2012 アパレル産業白書
国内アパレル市場は、H&Mやフォーエバー21などトレンド感と価格訴求力を持って国内に参入してきたグローバルSPAの脅威がようやく落ち着き、価格一辺倒だったニーズから、品質、ブランドといったクオリティ重視に転換する動きが見られます。本調査レポートは発刊して10余年、アパレル市場のメーカーから小売までのトレンドを掲載、アパレル市場の今後の方向性を明らかにいたしました。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:日本のアパレル産業の現状把握,分析並びに将来予測を行い、事業戦略立案の基礎資料とすること目的とした。
調査対象:
①アパレルメーカー(総合アパレル,メンズアパレル,レディスアパレル,ベビー・子供アパレル他)
②小売業(百貨店,量販店,専門店,その他)
調査方法:◆アンケート郵送法 ◆公的データの収集など文献調査 他
調査期間:2012年7月~2012年9月
■本資料のポイント
- アパレル総市場規模、紳士・婦人・ベビー子供服市場規模を算出。(2006年~2012年予測)
- アイテム別アパレル市場規模(17分野)を算出。(2006年~2012年予測)
- チャネル別市場動向を調査。
- 2011年アパレル関連企業売上ランキングを掲載(総合、メンズ、レディス別ランキング)。
■本資料の概要
第1編 アパレルメーカー市場
第2編 アイテム別アパレル市場
第3編 ブランド市場
第4編 アパレル小売市場
第5編 アパレル消費市場
第6編 関連資料
■掲載内容
第1編 アパレルメーカー市場
■アンケート調査に見るアパレル関連企業の現状
◇2011年度アパレル関連企業の成長特性-主業種別、売り上げ規模別◇
1.主業種別に見たアパレル関連企業の動向
2.売り上げ規模別に見たアパレル関連企業の動向
3.売上高が継続して伸長しているアパレル関連企業
◆アパレル関連企業総売上高ランキング
◇メンズアパレル売上高ランキング
◇レディスアパレル売上高ランキング
◇ベビー・子供服アパレル売上高ランキング
■国内におけるアパレル製品輸入動向
中国からの輸入は数量・金額ともに増加も、チャイナプラスワンの動きが顕著に
・2011年のアパレル製品輸入の動向
(1)2011年アパレル製品輸入の全体動向
(2)過去10年間の品目別輸入実績推移
(3)主要国別の輸入実績推移と中国からの品目別輸入実績
■スポーツアパレル
①スポーツアパレル市場の現状
②機能性アンダーウェアの市場概況
第2編 アイテム別アパレル市場
【メンズアイテム別マーケット】
1.メンズスーツマーケット
2.メンズジャケット・ブレザーマーケット
3.メンズコートマーケット
4.メンズスラックス・パンツマーケット
5.メンズシャツマーケット
【レディスアイテム別マーケット】
1.レディススーツマーケット
2.レディスフォーマルウェアマーケット
3.レディスワンピースマーケット
4.レディスジャケット・ブレザーマーケット
5.レディスコートマーケット
6.レディスボトムマーケット
7.レディスシャツ・ブラウスマーケット
【その他の衣類のマーケット】
1.ニット製品(セーター類,Tシャツ類,ポロシャツ類)
2.ジーンズカジュアル製品
3.ベビー・子供服
4.メンズインナーウェア
5.レディスインナーウェア
第3編 ブランド市場
■2011~2012年インポートブランドマーケット動向
1.市場規模
2.有力企業・ブランド動向
3.アイテム別マーケットの動向
■ファッションブランドのEコマース戦略
1.ファッションブランド市場におけるEC化の現状と予測
2.ブランドにおけるEC出店形態の現状
3.ブランドにおける自社ECの位置づけ・狙い
4.出店形態別の特徴
第4編 アパレル小売市場
■アパレル総小売市場と予測
◇2011年総小売市場規模◇
◆2011年のアパレル製品・洋品の総小売市場規模◆
◆主要専門店の月次販売推移に見る成長特性◆
◆2011年のSC販売動向
(1)2011年のSCの売り上げ概況
(2)SCの開発動向
(3)SC・百貨店・チェーンストアの売上高比較
(4)2011年オープンSCの特徴
■2011年オープンSC一覧
◆アパレル製品・洋品の総小売市場規模推移
◇紳士服・洋品の総小売市場規模推移
◇婦人服・洋品の総小売市場規模推移
◇ベビー・子供服・洋品の総小売市場規模推移
◆アパレル製品・洋品の小売市場規模予測
◇紳士服・洋品の小売市場規模予測
◇婦人服・洋品の小売市場規模予測
◇ベビー・子供服・洋品の小売市場規模予測
【注目商業施設】※弊社刊月刊調査レポート『ヤノニュース』掲載分から抜粋
■2011年オープンの注目商業施設
①2011年、話題となった新規オープンの商業施設の特徴と傾向
②有楽町エリアの新規オープン(阪急MEN’S TOKYO、ルミネ有楽町店)
■2012年オープンの注目商業施設
①エチカフィット東京
②ダイバーシティ東京 プラザ
③渋谷ヒカリエ
④東京ソラマチ
⑤三井アウトレットパーク木更津
〔チャネル別市場動向〕
【'11年百貨店市場】
■2011年百貨店衣料品販売動向
◇百貨店という業態は必要なのか◇
1.2011年全国百貨店の総売上高と衣料品売上高、主要百貨店の動向
2.2011年全国有力24百貨店の衣料品販売動向
・全国有力24百貨店の5年間の衣料品アイテム別売上高
・全国有力24百貨店の5年間の衣料品アイテム別シェア推移
3.2010-2011年の百貨店業界のトピック
◆参考:2011年度百貨店売上 上位50社
【'11年量販店市場】
■2011年量販店衣料品販売動向
◇効率化で収益力拡大するも、衣料品販売は苦戦が続く◇
1.商業販売統計にみる量販店販売額の推移
2.量販店市場の動向
(1)大手量販店の衣料品販売額の推移
(2)量販店営業収益ランキング
(3)最近の大手各社の衣料品関連の動き
【'11年専門店市場①】
■2011年紳士服専門店、セレクトショップの動向と方向性
◇紳士服専門店-好不調差が目立つように、セレクトショップは好調が続く。◇
1.2011年度紳士服専門店の動向
(1)紳士服専門店市場の全体動向
(2)紳士服専門店の2011年度動向
2.2011年度セレクトショップの動向
(1)主要セレクトショップの動向
(2)主要セレクトショップの商品・店舗戦略と今期の方針
◆メンズ主力専門店総売上高ランキング
【'11年専門店市場②】
■2011年婦人服専門店の動向と方向性
◇業界大手のパレモと鈴丹が合併。業界内は生き残り競争の激化は必至◇
1.2011年度婦人服専門チェーン店の動向
(1)主要婦人服専門チェーン店の動向
(2)主要婦人服専門チェーン店の業績と今期の戦略
◆レディス主力専門店総売上高ランキング
【'11年ジーンズカジュアル専門店市場】
■2011年ジーンズカジュアル小売業動向
◇回復の兆しが見え始めたジーンズカジュアル専門店市場◇
◆市場規模と主要専門店チェーンの業績動向
◆主要専門店チェーンの出店戦略
◆主要専門店チェーンの海外戦略
◆ジーンズカジュアル専門店市場における環境変化
◆ジーンズカジュアルウェア小売市場における今後の展望
【注目企業分析】※①~④は弊社刊月刊調査レポート『ヤノニュース』掲載分から抜粋
①実店舗におけるブランディングを武器にEC事業が急成長
『株式会社ユナイテッドアローズ』
②日本進出を加速する世界最大のデニムテキスタイルメーカー
株式会社イスコジャパンの国内展開動向
③株式会社ワークマン
プライベート・ブランド商品の開発とコア(核)商品販売を強化
④独自性の高い商品と販売力で増収高収益、(株)アイランドの成長戦略
第5編 アパレル消費市場
【アパレル消費市場】
主要SCに見るセール期間の比較
■2011年と2012年のセール日数比較
■2011年と2012年の東日本と西日本のセール日数比較
【アパレル消費市場 周辺環境】
2060年の人口は8,674万人、2.5人に1人が65歳以上
【消費者調査分析】
①利用客のSC選びのポイントは何か
全国7,000人のSC利用者への期待値調査
②全国主要60SCの来店客評価調査結果
全国主要60SC中の総合満足度トップは「玉川髙島屋S・C」
Ⅰ.SCの顧客満足度ランキング
1.全国の60SC中トップは玉川髙島屋S・C - 総合満足度ランキング
(1)郊外・準郊外大型ランキング (2)駅立地・都市型ランキング
Ⅱ.調査結果によるSCの分類と顧客満足度の高いSCの特性
1.相関行列に見る評価間の相関とSC評価の特性
2.クラスター分析によるSCの分類
3.主成分得点による散布図分析
③注目商業施設の来店客評価調査:二子玉川ライズ・ショッピングセンター
1.施設までの来店手段 2.来店までにかかる時間 3.来店回数 4.利用時間帯
5.施設への同行者 6.来店目的 7.当該施設でよく利用する専門店名 8.利用金額
9.当該施設以外でよく利用する商業施設名と購入品目、利用理由
10.当該施設を利用するようになった利用しなくなった商業施設・専門店の有無及びその店名
11.当該施設の評価
12.施設内の商品、入店している専門店に関する不満点、改善点、満足している点
13.施設内の設備など施設のハード面についての不満点、改善点、満足している点
14.また利用する気があるか
15.当該施設以外で最近利用し満足した施設の有無とその店名、その理由
④注目商業施設の来店客評価調査:ルクア
1.施設までの来店手段 2.来店までにかかる時間 3.来店回数 4.利用時間帯
5.施設への同行者 6.来店目的 7.ルクアの利用方法 8.当該施設でよく利用する専門店名
9.利用金額 10.当該施設以外でよく利用する商業施設名と購入品目、利用理由
11.当該施設を利用するようになった利用しなくなった商業施設・専門店の有無及びその店名
12.当該施設の評価
13.施設内の商品、入店している専門店に関する不満点、改善点、満足している点
14.施設内の設備など施設のハード面についての不満点、改善点、満足している点
15.また利用する気があるか
16.当該施設以外で最近利用し満足した施設の有無とその店名、その理由
【'11年家計消費支出】
■家計調査に見る衣料品消費支出の動向
◇年間消費支出、衣料品消費支出とも依然上向かず◇
1.2011年家計消費支出の概要
2.2011年の衣料品主要品目における消費動向
◆1世帯当たり品種別年間消費支出額推移(二人以上の世帯)
◆1世帯当たり年間消費支出の推移(二人以上の世帯・衣料品)
◆被服・衣料消費支出額の品目別構成比
第6編 関連資料
■アパレル製品輸入統計表
このレポートの関連情報やさらに詳しい情報についての調査を検討したい
矢野経済研究所では、
個別のクライアント様からの調査も承っております
マーケティングや経営課題の抽出、リサーチの企画設計・実施、調査結果に基づく具体的な戦略立案・実行支援に至るまで、課題解決に向けた全ての段階において、クライアント企業をトータルでサポート致します。