■掲載内容

調査のポイント

１．市場動向
２．企業動向
３．展望と課題

第Ⅰ章　注目市場動向

１．拡大基調にある介護食、高齢者食、治療食の市場
２．高齢者を取り巻く環境
３．加工食品メーカーは高齢者食を拡大
４．高齢化と介護施策により高齢者介護は在宅へ向かう
５．メタボリックシンドロームには食生活の改善が急務
６．健康弁当、治療食弁当、高齢者弁当が市場拡大
７．コンビニ、生協、外食が配食市場に本格参入
８．食生活に対し高い意識を持つシニア世代
９．配食サービスの利用理由は『調理が面倒だから』
１０．様々な形態に分化する濃厚流動食
１１．水分補給市場の拡大で新規参入活発化
１２．介護食、治療食の在宅普及には認知度向上が不可欠

第Ⅱ章　介護食の市場分析

１．市場動向
　　１）咀嚼困難者食
　　２）嚥下食
　　３）濃厚流動食
２．参入企業動向
　　１）加工食品メーカー
　　２）給食企業
　　３）在宅配食企業
３．製品動向
　　１）咀嚼困難者食（やわらか食）
　　２）やわらか食（形そのまま）
　　３）咀嚼困難者食（ミキサー食・ブレンダー食）
　　４）嚥下食
　　５）濃厚流動食
４．市場規模推移（2009～2013年度）
５．カテゴリ別市場構成比（2013年度）
６．現状の問題点と課題
７．今後の市場見通し
８．市場規模予測（2014～2018年度）

第Ⅲ章　高齢者食の市場分析

１．市場動向
２．参入企業動向
　　１）加工食品メーカー
　　２）給食企業
　　３）在宅配食企業
３．製品動向
　　１）バランス食
４．市場規模推移（2009～2013年度）
５．カテゴリ別市場構成比（2013年度）
６．現状の問題点と課題
７．今後の市場見通し
８．市場規模予測（2014～2018年度）

第Ⅳ章　治療食の市場分析

１．市場動向
　　１）入院患者食
　　２）在宅配食
　　３）加工食品
２．参入企業動向
　　１）加工食品メーカー
　　２）給食企業
　　３）在宅配食企業
３．製品動向
　　１）エネルギーコントロール食
　　２）脂質コントロール食
　　３）たんぱく質コントロール食
４．市場規模推移（2009～2013年度）
５．カテゴリ別市場構成比（2013年度）
６．現状の問題点と課題
７．今後の市場見通し
８．市場規模予測（2014～2018年度）

第Ⅴ章　有力介護・高齢者食、治療食企業の企業個表（70社）

＜加工食品メーカー＞（40社）
旭化成ファーマ　～経口を意識、モンドセレクション最高金賞を受賞
旭松食品　～業務用・在宅用カットグルメ、「おいしい」介護食を目指す
味の素　～『アクアソリタ』シリーズで、水分・電解質補給サポート
アボットジャパン　～国内で15年ぶり新規経腸栄養剤を認証取得、発売
イーエヌ大塚製薬　～摂食回復支援食「あいーと®」が序々に浸透
伊藤ハム　～“やわらかグルメ”、業務用で再参入、多チャネルへ提供
大塚製薬工場　～経口補水液で『特別用途食品』許可取得、専門性高める
カセイ食品　～病院・高齢者施設向けを拡大
キッセイ薬品工業　～低たんぱく食事療法向け治療食、とろみ調整食品中心の展開
キユーピー　～「やさしい献立」、一般食品売り場展開強化へ
協和発酵バイオ　～嚥下食第三世代「エンガードセレクトⅡだまセーブ」に注力
クラシエ薬品　～褥瘡予防の栄養補助飲料「アコロンDX」を2種上市
クリニコ　～流動食のトップメーカー、嚥下食・栄養補助にも注力
サラヤ　～「ラカントS」を使用した商品展開を拡げる
三和化学研究所　～医療・介護食品を総合的に展開
タカキヘルスケアフーズ　～介護食向け「らくらく食パン」3種、「プチケーキ」を上市
テルモ　～たんぱく質調整食品「そらまる」シリーズで治療食市場開拓
ニチレイフーズ　～「カロリーコントロール食」「たんぱく制限食」で存在感
日油　～中間材料供給メーカー、乳化技術で流動食原料を供給
日本水産　～「笑み満菜」は調理素材を強化
ニュートリー　～四日市本社工場が食品安全の国際認証規格「FSC22000」を取得
ネスレ日本　～全量委託生産から、1/2を自社生産に切り替え
ハウスウェルネスフーズ　～グループ内事業移管で健康・美容食品商品の取り扱いが拡大
ハウス食品　～介護食・治療食はゼリー食品、レトルト食品に注力
林兼産業　～「ソフミート」の使い方、食べ方の周知が課題
バランス　～補水ゼリー飲料をラインアップ、嚥下商材に特化
フードケア　～売上の8割占める嚥下食、咀嚼困難者食に注力
フクシマフーズ　～流動食分野でISO22000食品安全マネジメントシステム認証取得
ふくなお　～冷凍・チルドタイプのやわらか食を展開
フジッコ　～「ソフトデリ」は業務用中心、在宅用は通販で
ヘルシーフード　～介護・治療食専業卸、個人向け通信販売が好調
ホリカフーズ　～ドラッグストアの店頭で販売を開始
マルサンアイ　～大豆タンパク製品に強み、流動食のOEM供給
マルハチ村松　～ゼリー食、ペースト食に使える素材シリーズに注力
マルハニチロ　～“メディケア食品”家庭用を拡充、グロッサリー売場展開模索
三島食品　～『りらく』シリーズ、序々に市場浸透
明治　～“やわらか食”「聘珍茶寮中華シリーズ」が登場
焼津水産化学工業　～独自特許で、栄養剤・流動食受託を進める
ヤヨイサンフーズ　～2014／4、ヤヨイ食品とニチロサンフーズが合併
和光堂　～イトーヨーカ堂の「安心サポートショップ」などで展開

＜給食・在宅配食企業＞（30社）
秋田ビル（秋田キャッスルホテル）　～調理後急速冷凍しホテル品質を提供
一冨士フードサービス　～グループ内で事業を棲み分け
イフスコヘルスケア　～調理のスーパーバイザーを配置
魚国総本社　～当社独自の「K-MOS」を受託メディカル施設の半数が採用
エ－ムサービス　～高齢者食の専門家を顧問に招く
大阪いずみ市民生活協同組合　～4期目を終え夕食宅配事業は売上10億円に
グリーンハウス　～現場調理の「ソフト食」を全国に水平展開
シダックスフードサービス　～CKを活用して「やわらかマザーフード食」を提供
シニアライフクリエイト　～ボリューム食、朝食へも対応
ジョイント　～冷凍病態食「けんたくん」、宅配、施設、備蓄用等用途に広がり
シルバーライフ　～「まごころ弁当」、月間70万食以上を配食
生活協同組合コープこうべ　～事業開始から4年目、夕食宅配で組合員をサポート
西洋フード・コンパスグループ　～外食レストランの技術力を活かす
東洋食品フードサービス　～静岡CKでクックチル対応院外調理
ナリコマエンタープライズ　～CKで介護食を一括生産、現場調理をサポート
日米クック　～CKを採用、クックチル、クックフローズン、真空調理を最適に提供
ニッコクトラスト　～グランシャポーメニュー180種を適宜応用
日清医療食品　～「ムース食」を食品メーカーや医薬品メーカーと共同開発
日総　～有料老人ホームとサ高住の受託が増加
日本ゼネラルフード　～「なめらか食」「やわらか食」は全工程を手作り
はーと＆はあとライフサポート　～食事療養の受託に注力し差別化図る
ハーベスト　～特養、老健は通しメニューとして共通化
富士産業　～新食材、新メニューの開発が事業展開のポイント
ミールケア　～クックチルのやわらか食「やわらぎ食」を提供
メーキュー　～老人福祉施設では家庭食に極めて近い食事を提供
メフォス　～素材を自然なまま柔らかくした「やわらか食」を独自開発
ＬＥＯＣ　～国内メーカーとトロミ剤とアミノ酸配合ゼリーを共同開発
レパスト　～高齢者施設の朝食の人手不足を解消
ロイヤルコントラクトサービス　～ロイヤルグループとしてホスピタリティを重視
ワタミタクショク　～『ワタミの宅食』は27万5,000食／日