2017年版 医療用ポンプ市場の現状分析と中期予測
近年、輸液治療の拡大により医療用ポンプが使用される機会が増え、また多くの治療に輸液ポンプが用いられるようになったことから病棟をはじめ、在宅、手術室、カテ室、集中治療室など様々なセクションで利用されるようになり、輸液ポンプの市場は増加傾向が続いている。輸液ポンプよりも微量な注入を行う場合に用いられるシリンジポンプがあり、近年、正確な投与を必要とする薬剤が増加してきたことに加え、医療管理体制の充実の要因からシリンジポンプの使用頻度についても増加傾向が続いている。
また、目的特化型の輸液ポンプとして中心静脈栄養用輸液ポンプ、経腸栄養用輸液ポンプ、肺高血圧症治療用輸液ポンプのほか、より精密な精密な投与量の設定で治療が可能なPCAポンプ、インスリンポンプについても、製品別に市場算出している。
本調査レポートでは、この輸液・シリンジポンプ以外に、人工心肺装置、IABP装置、透析装置、血液浄化・濾過装置、手術室や集中治療室で使用される高低体温維持装置、放射線科の画像診断の際に使用される造影剤注入・注腸装置を市場入力しており、関連する医療用具やディスポ製品も取上げ、医療用ポンプ市場として分析を行った。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:輸液ポンプ、シリンジポンプ、専用治療ポンプ、注入・注腸装置、高低体温維持装置、アフェレシス13項目の2006~2016年度実績、数量・金額ベース市場規模分析、メーカー・発売元シェア(国内ベース)。2017~2021年度までの中期予測。各製品における数量・金額別発売元シェア。各製品における有力企業分析
調査対象:国内メーカー及び輸入製品の総発売元
調査方法:面接取材とTEL取材併用
調査期間:2017年4月~2017年6月
- 輸液ポンプ・シリンジポンプ、及び医療用ポンプ製品関連製品の2006~2016年度実績、数量・金額ベース市場規模分析、メーカー・発売元シェア(国内ベース)
- 2017~2021年度までの市場規模中期予測
- 各製品における数量・金額別発売元シェア
- 各製品における有力企業分析
PARTⅠ 医療用ポンプの市場動向
PARTⅡ 製品別市場推移と医療用ポンプ市場の将来展望
PARTⅢ 医療用ポンプ参入企業分析
■掲載内容
医療用ポンプ市場の現状と中期予測 SUMMARY
SUMMARY
1.医療用ポンプの市場概要
2.区分別市場動向
①輸液ポンプ
②シリンジポンプ
3.医療用ポンプ市場の展望と課題
(1)汎用型ポンプ
(2)中心静脈用輸液ポンプ
(3)経腸栄養ポンプ
(4)PCAポンプ
PARTⅠ 医療用ポンプの市場動向
調査品目における数量ベース市場規模推移(総販売ベース)
調査品目における金額ベース市場規模推移(総販売ベース)
調査品目別マーケットリーダー(2016年総発売元ベース)
調査品目別マーケットリーダー((予)2017年総発売元ベース)
医療用ポンプの環境要因
医療施設
1.病院・一般診療所総数
(表)施設の種類別にみた施設数
(表)病床規模別にみた施設数
(表)施設の種類別にみた病床数
2.麻酔・手術件数
3.特殊診療設備の保有状況
PARTⅡ 製品別市場推移と医療用ポンプ市場の将来展望
1.輸液ポンプ ペリスタルティックフィンガータイプ
製品概要
市場概要
企業別動向
2.輸液ポンプ ボルメトリック ペリスタルティック
市場概要
3.専用型輸液ポンプ
中心静脈栄養用携帯型、経腸栄養専用型、肺高血圧症治療専用型
製品概要
市場概要
(1)経腸栄養用輸液ポンプ
参照:ペグ(PEG)・ガストロストミーカテーテルキット市場・使用施設数について
(2)在宅中心静脈栄養用携帯型ポンプ
(3)肺高血圧症治療用輸液ポンプ
市場規模
企業別動向:治療用輸液ポンプ
(在宅用中心静脈栄養用、肺高血圧症治療用輸液ポンプ市場)
企業別動向:専用型輸液ポンプ(経腸栄養用輸液ポンプ市場)
4.患者管理無痛法用輸液ポンプ PCAポンプ
市場概要
企業別動向:患者管理無痛法用(PCA)輸液ポンプ
参考資料:インフューザー(ディスポーザブル微量持続注入ポンプ)
市場概要
市場動向
インフューザー疾患対応別市場
5.輸液ポンプ 据置型 ローラータイプ(人工透析用)
市場概要
市場規模
6.医薬品注入コントローラー 自動点滴装置 自然落下型
市場概要
市場規模
企業別動向
7.輸液ポンプ関連製品
市場概要
7-1 輸液セット
製品概要
市場概要
市場動向
定量筒付輸液セット(微量・精密用)Measured Volume Set市場動向
7-2 翼状針・翼状静注針
市場概要
市場動向
Safetyタイプ市場動向
7-3 留置針
市場概要
市場規模
企業別動向
透析用留置針
Safetyタイプ
7-4 延長チューブ・エクステンションチューブ
市場概要
市場動向
Safety輸液ライン製品市場
7-5 三方活栓(一般用・耐圧用)
市場概要
市場規模
耐圧用三方活栓(低圧・中圧・高圧)
市場動向
7-6 高カロリー輸液用カラバック
市場概要
市場動向
在宅輸液療法市場概要
7-7 各種フィルター
輸血(血液)フィルター市場
市場概要
市場動向
輸液フィルター(セット)市場
市場概要
市場動向
除菌フィルター(バクテリアフィルター)・HME・HMEF(人工鼻)市場
市場概要
市場規模
企業別動向(HME・HMEF)
トランスデューサー 保護 フィルター市場
市場概要
人工心肺用動脈フィルター市場(胸部心臓血管外科)
市場動向
硬膜外カテーテル用フィルター
市場動向
7-8 中心静脈用カテーテル
市場概要
市場動向
(1)シングルルーメン(抗血栓性含む)
(2)マルチルーメン
(3)新生児・未熟児・中心静脈栄養カテーテル市場(PIC・PICC市場)
7-9 安全機構付き/Safety(感染防止)製品市場
市場概要
市場動向
企業別動向
(図)Safety市場 参入企業シェア
(表)製品区分別 市場推移
(表)企業(メーカー)区分別 市場推移
(表)Safety製品実績推移と予測
8.シリンジポンプ 一般・据置型
市場概要
市場規模
企業別動向
9.シリンジポンプ インスリンポンプ(携帯型)
市場概要
市場動向
企業別動向
参考資料:自己血糖測定器市場(弊社資料:『2016年度版 糖尿病市場の現状と展望』より抜粋)
市場動向
企業別動向
製品動向
10.シリンジポンプ TCI(目標制御注入法)用 ディプリフューザーTCI機能搭載型
市場概要
市場規模
企業別動向
11.人工肺市場 並びに各種関連製品
市場概要
1.人工肺市場
市場規模
企業別動向
2.遠心式体外循環用血液ポンプ:遠心ポンプ市場(ポンプヘッド)
市場概要
市場動向
3.人工肺回路市場(メイン回路)
市場動向
4.Hemoconcentrator(血液濃縮器)市場
市場動向
5.人工心肺装置市場
市場動向
6.心筋保護供給装置・心筋保護液注入(冷却)装置 Cardioplegia System 市場
市場動向
12.IABP装置 大動脈内バルーンポンプ
市場概要
市場動向
13.補助人工心臓セット
市場概要
市場動向
14.高低体温管理装置
製品概要
市場概要
市場規模
企業別動向【Hi-end 低体温管理装置】
企業別動向【Middle -end高体温管理装置】
15.人工腎臓透析市場 Hemodialysis
市場概要
患者数
ダイアライザー:HD、ヘモダイアライザー:HDF
市場規模
企業別動向
人工透析用血液回路
市場動向
透析装置
市場動向
在宅血液透析
市場動向
人工腎臓透析用剤
市場動向
腹膜透析:PD市場
市場動向
16.血液浄化・血液濾過装置(アフェレシス)
市場概要
市場規模
企業別動向
17.造影剤注入装置 MRI用・CT用・アンギオ用・超音波用・尿路用・循環器用
市場概要
市場規模
企業別動向:CT市場
企業別動向:MRI市場
企業別動向:アンギオ 一般用、循環器用市場
参考資料:アンギオキット
市場概要
市場規模
企業別動向
18.造影剤注腸装置
市場概要・市場規模
企業別動向
PARTⅢ 医療用ポンプ参入企業分析
参入企業個表 32社
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