2007年版 機能別ME機器市場の中期予測とメーカーシェア(治療機器編)

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発刊日
2007/11/30
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体裁
A4 / 616頁
資料コード
C49204800
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 今回の「2007年版 機能別ME機器市場の中期予測とメーカーシェア」(治療機器編)は、第36版として発刊しております。(診断機器発刊数含む)
 治療機器製品は手術室で設置される全身麻酔器、電気メス、各種レーザー治療装置/各科専用治療装置、内視鏡下(体腔鏡下)外科関連製品、また集中治療室や病棟に設置される人工呼吸器等に、各科特有の製品、更に除細動器や鼻CPAPでは院内はもちろん、Pre/Post Hospitalでも市場構成されています。
 治療機器は手技料などから採算性を求められるため、診療報酬の下げ幅に影響を受けることが多く、2006/4の診療報酬改定では過去最大の下げ幅、また2008/4においては前回改定のような下げ幅にならないとの予測や、手術件数をベースにした施設基準/診療報酬体系の復活もないとされる一方、財務省からは厳しい医療費削減の要望が出されている。
 また、特定機能病院を中心とした中核病院では、Operation Roomの増加はあるものの、国公立病院の統廃合は更に進むとともに、自治体病院では病床稼働率による診療所格下げなどの経営改革ガイドラインの素案など、治療機器のターゲットになりうる急性期施設数/Operation Room/病床の総数は減少するため、新技術製品でない限りIn Hospitalでは、買替需要の中での企業間/製品競争力の市場になっている。
 その一方、病院向け/在宅向けレンタル、MIS症例が増加している内視鏡室における手術装置、パブリックスペースでのAED、治療機器と院内情報システム化やアライアンスなど、これまでの競争力原理から新しい局面での市場競争力に変化しております。
本書は、これらの状況をふまえ下記調査品目別の2006年度・2007年度の台数・金額の市場分析とマーケットシェア、新製品状況等の製品別市場成長率の予測を行い、市場環境から分析した今後の有望製品/分野、縮小傾向製品の要因分析を行っております。

リサーチ内容

PartⅠ 医療機器の市場動向と有力企業分析

医療機器の環境要因分析と有力企業の動向
§1 治療機器の環境
  厳しい市場環境の中、In Hospital市場はHigh end機種、院内向けレンタル強化
§2 調査品目における市場推移と予測
  2006年度0.2ポイントダウンの1,105億円、2007年度は1,238億円予測
  調査品目分類別市場推移
  調査品目における金額ベース市場規模推移
  調査品目における台数・数量ベース市場規模推移
  品目別マーケットリーダー
  薬事工業生産動態統計~金額ベース~
  薬事工業生産動態統計~数量ベース~
§3 有力企業分析


PartⅡ 治療機器(関連製品含む)品目別推移

§1 内視鏡下外科手術市場 低侵襲手術
  市場概要
  有力企業の動向
  内視鏡(光学視管・Scope)市場
    市場動向:2006年度75本増の1,790本、上位3社で92%以上のシェア
  ビデオカメラ市場
    市場動向:2006年度43台増で699台の市場
  光源装置(Light Source)市場
    市場動向:2006年度570台強
  気腹器市場 (CO2 吊上式)
    市場動向:CO2(気腹下)タイプ約480台、吊上式30台
    気腹法と吊上げ法の選択について
  処置具市場(Forceps・Clamps,Scissorsなど)
    市場概要
    市場動向(リユーザブル処置具)
    市場動向(ディスポーザブル処置具)
  クリップ(アプライヤー)市場
    市場概要
    市場動向:上位2社圧倒的シェアの中、下位企業はアップ実績
  トロカール市場
  (トロカール・トロカー・トロッカー・Trocar)
    市場概要
    市場動向:2006年度ディスポタイプ56万本強、上位2社圧倒的シェアの
         中下位企業も実績アップ
  経直腸的・経肛門的内視鏡下外科手術
    市場動向:オリンパス販売中止、2006~2007年度は1~2セット
  脳内視鏡(脳室鏡・脳神経内視鏡)
    市場概要
    市場動向:スコープ単品販売は大幅増
  関節鏡システム
    市場概要
    市場動向:2006年度15.4ポイントアップの21.5億円
    関節鏡視下電気手術装置市場動向:2006年度は装置と消耗品で4億円強
    耳鼻咽喉科用シェーバー市場
    市場動向:2006年度は装置とハンドピースで6.7億円
    椎間板ヘルニアシステム市場
    市場動向:2006年度5億円強、上位2社圧倒的シェア
  内視鏡下外科関連市場
    市場動向:「AESOP SYSTEM」は32施設に設置
    HALS(Hand Assisted Laparoscopic Surgery)市場
    市場動向:年間3.7億円弱
  組織代用人工繊維布(消化器、腹部領域市場)
    市場動向:2006年度微減の24.3億円
§2 ベンチレータ
  市場概要
  長期ベンチレータ市場規模:レンタル増加も新規出荷分では2006年度約210台減の4.324台
  (2007年度:4,510台)、
  Middle endクラスは機種実績の二極化
  長期人工呼吸器企業別動向:2006~2007年度Middle end製品新製品上市でシェア変動
  レンタル領域ベンチレータ市場(在宅・病院)
  非侵襲型・侵襲型市場/在宅人工呼吸療法
  HMV~Home Mechanical Ventilation
    市場概要
    市場動向:年間新規出荷ベースで2,500台弱
    (レンタル/販売)
    救急関連 人工呼吸器市場
    市場概要
    市場動向:トータル市場900台強
  NasalCPAP(ネーザルシーパップ) 鼻CPAP
  スリープCPAP マスクCPAP 鼻マスク式呼吸
  補助器/持続陽圧呼吸療法装置
    市場概要
    市場動向:2006~2007年度新規出荷ベースで3.7~3.8万台前後(実質は純増分は2.2万台)
  スリープアプニア市場、Sleep市場(診断装置)
  Sleep Apnea Syndrome~SAS
  睡眠時無呼吸モニタ 呼吸睡眠モニタ
  睡眠ポリグラフシステム
    市場概要
    市場動向:2006~2007年度は簡易型1,100台、診断用ポリグラフィーで200台前後
§3 全身麻酔器
  市場概要
  市場規模:2006年度トータル市場38台増の1,203台、2007年度は1,262台予測
  企業別動向:
§4 除細動器 デフィブリレーター
  External Defibrillator
    市場概要
    市場規模:2006年度49,741台、2007年度74,600台と大幅増、
         販売額は低価格機種上市で140億円弱
    AED市場:2006年度で4.7万台弱、2007年度で7.2万台弱の予測
    企業別動向:
  Inplantable Cardiac Defibrillator
    市場概要
    市場規模:ICDは2006年3,595例(企業決算ベースで3,602例)、
         CRT-D 846例(企業決算ベース1,216例)
    企業別動向:
§5 電気メス
  電気メス市場
    市場概要
    市場規模:2006~2007年度トータル市場2,100~2,200台推移、
         内視鏡室は645台の市場形成
    企業別動向:
  バイポーラ市場
    市場概要
    市場動向:2006年度696台、組織シールド機能付バイポーラは320台にとどまるも
         プローブ市場は2007年度で17億円市場に
  ABC・APC市場
    市場動向:2006~2007年度220台前後の市場形成
  小型電気メス・各科に特有な電気メス市場
    市場動向:年間1,200台強の市場形成
  その他 特定領域
    1.肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法:センチュリーメディカル「Cool-tip  RF System」
                   2.3万本強、BSJは1万本弱
    2.RF心房細動手術装置:年間2,500例
    3.神経ブロック用高周波熱凝固装置:東洋メディックが「Neuro Thermo JK3」20台
    4.マイクロ波手術装置、Shaw加熱メス市場
    5.美容外科ルートにおけるRF/フォトRF市場
  対極板市場
    市場動向:2007年度383万枚強の市場予測、アムコ内視鏡室で大幅増
  電気メス市場におけるディスポコントロールペンシル、電極
    コントロールペンシル市場動向:2007年度74万本予測、参入企業大幅アップ推移に
    アクティブ電極市場動向:ディスポタイプ2007年度60万本強に
§6 超音波凝固切開装置・超音波吸引装置
  市場概要
  超音波切開凝固装置市場
    市場動向:2006年度550台、2007年度609台、
         ディスポプローブは症例増で2007年度37億円弱
  超音波吸引装置市場
    市場動向:年間260~280台に、エム・アンド・エム「マルチユースタイプ 25MA
         ハンドピース」上市
§7 Nd:YAG, HO/YAG  KTP/YAG、KTP
  市場概要
  市場動向:2006~2007年度トータル市場50台弱に、Ho-YAGのみ市場形成
§8 C O 2レーザー
  市場概要
  市場動向:2006年度マイナス実績の464台、
       各社皮膚科/形成外科/美容外科での需要に期待
§9 高出力半導体レーザー手術装置
  市場概要
  市場動向:2006~2007年度40台弱
§10 P D T~Photo Dynamics Therapy
  市場概要
  市場動向:年間6~8台の市場推移
§11 レーザー心筋血管新生術、心筋血行再建術 TMR・PTMR
  市場動向:年間6~8台需要の可能性
  注目製品:RF心房細動手術装置:年間2,500例弱
§12 (疼痛緩和)半導体レーザー治療器
  市場概要
  市場動向:持田シーメンス新製品上市でアップ計画、2007年度は450台に回復か
§13 (直線偏光)近赤外線 He―Neレーザー
  市場概要
  市場動向:近赤外線は2006~2007年度600~700台強、He-Neレーザーは販売中止
  参考資料:神経ブロック高周波熱凝固装置 年間20台
§14 あざとりなど美顔用レーザー装置
  市場概要
  市場動向:2007年度300台強の市場形成予測、「Medlite C3」はジェイメックに移管
  IPL市場:年間160台前後の市場形成
§15 美容整形外科関連注目製品
  脱毛(Hair Removal)
    市場概要
    市場動向:年間300台前後の市場形成、新製品設置もあるが
         「Gentle Lase」高シェア続く
  美顔(Laser、IPL、RF)
    市場動向:美顔用レーザー大幅増
§16 (経尿道的)結石破砕装置 TUL(TransUrethal Lithotripsy)レーザー、空気衝撃波、EHL、USL、火薬
  市場概要
  市場規模:2006年度トータル市場75台まで市場縮小の中、空気衝撃波は安定推移
  企業別動向:
§17 BPH治療製品 装置&VLAP用ファイバー 高温度治療 VLAP 高出力半導体
  市場概要
  市場動向:2006年度BPH治療装置は5台まで低下
  TURIS(電解質溶液を用いるTUR)について
  前立腺がん永久挿入密封小線源療法について
§18 E S W L
  市場概要
  市場動向:2006年度93台、2007年度各社計画値では約105台
  ESWLのレンタル・ビジネス
§19 ハイパーサーミア(温熱療法加温装置)
  市場概要
  市場動向:「サーモトロンRF8」2007年度10台計画
§20 I A B P装置 大動脈内バルーンポンプ
  市場概要
  市場動向:年間215台の市場形成の中、No1シェアのDatascope製品は2008/1より
       データスコープ・ジャパン(販売元:USCIホールディングス)に移管
§21 自己血回収装置・回収式自己血輸血装置
  市場概要
  市場動向:2006年度124台、2007年度174台市場
  参考資料:自己血輸血の消耗品市場
  1.貯血式・希釈式における血液バッグ市場
  2.術中回収式における自己血回収システム
  3.術後回収式における自己血輸血(セット)市場
§22 コンティニアス パッシブモーション
  市場概要
  市場動向:2006年度は約530ユニット
  ベッドサイド型下肢運動療法装置「TEM LX2」
§23 タニケットシステム
  市場概要
  市場動向:2006年度390台強、ジンマー新製品を発売
§24 骨電気刺激装置/超音波骨折治療器
  市場概要
  市場規模:年間1,700台、超音波骨折治療法は先端医療に、
       また新鮮骨折での適用の可能性も
§25 低周波治療器
  市場概要
  市場動向:2006年度13,600台弱とマイナス推移
  干渉低周波治療器市場:2006年度5,200台強
  深部静脈瘤予防機器、浮腫治療器、家庭用エアーマッサージ機器(脚・腕装着用)
  (医科向)空気圧式マッサージ器、家庭用エアーマッサージ器、
  業務用エアーマッサージ器
    市場概要
    医科向D.V.T市場動向:2006年度約3,800台、多くの企業で右下がりの推移
    浮腫治療器市場動向:2006年度微減の410台
    家庭用エアーマッサージ器市場:2006年度微減の約9,400台
    特集:ベッド型マッサージ器市場
    市場概要
    市場動向:2006年度は約42億円市場
§26 パワーインスツルメンツ
  市場概要
  市場規模:2006年度25.1ポイントアップの67.7億円市場
  企業別動向:日本ストライカー続伸でトップシェア維持
  科別動向:整形外科14.6ポイントアップの35.7億円
  特集1. 防護服市場
    市場動向:2006年度約6億円市場
  特集2. 洗浄器市場
    市場動向:2006年度9.2億円市場
§27ガンマナイフ
  市場概要
  市場動向:2008年「Perfexion」で3~4施設で設置予定、
       「APSバージョンアップ」は年間3システム
§28 定位脳手術装置・定位脳放射線治療システム
  定位脳手術装置
    市場動向:3社の参入で2006年度31システム、2007年度24システム
  定位脳放射線治療システム
    市場動向:2006年度22システム、2007年度37システム、
         体幹部対応可能なライナック一体型にも注目
§29 手術用顕微鏡・ナビゲーションシステム
  手術用顕微鏡システム
    市場概要
    市場規模:手術室用 2006年度213台(2007年度:221台)、
         処置用/小型タイプは541台(2007年度:531台)
    企業別動向:
    歯科用顕微鏡市場:2006年度330台弱、2007年度460台見込み
  ナビゲーションシステム
    市場概要
    市場動向:2006年度アップ実績の64システム、ストライカーは
         膝関節用CT-Freeソフトの薬事承認済み
§30 ネブライザー
  市場概要
  市場規模:2006年度トータル台数8万台
  企業別動向:
  超音波式:数量ベースで3.3万台弱、2007年度は4万台強
  ジェット式:数量ベース4.8万弱、2007年度は5.1万台強
§31 滅菌コンテナーシステム
  市場概要
  市場動向:2006年度8,765システム、主要各社は前年並み
  プラズマ滅菌対応コンテナーシステム市場:2007年度 630システム計画
§32 鋼製手術器具・器械
  市場概要
  市場動向:トータル市場は年間70億円強(眼科を除く)


PartⅢ 参入企業分析

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