2014年版 医療用ディスポーザブル製品 汎用品市場の将来展望
本調査レポートでは、医療用ディスポーザブル28項目(57製品)の市場分析と販売元シェアを調査。また、有力参入企業の動向や将来に向けての戦略も徹底分析。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査対象:国内メーカー及び輸入製品の総発売元
調査方法:面接取材とTEL取材、郵送取材併用(一部推定企業含む)
調査期間:2014年5月~2014年11月
- 輸液ライン・薬液注入製品、呼吸・麻酔器ライン、排液システム、採血ライン製品の各・製品別市場推移とメーカーシェア、及び、単品参入企業とトータル展開企業の競争力分析
- 製品別の在宅分野使用、施設使用比率を掲載
- 各ライン製品のクローズドシステム、感染防止・誤穿刺防止、Safety製品の市場成長率と参入企業別、製品タイプ別実績推移を掲載
PARTⅠ 医療用ディスポーザブル製品の市場動向
PARTⅡ 製品別市場推移、Safety・キット化 病院・在宅分野の展望
PARTⅢ 参入企業分析 約200社
■掲載内容
SUMMARY
医療用ディスポーザブル製品 汎用品市場の将来展望 ~SUMMARY~
1.市場動向及び市場推移
2.区分別市場動向
(1)Safety(安全機構付)製品
(2)Home Use(在宅向け)製品
(3)キット製品
3.医療用汎用品市場の展望と課題
(1)市場背景
(2)呼吸器関連製品(呼吸器・麻酔器回路、酸素マスク)
(3)自動縫合器、吻合器、スキンステープラー
(4)尿失禁手術用デバイス
(5)サクション排液システム(パック・ボトル)
PARTⅠ 医療用ディスポーザブル製品の市場動向
医療用ディスポーザブル製品の市場動向 汎用品市場推移
薬事工業生産動態統計
2012年における主要42分類で、医療用ディスポーザブル関連製品国内出荷は6,627.9億円
調査品目の市場推移
54製品で2013年度2,395.9億円、2014年度は2,453億円内外の市場予測(大人用紙おむつ除く)
Safety関連製品:2013年度で439億49.1百万円、2014年度は451億48.1百万円の予測
キット製品:2013年度320億円市場、2014年度は345億85百万円の予測
Home Use市場:2013年度239億17.7百万円、2014年度242億52.1百万円の予想
Safety製品別 数量・金額 市場規模推移(表)
Home Use製品別数量市場規模推移(表)
Home Use製品別金額市場規模推移(表)
調査品目における金額ベース市場規模推移(表)
調査品目における数量ベース市場規模推移(表)
総トータル市場におけるsafety、キット製品、Home Useの製品割合(図)
品目別マーケットリーダー一覧(表)
PARTⅡ 製品別市場推移、Safety・キット化 病院・在宅分野の展望
§1 シリンジ・注射筒
市場概要
市場規模:2013年度インスリン用含め、11億5,641万本、2014年度は11億3,191万本の予測
§2 注射針
市場概要
市場動向:2013年度8億6,700万本・22億66百万円、2014年度は8億6,500万本の予測
Home Use(ペンニードル)市場動向:2013年度9億9,609万本、2014年度は10億1,884万本の予測
§3 輸液セット
市場概要
市場動向:2013年度2億8,672万セット・124億28百万円、2014年度は2億8,176万セットの予測
定量筒付輸液セット(微量・精密用)Measured Volume Set市場動向:
2013年度前年比30.0%ダウンの52.0万セット市場、2014年度は50.4万セット、1億99.5百万円の予測
§4 翼状針・翼付静注針
市場概要
市場動向:2013年度数量ベースで前年比2.7%アップの2億2,157万本、14年度は2億1,558万本の予測
Safetyタイプ市場動向:
2013年度1億1,171万本、26億31百万円、2014年度は1億1,383万本の市場予測
§5 留置針
市場概要
市場規模:2013年度トータル市場2億2,605万本、194億34百万円市場、
2014年度は2億3,035万本・198億28百万円の予測
企業別動向:メディキット静脈内留置針、透析用留置針ともにプラス推移、各社新製品投入
透析用留置針
Safetyタイプ:8,771万本・66億21百万円市場、金額ベース市場規模に対し65.5%の占有率に
2014年度は8,749万本・68億35百万円の予測
§6 延長チューブ
市場概要
市場動向:2013年度8,337万本・68億16百万円、2014年度は8,423万本、68億59百万円の予測
Safety輸液ライン製品市場:2013年度11億37.2百万円、2014年度は11億52.7百万円の予測
§7 三方活栓
市場概要
市場規模:2013年度数量ベース前年比9.6%アップの3,336.5万ケ市場、2014年度は3,338.5万ケの予想
耐圧用三方活栓(低圧・中圧・高圧)
市場動向
Safety製品市場:チューブ付製品含め2013年度147.7億円市場に成長各社好調推移
§8 高カロリー輸液用カラバック
市場概要
市場動向:2013年度118.5万枚5億44百万円、2014年度は114.4万枚・5億25.5百万円の予測
在宅輸液療法市場概要:患者数伸びず
§9 連結管
市場概要
市場動向:2013年度1,313.3万本・3億32.5百万円、2014年度は1,279.3万本の予測
§10 各種フィルター
フィルター合計市場規模 total市場 88億24百万円
輸血(血液)フィルター市場
市場概要
市場動向:2013年度1億40百万円市場
輸液フィルター(セット)市場
市場概要
市場動向:2013年度金額ベースで前年12.5%ダウンの15億65百万円
除菌フィルター(バクテリアフィルター)・HME・HMEF(人工鼻)市場
市場概要
市場規模:バクテリア+HME+HMEFトータル市場約1,039万ケ、52億23.3百万円市場、
2014年度は約999万ケ・49億1.1百万円の予想
企業別動向
トランスデューサー 保護 フィルター市場
市場概要
人工心肺用動脈フィルター市場(胸部心臓血管外科)
市場動向:2013年度51,570ケ、8億6百万円市場、2014年度は52,500ケの予測
硬膜外カテーテル用フィルター市場
市場動向:2013年度54.4万ケ、1億84百万円市場、2014年度は55.3万ケ・1億85百万円の予想
§11 各種吸引具(排液システム)
吸引器(具)市場概要
1.チェストドレナージユニット(胸腔吸引器)
市場概要
市場動向:2013年度209,700セット、住友ベークライト圧倒的シェア
参考資料:気胸セット市場動向
2.(電動式吸引器)排液ボトル
市場概要
市場動向:2013年度約61万ケ・6億32百万円市場を形成
3.ポータブル低圧持続吸引器市場概要
市場概要
市場動向:
2013年度742,343ケ/セット・41億54百万円、2014年度は753,550セット・42億14百万円の予測
4.サクション排液システム(パック・ボトル)
市場概要
市場動向:2013年度1,119.6万ケ/枚・53億70百万円、2014年度は1,198万ケ/枚の予測
参考資料:閉鎖式サクションカテーテル市場(感染防止)
§12 尿バッグ市場
市場概要
市場規模:尿バッグトータル市場は2,001.1万枚・41.1億円市場に
閉鎖式尿バッグ市場(Closed Type)
市場動向:2013年度938.4万枚市場メディコンがシェアトップ、2014年度は935.63万枚の予測
精密尿量計付尿バッグ市場
市場動向:メディコン金額ベースシェア80.7%
開放式尿バッグ、(架台式)貯尿・蓄尿袋市場
市場動向:2013年度は両市場合計で前年比1.7%ダウンの916.5万枚、2014年度は897.0万枚の予測
§13 尿失禁市場
市場概要
Diveice市場・医療用具市場
市場動向:2013年度3億91.1百万円、2014年度3億98.1百万円の予想(大人用紙おむつ市場除く)
自己導尿カテーテル市場
市場概要
市場動向:2013年度ネラトンカテーテル4,733万本、自己導尿カテーテルは491,900本の市場
治療分野市場
手術市場(Invasive)
市場動向
§14 酸素マスク・カニューラ
市場概要
市場規模:数量ベースで前年比9.0%増加、2014年度以降も市場拡大の予測
企業別動向:日本メディカルネクスト数量ベース33.8%、金額ベース36.4%のトップシェア
在宅酸素療法患者数は推定で39.1万人(矢野経済研究所 推定)
§15 呼吸回路・麻酔回路
市場概要
市場規模:2013年度161.8万セット、2014年度175.6万セットの市場予測
企業別動向:
コヴィディエンジャパン、スミスメディカル・ジャパン、東機貿、エム・シー・メディカルが高シェア
在宅人工呼吸療法患者は2013年度で3.25万人
§16 自動吻合器・自動縫合器、止血・結紮クリップ、皮膚縫合器
市場概要
自動吻合器・自動縫合器市場
市場動向:2013年度367億67百万円市場に拡大
血管領域自動吻合器/血管縫合補助器具市場:2013年度6,900セット
循環器止血材(縫合器、コラーゲン)市場:2013年度は18億円の市場形成
止血・結紮クリップ市場(Open Surgery)
市場動向:2013年度18億76百万円の市場形成
皮膚縫合器(スキンステイプラー)市場
市場動向:2013年度20億54百万円
§17 血液バッグ・輸血セット
市場概要
市場規模・企業別動向:2013年度366.2万枚・30億44百万円市場、2014年度は366.2万枚の予測
輸血セット市場動向:2013年度498.4万本・5億67.3百万円、2014年度は497.4万本の予測
§18 自己血輸血製品
市場概要
トータル市場規模:自己血輸血関連ディスポ製品2013年度39億25百万円
貯血式・希釈式における血液バッグ市場
市場概要
市場規模:2013年度36.2万枚市場、2014年度は37.2万枚の予測
市場動向:ソーリン・グループ「XTRA」、ヘモネティクスジャパン「Elite」への買替(レンタル含む)で、
年間販売台数は230台以上に市場拡大、Fresenius社は自社ルートで販売開始
術中回収式における自己血回収システム
術後回収式における自己血輸血(セット)市場
§19 替刃メス・スカルペル
市場概要
市場規模/企業別動向:ディスポ替刃メス市場 合計で10億24.7百万円市場
§20 キット製品・パック製品
市場概要
市場規模:前年比8.2%アップの320億円市場、2014年度は345億85百万円の予測
企業別動向:ホギメディカルのオペラマスター契約施設増加
§21 インフューザー
市場概要
市場動向:2013年度約171.7万ケ/セット・47億35百万円市場を形成、
2014年度は176.4万ケ/セット・48億74百万円の予測
インフューザー疾患対応別市場:2013年度疼痛緩和療法134.3万セット、化学療法37.4万セット
§22 生検針
市場概要
市場規模:2013年度614,000本、27億58百万円市場、2014年度は640,000本、28億94百万円予測
企業別動向:メディコン、シーマンが順調推移
オープンMRI用生検針市場:販売実績なし
§23 真空採血管
市場概要
市場動向:2013年度9億2,528万本・115億15百万円市場、2014年度は9億3,725万本の予測
プラスチック製品:2013年度99.9%
Safety(広義・狭義)製品:2013年度数量ベース2億2,580万本でトータル市場の24.4%
§24 血液ガス測定用採血キット
市場概要
市場規模:2013年度1,409万セット、18億27百万円市場、2014年度は1,437万本の予測
企業別動向:スミスメディカル、日本BDがプラス推移
Safety製品:2013年度は数量ベース前年比2.2%アップの980万キット、2014年度は1,006万キットの予測
§25 ECG電極
市場概要
市場動向:
2013年度金額ベース前年比3.9%アップの72億97百万円市場、2014年度は74億41百万円の予測
Home Use市場:ホルター用は約14.5億円(推定)
§26 床ずれ防止用パット
市場概要
市場規模:2013年度約78,600万枚、7億54.0百万円市場、2014年度76,800枚の予測
企業別動向
§27 皮膚欠損用創傷被覆材・真皮欠損用グラフト
市場概要
市場規模:
2013年度皮膚欠損用創傷被覆材は0.6%ダウンの65億35百万円(償還価格製品:58億1百万円)、
2014年度65億23百万円見込み(償還価格製品:58億10百万円見込み)、真皮欠損用グラフトは
アップ実績の6億46百万円(2014年度:6億70百万円見込み)
褥瘡・糖尿病性潰瘍の採用は、2013年度で42億85百万円にとどまる
企業別動向:上位2社の伸び悩みが続く中、メンリッケヘルスケアのアップが続く
局所陰圧閉鎖処置療法(難治性創傷治療機器):2013年度2.3万人強、2014年度2.8万人強の見込み
参考:自家培養皮膚「ジェイス」、自家培養軟骨「ジャック」で、2013年度8億53百万円
(2014年度:6億87百万円見込み)の中、「ジェイス」は表皮水疱症等での適用拡大計画
§28 安全機構付き/Safety(感染防止)製品市場
市場概要
市場動向:2013年度血圧モニタリングキット含め市場規模は439億49.1百万円、
2014年度は441億48.1百万円の予測
(表28-1)感染防止・セーフティ製品別推移① [翼状針・静脈留置針]
(表28-1)感染防止・セーフティ製品別推移② [ライン単品製品]
(表28-1)感染防止・セーフティ製品別推移③ [ライン製品・<単品・セット金額合計>]
(表28-1)感染防止・セーフティ製品別推移④ [栄養ライン]
(表28-1)感染防止・セーフティ製品別推移⑤ [シリンジ・採血製品]
(表28-2)発売元別セーフティ製品の実績推移①
[日本BD・バクスター<2003年度~2008年度>]
(表28-2)発売元別セーフティ製品の実績推移②
[日本BD・バクスター<2009年度~予)2014年度>]
(表28-2)発売元別セーフティ製品の実績推移③
[ニプロ・テルモ<2003年度~2008年度>]
(表28-2)発売元別セーフティ製品の実績推移④
[ニプロ・テルモ<2009年度~予)2014年度>]
(表28-2)発売元別セーフティ製品の実績推移⑤
[JMS・パルメディカル・スミスメディカル・ジャパン・その他<2003年度~2008年度>]
(表28-2)発売元別セーフティ製品の実績推移⑥
[JMS・パルメディカル・スミスメディカル・ジャパン・その他<2008年度~(予)2013年度>]
(表28-3)血圧モニタリングキット 総市場とSafety製品市場推移・構成比
(表28-4)Safety製品実績推移と予測
PARTⅢ 参入企業分析 約200社
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