2016 IoTで拡大するM2M市場 ~エネルギー、流通、監視、自動車など用途別普及予測~
通信インフラの広域化・低廉化、ネットワーク信頼性の向上、プラットフォーム型/クラウド型サービスの拡大、ビッグデータ/AI技術の進展、各種要素技術の高度化、機器・デバイスの低廉化といった環境変化を背景に、M2M/IoTビジネスが本格化。当該ビジネスの現状とカテゴリー別の中期展望を行った。併せて各種M2M/IoT事例を収集。
調査資料詳細データ
調査目的:日本を中心とした世界M2M/IoTマーケットに関して、主要事業者からのヒアリング情報及び文献調査などをもとに、当該マーケットの現状、ビジネス構造、標準化・連携動向などを明らかにする。さらに、収集情報をベースとしたカテゴリー別M2M/IoT需要の現況及び2020年を目処とした中期需要予測を行う。
調査対象国:日本(主体)、北米、欧州・ロシア、アジア、中南米、オセアニアなど
調査対象分野:
・エネルギー関連(HEMS、BEMS、テレメタリング/自動検針、スマートグリッドなど)
・流通関連(決済、トラッキング、店舗エネルギー監視、デジタルマーケティングなど)
・設備・機器監視(工場関連、重機・建機、エレベータ、自販機、MFPなど)
・自動車関連(運行管理、位置情報、テレマティクス、コネクテッドカーなど)
・その他(ヘルスケア、農業・畜産、インフラ監視、セキュリティ、見守りサービス、環境計測、その他)
調査方法:国内主要事業者への面接調査を中心に、電話調査、アンケート調査、文献調査(主に海外事業者)などを併用している。
調査期間:2015年9月~2016年1月
- ワールドワイドでのM2M市場の定量・定性情報を網羅
- 定量情報は通信モジュールをベースとしたM2Mマーケットにフォーカス
- 定性情報に関しては、M2M/IoTとして両者を包含した分析を実施
- 標準化動向や低消費電力ネットワーク、AI/人工知能、ビッグデータ解析といった技術動向にもアプローチ
- 対象カテゴリーは、「エネルギー関連、流通関連、設備・機器監視、自動車関連、その他(ヘルスケア、農業・畜産、インフラ監視、見守り・セキュリティ、オフィス機器(MFP)、プロパティマネジメント/建物ヘルスモニタリング、ペット関連、環境計測)」など
第Ⅰ章 M2M/IoT市場
第Ⅱ章 カテゴリー別の動向
第Ⅲ章 企業個票
■掲載内容
調査結果のポイント
1.市場動向
(1)M2M/IoTビジネスの背景
(2)M2MとIoTの関係
2.市場規模予測
(1)M2M市場規模予測(国内)
(図表)国内M2M市場規模推移(累計M2M売上ベース:2011~2020年度予測)
(2)M2M市場規模予測(世界)
(図表)世界M2M市場規模推移(累計M2M売上ベース:2011~2020年度予測)
3.カテゴリー別の動向
(1)M2M/IoTビジネスでのカテゴリー別の動向
(図表)カテゴリー別のM2M市場規模推移(国内累計回線数)
(2)M2M/IoTビジネスでのカテゴリー別国内市場動向
第Ⅰ章 M2M/IoT市場
1.M2M/IoTビジネスの構造
(1)調査対象領域
(2)M2M とIoT の関係
(3)M2M/IoTが目指すもの
2.M2M市場規模
(1)国内M2M市場規模推移(累計M2M売上ベース)
(図表)国内M2M市場規模推移(累計M2M売上ベース:2011~2020年度予測)
(2)国内M2M市場規模推移(累計M2M回線数ベース)
(図表)国内M2M市場規模推移(累計M2M回線数ベース:2011~2020年度予測)
(3)世界M2M市場規模推移(累計M2M売上ベース)
(図表)世界M2M市場規模推移(累計M2M関連売上ベース:2011~2020年度予測)
(4)世界M2M市場規模推移(累計M2M回線数ベース)
(図表)世界M2M市場規模推移(累計M2M回線数ベース:2011~2020年度予測)
3.M2M市場のレイヤー別の内訳(金額ベース)
(1)国内M2M市場の内訳(2014年度)
(図表)国内M2M市場の内訳(2014年度)
(2)世界M2M市場の内訳(2014年度)
(図表)世界M2M市場の内訳(2014年度)
4.カテゴリー別の国内M2M市場規模推移
(図表)カテゴリー別のM2M市場規模推移(国内累計回線数)
(図表)カテゴリー別のM2M構成推移(%)
5.世界の主要M2M/IoT事業者
6.M2M/IoTでの技術動向
(1)M2M/IoT関連での標準化動向
(2)ビッグデータアナリティクス・解析/AI・人工知能
①ビッグデータアナリティクス
(図表)ビッグデータアナリティクス市場規模推移(2011~2020年度予測)
BI
統計解析
数値解析
②AI・人工知能
人工知能が注目される背景
AI活用のタイムスケジュール
有力企業の動向
AIビジネスでの問題点・課題/展望
(3)低消費電力ネットワーク
①LPWA
日本でのLPWAの普及イメージ
LPWAの問題点・課題
②EnOcean
概要
EnOcean実装上の特徴
技術の特徴
EnOceanAlliance
EnOceanの導入事例
EnOceanの市場性
③PHS
PHSの導入事例
PHSを使った付加サービス
(4)MVNO動向
MVNO概況
MVNO市場規模(契約件数)
M2M向けMVNO
(5)センサーネットワーク動向
ICT事業者の評価
7.業態別の有力事業者
(1)通信キャリア
(2)MVNO
(3)ITベンダー/SIer
(4)海外事業者
(5)ユーザ事業者
~エネルギー関連、製造・工場/建設/機器、自動車・車両管理関連、防犯・
セキュリティ関連、ヘルスケア関連、サービス・流通関連、農業・その他~
8.M2M/IoTビジネスでの問題点/解決の方策
第Ⅱ章 カテゴリー別の動向
1.エネルギー関連
(1)市場規模推移(国内累計回線数ベース)
(図表)エネルギー関連でのM2M市場規模推移(累計回線数ベース:2013~2020年度予測)
(2)市場動向
(3)今後の見通し、課題
2.流通関連
(1)市場規模推移(国内累計回線数ベース)
(図表)流通関連でのM2M市場規模推移(累計回線数ベース:2013~2020年度予測)
(2)市場動向
(3)今後の見通し、課題
3.設備・機器監視
(1)市場規模推移(国内累計回線数ベース)
(図表)設備・機器監視分野でのM2M市場規模推移(累計回線数ベース:2013~2020年度予測)
(2)市場動向
(3)今後の見通し、課題
4.自動車関連
(1)市場規模推移(国内累計回線数ベース)
(図表)自動車関連でのM2M市場規模推移(累計回線数ベース:2013~2020年度予測)
(2)市場動向
(3)今後の見通し、課題
5.その他分野
(1)市場規模推移(国内累計回線数ベース)
(図表)その他分野でのM2M市場規模推移(累計回線数ベース:2013~2020年度予測)
(2)市場動向
①ヘルスケア
②農業・畜産
③インフラ監視
④見守り・セキュリティ
⑤オフィス機器(MFP)
⑥プロパティマネジメント/建物ヘルスモニタリング
⑦ペット関連
⑧環境計測
第Ⅲ章 企業個票
<国内企業>
KDDI(株)
(株)NTTドコモ
(株)インターネットイニシアチブ
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)
(株)エヌ・ティ・ティ・データ
ソフトバンクグループ(株)
(株)ソラコム
(株)東芝(東芝グループ)
日本アイ・ビー・エム(株)
日本電気(株)
日本ユニシス(株)
(株)日立ハイテクノロジーズ
富士通(株)
三井物産エレクトロニクス(株)
<海外企業>
Digi International(米国)
Ericsson(スウェーデン)
Jasper Technologies(米国)
PTC(Parametric Technology Corporation:米国)
Telefonica,S.A.(スペイン)
Telenorグループ(ノルウェー)
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