2017年版 医用画像システム(PACS)・関連機器市場の展望と戦略
医用画像システムを中心に、周辺機器としてA/D変換装置、出力装置、各種モダリティの市場分析を行う。
診療報酬改定の影響を受け、医用画像システム市場のピークとなった2008年度以降、市場は縮小傾向にある。しかしながら、大規模施設でのリプレイス、小規模施設での新規導入、クラウドサービスによる新規市場セグメントの形成など、市場拡大の可能性を残している。特にクラウドサービスでは、サービスのうち、「外部保存サービス」が大半を占める中、クラウドPACSも着実に拡大しており、将来的なビッグデータ活用、VNAなどのビッグビジネスへの発展が期待されている。
本調査レポートでは、医用画像ネットワークシステムをメインにそれらを取り巻く市場を各項目ごとに分析を行う。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査対象:国内メーカー及び輸入製品の総発売元別
調査方法:面接取材とTEL取材併用
調査期間:2017年10月~2017年12月
- 各種医用画像ネットワーク・関連機器24項目の2016年度までの実績数量、金額ベース市場規模分析とメーカーシェア
- 2017~2020年度までの金額市場中期予測
- 注目製品・各企業別戦略と有力メーカーの動向分析
PartⅠ 医用画像システム(PACS)・関連機器市場動向
PartⅡ ネットワークシステム・モダリティー製品・画像出力製品・A/D変換装置別市場推移及び展望
PartⅢ 参入企業分析
■掲載内容
PartⅠ 医用画像システム(PACS)・関連機器市場動向
§1 医用画像ネットワークシステム・関連機器市場動向
1.医用画像システム(PACS)市場の現状
2.クラス別市場概要
(1)Hiend クラス市場
(2)Middle クラス市場
(3)Lowend クラス市場
3.システム導入状況
(1)医用画像システム(PACS)
(2)市場規模推移
4.医療情報システムにおける医用画像システム
(1)医療情報システムと医用画像システム
(2)PACS・RISを除く医療情報システム市場
参考資料(弊社資料:2017年版 医療情報システム(EMR・EHR)市場の将来展望より)
電子カルテシステム病床規模別導入率
医療情報システム 分類別市場推移(PACS・RIS 除く)
医療施設規模別の画像診断装置の導入状況(厚生労働省:医療施設(静態・動態)・病院報告より)
§2 調査品目における市場規模推移
2016年度総市場は、前年比97.0%の3,159億54百万円。
最大規模のモダリティ市場が引き続きマイナス
品目別マーケットリーダー(2016年度総発売元ベース)
調査品目における数量ベース市場規模推移(総発売元ベース)
調査品目における金額ベース市場規模推移(総発売元ベース)
PartⅡ ネットワークシステム・モダリティー製品・画像出力製品・A/D変換装置別市場推移及び展望
§1.医用画像ネットワークシステム(Radiology PACS)
中~大規模施設でのシステム更新サイクルの長期化により2016年度市場もマイナス実績に
§2.医用画像システム(Cardiology)
2016年度市場は前年比マイナスとなる192sys・31億83百万円
§3.画像ビューワー
2016年度市場は、CRワークステーションの伸びからプラス実績となる6,670本、56億99百万円
§4.3D-WS/SERVER
モダリティ市場の減少の影響は少なく、リプレイスを中心に市場は堅調
§5.放射線情報システム(RIS/治療RIS)
PACS市場と同様の傾向を示すRIS市場。治療RIS市場は2年連続でマイナス
§6.検像システム
PACSのリプレイス長期化や市場の落込みにより検像システム市場もマイナスに
§7.遠隔画像診断(テレラジオロジー)
契約施設数の伸びは鈍化傾向にあるものの読影件数、インフラ件数は堅調
§8.X線CT
2016年度市場は128列以上のHigh endが拡大したもののMiddle~Lowのマイナス実績から1,120台
§9.MRI(磁気共鳴画像診断装置)
2016年度499台、2017年度は各社1.5Tの新製品上市により532台見込み
§10.診断用核医学装置
2016年度は前年比5台減の95台(システム)
§11.血管造影用撮影装置
2016年度はUPグレードが増加したものの販売台数減で270台
§12.一般X線撮影装置(アナログ)
2016年度市場は、2,810台・117億20百万円
§13.X線透視撮影装置
2016年度市場は1,125台の157億40百万円
§14.外科用(Cアーム)・回診用X線装置
2016年度市場は、Cアームが495台・47億39百万円、回診用が621台・22億90百万円
§15.超音波画像診断装置
2016年度は前年度2.1%アップの12,515台
§16.医療用内視鏡
2016年度市場は前年比2.0%マイナスの545億23百万円
§17.CR・DR
一般診療所メインのCR、病院メインのFPD共にプラス実績
§18.フィルムデジタイザー
フィルム運用施設の減少による市場縮小は続く
§19.ディスクパブリッシャー/デュプリケーター(医療用途向け)
リプレイス中心の市場でゆるやかな減少傾向に
§20.イメージャ/プリンタ(主に放射線科装置向け)
2016年度は前年比51台減の397台
§21.高性能(高輝度・高解像度)ディスプレイ
ディスプレイ、PACSとの同時更新は難しい更新サイクル、長期化へ
§22.その他の画像出力関連製品
1.自動現像機
2.チェストチェンジャー
3.サーマルビデオプリンター(主に内視鏡・超音波装置接続)
PartⅢ 参入企業分析
アストロステージ
アゼ
アミン
アレイ
イーサイトヘルスケア
医知悟
イメージ・コミュニケーション
イメージワン
イメージングネット
イリモトメディカル
医療福祉工学研究所
インフィニットテクノロジー
インフォコム
EIZO
エスイーエムメディカルソリューション
NECディスプレイソリューションズ
エムネス
大阪先端画像センター
オフィス・ラジオロジスト
オリンパス
キヤノンマーケティングジャパン
キヤノンライフケアソソリューションズ
京都プロメド
グッドマン
クライムメディカルシステムズ
ケアストリームヘルス
コドニックス・リミテッド
コニカミノルタジャパン
コニカミノルタメディカルソリューションズ
サイバネットシステム
GEヘルスケアジャパン
シーメンスヘルスケア
JVCケンウッド
ジェイマックシステム
島津製作所
信州画像診断ネットワーク
スリーゼット
セイコーエプソン
セコム医療システム
ダイヤメディカルネット
テクマトリックス
テラリコン・インコーポレイテッド
東芝メディカルシステムズ
東陽テクニカ
ドクターネット
新潟画像診断センター
日本読影センター
ネクシス
ネット・メディカルセンター
ネットホスピタル
バルコ
PSP
日立情報通信エンジニアリング
日立製作所
フィリップス・ジャパン
フォトロン M&E ソリューションズ
藤井遠隔診断メディカルオフィス
富士通
富士フイルムメディカル
北陸画像診断センター
メダシス・ジャパン
メディカルイメージラボ
メディカルクリエイト
横河医療ソリューションズ
ラディオアクティブ
リマージュジャパン
ワイズ・リーディング
和歌山遠隔画像診断センター
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