2020年版 中古車流通総覧

ストック量減少で仕入・販売の仕組みが変化する中古車市場の今を、直接取材40社強から得た現場のリアル、理論、中販店+消費者アンケート結果から導き出した業界唯一のレポート。

発刊日
2020/03/11
体裁
A4 / 350頁
資料コード
C61108700
PDFサイズ
3.4MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:①中古車流通市場の構造と変化の体系化 ②中古車流通市場の数的規模の把握 ③今後の中古車流通市場の展望
調査対象:自動車メーカー、自動車ディーラー、オートオークション・入札会開催業者、中古車販売業者、中古車買取専門業者、自動車ユーザー 等
調査方法:面談取材、電話取材、文献調査 等
調査期間:2019年6月~2020年3月

資料ポイント
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  • 中古車販売大手がユーザー買取を積極化。小売販売を前提にした買取価格の提示で、オートオークション業販前提の中古車買取専門店は、買取価格競争で不利な状況に。中古車買取のビジネスモデルが「ユーザー買取×オークション売却」から、「ユーザー買取×小売販売」にシフト中。
  • ディーラーの中古車事業テコ入れ本格化。残クレを武器に新車販売時に管理顧客化する「高年式中古車の自社還流モデル」構築に邁進中。中古車ブランドも新車ブランドとの統一を図り、中古車単独事業から「新車×中古車」の相乗効果を発揮できる事業体制に再構築。中古車専業にとっては、高年式中古車の供給源が減少する可能性を有する。
  • オートオークションは成約台数前年比プラスの488万台。2019年の輸出抹消登録台数147万台。UAE主導の協調減産により資源国需要増(UAE,アフリカ)やECS全車搭載義務化を前の駆け込み需要のNZなど、ボリューム国の需要増で好調を喫す。一方、政治的背景含む中古車輸入規制強化のスリランカは前年の半分に。規制(特に年式)強化の波はじわじわと輸出市場に浸透。高年式車限定の度合いが強まると、国内小売需要とのバッティング増加、希少性が増す良質車の仕入価格は上昇し、仕入競争激化で海外・国内問わず参入事業者の体力を疲弊させる一因にも。
  • 購入前に購入車両候補を絞る中古車購入者は45.3%に。中古車検索サイト掲載が小売販売のマスト要件に。業販システムは中古車検索サイトとの連動進め利便性高める。商品仕入力がキー。

資料概要
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第1章 車両保有動向、新車販売市場が中古車流通市場へ与える影響
第2章 中古車輸出市場の変化が中古車流通市場に与える影響
第3章 新車ディーラーにおける中古車販売戦略
第4章 中古車販売業者の現状
第5章 オートオークション市場の現状
第6章 有力中古車関連企業個表

リサーチ内容

調査結果のポイント

第1章 車両保有動向、新車販売市場が中古車流通市場へ与える影響

第1節 自動車保有動向
  1-1.自動車保有台数の推移
  1-2.車両使用年数の長期化と車齢の高齢化
  1-3.自動車買い替えサイクルの長期化
  1-4.ハイブリッド自動車を中心に増加する次世代自動車の保有台数
第2節 新車販売動向
  2-1.新車販売台数の推移
  2-2.新車市場と中古車市場の関連性
第3節 中古車登録動向
  3-1.中古車登録台数の推移
  3-2.中古車小売実態と乖離する中古車登録台数

第2章 中古車輸出市場の変化が中古車流通市場に与える影響

第1節 中古車輸出動向
  1-1.中古車輸出台数の推移
  1-2.輸出先別中古車市場
第2節 中古車輸出市場が国内市場に与える影響
  2-1.オートオークション・入札会市場を底支えする中古車輸出業者
第3節 主要中古車輸出関連企業の動向と市場動向
  3-1.中古車輸出関連企業のビジネスモデル
    3-1-1.アップルインターナショナル株式会社
    3-1-2.株式会社イチネンホールディングス
    3-1-3.株式会社カーディールページ
    3-1-4.株式会社TCV
    3-1-5.株式会社トラスト
    3-1-6.株式会社ビィ・フォアード
    3-1-7.株式会社リミインターナショナル

第3章 新車ディーラーにおける中古車販売戦略

第1節 メーカー各社における中古車販売戦略
  1-1.ディーラー中古車事業支援策を拡充する自動車メーカー
    1-1-1.トヨタ自動車の中古車戦略
    1-1-2.日産自動車の中古車戦略
    1-1-3.本田技研工業の中古車戦略
第2節 新車ディーラーにおける中古車戦略
  2-1.新車ディーラーにおける中古車事業の位置付け
  2-2.新車ディーラーによる中古車販売の展望

第4章 中古車販売業者の現状

第1節 中古車小売市場の動向
  1-1.中古車販売業者の推移
  1-2.小売販売車両の仕入・在庫動向
  1-3.小売販売される中古車の属性(二極化が進む小売車両)
  1-4.小売販売における車両品質評価の重要性
  1-5.中古車販売店へのアンケート概要
    1-5-1.中古車の仕入状況
    1-5-2.中古車の在庫・小売状況
    1-5-3.中古車販売店における小売活性化策
第2節 主要中古車販売関連企業の動向
  2-1.主要中古車販売企業の動向
    2-1-1.アップルオートネットワーク株式会社
    2-1-2.株式会社IDOM
    2-1-3.株式会社カーセブンディベロプメント
    2-1-4.株式会社カーチスホールディングス
    2-1-5.株式会社カービジネス研究所
    2-1-6.株式会社カービュー
    2-1-7.株式会社カーベル
    2-1-8.株式会社ネクステージ
    2-1-9.株式会社ユーポス
    2-1-10.株式会社ラビット・カーネットワーク
  2-2.主要中古車販売関連企業の動向
    2-2-1.株式会社エイチーム
    2-2-2.システム・ロケーション株式会社
    2-2-3.株式会社ファブリカコミュニケーションズ
    2-2-4.株式会社プロトコーポレーション
    2-2-5.UcarPAC株式会社
    2-2-6.株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
第3節 中古車購入ユーザーの動向
  3-1.ユーザー向けアンケート概要
    3-1-1.回答者年齢性別
    3-1-2.回答者世帯収入
  3-2.新車購入ユーザーと中古車購入ユーザーの比較
    3-2-1.購入価格
    3-2-2.購入時における比較検討車両と買い換え車両
    3-2-3.代替車両の引渡先
    3-2-4.初回車検委託先の意向
  3-3.新車購入ユーザーの動向
    3-3-1.新車購入理由
    3-3-2.購入店舗
    3-3-3.購入店舗選定理由
  3-4.中古車購入ユーザーの動向
    3-4-1.中古車購入理由
    3-4-2.購入車両の年式
    3-4-3.購入車両の走行距離
    3-4-4.購入店舗
    3-4-5.購入時の買い回り行動
    3-4-6.購入候補車両選定方法
    3-4-7.直接訪問店舗選定方法
    3-4-8.購入店舗選定理由
    3-4-9.購入時における実車確認状況
    3-4-10.商品保証の付加状況
    3-4-11.購入時の付加商品
第4節 中古車小売市場の展望
第5節 中古車小売市場規模の推計

第5章 オートオークション市場の現状

第1節 オートオークション市場の全体像
  1-1.オートオークション市場の成り立ちと中古車市場での役割
  1-2.オートオークション市場の出品成約台数の推移
  1-3.オートオークション成約車両の状況
    1-3-1.成約車両の車検残存有無
    1-3-2.成約価格帯
    1-3-3.成約車両の走行距離
    1-3-4.成約車両の年式
    1-3-5.成約車両に占めるリユース車両(10万km×10年落ち)比率
    1-3-6.未使用車の取引
    1-3-7.成約車両に占める売れ筋車両(5万km×7年落ち)比率
    1-3-8.売れ筋車両の成約価格
    1-3-9.成約車両から見るオートオークション動向
  1-4.地域・系列別に見たオートオークション市場
    1-4-1.吸引力を持つ大都市圏のオートオークション市場
    1-4-2.系列で見るオートオークション市場
第2節 オートオークション関連企業の動向と市場動向
  2-1.継続されるオートオークション会場の整理統合
  2-2.寡占状況にあるオートオークション市場
  2-3.影響力を増す場外落札システム
    2-3-1.オートオークション開催企業における場外落札システムの運営
    2-3-2.場外落札システムの提携会場戦略
    2-3-3.応札代行システム
  2-4.一般社団法人日本オートオークション協議会の活動
  2-5.オートオークション関連有力企業の方向性
    2-5-1.荒井商事株式会社(アライオートオークション)
    2-5-2.株式会社オークネット
    2-5-3.株式会社オートサーバー
    2-5-4.株式会社シーエーエー(CAA)
    2-5-5.株式会社JU岐阜羽島オートオークション
    2-5-6.株式会社トヨタユーゼック(TAA)
    2-5-7.一般社団法人 日本中古自動車販売協会連合会(JU)
    2-5-8.株式会社ベイオーク
    2-5-9.株式会社ユー・エス・エス(USS)
  2-6.オートオークション市場の展望
第3節 入札会市場
  3-1.リースアップ車両中心に取引される入札会
  3-2.リースアップ車両の発生状況
  3-3.入札会出品成約台数の推移と運営会社
  3-4.主要入札会企業の動向
    3-4-1.株式会社ゼロ
    3-4-2.株式会社ユニケット
  3-5.入札会市場の展望

第6章 有力中古車関連企業個表

第1節 自動車メーカー
  1-1.トヨタ自動車株式会社
  1-2.本田技研工業株式会社
第2節 中古車輸出関連企業
  2-1.アップルインターナショナル株式会社
  2-2.株式会社イチネンホールディングス
  2-3.株式会社カーディールページ
  2-4.株式会社TCV
  2-5.株式会社トラスト
  2-6.株式会社ビィ・フォアード
  2-7.株式会社リミインターナショナル
第3節 中古車販売企業
  3-1.アップルオートネットワーク株式会社
  3-2.株式会社IDOM
  3-3.株式会社カーセブンディベロプメント
  3-4.株式会社カーチスホールディングス
  3-5.株式会社カービジネス研究所
  3-6.株式会社カーベル
  3-7.株式会社ネクステージ
  3-8.株式会社ユーポス
  3-9.株式会社ラビット・カーネットワーク
第4節 中古車販売関連企業
  4-1.株式会社エイチーム
  4-2.株式会社カービュー
  4-3.システム・ロケーション株式会社
  4-4.株式会社ファブリカコミュニケーションズ
  4-5.株式会社プロトコーポレーション
  4-6.UcarPAC株式会社
  4-7.株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
第5節 オートオークション・入札会運営企業
  5-1.荒井商事株式会社(アライオートオークション)
  5-2.株式会社オークネット
  5-3.株式会社オートサーバー
  5-4.株式会社シーエーエー(CAA)
  5-5.株式会社JU岐阜羽島オートオークション(JU)
  5-6.株式会社トヨタユーゼック(TAA)
  5-7.一般社団法人 日本中古自動車販売協会連合会(JU)
  5-8.株式会社ベイオーク
  5-9.株式会社ユー・エス・エス(USS)
  5-10.株式会社ゼロ(ゼロ・カーセレクション)
  5-11.株式会社ユニケット(LUM)

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