2016年版 人工透析施設の運営動向調査

人工透析は患者の生命維持に欠かせない治療方法である。生活習慣に起因する糖尿病性腎症などの患者数増加や高齢者人口の増加により現在時点の透析患者数は、32万人を超えている。また、国民医療費が40兆円を超え、世界に先駆けて超高齢社会に突入したわが国にとって、年々右肩上がりの医療費の抑制は喫緊の課題であり、その解決策として2年毎の改定では、診療報酬の引き下げや包括化が実施され、人工透析もその対象として例外ではない。
2008年度以降は、新規透析治療患者の増加数と増加率ともに鈍化傾向となっていることに加え、人工透析治療を担っている医療施設数は増加しており、患者を囲い込む工夫が医療施設の経営課題として求められている。そのような中で、2016年度は、診療報酬および介護報酬の同時改定が行われ、「人工腎臓」に関する項目では一律20点の引き下げとなり、人工透析施設ではコスト逓減に対するニーズが高まっていると想定される。

発刊日
2016/08/30
体裁
A4 / 779頁
資料コード
C58110900
PDFサイズ
23.0MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査対象品目
装置・・・逆浸透装置(RO装置)、自動粉末溶解装置、多人数用透析液供給装置、個人用透析装置、透析用監視装置
機器・器具・・・透析器(ダイアライザー)、血液回路、留置針
薬剤・・・透析液・透析剤、抗凝固薬
その他・・・透析管理支援システム、保守メンテナンス契約
調査方法:人工透析施設(関東・東海・関西エリア)へのアンケート調査(郵送留置法)
調査期間:2016年5月~2016年8月

資料ポイント
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  • 人工透析関連製品の使用状況やその選定理由、人工透析関連メーカーの評価だけでなく、装置更新のタイミング、リース等の導入形態を分析
  • 新たな設問として、透析業務の効率化を支援しかつヒューマンエラーを減少させる事でコストの逓減を図る透析管理支援システムや、保守メンテナンスへの加入率にも焦点をあて、人工透析施設を対象にアンケート調査を実施

資料概要
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第1章 「人工透析施設の運営動向アンケート」分析編
第2章 「人工透析施設の運営動向アンケート」個別施設回答編

リサーチ内容

■掲載内容

調査結果のポイント

第1章 「人工透析施設の運営動向アンケート」分析編

1.「人工透析施設の運営動向アンケート」集計・概要
2.人工透析関連製品の使用状況
3.回答属性(エリア別、1日あたりの治療件数別)

装置編
  1)逆浸透装置
    (1)使用している逆浸透装置のメーカー名
    (2)使用している逆浸透装置の保有台数
    (3)使用している逆浸透装置の導入後の経過期間
    (4)使用している逆浸透装置の購入決定要因
    (5)使用している逆浸透装置の新規導入・買換え予定・リース予定
    (6)使用している逆浸透装置の保守契約状況
    (7)使用している逆浸透装置のメーカー評価
  2)粉末剤溶解装置
    (1)使用している粉末剤溶解装置のメーカー名
    (2)使用している粉末剤溶解装置の保有台数
    (3)使用している粉末剤溶解装置の導入後の経過期間
    (4)使用している粉末剤溶解装置の購入決定要因
    (5)使用している粉末剤溶解装置の新規導入・買換え予定・リース予定
    (6)使用している粉末剤溶解装置の保守契約状況
    (7)使用している粉末剤溶解装置のメーカー評価
  3)多人数用透析液供給装置
    (1)使用している多人数用透析液供給装置のメーカー名
    (2)使用している多人数用透析液供給装置の保有台数
    (3)使用している多人数用透析液供給装置の導入後の経過期間
    (4)使用している多人数用透析液供給装置の購入決定要因
    (5)使用している多人数用透析液供給装置の新規導入・買換え予定・リース予定
    (6)使用している多人数用透析液供給装置の保守契約状況
    (7)使用している多人数用透析液供給装置のメーカー評価
  4)個人用透析装置
    (1)使用している個人用透析装置のメーカー名
    (2)使用している個人用透析装置の保有台数
    (3)使用している個人用透析装置の導入後の経過期間
    (4)使用している個人用透析装置の購入決定要因
    (5)使用している個人用透析装置の新規導入・買換え予定・リース予定
    (6)使用している個人用透析装置の保守契約状況
    (7)使用している個人用透析装置のメーカー評価
  5)透析用監視装置
    (1)使用している透析用監視装置のメーカー名
    (2)使用している透析用監視装置の保有台数
    (3)使用している透析用監視装置の導入後の経過期間
    (4)使用している透析用監視装置の購入決定要因
    (5)使用している透析用監視装置の新規導入・買換え予定・リース予定
    (6)使用している透析用監視装置の保守契約状況
    (7)使用している透析用監視装置のメーカー評価

機器編
  6)ダイアライザー
    (1)使用しているダイアライザーのメーカー名
    (2)使用しているダイアライザーの製品名
    (3)使用しているダイアライザーの評価する点
    (4)使用しているダイアライザーのメーカー評価
  7)血液回路
    (1)使用している血液回路のメーカー名
    (2)使用している血液回路の評価する点
  8)留置針
    (1)使用している留置針のメーカー名
    (2)使用している留置針の評価する点

薬剤編
  9)透析液・透析剤
    (1)使用している透析液・透析剤のメーカー名と剤型
    (2)使用している透析液・透析剤の製品名
    (3)使用している透析液・透析剤の評価する点
  10)抗凝固薬(ヘパリン、低分子ヘパリン、メシル酸ナファモスタット、アルガトロバン)
    (1)使用しているヘパリンのメーカー名
    (2)使用しているヘパリンの評価する点
    (3)使用している低分子ヘパリンのメーカー名
    (4)使用している低分子ヘパリンの評価する点
    (5)使用しているメシル酸ナファモスタットのメーカー名
    (6)使用しているメシル酸ナファモスタットの評価する点
    (7)使用しているアルガトロバンのメーカー名
    (8)使用しているアルガトロバンの評価する点

共通編
  4.人工透析施設の治療実績状況
    (1)透析分野の常勤スタッフ
    (2)最近2~3年の血液透析患者数の増減傾向
    (3)血液透析患者の原疾患
    (4)血液透析患者の透析歴
    (5)患者獲得に効果があった方策・サービス
  5.人工透析施関連製品の購入に関する事柄
    (1)人工透析関連製品購入時の情報源
    (2)人工透析関連製品の購入決定者
    (3)人工透析関連製品の購入時に重視する点
    (4)メーカーへの意見・要望
  6.人工透析施設の現状と将来展望
    (1)オンラインHDFの実施状況
    (2)オンラインHDFを行っていない理由
    (3)在宅血液透析の実施状況
    (4)在宅血液透析を行っていない理由
    (5)在宅血液透析が日本で普及するために必要なこと
    (6)腹膜透析の実施状況
    (7)腹膜透析を行っていない理由
  7.透析管理支援システムに関する事柄
    (1)透析監理支援システムの導入状況
    (2)透析監理支援システムの満足点
    (3)透析監理支援システムを導入していない理由
    (4)今後の透析監理支援システムの導入予定
    (5)透析監理支援システムを導入する予定がない理由
    (6)透析監理支援システム導入検討時の重視点
    (7)今後の透析事業の見通し
  8.保守メンテナンスに関する事柄
    (1)保守契約状況
    (2)保守契約がある人工透析関連製品
    (3)保守契約先
    (4)故障時の対応
    (5)年間の保守費用・修理費用

第2章 「人工透析施設の運営動向アンケート」個別施設回答編

「人工透析施設の運営動向調査」アンケート原票
アンケート個別施設回答

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