2011-2012年版 機能別ME機器市場の中期予測とメーカーシェア(治療機器編)

本調査レポートでは、治療機器・関連製品32項目(70製品・32分類)の製品別市場実績と予測、シェア分析を行い、同市場について現状と将来展望を調査分析いたしました。

発刊日
2012/02/29
体裁
A4 / 675頁
資料コード
C53205200
PDFサイズ
7.1MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的
1.機能別ME機器【治療機器・関連製品】32項目(70製品・分類)の製品別市場における
2010年度・2011年台数・点数・金額ベース市場規模推移と製造販売業・販売元シェア(国内ベース)
*2011年度は見込み数値含む
2.2012年度~2015年度までの市場規模予測
3.関連製品の相対性分析
4.注目製品・売れ筋製品の徹底分析
5.各企業別戦略と有力メーカー・製造販売業・販売元動向分析
調査対象:国内メーカー、及び、輸入製品製造販売業・販売元
調査方法:面接取材とTEL取材併用
調査期間:2011年9月~2012年2月

リサーチ内容

■本資料のポイント

  • 治療機器・関連製品市場の動向と有力企業を分析。
  • 治療機器・関連製品32項目(70製品・32分類)の市場規模推移(台数・金額ベース、約10年間)とメーカーシェアを算出。
  • 参入企業の個票を掲載。

■本資料の概要

PartⅠ 医療機器の市場動向と有力企業分析
PartⅡ 治療機器(関連製品含む)品目別推移
PartⅢ 参入企業分析

■掲載内容

PartⅠ 医療機器の市場動向と有力企業分析

医療機器の環境要因分析と有力企業の動向
§1 治療機器の環境
  2010~2011年度 Operation Room関連装置は集中化と症例数増で市場拡大、
  集中治療室・病棟関連は製品区分の二極化続く
§2 調査品目における市場推移と予測
  2010年度は前年度のマイナス実績から10.6ポイントアップの1,231億77百万円、
  2011年度も3.4ポイントアップの1,273億21百万円見込みも、2012~2013年度はマイナス市場の可能性
  調査品目分類別市場推移
  調査品目における金額ベース市場規模推移
  調査品目における台数・数量ベース市場規模推移
  品目別マーケットリーダー(2010年度総発売元ベース)
  薬事工業生産動態統計~金額ベース~
  薬事工業生産動態統計~数量ベース~
§3 有力企業の動向
  アイ・エム・アイ、オリンパス/オリンパスメディカルシステムズ、フクダ電子、日本光電

PartⅡ 治療機器(関連製品含む)品目別推移

§1 内視鏡下外科手術市場 低侵襲手術
  市場概要
  企業動向
  内視鏡(光学視管・Scope、ビデオスコープ)市場
  市場動向:2010年度2,412本、2011年度2,660本見込みの中、
  オリンパスは「VISERA  ELITE System」やビデオスコープ「LTF」シリーズ強化、
  エム・シー・メディカルもアップで上位2社の寡占化傾向
  ビデオカメラ市場
  市場動向:2010年度914台、2011年度1,091台見込みの拡大傾向の中、
  オリンパスメディカルシステムズ 「VISERA ELITE System」上市
  光源装置(Light Source)市場
  市場動向:2010年度610台、2011年度721台、上位企業アップ実績
  腹器市場 (CO2 吊上式)
  市場動向:2010年度CO2(気腹下)タイプ469台、吊上式34台、2011年度CO2(気腹下)タイプ495台、
  吊上式34台見込み
  処置具市場(Forceps・Clamps,Scissorsなど)
  市場概要
  リユース処置具市場動向:単孔式とサイズバリエーションで市場拡大傾向、
  2010年度19,000本強、2011年度21,000本見込み
  市場動向(ディスポーザブル処置具):2010年度71,989本、2011年度80,436本、新規参入相次ぐ
  クリップ(アプライヤー)市場
  市場動向:2010年度11.1万ケ、2011年度11.4万ケ、上位2社高シェアが続く中、伸び率は鈍化
  トロカール市場(トロカール・トロカー・トロッカー・Trocar)
  市場動向:ディスポタイプ2010年度72.7万本、2011年度76.8万本見込み、
  上位2社高シェアの中、単孔式を含め新規参入相次ぐ
  参考資料:自動縫合器・自動吻合器について
  経直腸的・経肛門的内視鏡下外科手術
  脳内視鏡(脳室鏡・脳神経内視鏡)
  市場概要
  市場動向:2011年度17セット・361本見込み
  関節鏡システム 
  市場概要
  市場動向:2010年度26億24百万円、2011年度27億9百万円見込みの中、股関節鏡手術に注目
  関節鏡視下電気手術装置市場動向:装置と消耗品で2010年度4.23億円、2011年度4.43億円
  耳鼻咽喉科用シェーバーシステム:2011年度トータルで8億50百万円、メドトロシェアアップ
  椎間板ヘルニアシステム市場:「METRx」が安定推移
  エピドラスコピー(硬膜外鏡下神経剥離術)
  内視鏡下外科関連市場
  市場動向:「da Vinci S HD」32施設に納入の中、2012/4より前立腺がんの摘出手術で保険適用
  HALS(Hand Assisted Laparoscopic Surgery):2011年度18,600ケにとどまる
§2 ベンチレータ
  市場概要
  長期ベンチレータ市場規模:2010年度は予算執行の遅れなどで、
  新規レンタルを含め4,976台、2011年度も4,628台にとどまる
  長期人工呼吸器企業別動向:2010~2011年度上位企業の二極化実績、
  日本光電は2012年度よりメトラン社製品も展開
  レンタル領域ベンチレータ市場(在宅・病院)
  非侵襲型・侵襲型市場/在宅人工呼吸療法
  HMV~Home Mechanical Ventilation
  市場概要
  市場動向:2011年度NPPVタイプは新製品への機種変更を含め1,600台強、
  TPPVタイプも同様の要因で470台弱、フィリップスレスピロ、
  コヴィディエン、チェスト等新製品上市・上市予定
  救急関連(搬送用含む) 人工呼吸器市場
  市場概要
  市場動向:2010年度766台、2011年度921台、コーケンメディカル「ANSWER」のシェアアップ
  NasalCPAP(ネーザルシーパップ) 鼻CPAP
  スリープCPAP マスクCPAP 鼻マスク式呼吸
  補助器/持続陽圧呼吸療法装置
  市場概要
  市場動向:2010年度純増で24,000台、2011年度19,000台、上位企業新機種上市相次ぐ
  スリープアプニア市場、Sleep市場(診断装置)
  Sleep Apnea Syndrome~SAS
  睡眠時無呼吸モニタ 呼吸睡眠モニタ
  睡眠ポリグラフシステム
  市場概要
  市場動向:簡易型ポリグラフィーは2010年度1,420台、2011年度1,485台、
  診断用ポリグラフィーは2010年度103台、2011年度は買替で135台
§3 全身麻酔器
  市場概要
  市場規模:10年前の買替需要もあり、2010年度1,249台、2011年度1,368台、
  High end市場は577~647台の推移、Middle endも買替促進
  企業別動向:High endは外資系2社、Middle~Low endは外資系2社に国産2社の高占有率の中、
  販売元移管を含め新規参入の可能性
§4 除細動器デフィブリレーター
  External Defibrillator
  市場概要
  トータル市場規模:2010年度58,774台、2011年度59,615台
  AED市場:2010年度56,389台、2011年度57,065台見込み、PAD市場は2011年度49,105台で、
  2013~2014年度に回復傾向の可能性
  企業別動向:上位3社で年間5.2~5万台の中、オムロンヘルスケアとアドミスが本格参入
  Inplantable Cardiac Defibrillator
  市場概要
  市場規模:2010年度企業決算ベースでICDが4,680ケ、2011年度:4,925ケ見込み、
  CRT-Dは大幅増の2,880ケ、2011年度:3,475ケ見込み
  企業別動向:新製品上市企業が順調な推移の中、遠隔モニタリングシステム参入企業は高い伸び率
  遠隔モニタリングシステム:参入メーカートータルでは延べ735施設に
§5 電気メス
  電気メス市場
  市場概要
  市場規模:前年度のマイナス実績から2010年度1,960台、2011年度2,066台と市場回復、
  High endは2011年度1,300台突破の可能性
  企業別動向:上位寡占化傾向の中、アムコがシェアアップ
  バイポーラ市場
  市場概要
  市場動向:2010年度826台、2011年度は1,026台見込み、組織シーリング機能付バイポーラ
  装置は2011年度600台、脳外科・その他分野は426台市場に
  ABC・APC市場 
  市場動向:2010~2011年度買替需要で190台前後の市場形成
  小型電気メス・各科に特有な電気メス市場
  市場動向:ellman Japan高シェアの中、アムコの内視鏡室販売、婦人科領域参入企業も安定推移
  その他 特定領域 
  1.高周波(RF)熱凝固療法:2010年度原発性肝癌の症例減で34,300本の中、
  センチュリーメディカル「Cool-tip RF System」の圧倒的シェアの中、新製品上市
  2.RF心房細動手術装置:2010年度4,600例にとどまる中、ESTEC社製品は泉工医科工業に移管
  3.神経ロック用高周波熱凝固装置:東洋メディック「Neuro Thermo NT500」で年間17~18台
  4.マイクロ波手術装置、Shaw加熱メス市場
  5.美容外科ルートにおけるRF/フォトRF市場
  対極板市場
  市場動向:2010~2011年度417~425万枚の推移、
  装置メーカー上位3社は安定推移の中、JSSが大幅増
  電気メス市場におけるディスポコントロールペンシル、電極
  コントロールペンシル市場動向:2011年度100万本突破
  アクティブ電極市場動向:ディスポタイプ2011年度103万本
§6 超音波凝固切開装置・超音波吸引装置
  市場概要
  超音波凝固切開装置市場
  市場動向:市場の一巡性もあり、2010年度577台、2011年度542台、
  ディスポプローブは加算により症例数増で2011年度60億円強
  超音波吸引装置市場
  市場動向:2010年度128台、2011年度170台見込み、
  日本ストライカー2011年度大幅増実績、アムコ「CUSA Excel Plus」でアップ実績
§7 Nd:YAG, HO:YAG KTP/YAG、KTP
  市場概要
  市場動向:2010年度トータルで81台、2011年度は117台見込み、Ho:YAGが2011年度96台、
  KTPレーザーは15台見込み
§8 CO2レーザー
  市場概要
  市場動向:2010年度410台、2011年度も409台、機種により二極化実績に
§9 高出力半導体レーザー手術装置
  市場概要
  市場動向:下肢静脈瘤治療用レーザー「ELVeS」大幅増実績
§10 PDT~Photo Dynamic Therapy
  市場概要
  市場動向:2010年度3台、2011年度3台見込み
§11 レーザー心筋血管新生術、心筋血行再建術 TMR・PTMR
  市場動向:レーザー血管形成術・新生術:DVx展開のExcimer Laser Systemは適用拡大の可能性
  RF心房細動手術装置:2010年度4,600例にとどまる中、ESTEC社製品は泉工医科工業に移管
§12 (疼痛緩和)半導体レーザー治療器
  市場概要
  市場動向:2010年度は247台、2011年度195台見込み、ミナト医科学「ソフトレーザリーJQ-W1」上市
§13 (直線偏光)近赤外線 He―Neレーザー
  市場概要
  市場動向:近赤外線光線治療器は年間530~600台の推移
  参考資料:神経ブロック用高周波熱凝固装置は東洋メディック「Neuro Thermo NT500」で年間17~18台
§14 あざとり・美顔用レーザー装置
  市場概要
  市場動向:2010年度373台、2011年度389台(CO2タイプ除く)、Q Switched Rubyは安定推移、
  キャンデラ「Vbeam」が大幅増
  白斑治療装置:2011年度373台、後発参入企業は年間40~50台の実績にIPL、
  高周波・中周波装置市場:IPLはマイナス傾向の中、高周波/中周波は大幅増
§15 美容整形外科関連注目製品
  脱毛(Hair Removal)
  市場概要
  市場動向:2010~2011年度は230第前後の市場
  美顔(Laser、IPL、RF)
  IPL、高周波・中周波装置市場:高周波/中周波は大幅増
§16 (経尿道的)結石破砕装置 TUL(TransUrethal Lithotripsy)
  レーザー、空気衝撃波、EHL、USL、火薬
  市場概要
  市場規模:2010年度トータルで74台市場、2011年度は85台見込み、f-TULの症例増でHo:YAGは大幅増
§17 BPH治療製品装置&VLAP用ファイバー高温度治療VLAP高出力半導体
  市場概要
  市場動向:高温度治療装置は2010年度1台、2011年度は全ての企業が撤退、
  HIFUは2011年度2台予定、KTPレーザーも保険適用の中、2011年度15台予定
  前立腺癌治療装置について
§18 ESWL
  市場概要
  市場動向:2010年度販売で63台、2011年度66台、エダップ新製品でシェアアップ
  注目製品:ESWT「Epos Ultra」年間3~4台の推移、
  重症虚血性疾患に対する低出力体外衝撃波は先進医療技術に
§19 ハイパーサーミア(温熱療法加温装置)
  市場概要
  市場動向:「サーモトロンRF8」新規設置と買替で2011年度は10台前後の市場形成
§20 IABP装置 大動脈内バルーンポンプ
  市場概要
  市場動向:2010年度236台、2011年度は228台見込み、
  Maquet Cardio Vascular:Datascope「CS300」で高シェア
§21 自己血回収装置・回収式自己血輸血装置
  市場概要
  市場動向:2010年度販売レンタル設置も含め大幅増の146台、2011年度155台予測、
  ソーリン・グループ「XTRA」、ヘモネティクスジャパン「Elite」上市予定
  参考資料:自己血輸血の消耗品市場
  1.貯血式・希釈式における血液バック市場
  2.術中回収式における自己血回収システム
  3.術後回収式における自己血輸血(セット)市場
§22 コンティニアス パッシブモーション
  市場概要
  市場動向:2010年度512ユニット、2011年度465ユニット、
  日本シグマックスの膝用「オプティフレックス 3」が2010年度は大幅増
§23 タニケットシステム
  市場動向:2010年度は364台、2011年度397台、2009年度の大幅減からアップ実績に
§24 骨電気刺激装置/超音波骨折治療器
  市場概要
  市場動向:2010~2011年度 販売で1,800台、レンタルで24,000~25,000人、
  レンタルでは帝人ファーマが圧倒的シェアの中、日本シグマックスも強化
§25 低周波治療器市場概要
  市場動向:2010年度15,699台、2011年度14,274台
  干渉低周波治療器市場:2010年度は微減の5,272台に、同タイプの割合は34%弱
  ベッド型マッサージ器市場動向:2010年度2,361台、2011年度2,427台、
  ミナト医科学ローリング式で販売開始
  深部静脈瘤予防機器、浮腫治療器、家庭用エアーマッサージ機器(脚・腕装着用)
  (医科向)空気圧式マッサージ器、家庭用エアーマッサージ器、業務用エアーマッサージ器
  市場概要
  医科向D.V.T市場動向:撤退が相次ぐ中、2010年度3,733台、2011年度4,380台
  浮腫治療器市場動向:2010年度230台、2011年6月末「ハドマー」シリーズ販売終了
  家庭用エアーマッサージ器市場:年間8,200台前後の市場形成
§26 パワーインスツルメンツ市場概要
  市場規模:2010~2011年度71~74億円の市場
  企業別動向:2011年度上位2社で44億円見込み、ナカニシ新製品上市
  科別動向:整形外科領域が前年のマイナス実績から11.6ポイントアップの41億9百万円、
  脳外科領域は22億円にとどまる
  防護服市場動向:圧倒的シェアを保持しているストライカーのアップ実績で、
  2011年度10億38百万円に
  洗浄器市場動向:2010年度12億27百万円、2011年度12億97百万円、ジンマー大幅増実績
§27 ガンマナイフ市場概要
  市場動向:2011年度「Perfexion」への入替で8システム見込み、2012年度以降も5~6システム予定
§28 定位脳手術装置定位脳・高精度放射線治療システム
  定位脳手術装置 
  市場動向:年間20システムの市場形成
  高精度(定位)放射線治療システム(体幹部適用含む)
  市場動向:2011年度40システム、うち高精度(定位)放射線治療装置(体幹部兼用)は21システムに、
  ブレインラボ「NOVALIS TX」の高シェア続く
§29 手術用顕微鏡・ナビゲーションシステム
  手術用顕微鏡システム
  市場概要
  市場規模:2010年度トータル台数は586台、2011年度553台、脳外科は安定推移、
  耳鼻咽喉科の処置用/小型タイプはマイナス傾向続く(メディカル分野)
  企業別動向:2010~2011年度外資系のカールツァイス、ライカのシェアアップ続く
  歯科用顕微鏡市場:2010年度大幅増の482台、2011年度461台
  ナビゲーションシステム
  市場動向:2010年度63システム、2011年度61システム
§30 ネブライザー
  市場概要
  市場規模:2010年度69,235台、2011年度72,711台見込み、超音波・メッシュ式が安定推移
  企業別動向:No1シェアのオムロンコーリンとアルフレッサファーマがシェアアップ
  超音波/メッシュ式:年間2.3万台前後の安定推移
  ジェット式:2010年度45,756台、2011年度48,600台弱
§31 滅菌コンテナーシステム
  市場動向:2010年度プラス実績の8,437システム(台)、2011年度8,750システム(台)
  プラズマ滅菌対応コンテナーシステム市場:年間250システム
§32 鋼製手術器具・器械
  市場概要
  市場動向:診療報酬のアップもあり、トータル市場は2010年度75億34百万円、2011年度は77億円強

PartⅢ 参入企業分析

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