2015年版 容器市場の展望と戦略

本調査レポートでは、容器メーカーの現在の動向と今後の事業施策を徹底調査するとともに、各種容器の中味別、チャネル別等の需要動向を明らかにした。

発刊日
2015/12/28
体裁
A4 / 352頁
資料コード
C57122900
PDFサイズ
5.1MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査対象:プラスチック軽量容器(PSP容器、A-PET容器、OPS容器、PPフィラー容器等)、PETボトル、金属缶(アルミ缶、スチール缶)、紙容器(紙カートン、紙カップ、紙器)、ガラスびん、チルドカップ、CVSカウンターコーヒー用カップ
調査方法:直接面接取材をベースに、文献調査を併用した
調査期間:2015年11月~12月

資料ポイント
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  • PETボトル:「軽量」「バリア」、新製品提案スピードの加速化が喫緊テーマに
  • 紙カートン:新型容器の開発へ、ユーザーの「価値」向上となる容器を
  • 紙カップ:機能性ヨーグルト向けは好調に拡大、2015年度のスープ・カップ麺向けはほぼ横ばいに
  • 飲料缶:缶コーヒーにおけるアルミSOT缶化は一段落、スチール缶は再拡大に向けたポジティブ策を
  • ガラスびん:2015年の主役は「プレミアムビール」用ワンウェイ小びん市場
    多数のシングルヒット商品の登場に、化粧品の爆買現象が下支えに
  • CVSカウンターコーヒー用カップ:今後はSEJのアイスラテ、ファミマ×サークルKサンクス連合の動きに注目
  • プラスチック軽量容器:PS系発泡容器が牽引、2015年のPSP市場はプラス成長
    「上質化」と「レンジメニュー」の広がりはPSPトレーへの逆風となるか

資料概要
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第1章:容器市場の展望と戦略
第2章:プラスチック軽量容器メーカーの展望と戦略
第3章:PETボトルメーカーの展望と戦略
第4章:紙容器メーカーの展望と戦略
第5章:アルミ缶・スチール缶メーカーの展望と戦略
第6章:ガラスびんメーカーの展望と戦略
第7章:チルド飲料用カップ市場の展望と戦略
第8章:CVSカウンターコーヒー用カップ市場の展望と戦略

リサーチ内容

■掲載内容

調査結果のポイント

第1章:容器市場の展望と戦略

「ニーズ×価値」で価格を決めるビジネスへの転換
容器業界全体で「値付け」に対する意識改革を!
需給バランスの最適化に向け設備の一部停止といった動きも
高付加価値な容器こそが、ユーザー商品のブランド価値をも高めていく
(表)高付加価値リジッド容器(例)

第2章:プラスチック軽量容器メーカーの展望と戦略

〔1〕PSP容器市場の展望
  PS系発泡容器が牽引し、2015年の市場規模はプラス成長を確保へ
  「上質化」と「レンジメニュー」の広がりはPSPトレーへの逆風となるか
  (表)PSP容器市場規模推移
  (表)PSP容器メーカーの原反使用状況から見た用途別需要推移
  (図・表)PSP容器メーカー原反使用状況からみたシェア推移
  発泡PS系容器はチルド弁当向けが好調
  メーカー各社は小売店等の人手不足を解消する容器開発に力を入れる
  2015年はカップ麺でヒット商品が生まれ、PSPどんぶりの需要も順調に拡大
  PSP容器のリサイクル状況
〔2〕PP系軽量容器市場の展望
  (1)PPフィラー入り単層容器、PP/PSアロイ容器
    発泡容器への需要シフトにより、PPF容器市場はマイナス成長が続く
    (表)PPF容器 市場規模推移
    (図・表)PPF容器 メーカー別出荷量推移
  (2)発泡PP容器
    コンビニ弁当のチルド化を受け、市場規模はプラス成長に転じる
    (表)発泡PP容器 市場規模推移
    (図・表)発砲PP容器 メーカー別出荷量推移
  (3)透明PP容器
    蓋材を中心に需要が伸長
    容器メーカーによるレンジメニューの開発も進む
    (表)透明PP容器 メーカー別出荷量推移
〔3〕PET系軽量容器市場
  PET系容器の市場規模は2015年に20万tの大台に乗る見通し
  (表)PET系容器 市場規模推移
  塩干や精肉などでA-PET容器の新たな市場が生まれる
  2016年は再生PETの注目度が上がる可能性も
  (図・表)PET系容器 メーカー別出荷量推移
〔4〕PS系軽量容器市場
  (1)OPS容器
    2015年は市場規模の縮小スピードが緩み、前年比99.6%で着地へ
    (表)OPS容器 市場規模推移
    デンカポリマーが新素材「ユーガード」を市場に本格投入
    OPS容器市場の起爆剤として期待感が高まる
    (図・表)OPS容器 メーカー別出荷量推移
  (2)PS系ソリッド容器(真空・圧空)
    エフピコ「MSD」が牽引し、2015年の市場規模はプラス成長に転じる
    (表)PS系ソリッド容器 市場規模推移
    (図・表)PS系ソリッド容器 メーカー別出荷量推移

株式会社エフピコ
  市場を創り出す開発力・提案力で企業成長を加速させる
  オリジナル製品の販売数量が順調に伸び、増収増益基調が続く
  2016年3月に中部新工場でOPETシートの増強設備が稼働
  リサイクルプラントの新設も決定し、オリジナル製品の生産体制をさらに強化へ
  「鍋丸」「ドリスカップ」などの上市により、MFPの新マーケット拡大が続く
  蓋材需要が好調、OPETシート押出機のフル稼働が続く
  エコAPET容器は優れた環境適正が高く評価される
  フードパックと蓋材用途で透明PP容器の需要は堅調推移
  2015年3月に「平成26年度ダイバーシティ経営企業100選」に選出される

中央化学株式会社
  全員創意の徹底により品質・コスト競争力・提案力の向上を目指す
  2016年3月期上期に2四半期連続黒字を達成
  通期は売上高635億円、経常利益8億円を計画
  2015年10月に東北工場が再稼働、地産地消型のビジネスモデルを推進へ
  発泡PP「SD」、透明PP「SPP」はチルド弁当などに採用が拡大傾向
  「CT」では167アイテムを揃えた「いろは」を市場に投入
  2015年は「浪み唄」「かわら」などPSP容器の新製品を積極投入
  3D盛りで存在感を発揮する「デリデコ」は寿司などに採用が広がる

シーピー化成株式会社
  「食卓発想」に基づく製品開発を推進し、多様化する食生活をサポート
  PSPトレーや「ハカマ」シリーズが牽引し、2015年2月期の売上高は642億円で着地
  SCMのシステムが2015年3月に本格稼働
  2016年春には本社工場へ導入するA-PET押出機が稼働予定
  PSP容器は寿司・刺身容器のアイテムを拡充
  A-PET容器は汎用品の品揃えが完了、2016年は差別化製品の上市へ
  折箱を超える上質感・重圧感を演出する「BFハカマ」の販売が好調
  2015年末には透明PPシートの内製化を図る

リスパック株式会社
  感性重視の高付加価値製品の開発を推進し、価値訴求の売り場づくりに貢献
  2016年3月に犬山工場でPETシートの多層押出機が稼働へ
  透明容器の高い競争力を武器に、2016年3月期は売上高450億円の必達を目指す
  売り場全体のカタチを追求した新製品「キューブ」が好調
  塩干、精肉などのカテゴリーで発泡品代替によるA-PET容器の新市場を創造
  バイオPPF容器は「宝重」「リッジ」などが堅調、発泡PP容器は高発泡化に取り組む

デンカポリマー株式会社
  グループの総合力を発揮させ、OPS容器の新たな需要創造に取り組む
  新透明素材「ユーガード」を用いた「OPライトR」の販売が本格化
  安全性と高い実用性能を武器にさらなる拡販を推し進める
  PS系耐熱発泡容器「ヒートプラス」はコンビニなどで採用が進展
  デザイン性に優れるPPF容器「D’sカフェ」も堅調推移

アテナ工業株式会社
  得意な素材を用いた高付加価値製品で新規受注の拡大を図る
  PSP+紙のカップ麺容器は前年並みで推移も、PP+紙のカップスープ容器が好調
  A-PET容器はスイーツ向けの需要が拡大傾向、飲料分野への展開も視野に入る
  救命ドリル「スクーマン」は公的機関での採用が着実に進む

株式会社ギンポーパック
  電子レンジ調理の可能性を追求し、発泡PP容器を用いたメニュー開発を推進
  注力製品の販売増が寄与し、2015年3月期の売上高は107億円と高い成長率が続く
  発泡PP容器「パルファイン」は独自メニューの開発で需要を取り込む
  バリア性の付与にも成功し、チルド弁当容器などとしての提案を強化
  OPS容器は蓋材に加え、真空圧空成形可能なシートで製造した深絞り容器の需要が好調

第3章:PETボトルメーカーの展望と戦略

PETボトル市場の展望
  ブランドオーナーによるPF内製量拡大などの脅威に対し
  PF含むPETボトルメーカーは「軽量」「バリア」の新製品提案スピードの加速化で対抗を!
  (表)PETボトル出荷量推移(飲料用:本数ベース)
  インラインブロー成形の比率は70%弱にまで向上
  (表)PETボトル メーカー別出荷量推移(飲料用:本数ベース)
  (表)アセプティックボトル需要推移
  バリアPETボトルは2016年に10億本超へ
  (表)耐熱及びアセプの軽量ボトル重量
  (表)タイプ別バリアPETボトル市場推移
  (表)バリアPETボトル 概要及び出荷量推移
  2015年のメカニカルリサイクルPET販売量は拡大、使用済みボトルの輸出規制が急務
  (図・表)使用済みPETボトルの循環型リサイクル ボトルtoボトル(B to B)
  (図・表)PETくず輸出量推移

東洋製罐株式会社
  総合的なソリューションの提供を推進
  プリフォーム出荷増の一方、PETボトルは減少傾向

株式会社吉野工業所
  小・大容量ニーズなどにもきめ細かく対応
  2015年秋にデラミボトルラインを新設、2016年以降もバリアボトルへの設備投資を継続
  2016年春から小容量ボトルが採用、ガラスびん代替を推進
  「PFX」がワインやホット飲料向けに採用、中味飲料の拡大が続く
  多層ボトルやシリカ蒸着ボトルなどのバリアボトルの拡販に注力

北海製罐株式会社
  ユーザー要望に応じてプリフォーム及びPETボトルの拡販を推進
  2015年5月に新規プリフォームラインが稼働
  2015年のプリフォーム出荷量は好調に拡大
  2016年内にはメカニカルリサイクルによるPET樹脂の採用へ

大和製罐株式会社
  PETボトル生産量は低位安定が続く

大日本印刷株式会社
  国内最軽量プリフォーム14.6g品の拡販に注力
  炭酸用プリフォームは軽量化開発をさらに推進

凸版印刷株式会社
  ワインに加え非飲料・食品向けの新領域開拓も推進、2017年中の採用へ
  「GL-C」は透明性の高さが評価され、依然として白ワイン向けに好調

協栄産業株式会社
  国内循環型リサイクルシステムをさらに強化
  2016年4月にアルカリ洗浄の新工場を稼働
  2016年のMR-PET販売量は3万t超にまで拡大する可能性も
  飲料・食品用に加え、非飲料・食品用の用途開拓にも注力

第4章:紙容器メーカーの展望と戦略

1.液体カートン・パック市場の展望
  多くが2017年上市を見据えて新型容器を開発、ユーザーの「価値」向上となる容器を!
  (表)紙カートンメーカー出荷量推移(原紙ベース)
  (表)紙カートンメーカー出荷量推移(個数ベース)
  牛乳市場の下げ止まり?、2015年1~10月の牛乳生産量は前年同月比100.5%に
  (表)中味別紙カートン市場推移
  (表)(参考)牛乳等生産量(全国)
  (表)紙カートンメーカー出荷量推移(牛乳・加工乳)
  「TBA Leaf」や「ノンアルミフジパック」などが果汁・野菜系飲料の需要喚起へ
  (表)紙カートンメーカー出荷量推移(非アルコール、牛乳・加工乳除く)
  (表)紙カートンメーカー出荷量推移(アルコール)
  (表)中味別紙カートン市場推移(2013年度)
  (表)中味別紙カートン市場推移(2014年度)
  (表)中味別紙カートン市場推移(2015年度見込み)

日本製紙株式会社
  2017年度に紙パック事業で売上高450億円の達成を目指す
  2015年2月よりベトナム「VINAMILK」向けに900ml容量カートンの輸出開始
  「+R」はユーザーの充填ラインでさらに使用しやすいキットを上市
  2016年度中に高い汎用性を持つ次世代充填機を上市予定

ビーエフ&パッケージ株式会社
  合併によるシナジー創出で紙加工事業を強化
  2015年4月に北越パッケージとビーエフが合併
  「液体容器×RFID」のような独自提案を推進
  2015年春に750ml容量を新規にラインナップ、ユーザーの小容量化ニーズに対応
  高付加価値路線をとりたいユーザーから遮光カートンへの引き合いが増加

石塚硝子株式会社
  新型容器の開発に注力、顧客価値の向上につなぐ
  CVS向けに500ml容器の販売が堅調
  「I-7」は2016年1月から順次導入開始

凸版印刷株式会社
  戦略商品「カートカン」や「エアホールドパウチ」の拡販を推進
  2015年4月に組織改編、2015年度の生活・産業事業分野の売上高は4,350億円へ
  2015年度のアルコール飲料向け紙カートン出荷量は前年度比99%台に
  「エアホールドパウチ」の2016年度売上高で10億円の達成を目指す
  固形物・高粘度な内容物のアセプ充填容器としても、カートカンに対する需要が増加
  2015年は過去最高の出荷量を記録
  ボトルドパウチは新たにリキュール向けで採用開始

大日本印刷株式会社
  環境配慮型容器や新型容器の開発を推進
  2014年度の生活・産業部門の売上高は4,794億円、前年度比102.5%へ
  日本酒向け出荷量は微減にとどまる、焼酎向けは横ばい、ワイン向けは好調

2.紙カップ(コップ)市場の展望
  2014年度はヨーグルト向け出荷が前年度割れ、2015年度は見通しが立ちにくい状況に
  (表)用途別紙カップ出荷動向
  (表)紙カップメーカー出荷量推移
  FF向けは減少傾向が続く、一部FFではプラカップに全量切り替えの動きも
  出店数の拡大に伴いコーヒーチェーン向けは好調に推移
  (表)主力チャネル別紙カップ市場推移(FF、CVS、コーヒーショップ)
  (表)飲料用紙カップ出荷動向
  機能性ヨーグルト向けは好調に拡大、通常バリアカップのほか遮光カップが採用
  2015年度のスープ・カップ麺向けはほぼ横ばいに
  (表)ヨーグルト用 紙カップ出荷動向
  (表)スープ・カップ麺用 紙カップ出荷動向
  (表)冷菓用 紙カップ出荷動向
  (表)納豆用 紙カップ出荷動向
  (表)デザート類用 紙カップ出荷動向
  (表)食品用その他用 紙カップ出荷動向
  (表)紙カップメーカー 用途別出荷量(2012年度)
  (表)紙カップメーカー 用途別出荷量(2013年度)
  (表)紙カップメーカー 用途別出荷量(2014年度)
  (表)紙カップメーカー 用途別出荷量(2015年度見込み)

東罐興業株式会社
  食品業界や流通業界向けを中心に最適な機能性容器の開発を推進
  2014年度は経常赤字となるも、2015年度は黒字転換の見通し
  2015年7月に台湾子会社を設立
  CVS及びコーヒーチェーン向け紙コップは依然好調、FF向けも回復基調
  ドリンクヨーグルト向けは増加傾向

株式会社日本デキシー
  他社にない製品ラインナップの拡充を推進
  2014~2015年度にかけて価格是正に着手
  自販機向けで発泡断熱カップニーズ高まる
  CVSカウンターコーヒー向けは依然好調、既存ユーザーへの出荷増・新規ユーザーの開拓へ
  2015年7月にPPラミのカップ型高耐熱性紙容器を開発
  冷凍~常温、油分・粘度への対応を可能にするなど、幅広い用途での採用が期待

凸版印刷株式会社
  機能性紙カップやレンジアップ対応紙容器の開発を推進
  2015年度のヨーグルト向け出荷量は前年度に比べ伸長の見通し

大日本印刷株式会社
  「HI-CUP-Bio」はユーザー評価が良好であれば採用へ

四国化工機株式会社
  充填機と包装資材のセット提案に加え、品質及び安定供給体制が強み
  紙カップ出荷量はヨーグルト向けが好調
  2014年12月からCVSカウンターコーヒー用紙カップの量産開始

3.紙器市場の展望
  2014年の紙・板紙製品は、数量、金額ともに成長
  ここ数年は単価も安定推移
  (図)包装資材・容器 出荷金額・数量推移(2005~2014年)
  (表)2010年~2014年包装資材・容器出荷数量原材料別統括表
  (表)2010年~2014年包装資材・容器出荷金額原材料別統括表
  2014年度紙器用板紙の国内出荷量は横ばい
  各社需要が見込める食料品分野の製品開発に注力
  【需要分野別動向】
  <食品分野>
    (表)菓子推定生産数量及び金額
    (表)冷凍食品の国内生産量
    (表)即席めんの生産高推移
  <飲料品分野>
    (表)清涼飲料品目別生産量推移
    (表)ミネラルウォーター類の生産・出荷動向
    (表)清涼飲料品目別容器別生産量
  <医薬品分野>
    (表)医薬品生産金額の推移
  <化粧品分野>
    (表)化粧品 生産・出荷・在庫 統計
  <石鹸・洗剤分野>
    (表)洗浄剤等の家庭用製品 販売実績前年対比表
  <商業印刷分野>
  【紙器メーカー動向】
    1.日本トーカンパッケージ
    2.古林紙工
    (表)需要業界別投入量調査結果(総括)
    (表)紙器用板紙需要業界別投入量及び構成比推移(月平均)
    (表)各需要業界における紙器用板紙の品種別構成比

第5章:アルミ缶・スチール缶メーカーの展望と戦略

1.アルミ缶・スチール缶市場の展望
  缶コーヒーにおけるアルミSOT缶化は一段落、スチール缶は再拡大に向けたポジティブ策を!
  (図・表)飲料用金属缶市場推移
  (表)コーヒー飲料メーカー各社におけるアルミSOT缶化状況
  (表)飲料缶(アルミ+スチール)メーカー別出荷量推移
  (図・表)飲料缶メーカー別出荷シェア(2013年)
  (図・表)飲料缶メーカー別出荷シェア(2014年)
  (図・表)飲料缶メーカー別出荷シェア(2015年見込み)
2.アルミ缶市場の展望
  2015年は東洋製罐と昭和アルミニウム缶がシェアアップ
  (図・表)中味別アルミ缶市場推移
  (表)アルミ缶メーカー 中味別出荷量推移
  (表)アルコール飲料用 アルミ缶メーカー別出荷量推移
  (表)非炭酸飲料用 アルミ缶メーカー別出荷量推移
  (表)炭酸飲料用 アルミ缶メーカー別出荷量推移
  ボトル缶市場では再び大和製罐がトップのポジションに
  (表)ボトル缶市場規模及びメーカー出荷量推移
  (表)アルミ缶リサイクル推移
3.スチール缶市場の展望
  生産体制の見直しに加え、競争力強化や用途開拓により難局を乗り切れ!
  (表)飲料用スチール缶メーカー出荷量推移
  (図・表)スチール缶再資源化率の推移

東洋製罐株式会社
  SOT缶の競争力強化を推進
  2015年のアルミ缶・飲料用スチール缶の出荷量合計は前年を下回る見通し

大和製罐株式会社
  高付加価値商品の拡販によりユーザーにとっての価値向上につなぐ
  アルミ缶はアルコール向けがマイナスとなるも、非炭酸及び炭酸飲料向けの出荷が二ケタ増
  2015年のボトル缶出荷量が好調に拡大、ミルク入りコーヒー向けで採用が増加
  ECOビード缶は全体の3割弱に、今後も積極的な拡販を推進

北海製罐株式会社
  異型缶や意匠缶の開発を推進し、再び成長基調へのシフトを目指す
  170g缶の出荷比率が増加傾向

ユニバーサル製缶株式会社
  設立から10年、2015年3月期は過去最高の売上高へ
  ボトル缶キャパをさらに拡充、2016年春には量産体制整備
  中国製缶メーカーにアルミボトル缶の技術ライセンス供与
  2015年の出荷量は過去最高の55億缶へ
  ボトル缶出荷量は2015年も増加基調に

昭和アルミニウム缶株式会社
  国内で既存事業の収益性を改善しながら、海外でアルミ缶事業の拡大に注力
  ベトナム拠点において近い将来の缶胴及び缶蓋増設を計画
  ビール系飲料向けが低迷する一方、コーヒー飲料向けが大幅増

武内プレス工業株式会社
  小型ボトル缶でユーザーの高付加価値展開をサポート
  ボトル缶は成長基調が続く、ミルク入りコーヒーの動向を注視

第6章:ガラスびんメーカーの展望と戦略

ガラスびん市場の展望
2015年の主役は「プレミアムビール」向けワンウェイ小びん市場
多数のシングルヒット商品の登場に、化粧品の爆買現象が下支えに
2015年のビールびん市場は、前年比約140%の高成長が見込まれる
「ニッカ」のみならず国産ウイスキー市場が活発で、ウイスキーびん市場が急拡大
(表)ガラスびん出荷量推移
2015年はプレミアムビール向けサプライヤーが恩恵を受ける
これまでなかった新規需要向けワンウェイ小びんが東洋ガラスの出荷量に大きく貢献
健康・美容志向により「ココナッツオイル」、「えごまオイル」などの「食用油」商品がヒット
大手飲食メーカーや百貨店などの流通業態の景品として「メイソンジャー」向け出荷が拡大
(表)ガラスびん出荷量推移(薬品・ドリンク)
(表)ガラスびん出荷量推移(食料・調味料)
(表)ガラスびん出荷量推移(牛乳びん)
(表)ガラスびん出荷量推移(清酒)
(表)ガラスびん出荷量推移(ビール)
(表)ガラスびん出荷量推移(洋雑酒)
(表)ガラスびん出荷量推移(飲料・水)
(図)ガラスびん用途別シェア (2011年~2014年)

日本山村硝子株式会社
  2015年は大口顧客のビール商品が好調で、同社出荷量に大きく貢献
  昨年に引き続きウイスキーびんの好調維持
  生産体制の整備により利益を生み出す事業体質へ
  独自のコート技術を活かし顧客ニーズに適した軽量びんの開発推進
  2014年に引き続きビール向けワンウェイ小びんの出荷が好調
  2015年は国産ウイスキーの人気を追い風にさらなる出荷増

東洋ガラス株式会社
  プレミアムビール向けワンウェイ小びんの出荷量が急拡大
  受託生産型オリジナルびんを展開し、小口顧客への提案活動にも注力
  2015年は「プレミアムビール」や「発泡清酒」の新商品向け出荷量が拡大
  健康・美容志向の広まりにより「食用油」商品がヒットし、食料びん向け出荷が増加

石塚硝子株式会社
  2015年も引き続きウイスキー商品向けの需要が好調
  ドラマの放送後にも国産ウイスキーへの関心度が高く、「ニッカ」の売れ行きは好調
  メインサプライヤーである石塚硝子の出荷量が大きく拡大

第7章:チルド飲料用カップ市場の展望と戦略

チルド飲料用カップ市場の展望
レンジアップに対応したチルド飲料が登場、新領域開拓に期待がかかる
(図・表)チルド飲料用カップメーカー出荷量推移
(図)レンジアップ対応チルドカップ 中蓋外観

大日本印刷株式会社
  71φのトールタイプの需要が拡大
  出荷量は年率103%で推移、スムージー向けなどが好調

株式会社吉野工業所
  従来になかった容器開発を推進し、新たな中味飲料の開拓へ
  71φのトールサイズに対する需要が好調
  レンジアップ対応可能なチルドカップを開発、2015年11月より販売開始

第8章:CVSカウンターコーヒー用カップ市場の展望と戦略

CVSカウンターコーヒー用カップ市場の展望
今後はSEJのアイスカフェラテ、ファミマ×サークルKサンクス連合の動きに注目
(図・表)CVS別カウンターコーヒー用カップ使用量推移(2013~2015年度見込み)
(表)日本のコーヒー需給表
(表)CVS各社地域別店舗数一覧
2015年度のCVSカウンターコーヒー用カップ市場規模は18億個弱へ
CVSが手売り用カップ市場の主力の販売チャネルに
(図・表)CVSカウンターコーヒー用カップ市場推移
(表)CVS各社が使用するカップ材料
プラカップ市場への新規参入が本格化、2015年は2社、2016年は少なくとも1~2社増
新たな競争軸の創出が課題
(図・表)チャネル別メーカー出荷量推移(紙カップ)
(図・表)CVSカウンターコーヒー用プラカップメーカー出荷量推移

旭化成パックス株式会社
  深絞り成形技術×小回りの利いた対応力を活かし、ユーザー対応力を強化
  2016年にオフセット印刷機2台増設、瞬発力のある供給体制を拡充
  PET以上の優位性を持つPPカップをユーザーに訴求
  耐寒衝撃性をさらに高めたPPカップを開発し、2016年度内に上市へ

東名化学工業株式会社
  CVSカウンターコーヒー向けに耐寒PPカップが採用
  2015年7月からCVS用プラカップを量産、良好な耐寒衝撃性と透明性を両立

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