2019年版 病院グループの将来展望

本調査レポートでは変貌を遂げるわが国の医療提供体制において、民間の病院グループがどのような戦略を打ち立て実行し経営の持続性を維持していくのかなど、新たな動向を分析しております。また、わが国で唯一の民間の病院グループの状況について調査・分析を行った資料で、グループ別の収益ランキングなども全国からデータを収集・集計し、作成しております。これからの医療提供体制の変貌を予想する参考資料として活用されることをお薦めいたします。

発刊日
2019/09/30
体裁
A4 / 469頁
資料コード
C61109900
PDFサイズ
7.4MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査対象:行政当局、医療機関、製薬企業、医薬品卸、学識経験者、業界紙関係者
調査方法:面接調査と自治体などへの情報公開請求を基本として実施
調査期間:2018年4月~2019年9月

資料ポイント
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  • 主要民間病院グループの事例研究
  • 病院の決算書からみた民間病院グループの実態
  • わが国における今後の民間病院グループの持続形態と発展のポイントについて分析
  • 全国の民間病院グループのプロフィール、グループ施設、グループ医療法人収支、等

資料概要
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第1章 令和の時代の医療提供体制
第2章 2016~2017年度決算書から見る病院グループの実態と傾向
第3章 病院グループの事例研究
第4章 関連資料 病院グループ個票

リサーチ内容

調査結果のポイント

第1章 令和の時代の医療提供体制

増加する社会保障費
  過去最大を更新する概算要求額
  自然増は5,300億円を見込む

2040年の社会保障の姿
  人口減少と高齢社会
  社会保障制度の目標は2025年から2040年へ
  2040年度の医療介護給付費94兆円
  さらなる消費税増税はあるのか
  医師の働き方改革は医療提供体制再構築の時限爆弾か

地域医療連携推進法人制度の今後
  現状をどう評価すべきか

介護医療院は看取りの主役となり得るのか
  進まぬ介護医療院への移行

病院グループの現状と課題
  拡大より現有体制の体質強化を最優先、法人数は集約化
  主体はブロック展開、地域社会を重視
  ガバナンスの重要性
  病院グループは進化の途上にある

第2章 2016~2017年度決算書から見る病院グループの実態と傾向

1.2017年度決算比較ランキング
  (1)事業収益(医業収益・売上)上位100法人
  (2)事業利益上位100法人
  (3)経常利益上位100法人
  (4)総資産額上位100法人
  (5)純資産額上位100法人
  (6)純資産比率の高い上位100法人
  (7)グループ内の事業収益(収入・売上)・事業利益・経常利益の
     単純合算上位100グループ
  (8)グループの総資産・純資産の単純合算上位100グループ
2.上位100法人2016年度・2017年度推移
  (1)事業収益(医業収益・売上)上位100法人(単位:百万円)
  (2)事業利益上位100法人(単位:百万円)
  (3)経常利益上位100法人(単位:百万円)
  (4)総資産上位100法人(単位:百万円)
  (5)純資産上位100法人(単位:百万円)

第3章 病院グループの事例研究

新たな方向性を模索する葵会グループ
  病院からホテルまで、多様な業態を全国展開
  医療ツーリズムの専門病院開設をめぐり混乱
  地域医療構想下で新たな病院のあり方を模索

不確実な時代への対応力を強化する上尾中央医科グループ
  『管理』から『サポート』強化に転換し、担当部門を集約化
  AMGの基幹病院『上尾中央総合病院』の存在感
  経営目標の設定を見直す
  今後3年は地盤強化

どの病床も高度化を基本とし、病院として体制の強化を図るIMSグループ
  医療の質と利益率
  『断らない救急医療』を進化させる
  医師の安定確保対策は、同グループの課題

関東エリアで回復期リハビリ病院を中心に拡大を続けるカマチグループ
  九州・山口エリアでは急性期病院、関東エリアではリハビリ病院を中心に展開
  リハ単位数は8.0単位以上を算定、在宅復帰率は90%程度のレベルに達する
  リハビリテーション病院の新規開設に加え、開院後の増床も実施
  急性期病院では、2016年の新久喜総合病院に続き、2018年に東京品川病院をオープン
  ブランド力の向上もあってセラピスト人材は充実、自前での育成や教育研修にも注力
  今後の病院開設では、地域や機能などにとらわれることなく、あらゆる可能性を追求

南房総エリアにてローカルとグローバルの2軸展開に注力するグループ
  南房総エリアの医療を網羅的に提供、開院当初から診療とともに教育にも注力
  過疎化の進む地域で若い世代の呼び込みを図り、一大医療タウンを形成
  医療ツーリズムなどにより、「グローバル」で「ローカル」を存続させる
  東京や幕張のクリニックでは人間ドック・健診を中心に展開
  千葉県鴨川市に大型有料老人ホームの新設を計画、2021年11月に開業予定
  電子カルテを含め、過疎地域での医療モデルのあり方を追求、日本型IHN構築を目指す

北九州地域を中心に地域ニーズに応える取り組みを進める北九州病院グループ
  60年超にわたる歴史を有し、西日本有数の病院グループへと拡大
  社会や地域のニーズに応えるために、病院の新築移転や病床の転換を進める
  北九州総合病院は救急医療及び災害医療に注力、地域の中核的存在に

医療機関の経営・運営支援から新規事業創出までも行うキャピタルメディカグループ
  病院の収益力強化を支援し、地域社会に貢献する
  新規事業にも積極的に取り組む
  時代の変化に見合った病院支援を豊富な手段で

京都府下においてシームレスな保健・医療・福祉を提供する武田病院グループ
  京都市域を中心に施設を集約化
  急性期医療から慢性期、回復期、老健や特養までのシームレスな医療提供体制を構築
  グループ内外の施設と連携し在宅医療を実施
  地域密着型機能の充実を目指す
  京都府発の認知症総合センターがヴィラ鳳凰に開設
  武田病院グループの主要法人である医療法人医仁会及び医療法人財団康生会の決算
  (2019年3月期)の外部監査法人からの「無限定適正意見」取得について
  増加する外国人観光客への体制も整備
  地域医療連携室は、患者を中心としたサポートを重視し
  「患者サポートセンター」へ再編成
  「すべての患者さんに対して良質な医療を継続的に提供する」という理念のもと、
  地域に根ざした病院グループとなる

「生命だけは平等だ」の理念を掲げ、
国内最大級の病院グループへと拡大した徳洲会グループ
  「生命だけは平等だ」を掲げ、離島・へき地医療や開発途上国支援を積極的に推進
  建物老朽化に伴う病院の新築を進めるほか、訪問看護ステーションをハイペースで開設
  離島・へき地医療では、都市部の病院と離島・へき地の病院とで相補的な関係を構築
  2020年4月の開学に向けて、文部科学省に湘南鎌倉医療大学(仮称)設置を申請
  海外支援では透析センターの開設支援に注力、新病院建設プロジェクトも進行
  JCI認証は8病院、JMIP認証は12病院に、医療ツーリズム事業にも期待
  患者の生活を守る「徳洲会トータルヘルスケア構想」を明示

福島県内での地域医療貢献に加え、「先進医療」「国際化」
「エリアの拡大」などにも注力する南東北病院グループ
  福島県内を中心とした展開、地域ニーズに合わせて規模や機能を拡充
  「揺りかごから墓場まで」をひとつの理念として地域ニーズに幅広く対応
  放射線治療などの先進医療を推進、2019年6月には「南東北創薬・サイクロトロン
  研究センター」がオープン、BNCTによる治療は2020年からの実稼働を予定
  アジア・オセアニア核医学会の要請を受けて、ASNM福島キャンパスを開校
  総合東京病院では2017年に増床、新百合ヶ丘総合病院でも2020年の増床を計画
  2018年10月には関西エリア初進出となる「大阪なんばクリニック」をオープン
  2019年4月に「東京リハビリテーションセンター世田谷」がオープン
  医師や看護師などの人材確保に向けて様々な施策を実行、「くるみん」も認定取得
  本院の総合南東北病院についても、建て替えリニューアルに向けたプロジェクトが始動

第4章 関連資料 病院グループ個票

相生会グループ、愛仁会グループ、愛正会グループ、藍野グループ、葵会グループ、青山メディカルグループ、アクト・玄々堂グループ、上尾中央医科グループ、浅ノ川グループ、社会福祉法人旭川荘、(医)朝日野会・(医)蘇春堂、明日佳グループ、麻生グループ、杏嶺会グループ、医聖会グループ、IMSグループ、公益財団法人磐城済世会、栄宏会グループ、(医)永寿会・(福)永寿会、永生会グループ、江戸川病院グループ、社会医療法人延山会、大坪グループ、一般財団法人大原記念財団、偕行会グループ、医療法人社団回心会・青秀会グループ、春日居サイバーリハ病院グループ、加納岩グループ、医療法人財団河北総合病院、カマチグループ、亀田メディカルセンターグループ、社会医療法人喜悦会、社会医療法人帰巖会、菊郷会グループ、医療法人社団嬉泉会、北九州病院グループ、きつこう会グループ、財団法人杏仁会、京都大原記念グループ、医療法人杏林会、協和会グループ、錦秀会グループ、くじらグループ、敬愛会グループ、社団医療法人啓愛会、景星会グループ、ケイメイグループ、恵和会、社会医療法人敬和会、健育会グループ、(医)健仁会・(医)踏青会・、(医)つくば健仁会・(医)積愛会、健生会・回生会・春水会、研精会、元生会、光輝会・香流会・石州会、社会医療法人孝仁会、厚生院グループ、医療法人弘道会グループ、公徳会グループ、一般財団法人甲南会、社会医療法人康和会、国際医療福祉大学・高邦会グループ、医療法人互舎会、こもん会グループ、医療法人済世会、社会福祉法人埼玉医療福祉会、桜十字グループ、サクラライフグループ、公益財団法人慈愛会、シーエムエスグループ、慈恵会グループ、慈誠会グループ、医療法人篠田好生会、清水病院グループ、ジャパンメディカル、アライアンスグループ、医療法人十全会、寿泉堂グループ、社会医療法人春回会、順心会グループ、医療法人純正会グループ、医療法人澄心会、常仁会グループ、医療法人尚生会グループ、翔嶺館グループ、社会医療法人城西医療財団グループ、医療法人仁愛会、医療法人財団仁医会、社会医療法人仁厚会・、社会福祉法人敬仁会グループ、新光会グループ、医療法人社団真仁会、新仁会グループ、医療法人仁心会、仁生会グループ、新富士病院グループ、心優会グループ、心和会グループ、すずかけグループ、スミレ会グループ、聖光会グループ、青洲会グループ、医療法人社団聖仁会、生長会グループ、聖隷福祉事業団グループ、社会福祉法人聖テレジア会、生和会グループ、静和会グループ、医療法人碩済会、石心会グループ、積善会、セコムグループ、医療法人洗心会、全日本民主医療機関連合会、医療法人社団双愛会、相武台病院グループ、苑田病院グループ、それいゆ会グループ、TAOKAメディカル・、ウェルフェアシステム、武田病院グループ、立川メディカルセンターグループ、医療法人橘会グループ、タナカメディカルグループ、近森会グループ、直和会・正志会グループ、公益財団法人東京都保健医療公社、藤聖会グループ、藤和グループ、徳洲会グループ、医療法人篤友会、戸田中央医科グループ、豊田会グループ、長岡医療と福祉の里グループ、社団法人日本海員掖済会、医療法人財団白十字会グループ、伯鳳会グループ、医療法人社団八洲会、医療介護グループひかり会、ひかりメディカルグループ、ひろせ会、公益財団法人復康会グループ、福島病院グループ、医療法人福友会、医療法人藤井会、藤元メディカルシステムグループ、医療法人双葉会(北海道)、ふれあいグループ、平成医療福祉グループ、医療法人宝山会、望星第一グループ、医療法人宝美会グループ、医療法人社団鵬友会、社会医療法人峰和会グループ、北武グループ、社会医療法人母恋、公益財団法人北海道医療団、ポローニア メディカル グループ、ホロニクスグループ、牧ヘルスケアグループ、社会福祉法人三篠会、美杉会グループ、水の木会、翠会ヘルスケアグループ、南東北病院グループ、(医)宮本会・(医)藤民病院、(医)宮本病院、むつみグループ、(医)明徳会、明生会グループ、公益財団法人山梨厚生会グループ、友愛病院会グループ、友紘会グループ、(医)友志会・(医)駿仁会、(福)延寿会、ユカリアグループ、横浜メディカルグループ、洛和会ヘルスケアシステム、良秀会グループ、医療法人社団綾和会、緑山会グループ、ロイヤル・ワム・タウングループ、医療法人若葉会グループ、和仁会グループ、渡邊高記念会グループ、医療法人和同会グループ、医療法人社団和風会

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