インバウンドマーケットの実態と今後の予測
今や日本市場のカンフル剤となっているインバウンド需要は、ここ数年で急激に拡大した。昨年後半から「爆買い」現象は見られなくなったと言われているが、今尚、訪日外国人数は過去最高を記録し続けていることからも、インバウンドの動向は小売業にとって重要なポイントあることに変わりはない。本調査レポートでは、このインバウンドの動きがどうなっていくのか?に関しても現在のインバウンドマーケットの実態を踏まえ、統計的な分析を交えつつ今後の予測を行った。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:訪日外国人観光客の日本市場での消費状況、及びブランド商品に関する消費などをまとめ、今後の全体市場への影響、ブランド商品マーケットへの影響を検討、予測する。
調査対象:弊社調査資料「インポートマーケット&ブランド年鑑2016」に掲載しているブランド企業及び調査・取材の際にヒアリングを実施した小売業などからの情報を基に編集した。
調査方法:面接取材/電話取材、弊社既存データの分析、公的データ収集などの文献調査
調査期間:2016年1月~2016年9月
- 急増する訪日外国人。2016年中には2,000万人を突破することは確実?
- インバウンドの主役である中国人観光客消費のポテンシャルは頭打ち?それともまだ初期段階?
- 2015年後半からのインバウンド消費の失速が顕在化。インバウンドブームは終息したのか?
- 地域性が顕著なインバウンド需要。日本の5大マーケットは東京、大阪、札幌、福岡、沖縄
第1章 日本市場におけるインバウンドの実態と今後の展望
第2章 訪日外国人の背景と可能性
第3章 消費財インバウンドマーケットサイズと今後の予測
第4章 ブランド商品マーケットにおけるインバウンド需要の実態と展望
■掲載内容
第1章 日本市場におけるインバウンドの実態と今後の展望
1.日本市場におけるインバウンドの動向
1-1.訪日外国人数の推移(2000年~2015年)
1-2.訪日外国人数の国別トレンド
2.インバウンドマーケットを構築する要因及びその動向
2-1.空港、航路などの拡張と動向
2-2.入国ビザ緩和政策
2-3.免税対象商品枠及び免税店の拡大
2-4.為替の影響
2-5.アジア諸国の経済成長(海外旅行人口の拡大)
3.日本国内地域別インバウンドの状況
3-1.現状の訪問エリアと今後の方向性
3-2.首都圏エリア(東京・横浜)状況
3-3.京阪神エリア(大阪・京都・神戸)の状況
3-4.福岡エリアの状況
3-5.北海道の状況
4.今後の訪日外国人数の予測
4-1.市場予想
第2章 訪日外国人の背景と可能性
1.国別にみる訪日外国人の各国事情
1-1.各国旅行関連データ
中華人民共和国
台湾
香港
大韓民国
タイ王国
インドネシア共和国
フィリピン共和国
インド
英国
アメリカ合衆国
オーストラリア連邦
第3章 消費財インバウンドマーケットサイズと今後の予測
1.消費財インバウンドマーケット算出
1-1.インバウンドマーケットサイズ推移(2011年~2016年予測)
1-2.国別インバウンドマーケットサイズ推移
1-3.インバウンドマーケット規模予測
2.商品別インバウンドマーケット分析
2-1.商品別インバウンドマーケット規模推移
2-2.主力商品のインバウンドマーケット状況
3.販路別インバウンドマーケット分析
3-1.販路別インバウンドマーケット動向
3-2.主要販路のインバウンドマーケット状況
3-3.空港免税店・市中免税店の可能性
4.地域別インバウンドマーケット分析
4-1.地域別インバウンドマーケット
第4章 ブランド商品マーケットにおけるインバウンド需要の実態と展望
1.インポートブランド・インバウンド小売市場全体動向
1-1.マーケットサイズと市場動向
1-2.アイテム別マーケット動向
1-3.販売チャネル別マーケット動向
2.有力インポートブランドのインバウンド消費の実態
2-1.インポートブランド市場におけるインバウンド需要の動向
3.インポートブランド市場におけるインバウンド需要の予測
3-1.今後のインポートブランド市場におけるインバウンド予測
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