2017年版 RFID市場の現状と展望
数ある自動認識システムの中でも大きな市場成長を期待されたRFID市場であるが、タグ価格の高止まりや導入効果の曖昧さなどから当初予想より本格的な普及は遅れていた。しかし、近年は低コスト化しやすいUHF帯を中心に需要が広がっている。特に海外ではアパレル業界向け出荷量が急増し市場を牽引していることに加え、国内でもタグや機器の高機能化などが着実に進み、関連機器やソフトなどを含めた総市場としては拡大を続けている。
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調査資料詳細データ
調査目的:製造、物流、販売、サービス、物品管理などの業務効率化などに向け、その有用性が改めて注目されているRFID市場(関連機器やソリューション)についての現状と今後の動向を詳細に把握することを目的とする。
調査対象:RFID関連メーカー、ソリューションサービス事業者、ユーザー企業(業界団体)。
※RFIDの情報媒体はRFIDタグと非接触ICカードに大別されるが、非接触ICカードはRFIDタグと利用形態が違うため、当レポートでは非接触ICカードとその関連製品を除外している。RFIDサプライ品(ICタグ、その他)と関連機器及びソフトをRFIDソリューションビジネスの中核製品とみなしてその総市場規模と今後の見通しを推計した。
調査方法:直接面談取材による
調査期間:2016年6月~2017年3月
- RFIDサプライ品と関連機器及びソフトをRFIDソリューションビジネスの中核製品とみなし、その総市場規模と今後の予測を推計。総市場とサプライ品については国内及び世界市場を、関連機器については国内市場を捉えている
- RFIDの利用市場として最も注目されるアパレル市場をはじめ、計6市場における利用動向を網羅
- 汎用タグの低価格化が進む中、別なベクトルでの進化を進めている次世代型タグの注目製品についてもカバー
- 定期刊行物「Yano E plus」でのRFID関連特集(2016年7月号~2017年4月号)をベースに編集し、市場数値なども抜粋
第1章 サプライ品市場
第2章 関連機器市場
第3章 タグの利用動向
第4章 次世代型タグの展望
■掲載内容
調査結果のポイント
1.市場動向
2.RFID関連プレーヤーの取り組み
3.注目動向
第1章 サプライ品市場
サプライ品市場
海外ではアパレル向けが先導して市場が急伸し、その他の分野も拡大
1.RFIDソリューションビジネスの概況
(1)RFIDのシステム構成
(2)RFIDソリューションの市場規模
図.RFIDソリューションのWW市場規模推移・予測(金額:2014-2020年予測)
図.RFIDソリューションのWW市場規の内訳(金額:2015年)
2.RFIDタグ/インレイの注目特性
(1)カラーコードの需要も拡大へ
表.RFIDタグとコード認識システムの比較
(2)UHF帯タグの使用量が急増中
表.RFIDタグの周波数帯域とその特徴
3.RFIDサプライ品のワールドワイド市場動向
(1)RFIDタグ/インレイの出荷量推移
図.RFIDサプライ品のWW総出荷量推移・予測(数量:2014-2020年予測)
図.アパレル業界向けRFIDサプライ品のWW総出荷量推移(数量:2014-2020年予測)
(2)UHF帯タグと利用分野別の需要量
図.RFIDサプライ品に占めるWW市場UHF帯品の比率(数量:2015年)
図.RFIDサプライ品のWW市場利用分野の内訳(数量:2015年)
(3)RFIDサプライ品のマーケットシェア
図.RFIDサプライ品のWW市場マーケットシェア(数量:2015年)
4.RFIDサプライ品の材料関連市場の概要
(1)RFIDタグのコスト構成(比率)
表.RFIDタグの一般的製品のコスト構成(目安値)
(2)RFIDタグ用チップのメーカーシェア
図.UHFタグ用チップのWW市場メーカーシェア(数量:2015年)
(3)RFIDタグ/インレイ用アンテナの概況
5.国内市場動向
(1)RFIDソリューション国内市場の現状
図.RFIDソリューション国内市場の総出荷額推移・予測(金額:2015-2020年度予測)
図.RFIDソリューション国内市場の内訳(金額:2015年度)
表.RFIDソリューション国内市場の内訳と推移・予測(金額:2015-2020年度予測)
(2)国内のRFIDサプライ品市場の動向
図.RFIDサプライ品の国内市場規模・予測(数量:2015-2020年度予測)
図.RFIDサプライ品の国内市場規模・予測(金額:2015-2020年度予測)
図.RFIDサプライ品国内市場の内訳(数量:2015年度)
図.RFIDサプライ品国内市場の内訳(金額:2015年度)
表.RFIDサプライ品の種類別の国内市場規模予測(数量:2015-2020年度予測)
表.RFIDサプライ品の種類別の国内市場規模予測(金額:2015-2020年度予測)
(3)RFIDサプライ品の平均単価とマーケットシェア
図.HF帯タグとUHF帯タグの国内市場平均単価予測(金額:2015-2020年度予測)
図.UHF帯タグの利用分野別の日系市場規模(金額:2015年度)
図.HF帯タグの利用分野別の日系市場規模(金額:2015年度)
表.RFIDタグの利用国内分野別市場規模(金額:2015-2020年度予測)
表.RFIDタグの利用分野別国内市場規模(数量・金額:2015-2020年度予測)
図.RFIDサプライ品の国内市場のベンダーシェア(金額:2015年度)
トッパン・フォームズ株式会社
導入のハードルとなるコスト負担とエンジニアリングの問題を改善、
需要開拓を加速
大日本印刷株式会社
外部企業との共同開発製品も多く業界に先駆けて高性能品を投入、強い競争力を確保
凸版印刷株式会社
RFIDソリューションだけでなくパッケージシステムや導入支援もサポート、
近年はPUF技術を搭載した世界初のNFCタグを製品化
図.「SMARTICS-V」による真贋判定システムの概要
富士通フロンテック株式会社
インレイ、タグ、リーダライタ、ソフトウェア、ソリューションを総合的に展開、
UHF帯タグ・インレイ等のOEMサービスも
KRDコーポレーション株式会社
「苛酷な環境でも何度もリユースできる高機能タグ」開発が基本コンセプト
オンリーワン製品を投入し、その応用展開を進める
図.「フレックスICタグ」の柔軟性
株式会社RFIDアライアンス
RFIDタグ/インレイの販売を主体とする専業企業、自社開発品も上市
エイブリィ・デニソン・ジャパン株式会社(Avery Dennison Corporation)
日本市場においては大手企業を中心に用副資材と絡めて提案
日精株式会社
特にタグ・インレイの品揃えが豊富で、エンドユーザーだけでなく
中間~最終ベンダーへの供給が多い
図.FA用RFIDシステム(オムロンV680Sシリーズ)
第2章 関連機器市場
リーダー・ライター
HF帯用は新規需要も発生、UHF帯用は特需終了の反動を経て再拡大へ向かう見通し
1.はじめに
2.RFID用リーダー・ライターの特徴
(1)基本動作と回路構成
表.電波式RFID用リーダー・ライターの回路構成
(2)RFIDの交信方式とアンテナの種類
(3)リーダー・ライターの国際規格
表.UHF帯タグ用とHF帯タグ用リーダー・ライターの比較
3.RFID用リーダー・ライター市場の動向
(1)国内の市場規模推移・予測
図.RFIDタグ用リーダー・ライターの国内市場規模予測(金額:2014-2020年度予測)
図.RFID用リーダー・ライター国内市場の内訳(金額:2015年度)
図.RFID用リーダー・ライター国内市場の内訳(金額:2018年度予測)
(2)HF帯タグ用リーダー・ライター市場の最新動向
①小規模・新用途の潜在需要が拡大中
表.HF帯タグ用リーダー・ライターの国内市場規模推移・予測(金額・数量:2014-2020年度予測)
図.HF帯タグ用リーダー・ライター国内市場の内訳(金額:2015年度)
②HF帯リーダー・ライターのマーケットシェア
図.HF帯タグ用据置型・組込型のマーケットシェア(金額:2015年度)
図.HF帯タグ用ハンディタイプのマーケットシェア(金額:2015年度)
(3)UHF帯タグ用リーダー・ライター市場の最新動向
①大型特需の行方が注目される
表.UHF帯タグ用リーダー・ライターの国内市場規模推移・予測(金額・数量2014-2020年度予測)
図.UHF帯タグ用リーダー・ライター国内市場の内訳(金額:2015年度)
図.UHF用ハンディ型リーダー・ライター・の内訳(金額:2015年度)
②UHF帯リーダー・ライターのマーケットシェア
図.UHF帯タグ用据置型・組込型のマーケットシェア(金額:2015年度)
図.UHF帯タグ用ハンディタイプのマーケットシェア(金額:2015年度)
ジーエルソリューションズ株式会社
マルチプロトコル対応NFCフロントエンドチップを採用した新世代製品の開発を
進めつつ、新開発のハンズフリー製品などを投入して需要を開拓
タカヤ株式会社
近年は組込型の需要開拓が順調に推移し、事業体制も強化
マイティカード株式会社
UHF帯タグの国内のパイオニア的な存在
ICタグ用リーダライタを中心に自社開発製品を含むタグやソフトウェアも
図.「Wave®アンテナ」と通常のアンテナの交信範囲の比較
東芝テック株式会社
トータルソリューションを展開する中、タグ以外は自社で開発・内製
リーダライタとプリンタについてはアパレルや製造業等への注力度を強める方針
図.RFIDハンドリーダー/UF-2200シリーズ(右:スマホ装着時)
日鉄住金物産株式会社
リーダ・ライタ関連製品の販売が中心
当面はアパレル店用ハンディ型製品向けチップや同据置型製品に注力
図.Impinj / UHF帯用リーダー・ライターと同チップ
製造/加工用機器
ICタグの低価格化と高付加価値化の二極分化の影響で、
タグの製造/加工機器、印字・エンコーダーの新需要が発生
1.はじめに
2.RFID用製造/加工機器の総市場規模
表.ICタグの製造/加工の典型的フロー
図.ICタグ用製造/加工機器の総国内市場規模推移・予測(金額:2014-2020年度予測)
図.ICタグ製造/加工機器市場の内訳(金額:2015年度)
3.RFIDプリンターの市場動向
(1)ICタグのエンコード情報
表.GS1によるICタグ用標準識別コード(EPC)
(2)市場規模と大型製品の動向
図.RFIDプリンターの国内市場規模推移・予測(金額:2014-2020年度予測)
(3)デスクトップ型製品の動向
表.デスクトップ型RFIDプリンターの国内市場規模推移・予測(数量・金額:2014-2020年度予測)
図.デスクトップ型に占めるリライタブル製品の国内売上比率(金額:2015年度)
図.デスクトップ型に占める単枚・シート型製品の国内売上比率(金額:2015年度)
図.デスクトップ型に占めるUHF帯仕様製品の国内売上比率(金額:2015年度)
図.デスクトップ型RFIDプリンターのマーケット・シェア(金額:2015年度)
4.タグ・インレイ用製造/加工機器の市場動向
図.タグ・インレイ用製造/加工機器の国内市場規模推移・予測(金額:2014-2020年度予測)
(1)RFID用フリップチップボンダーの概況
(2)RFID用コンバーティングマシンの概況
アルテック株式会社
取り扱うRFIDチップ実装機は高速・高精度・高品質で高い評価を受け、
世界市場で圧倒的なシェアを持ち、業界知名度も高い
図.ミュールバウアのインレイ製造装置(DDA20000)
オカベマーキングシステム株式会社
独自開発したRFエンコーダーはアパレル業界用RFIDタグの普及促進の戦略製品と
位置付け、拡販に注力
図.RFタグエンコーダ「TRW-300」
サトーホールディングス株式会社
海外の有力アパレル副資材ベンダーとの協力関係強化による拡販を
進めるとともに、医療・ヘルスケア分野や製造業関連などへの注力度もアップ
図.「スキャントロニクスCL4NX-Jシリーズ」のSOSサービス
ゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社
「エンタープライズ・アセット・インテリジェンス(EAI)」へのシフトが
進むと予想し、多彩な製品群でその流れをリードしていくことを表明
図.RFIDプリンター「ZT410R」(左・中)と「ZD500R」(右)
フェニックス株式会社
業界ではまだ少ない2インチ幅のRFID対応ラベルプリンターをラインナップ予定、
近年好調な医薬関連分野での実績拡大へ
図.リライタブル型のRFID用「PX910」その印字見本)
第3章 タグの利用動向
アパレル関連市場
「異常な伸び方」と表する声も出るほど需要急増
関連ベンダーは急ピッチの生産設備増強&フル稼働状態が続く
1.はじめに
2.アパレル業界向けRFIDの利用形態
表.アパレル業界におけるRFIDの主な利用効果
3.アパレル用ICタグの供給ルート
表.アパレル用ICタグの3タイプ
(2)副資材ベンダーとソースタギングへの対応
表.ICタグ事業に注力している日系副資材ベンダー
4.アパレル用ICタグの市場動向
(1)ザラやユニクロでも導入を開始
表.国内でRFIDを導入した主なアパレル企業
(2)1~2年後に10億枚を突破する可能性
図.アパレル向けICタグの国内市場規模予測(数量:2015-2020年度予測)
図.アパレル向けICタグの国内市場規模予測(金額:2015-2020年度予測)
図.アパレル向けICタグの平均単価の国内市場推移・予測(金額:2015-2020年度予測)
(3)タイプ別動向とベンダーシェア
図.封止型とシール型の国内市場数量比較(数量:2016年度見込)
図.アパレル向けICタグの国内ベンダーシェア(数量:2015-2016年度見込)
株式会社チェックポイントシステムジャパン
RF-EASは国内でも大きなシェア、今後はその顧客ルートを活用しつつ独自製品で訴求し、
RFIDへの拡張を提案
図.物流センター向けRFIDトンネルソリューション
テンタック株式会社
各種特性面でアパレル向けICタグの差別化を図る
近年は国内企業だけでなく海外企業からの引き合いも急増
図.オリジナルプリンターと封止型タグの事例
ナクシス株式会社
ICタグ/インレイの開発・販売とICタグの受託加工・発行業務に特化
シール型ICタグの低コスト化に成功し同タイプの受注量は急伸へ
図.折り畳み式の物流用通い箱(EcoBizBox)
株式会社パワーエッジ
アパレル/ファッション業界向け販売管理システム「FlagShip」の採用店舗が
RFIDを導入
図.「FlagShip」によるRFID対応PC-レジシステム(概念図)
東京吉岡機株式会社
2014年以降にRFIDの新規導入案件が急増
封止型タグを中心に営業注力
図.ブランドタグ封止型ICタグの事例
一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会
2016年7月に実証プロジェクト「RFIDを活用したアパレル版IoT活用による
サプライチェーンの高度化モデル」を開始
一般財団法人流通システム開発センター
「EPC」(Electronic Product Code)の普及活動を推進
物流の可視化を実現するサービス(EPCIS)などの情宣活動にも注力
製造業・医療関連市場
「インダストリー4.0」の影響で国内でも引き合いが増加
新型の高機能タグも登場し、今後は「第2のRFID」の導入が進む
1.はじめに
2.製造業におけるRFIDの利用形態
(1)工程管理と物品管理
表.製造業におけるRFIDの利用形態
図.生産現場の工程管理用ICタグの事例
(2)「インダストリー4.0」と「インダストリアル・インターネット」
表.製造業向けICタグ関連の注目プロジェクト
(3)金属対応タグとセンサータグ
図.フェニックスソリューションの新しい金属対応タグ
3.製造業向けICタグの市場動向
図.製造業者向けICタグの市場規模推移・予測(数量・金額:2015-2020年度予測)
図.製造業向けICタグ市場規模の用途大別(数量:2015年度)
図.製造業向けICタグ市場規模の用途大別(金額:2015年度)
図.製造業向けICタグのUHF帯比率(数量:2015年度)
図.製造業向けICタグのUHF帯比率(金額:2015年度)
4.医療分野におけるRFIDの利用形態
表.医療分野におけるRFIDの利用形態
5.医療分野向けICタグの用途別動向
(1)総市場規模推移・予測
図.医療分野向けICタグの総市場規模推移・予測(数量・金額:2015-2020年度予測)
図.医療分野向けICタグの用途別市場規模(金額:2015年度)
図.医療分野向けICタグのUHF帯比率(金額:2015年度)
(2)手術器材管理用市場の動向
(3)その他の医療関連RFID市場の動向
エム・アールエフ株式会社
UHF帯RW用モジュール「RED4」は外販用組込モジュールの第2世代製品
営業活動を強化し、大きな手応えを得ている模様
図.UHF帯RW用モジュール「RED4」
株式会社ビー・アンド・プラス
三菱電機との協力関係を維持してMELSECシリーズやCC-Linkの新製品・
新規格に対応するRFID製品を適宜投入しつつ訴求力のある独自の新型製品も開発
図.「Zシリーズ」と「Sシリーズ」の機器構成
株式会社日本インフォメーションシステム(JIS)
様々なRFIDシステムをトータルシステムで供給、高性能・高機能タグの独自
技術を活用し、特に医療関連向けカスタムシステムへの注力度を強化
図.手術用ガーゼ管理システムの専用機器
菱電商事株式会社
「インダストリー4.0」の関連用途で見込まれる新規需要の取り込みにも注力、
まずスマート工具システムなどで訴求
図.CONFIDEX社の特殊タグ(製品事例)
図書館関連市場
公共図書館ではRFIDの普及が加速され、関連機器の需要も拡大
1.はじめに
2.図書館におけるRFIDの利用形態
(1)RFIDの導入メリット
表.図書館用RFIDシステムの導入メリット
(2)図書館用ICタグの特徴
表.各種図書館用ICタグの特徴比較
(3)図書館のRFID応用機器
表.図書館用RFID応用機器概要
表.図書館用RFID応用機器の種類と効果
3.図書館向けRFID関連市場の動向
(1)公共図書館のRFID導入状況
表.公共図書館の施設数とRFID導入数・導入率の推移(2009-2015年)
表.公共図書館と大学図書館におけるRFID導入状況
図.公共図書館RFID導入施設における国内ベンダー・シェア(数量:2015年末)
(2)RFIDソリューション市場の概況
図.図書館用RFIDソリューションの国内市場規模推移・予測(金額:2015-2020年度予測)
図.図書館用RFIDソリューション国内市場の内訳(金額:2015年度)
(3)図書館用ICタグの市場動向
図.図書館用ICタグの国内市場規模推移・予測
(数量・金額:2015-2020年度予測)
図.図書館用ICタグの種類別の国内市場規模(数量:2015年度)
(4)図書館用ICタグのベンダー・シェア
図.図書館用ICタグのベンダー・国内シェア(数量:2015年度)
図.図書館用ICタグのベンダー・国内シェア(金額:2015年度)
株式会社内田洋行
IT図書館システム「ULiUS」はオンリーワン的製品を多数揃え高い市場競争力
引き続き高付加価値製品に注力
図.「ULiUS」のRFID応用オリジナル製品の事例
高千穂交易株式会社
EASゲートにRFID機器を組み込んでコンボタグを使えるようにした
「Sensormatic SYNERGY」を上市
図.RFID併用型EASゲートの製品バリエーション
株式会社図書館流通センター(TRC)
「TRC MARC事業」は1冊の本について1,332項目のキーを設けた詳細な
汎用書誌データベースサービスで、大半の公共図書館が採用中
図.図書館流通センターのバーコードラベル一体型ICタグ
物流関連市場
完成車や産業用ガスの物流でも利用が本格化、
今後は物流のIoT化と「ロジスティクス4.0」が追い風に
1.はじめに
2.物流業界の注目動向
(1)物流市場の概況
表.ネット通販(物販)と通販物流の市場規模推移・予測(金額:2013-2019年度予測)
(2)物流拠点の人手不足と自動化ニーズ
図.物流業務自動化用マテハン機器の事例
3.RFIDによる物流業務の改善効果
表.物流用RFID機器・ソフトの注目製品
4.物流のIoT化と「ロジスティクス4.0」
図.IoT時代のロジスティクスに係わるWebアンケート(抜粋)
5.物流向けRFID市場の現状と見通し
(1)物流用RFIDソリューションの市場規模推移・予測
図.物流向けRFIDソリューションの国内市場規模推移・予測(金額:2015-2020年度予測)
(2)物流用RFIDタグの需要動向
図.物流向けRFIDタグの国内市場規模推移・予測(数量・金額:2015-2020年度予測)
図.物流向けRFIDタグの国内利用分野別動向(数量:2015年度)
株式会社アスタリスク
AsReader®シリーズのRFID用の大半は大手自動車メーカーの完成車物流関連に
図.「AsReader®」の基本構造とスマホ装着時のサイズ
図.「AsReader®」の導入事例(完成車物流システム)
株式会社エヌ・エー・ピー ラボ
モバイル型のRFIDでWOS(Warehouse Operation System:物流倉庫運用システム)を構築
表.欧米の小売業・航空機産業におけるRFID利用の動向
株式会社フジテックス
手甲型ウエアラブルRFIDリーダーTECCO®(ゴビ)をはじめ、
様々な物流現場に好適の製品を取り扱い
図.女性用ミニカゴ台車とウエアラブルRFIDリーダー
富士物流株式会社
棚卸や検品の作業時間の短縮とそれに伴うコスト低減対策を目的とした
様々なRFIDシステムを実用化
表.物流拠点のRFIDシステムに適する条件
表.棚卸ロボット3号機による所要時間の削減結果
公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会
「ロジスティクスIoT推進部会」を発足、ロジスティクスの高度化につながる
IoTの活用法の探求などを進め逐次情報発信
表.IoTのロジスティクスへの効果に関するアンケート結果/抜粋
一般社団法人日本産業・医療ガス協会
業界統一規格(JIMGA規格)のRFIDシステムを運用中、
オープンな物流プロセスにおいて互換性のある統一規格の
RFIDを普及・浸透させる先進事例に
表.JIMGA規格RFタグ内の情報
その他(資産管理・アミューズメントなど)市場
備品・資産管理用途やランドリー関連は新型タグで大きく伸長、
アミューズメント分野もNFC入場券が増加
1.はじめに
2.RFIDのその他の利用分野
(1)備品・資産管理用途の注目動向
①文書管理用RFID
図.文書管理用RFIDソリューションの事例
②その他の美品・資産管理用RFID
図.金属対応タグによるRFID管理の潜在対象(参考例)
(2)アミューズメント系用途の注目動向
(3)その他の利用分野
3.その他の利用分野の市場規模
図・表.RFIDのその他の利用分野の国内市場規模予測(金額2015-2020年度予測)
図・表.RFIDその他の国内利用分野の内訳(金額:2015年度)
図・表.RFIDその他の国内利用分野の内訳(金額:2020年度)
第4章 次世代型タグの展望
次世代型タグの展望
汎用タグの価格下落が一段と進む中で「別次元」の次世代型高機能タグや
新タイプのタグも登場、RFID市場の新展開が始まる
1.はじめに
2.注目される新型タグの現状と見通し
(1)RFIDタグの2極分化が新展開
表.米国系アパレル小売店のRFID導入効果
(2)新型高機能タグの注目製品
①新世代金属対応タグの動向
図.金属対応タグの製品事例
図.新世代金属対応タグの注目製品
図.フェニックスソリューションの金属対応タグの注目機能
②新世代センサータグの動向
図.外部センサー接続用RFIDタグとその応用(事例)
③超小型マイクロタグの動向
表.超小型/マイクロタグの主要製品
3.金属対応タグの市場概況し
図.金属対応タグの日系市場規模推移・予測(金額:2015-2020年度予測)
図.金属対応タグの日系市場利用分野別構成比(金額:2015年度)
株式会社イーガルド
各種の高機能性タグはもとより、様々な用途に特化して
形状や意匠デザインを工夫した同社独自のオンリーワン的製品を
多数ラインナップ
表.「UHF&NFC Dualタグ」の主な利用形態
株式会社エスケーエレクトロニクス
1㎜角以下の世界最小クラスの極小RFIDの製品化に成功
従来は不可能だった新しい利用形態が今後創出されていく可能性も
図.エスケーエレクトロニクスの極小RFIDタグ
図.RFID極小タグ・極小タグ用アンテナ・同応用事例
スマートラックテクノロジー株式会社/Smartrac N.V.
現行(600μm)よりさらに薄型の金属対応タグの早期市場展開へ
これまで金属対応タグを使い難かった分野にも利用拡大の可能性大
図.「Dog Bone」シリーズのセンサータグの事例
ハーティング株式会社 / HARTING
特にIoT化用途(MROアプリ)に適したものが多く、
自動車関連その他の製造業を中心にIoT絡みの提案活動を強化
図.LDS法3D-MID技術とRFIDタグへの応用
株式会社フェニックスソリューション
新型の金属対応タグ「PMT」シリーズは優れた特性と小型・軽量化を両立
現下の案件が漸次事業化され、急成長に向かう
図.金属対応タグ「PMT」シリーズの利用例(集積金属物の一括読取)
東洋製罐グループホールディングス株式会社
主力の金属対応タグ「RevStcik」は第2世代製品に
実際の使用環境で得られる性能を特に重視
図.東洋製罐グループHDのRFIDタグ(製品事例)
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