■掲載内容

ＳＵＭＭＡＲＹ

医療用ディスポーザブル製品汎用品市場の将来展望　～ＳＵＭＭＡＲＹ～
　　１.市場動向及び市場推移
　　２.区分別　市場動向
　　　　（１）Safety（安全機構付）製品
　　　　（２）Home Use（在宅向け）製品
　　　　（３）キット製品
　　３．医療用汎用品市場の展望と課題
　　　　（１）市場背景
　　　　（２）誤接続防止コネクタに関する国際規格導入
　　　　（３）呼吸器関連製品（呼吸器・麻酔器回路、酸素マスク・カニューラ、人工鼻）
　　　　（４）サクション排液システム（パック・ボトル）
　　　　（５）インフューザー（PCA注入ポンプ）

ＰＡＲＴⅠ　医療用ディスポーザブル製品の市場動向

医療用ディスポーザブル製品の市場動向　汎用品市場推移
薬事工業生産動態統計
　　2013年における主要42分類で、医療用ディスポーザブル関連製品国内出荷は7,131.2億円
調査品目の市場推移
　　54製品で2014年度2,430.6億円、2015年度は2,466.8億円の市場予測（大人用紙おむつ除く）
　　Safety関連製品：2014年度で449億1.5百万円、2015年度は461億36.3百万円の予測
　　キット製品：2014年度339.2億円市場、2015年度は361億20百万円の予測
　　Home Use市場：2014年度249億40.9百万円、2015年度251億22百万円の予想
　　Safety製品別　数量･金額　市場規模推移（表）
　　Home Use製品別数量市場規模推移（表）
　　Home Use製品別金額市場規模推移（表）
　　調査品目における金額ベース市場規模推移（表）
　　調査品目における数量ベース市場規模推移(表)
　　総トータル市場におけるsafety、キット製品、Home Useの製品割合（図）
　　品目別マーケットリーダー一覧(表)

ＰＡＲＴⅡ　製品別市場推移とSafety・キット化、病院・在宅分野の展望

§１　シリンジ・注射筒
　　市場概要
　　市場規模：2014年度インスリン用含め、11億4,310万本、2015年度は11億3,281万本の予測
§２　注射針
　　市場概要
　　市場動向：2014年度8億5,800万本・22億18百万円、2015年度は8億5,570万本の予測
　　Home Use（ペンニードル）市場動向：2014年度10億1,885万本、2015年度は10億3,470万本の予測
§３　輸液セット
　　市場概要
　　市場動向：2014年度2億8,643万セット・124億14百万円、2015年度は2億8,792万セットの予測
　　定量筒付輸液セット（微量・精密用）Measured Volume Set市場動向：
　　2014年度前年比3.7％ダウンの50.14万セット市場、2015年度は50.09万セット、1億77.7百万円の予測
§４　翼状針・翼付静注針
　　市場概要
　　市場動向：2014年度数量ベースで前年比2.4％アップの2億3,305万本、15年度は2億3,626万本の予測
　　Safetyタイプ市場動向：2014年度1億3,004万本、31億17百万円、2015年度は1億3,575万本の市場予測
§５　留置針
　　市場概要
　　市場規模：2014年度トータル市場2億2,780万本、195億53百万円市場、
　　2015年度は2億3,800万本・214億59百万円の予測
　　企業別動向：メディキット静脈内留置針、透析用留置針ともにプラス推移
　　透析用留置針
　　Safetyタイプ：8,803万本・69億81百万円市場、金額ベース市場規模に対し70.4％の占有率に
　　2015年度は9,068万本・71億91百万円の予測
§６　延長チューブ
　　市場概要
　　市場動向：2014年度8,461万本・70億61百万円、2015年度は8,577万本、70億89百万円の予測
　　Safety輸液ライン製品市場：2014年度10億21百万円、2015年度は9億66百万円の予測
§７　三方活栓
　　市場概要
　　市場規模：2014年度数量ベース前年比10.5％ダウンの2,970.3万ケ市場、2015年度は2,878.3万ケの予想
　　耐圧用三方活栓（低圧・中圧・高圧）
　　市場動向
　　Safety製品市場：チューブ付製品含め2014年度150億円超市場に成長　各社好調推移
§８　高カロリー輸液用カラバック
　　市場概要
　　市場動向：2014年度110.6万枚5億4百万円、2015年度は111.5万枚・5億13百万円の予測
　　在宅輸液療法市場概要：患者数伸びず
§９　連結管
　　市場概要
　　市場動向：2014年度1,184.2万本・2億96.3百万円、2015年度は1,184.2万本の予測
§10　各種フィルター
　　フィルター合計市場規模total市場 84億88.6百万円
　　輸血(血液)フィルター市場
　　市場概要
　　市場動向：2014年度1億40百万円市場
　　輸液フィルター(セット)市場
　　市場概要
　　市場動向：2014年度金額ベースで前年6.3％ダウンの14億80百万円
　　除菌フィルター(バクテリアフィルター)・HME・HMEF（人工鼻）市場
　　市場概要
　　市場規模：バクテリア+HME+HMEFトータル市場約1,096.3万ケ、53億6.4百万円市場、
　　2015年度は約1,049.5万ケ・50億59.7百万円の予想
　　企業別動向（HME・HMEF）
　　トランスデューサー保護フィルター市場
　　市場概要
　　人工心肺用動脈フィルター市場（胸部心臓血管外科）
　　市場動向：2014年度29,400ケ、4億20百万円市場、2014年度は28,350ケの予測
　　硬膜外カテーテル用フィルター市場
　　市場動向：2014年度54.0万ケ、1億86百万円市場、2015年度は57.0万ケ・1億92百万円の予想
§11　各種吸引具（排液システム）
　　吸引器（具）市場概要
　　１．チェストドレナージユニット（胸腔吸引器）
　　市場概要
　　市場動向：2014年度189,600セット、住友ベークライト圧倒的シェア
　　参考資料：気胸セット市場動向
　　２．(電動式吸引器)排液ボトル
　　市場概要
　　市場動向：2014年度約61.2万ケ・6億32.1百万円市場を形成
　　３．ポータブル低圧持続吸引器市場概要
　　市場概要
　　市場動向：
　　2014年度793,732ケ/セット・43億58百万円、2015年度は801,400セット・44億5百万円の予測
　　４．サクション排液システム(パック･ボトル)
　　市場概要
　　市場動向：2014年度1,166.7万ケ／枚・55億70百万円、2015年度は1,252.8万ケ/枚の予測
　　参考資料：閉鎖式サクションカテーテル市場（感染防止）
§12　尿バッグ市場
　　市場概要
　　市場規模：尿バッグトータル市場は1,975.5万枚・40.6億円市場に
　　閉鎖式尿バッグ市場（Closed Type）
　　市場動向：2014年922.2万枚市場　メディコンがシェアトップ、2015年度は939.4万枚の予測
　　精密尿量計付尿バッグ市場
　　市場動向：メディコンが数量ベースシェア80.9％
　　開放式尿バッグ、（架台式）貯尿・蓄尿袋市場
　　市場動向：2014年度は合計で前年比1.9％ダウンの899.5万枚、2015年度は897.0万枚の予測
§13　尿失禁市場
　　市場概要
　　Ｄｉｖｅｉｃｅ市場・医療用具市場
　　市場動向：2014年度3億96.1百万円、2015年度3億98.1百万円の予想（大人用紙おむつ市場除く）
　　自己導尿カテーテル市場
　　市場概要
　　治療分野市場
　　手術市場（Invasive）
　　市場動向
§14　酸素マスク・カニューラ
　　市場概要
　　市場規模：数量ベースで前年比6.7％増加、2015年度以降も市場拡大の予測
　　企業別動向：日本メディカルネクスト数量ベース35.8％、金額ベース33.4％のトップシェア
　　在宅酸素療法患者数は推定で41.9万人（矢野経済研究所　推定）
§15　呼吸回路・麻酔回路
　　市場概要
　　市場規模：2014年度195.9万セット、2015年度208.5万セットの市場予測
　　企業別動向：ケアフュージョン製品2015年11月ＧＥヘルスケアから日本ＢＤに販売移管へ
　　在宅人工呼吸療法患者は2014年度で3.45万人
§16　自動吻合器・自動縫合器、止血・結紮クリップ、皮膚縫合器
　　市場概要
　　自動吻合器・自動縫合器市場
　　市場動向：2014年度369億67百万円市場に拡大
　　血管領域自動吻合器／血管縫合補助器具市場：2014年度6,700セット
　　循環器止血材（縫合器、コラーゲン）市場：2014年度は17億50百万円の市場形成
　　止血・結紮クリップ市場（Open Surgery）
　　市場動向：2014年度18億83百万円、2015年度19億83百万円
　　皮膚縫合器（スキンステイプラー）市場
　　市場動向：2014年度　20億15百万円と推測
§17　血液バッグ・輸血セット
　　市場概要
　　市場規模・企業別動向：2014年度364.1万枚・30億26百万円市場、2015年度は360.0万枚の予測
　　輸血セット市場動向：2014年度487.4万本・5億54.3百万円、2015年度は495.9万本の予測
§18　自己血輸血製品
　　市場概要
　　トータル市場規模：自己血輸血関連ディスポ製品2014年度38億94百万円
　　貯血式・希釈式における血液バッグ市場
　　市場概要
　　市場規模：2014年度36.7万枚市場、2015年度は36.1万枚の予測
　　市場動向：2014年度は前年度反動と、新機種への切替が一段落したことで146台、
　　2015年度167台見込みの中、ソーリン・グループ「XTRA」はアムコルートでも提携
　　術中回収式における自己血回収システム
　　術後回収式における自己血輸血(セット)市場
§19　替刃メス・スカルペル
　　市場概要
　　市場規模/企業別動向：ディスポ替刃メス市場　合計で10億25.2百万円市場
§20　キット製品・パック製品
　　市場概要
　　市場規模：前年比6.0％アップの339億21百万円市場、2015年度は361億20百万円の予測
　　企業別動向：ホギメディカルのオペラマスター契約施設増加
§21　インフューザー
　　市場概要
　　市場動向：2014年度 約183.1万ケ/セット・51億17百万円市場を形成、
　　2015年度は194.8万ケ/セット・54億60百万円の予測
　　インフューザー疾患対応別市場：2014年度 疼痛緩和療法143.3万セット、化学療法39.8万セット
§22　生検針
　　市場概要
　　市場規模：2014年度614,200本、27億84.9百万円市場、2015年度は621,000本、28億9.5百万円予測
　　企業別動向：メディコン、シーマンが順調推移
　　オープンMRI用生検針市場：販売実績なし
§23　真空採血管
　　市場概要
　　市場動向：2014度 9億3,574万本・117億34百万円市場、2015年度は9億5,643万本の予測
　　プラスチック製品：2014年度99.9％
　　Safety（広義・狭義）製品：2014年度数量ベース　2億3,280万本でトータル市場の25.5％
§24　血液ガス測定用採血キット
　　市場概要
　　市場規模：2014年度1,397.9万セット、18億7百万円市場、2015年度は1,407.5万本の予測
　　企業別動向
　　Safety製品：2014年度は数量ベース前年比2.9％アップの999万キット、2015年度は1,008万キットの予測
§25　ＥＣＧ電極
　　市場概要
　　市場動向：2014年度72億円、2015年度72億74百万円
　　Home Use市場：ホルター用は約14.2億円（推定）
§26　床ずれ防止用パット
　　市場概要
　　市場規模：2014年度76,850枚、7億37.4百万円市場、2015年度 74,880枚の予測
　　企業別動向
§27　安全機構付き/Safety（感染防止）製品市場
　　市場概要
　　市場動向：2014年度　血圧モニタリングキット含め市場規模は449億1.5百万円、
　　2015年度は461億36.3百万円の予測
　　（表27-1）感染防止・セーフティ製品別推移①　[翼状針・静脈留置針]
　　（表27-1）感染防止・セーフティ製品別推移②　[ライン単品製品]
　　（表27-1）感染防止・セーフティ製品別推移③　[ライン製品・＜単品・セット金額合計＞]
　　（表27-1）感染防止・セーフティ製品別推移④　[栄養ライン]
　　（表27-1）感染防止・セーフティ製品別推移⑤　[シリンジ・採血製品]
　　（表27-2）発売元別セーフティ製品の実績推移①
　　[日本BD・バクスター＜2004年度～2009年度＞]
　　（表27-2）発売元別セーフティ製品の実績推移②
　　[日本BD・バクスター＜2010年度～（予）2015年度＞]
　　（表27-2）発売元別セーフティ製品の実績推移③
　　[ニプロ・テルモ＜2004年度～2009年度＞]
　　（表27-2）発売元別セーフティ製品の実績推移④
　　[ニプロ・テルモ＜2010年度～（予）2015年度＞]
　　（表27-2）発売元別セーフティ製品の実績推移⑤
　　[JMS・パルメディカル・スミスメディカル・ジャパン・その他＜2004年度～2009年度＞]
　　（表27-2）発売元別セーフティ製品の実績推移⑥
　　[JMS・パルメディカル・スミスメディカル・ジャパン・その他＜2010年度～（予）2015年度＞]
　　（表27-3）血圧モニタリングキット　総市場とSafety製品市場推移・構成比
　　（表27-4）Safety製品実績推移と予測

ＰＡＲＴⅢ　参入企業分析　約150社掲載