論
1.市場概況
2.ICカードの定義と分類(1)現在までの概況
(2)ターゲットアプリケーション動向
(3)主な利用分野(アプリケーション)
3.標準化の動向
(1)接触型ICカードの動向4.分野別参入企業一覧
(2)非接触ICカードの動向
(3)ISO/IECの動向
(4)国内標準化の取り組み
5.ICカード導入ロードマップ
6.ICカード市場における外部環境
(1)機会
(2)脅威
7.ICカード市場における内部要因
(1)強み8.ICカード市場における今後の提案と展望
(2)弱み
9.アプリケーションビジネスの展望
(1)金融分野10.システムインテグレーターの実態と戦略
(2)行政分野
(3)交通分野
(4)プリペイドカード分野
(5)アミューズメント分野
(6)入退室管理分野
(7)電子マネー分野
(8)その他分野
(1)現状の課題・問題点11.業界ニュースラインナップ
(2)有望アプリケーションと複合化への見方
(3)現在の展開アプリケーションから見たメーカーへの要望
(4)今後の展開分野の方向性と市場見通し
第Ⅱ章 ICカード市場
1.市場概況
2.展開事業分野
3.上市製品一覧
4.市場規模推移
(1)ICカードの市場規模推移
(2)市場規模予測の根拠とその説明
(3)ICカードの市場規模推移グラフ
(4)タイプ別市場規模推移グラフ(数量)
(5)タイプ別市場規模構成比推移グラフ(数量)
(6)需要分野別市場規模推移グラフ(数量)
(7)需要分野別市場規模構成比推移グラフ(数量)
(8)アプリケーション別市場規模推移グラフ(数量)
5.需要分野構成
6.主要ユーザー事例
7.ターゲットユーザー
8.開発のテーマと方向性
9.生産・調達体制
10.販売・流通体制
11.他社との差別化戦略
12.現状の課題・問題点
13.今後の市場見通し
第Ⅲ章 ICカード用チップ市場
1.市場概況
2.展開事業分野
3.上市製品一覧
4.市場規模推移 (
(1)ICカード用チップの市場規模推移5.需要分野構成
(2)ICカード用チップの市場規模推移グラフ
(3)タイプ別市場規模推移グラフ(数量)
(4)需要分野別市場規模推移グラフ(数量)
(5)アプリケーション別市場規模推移グラフ(数量)
6.主要ユーザー事例
7.ターゲットユーザー
8.開発のテーマと方向性
9.生産・調達体制
10.販売・流通体制
11.他社との差別化戦略
12.現状の課題・問題点
13.今後の市場見通し
第Ⅳ章 リーダ/ライタ市場
1.市場概況
2.展開事業分野
3.上市製品一覧
4.市場規模推移
(1)ICカード用リーダライタの市場規模推移5.需要分野構成
(2)ICカード用リーダライタの市場規模推移グラフ
(3)タイプ別市場規模推移グラフ(数量)
(4)需要分野別市場規模推移グラフ(数量)
6.主要ユーザー事例
7.ターゲットユーザー
8.開発のテーマと方向性
9.生産・調達体制
10.販売・流通体制
11.他社との差別化戦略
12.現状の課題・問題点
13.今後の市場見通し
第Ⅴ章 アプリケーションビジネスの展望
1.金融分野(キャッシュカード・クレジットカードなど)
(1)キャッシュカード(銀行)2.行政分野(住民基本台帳カードなど)
(2)クレジットカード
(3)キャッシュカード(郵政公社)
(4)その他
(1)住民基本台帳カード3.交通分野(鉄道とETC、バスなど)
(2)健康保険証
(3)運転免許証
(4)パスポート
(1)鉄道カードの躍進(Suica・スルッとKANSAI・ICOCAなど)4.プリペイドカード分野(前払式証票)
(2)苦悩するETCカード
(3)iモードFeliCa、モバイルSuicaの登場
(4)IC乗車券は多機能化する
5.アミューズメント分野(電子チケット・パチンコカード)
(1)電子チケット6.入退室管理分野(企業・大学・セキュリティ)
(2)パチンコカード(会員カード)
(1)企業における入退室管理7.電子マネー分野(小額決済・モバイル端末)
(2)大学における入退室管理
(1)電子マネーの定義と分類8.その他分野(ポイントカードなど)
(2)Edyの動向
(3)Suicaの電子マネーサービス
(1)ポイントカード
(2)通信分野
(3)地上デジタル波の潮流
第Ⅵ章 自動認識・関連システムの動向
1.RF-ID(無線ICタグ)市場
(1)2010年度予測で市場規模は12億1,400万枚に2.RF-ID(無線ICタグ)の潜在ユーザーニーズ動向
(2)RF-ID(無線ICタグ)の需要分野別構成比推移グラフ(数量ベース)
(3)RF-ID(無線ICタグ)のアプリケーション展望
(1)現在使用している自働認識システム3.バイオメトリクス市場
(2)自動認識システム別満足度 (
(3)最も関心のあるRF-ID(無線ICタグ)のアプリケーション
①製造(FA)分野(4)RF-ID(無線ICタグ)の導入意向
②流通分野
③物流分野
④アミューズメント分野
⑤レンタルリース分野
(5)ユーザーの導入意向と採用計画予定
①積極的に導入したいユーザーの採用計画予定
②導入したいユーザーの採用計画予定
(1)2010年度予測で400億円市場に4.非接触ICカード市場
(2)需要分野・用途別市場
(3)識別方式(タイプ)別市場
(4)バイオメトリクスの解説と市場拡大の要因
(1)国内非接触ICカードの総市場規模推移と需要予測5.金融端末市場(ATM/CD機など)
(2)現在までの概要と今後の展望
(1)ATM市場6.その他関連市場
(2)CD市場
(1)POS市場
(2)スキャナ一体型ハンディターミナル市場
第Ⅶ章 個別企業実態調査票
ICカードベンダー
共同印刷株式会社
大日本印刷株式会社
凸版印刷株式会社
日立マクセル株式会社
ICチップベンダー
インフィニオンテクノロジーズジャパン株式会社
ソニー株式会社
株式会社東芝
富士通株式会社
リーダ/ライタベンダー
NECインフロンティア株式会社
オムロン株式会社
株式会社デンソーウェーブ
日本信号株式会社
富士電機リテイルシステムズ株式会社
システムインテグレーター
NTTコミュニケーションズ株式会社
株式会社NTTデータ
日本ユニシス株式会社
株式会社日立製作所
アプリケーションビジネス企業・団体
(金融分野)
株式会社ジェーシービー
株式会社武富士
株式会社東京三菱銀行
株式会社みずほ銀行
三井住友カード株式会社
(行政分野)
外務省
警察庁
厚生労働省
総務省
日本郵政公社
(交通分野)
国土交通省
株式会社 スルッとカンサイ
西日本旅客鉄道株式会社
東日本旅客鉄道株式会社
(プリペイドカード分野)
株式会社クオカード
日本電信電話株式会社
社団法人前払式証票発行協会
(アミューズメント分野)
ダイナム株式会社
ぴあ株式会社
(入退室管理分野)
慶應義塾大学
セコム株式会社
森トラスト 株式会社
(電子マネー分野)
株式会社 エヌ・ティ・ティ・ドコモ
ビットワレット株式会社
(その他分野)
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