2013年版 医療用ディスポーザブル製品 汎用品市場の将来展望
医療用ディスポーザブル28項目(57製品)の市場分析と販売元シェアを調査いたしました。また、有力参入企業の動向や将来に向けての戦略も徹底分析いたしました。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査対象:国内メーカー及び輸入製品の総発売元
調査方法:面接取材とTEL取材、郵送取材併用(一部推定企業含む)
調査期間:2013年5月~2013年11月
■本資料のポイント
- 輸液ライン・薬液注入製品、呼吸・麻酔器ライン、排液システム、採血ライン製品の各・製品別市場推移とメーカーシェア、及び、単品参入企業とトータル展開企業の競争力分析
- 製品別の在宅分野使用、施設使用比率を掲載
- 各ライン製品のクローズドシステム、感染防止・誤穿刺防止、Safety製品の市場成長率と参入企業別、製品タイプ別実績推移を掲載
■本資料の概要
PARTⅠ 医療用ディスポーザブル製品の市場動向
PARTⅡ 製品別市場推移、Safety・キット化 病院・在宅分野の展望
PARTⅢ 参入企業別個表 約200社
■掲載内容
PARTⅠ 医療用ディスポーザブル製品の市場動向
医療用ディスポーザブル製品の市場動向
薬事工業生産動態統計
2012年における主要42分類で、医療用ディスポーザブル関連製品国内出荷は6,627.9億円
調査品目の市場推移
54製品で2012年度2,291.5億円、2013年度は2,378億円内外の市場予測(大人用紙おむつ除く)
Safety関連製品:2012年度で424億49.4百万円、2013年度は441億74.9百万円の予測
キット製品:2012年度295億66百万円市場、2013年度は322億99百万円の予測
Home Use市場:2012年度243億21.9百万円、2013年度247億16.1百万円の予想
Safety製品別 数量・金額 市場規模推移(表)
Home Use製品別数量市場規模推移(表)
Home Use製品別金額市場規模推移(表)
調査品目における金額ベース市場規模推移(表)
調査品目における数量ベース市場規模推移(表)
総トータル市場におけるsafety、キット製品、Home Useの製品割合(図)
品目別マーケットリーダー一覧(表)
PARTⅡ 製品別市場推移、Safety・キット化 病院・在宅分野の展望
§1 シリンジ・注射筒
市場概要
市場規模:2012年度インスリン用含め、11億6,181万本、2013年度は11億6,493万本の予測
インスリン用ディスポーザブル市場規模:2012年度4,396万本、2013年度は4,376万本の予測
Safety製品市場動向:2012年度1.7万本、2013年度も1.7万本の予測
§2 注射針
市場概要
市場動向:2012年度8億9,191万本・23億30百万円、2013年度は8億8,620万本の予測
Home Use(ペンニードル)市場動向:2012年度 9億7,123万本、2013年度は9億9,609万本の予測
§3 輸液セット
市場概要
市場動向:2012年度2億9,385万セット・128億25百万円、2013年度は2億9,155万セットの予測
定量筒付輸液セット(微量・精密用)Measured Volume Set市場動向
:2012年度前年比16.2%ダウンの74.3万セット市場、2013年度は68.5万セット、2億64.8百万円の予測
§4 翼状針・翼付静注針
市場概要
市場動向:2012年度 数量ベースで前年比3.9%アップの2億1,570万本、13年度は2億2,339万本の予測
Safetyタイプ市場動向:2012年度1億887万本、25億83百万円、2013年度は1億1,491万本の市場予測
§5 留置針
市場概要
市場規模:2012年度トータル市場2億2,132万本、192億65百万円市場、
2013年度は2億2,913万本・199億74百万円の予測
企業別動向:メディキット静脈内留置針、透析用留置針ともにプラス推移、各社 新製品投入
透析用留置針
Safetyタイプ:7,816万本・62億88百万円市場、金額ベース市場規模に対し63.9%の占有率に
2013年度は8,061万本・64億58百万円の予測
§6 延長チューブ
市場概要
市場動向:2012年度8,619万本・70億14百万円、2013年度は8,926万本、72億68百万円の予測
Safety輸液ライン製品市場:2012年度 10億94百万円、2013年度は 11億87百万円の予測
§7 三方活栓
市場概要
市場規模:2012年度数量ベース前年比1.3%ダウンの3,044万ケ市場、2013年度は3,079.5万ケの予想
耐圧用三方活栓(低圧・中圧・高圧)
市場動向
Safety製品市場:チューブ付製品含め2012年度142.02億円市場に成長 各社好調推移
§8 高カロリー輸液用カラバック
市場概要
市場動向:2012年度118.9万枚 5億45百万円、2013年度は118.0万枚・5億43百万円の予測
在宅輸液療法市場概要:患者数伸びず
§9 連結管
市場概要
市場動向:2012年度1,302.4万本・3億36.5百万円、2013年度は1,309.7万本の予測
§10 各種フィルター
フィルター合計市場規模total市場 96億22百万円
輸血(血液)フィルター市場
市場概要
市場動向:2012年度 3億25百万円市場
輸液フィルター(セット)市場
市場概要
市場動向:2012年度金額ベースで前年17.8%ダウンの17億89百万円
除菌フィルター(バクテリアフィルター)・HME・HMEF(人工鼻)市場
市場概要
市場規模:バクテリア+HME+HMEFトータル市場約1,046.4万ケ、56億12.1百万円市場、
2013年度は1,082.7万ケ・57億31.3百万円が予想
企業別動向
トランスデューサー 保護 フィルター市場
市場概要
人工心肺用動脈フィルター市場(胸部心臓血管外科)
市場動向:2012年度51,370ケ、7億89百万円市場、2013年度は51,900ケの予測
硬膜外カテーテル用フィルター市場
市場動向:2012年度56.3万ケ、2億30百万円市場、2013年度は53.5万ケ・1億82百万円の予想
§11 各種吸引具(排液システム)
吸引器(具)市場概要
1.チェストドレナージユニット(胸腔吸引器)
市場概要
市場動向:2012年度209,800セット、住友ベークライト圧倒的シェア
参考資料:気胸セット市場動向
2.(電動式吸引器)排液ボトル
市場概要
市場動向:2012年度61.4万ケ・6億36百万円市場を形成
3.ポータブル低圧持続吸引器市場概要
市場概要
市場動向:2012年度711,400ケ/セット・39億19百万円、
2013年度は700,400セット・39億36百万円の予測
4.サクション排液システム(パック・ボトル)
市場概要
市場動向:2012年度865.1万ケ/枚・43億37百万円、2013年度は963.5万ケ/枚の予測
参考資料:閉鎖式サクションカテーテル市場(感染防止)
§12 尿バッグ市場
市場概要
市場規模:尿バッグトータル市場は2,003.7万枚・40.26億円市場に
閉鎖式尿バッグ市場(Closed Type)
市場動向:2012年度939万枚市場 メディコンがシェアトップ、2013年度は945.4万枚の予測
精密尿量計付尿バッグ市場
市場動向:メディコン金額ベースシェア72.3%
開放式尿バッグ、(架台式)貯尿・蓄尿袋市場
市場動向:2012年度は両市場合計で前年比1.3%ダウンの932.5万枚、2013年度は920.8万枚の予測
§13 尿失禁市場
市場概要
Diveice市場・医療用具市場
市場動向:2012年度3億86.4百万円、
2013年度3億89.4百万円の予想(大人用紙おむつ市場除く)
自己導尿カテーテル市場
市場概要
市場動向:2012年度ネラトンカテーテル4,460万本、自己導尿カテーテルは452,500本の市場
治療分野市場
手術市場(Invasive)
市場動向:新製品の投入、保険適用化が続く
§14 酸素マスク・カニューラ
市場概要
市場規模:数量ベースで前年比7.5%増加、2013年度以降も市場拡大の予測
企業別動向:日本メディカルネクスト数量ベース35.7%、金額ベース35.7%のトップシェア
在宅酸素療法患者数は推定で39.1万人(矢野経済研究所 推定)
§15 呼吸回路・麻酔回路
市場概要
市場規模:2012年度144.8万セット、2013年度164.5万セットの市場予測
企業別動向:コヴィディエンジャパン、スミスメディカル・ジャパン、
東機貿、エム・シー・メディカルが高シェア
在宅人工呼吸療法患者は2012年度で3.13万人
§16 自動吻合器・自動縫合器、止血・結紮クリップ、皮膚縫合器
市場概要
自動吻合器・自動縫合器市場
市場動向:2012年度306億12百万円市場に拡大
血管領域自動吻合器/血管縫合補助器具市場:2012年度7,440セット
循環器止血材(縫合器、コラーゲン)市場:2012年度は16億30百万円の市場形成
止血・結紮クリップ市場(Open Surgery)
市場動向:2012年度18億35百万円の市場形成
皮膚縫合器(スキンステイプラー)市場
市場動向:2012年度18億69百万円
§17 血液バッグ・輸血セット
市場概要
市場規模・企業別動向:2012年度360万枚・29億93百万円市場、2013年度は366.2万枚の予測
輸血セット市場動向:2012年度492.2万本・5億64.3百万円、2013年度は489.9万本の予測
§18 自己血輸血製品
市場概要
トータル市場規模:自己血輸血関連ディスポ製品2012年度37億81百万円
貯血式・希釈式における血液バッグ市場
市場概要
市場動向:2012年度36.2万枚市場、2013年度は36.8万枚の予測
術中回収式における自己血回収システム
市場動向:2012年度102,800セット、29億11百万円 、2013年度112,800セットの予測
術後回収式における自己血輸血(セット)市場
市場動向:整形領域症例数の伸び悩みから2012年度は前年度比4.9%ダウンの29,000セット、
2013年度は29,400セットの計画
§19 替刃メス・スカルペル
市場概要
市場規模/企業別動向:ディスポ替刃メス市場 合計で9億97.9百万円市場
§20 キット製品・パック製品
市場概要
市場規模:前年比7.7%アップの295億66百万円市場、2013年度は322億99百万円の予測
企業別動向:ホギメディカルのオペラマスター契約施設増加
キット・セットの有力製品市場
フォーリーカテーテルキット
硬膜外カテーテル
中心静脈(CVC)カテーテル
ペグ:PEG(経皮的内視鏡的胃ろう造設術・ガストロストミー)
経皮的/経内視鏡的胆管等ドレナージ用カテーテル
アンギオキット
血圧モニタリングキット
§21 インフューザー
市場概要
市場動向:2012年度 約173.5万ケ/セット・47億41百万円市場を形成、
2013年度は183.9万ケ/セット・49億93百万円の予測
インフューザー疾患対応別市場:2012年度 疼痛緩和療法137.1万セット、化学療法36.5万セット
§22 生検針
市場概要
市場規模:2012年度602,150本、26億80百万円市場、2013年度は620,220本、27億76百万円予測
企業別動向:メディコン、シーマンが順調推移
オープンMRI用生検針市場:販売実績なし
§23 真空採血管
市場概要
市場動向:2012年度9億2,057万本・114億20百万円市場、2013年度は9億5,670万本の予測
プラスチック製品:2012年度99.8%
Safety(広義・狭義)製品:2012年度数量ベース 2億1,820万本でトータル市場の23.7%
§24 血液ガス測定用採血キット
市場概要
市場規模:2012年度1,398.5万セット、18億26百万円市場、2013年度は1,419万本の予測
企業別動向:スミスメディカル、日本BD、ラジオメーターがプラス推移
Safety製品:2012年度は数量ベース前年比4.8%アップの959万キット、2013年度は987万キットの予測
§25 ECG電極
市場概要
市場動向:2012年度金額ベース 前年比1.6%アップの70億77百万円市場、
2013年度は71億8百万円の予測
Home Use市場:ホルター用は約14.07億円(推定)
§26 床ずれ防止用パット
市場概要
市場規模:2012年度約80,700万枚、7億58.5百万円市場、2013年度も80,700枚の予測
企業別動向
§27 皮膚欠損用創傷被覆材・真皮欠損用グラフト
市場概要
市場規模:2012年度皮膚欠損用創傷被覆材は2.9%ダウンの65億62百万円(償還価格製品:60億26百万円)、
2013年度0.1%アップの65億66百万円(償還価格製品:60億24百万円見込み)、
真皮欠損用グラフトは6億30百万円(2013年度:6億40百万円見込み)
褥瘡・下腿潰瘍での採用は、2012年度44億43百万円
企業別動向:上記2社で75%強の高シェアも伸び率鈍化する一方、メンリッケヘルスケアが続伸
難治性創傷治療機器(局所陰圧閉鎖処置):KCI社にS&N、センチュリーメディカルが本格参入
参考:自家培養皮膚「ジェイス」は、2012年度3億83百万円、2013年度5億円見込み、自家培養軟骨も保険適用
§28 安全機構付き/Safety(感染防止)製品市場
市場概要
市場動向:2012年度 血圧モニタリングキット含め市場規模は424億49.4百万円、
2013年度は441億74.9百万円の予測
(表28-1)感染防止・セーフティ製品別推移①[翼状針・静脈留置針]
(表28-1)感染防止・セーフティ製品別推移②[ライン単品製品]
(表28-1)感染防止・セーフティ製品別推移③[ライン製品・<単品・セット金額合計>]
(表28-1)感染防止・セーフティ製品別推移④[栄養ライン]
(表28-1)感染防止・セーフティ製品別推移⑤[シリンジ・採血製品]
(表28-2)発売元別セーフティ製品の実績推移①
[日本BD・バクスター<2003年度~2007年度>]
(表28-2)発売元別セーフティ製品の実績推移②
[日本BD・バクスター<2008年度~予)2013年度>]
(表28-2)発売元別セーフティ製品の実績推移③
[ニプロ・テルモ<2003年度~2007年度>]
(表28-2)発売元別セーフティ製品の実績推移④
[ニプロ・テルモ<2008年度~(予)2013年度>]
(表28-2)発売元別セーフティ製品の実績推移⑤
[JMS・パルメディカル・スミスメディカル・ジャパン・その他<2003年度~2007年度>]
(表28-2)発売元別セーフティ製品の実績推移⑥
[JMS・パルメディカル・スミスメディカル・ジャパン・その他<2008年度~(予)2013年度>]
(表28-3)血圧モニタリングキット 総市場とSafety製品市場推移・構成比
(表28-4)Safety製品実績推移と予測
PARTⅢ 参入企業別個表 約200社
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