2021年版 冷凍パン生地、冷凍パンの市場実態と展望
発刊日
2021/09/29
体裁
A4 / 333頁
資料コード
C63103400
PDFサイズ
32.8MB
PDFの基本仕様
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※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
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カテゴリ
調査資料詳細データ
調査概要
調査結果サマリー
資料ポイント
調査目的:冷凍パン生地と冷凍パンについて、国内のメーカーと輸入商社における取扱状況と、各社の市場戦略について調査し、冷凍パン生地、冷凍パンの市場実態と今後の市場見通しを行うことを当調査の目的とする。
調査対象製品:冷凍パン生地(生地玉冷凍、成型冷凍生地、ホイロ後冷凍生地)/冷凍パン(半焼成冷凍、焼成後冷凍〔製品冷凍〕)
調査対象企業:国内の冷凍パン生地と冷凍パンのメーカー、及び輸入商社
調査方法:専門研究員による直接面接調査を実施した。
調査期間:2021年7月~2021年9月
冷凍パン生地・冷凍パン市場に関する調査を実施 (2021年)
2020年春先に発生したコロナ禍で市場トレンドが大きく変化したため、2020年度の冷凍パン生地・冷凍パン市場規模は大きく減少
- 1,630億円の冷凍パン生地・冷凍パン市場
- 市場を牽引した業務用がコロナ禍で打撃受ける
- 参入各社は業務用の落ち込みを家庭用でカバー
- 量販店、生協、ネット通販が新たな買い場に
- 本格商品が牽引する食事パン市場、コロナ後に期待
- 菓子パンは巣籠需要で小型、複数販売にシフト
- 生地玉は原価率低減対策でベーカリーが使用
- コンビニの業績不振が成型後冷凍市場に影響
- 外食、ホテルの苦戦で焼成後冷凍が二桁減
- 輸入冷凍パン生地に新たな輸入国が出現
- インストアベーカリーが高付加価値品の受け皿に
- 大手ホールセールがRTBと焼成後を強化
- 中堅専業メーカーが大口需要家のPBに積極対応
- 2022年の需要回復を見込み新たな事業展開を模索
- 製品別、加工度別、チャネル別に市場規模を算出
- 注目19社のビジネスモデルを研究
- 2025年の市場規模、業界地図を予測
リサーチ内容
調査のポイント
1.市場動向
2.企業動向
3.展望と課題
第Ⅰ章 マーケットの現状分析と展望
1.冷凍パン生地、冷凍パンの市場概況
(1)パン市場における冷凍パン生地、冷凍パンの位置付け
(2)参入パターン別の流通動向
(3)セブン-イレブンオリジナルパンの冷凍パン生地
(4)冷凍パン生地、冷凍パンの輸入商社動向(海外動向)
(5)ベーカリー製品の輸入推移(2012~2020年)~輸入額は増加傾向~
(6)長期的な人手不足で冷凍パン生地・冷凍パン市場が拡大
(7)冷凍パン生地、冷凍パンの販売チャネル動向
(8)インストアベーカリーが再び拡大
(9)インバウンドの消失、国内の移動制限でホテルは大打撃
(10)外食業で時短営業や休業が継続、ウエディングは件数激減
(11)明暗分かれた量販店とコンビニ
(12)冷凍パン生地、冷凍パンの主要参入企業
(13)冷凍パン生地、冷凍パンの主要製品
(14)冷凍パン生地向け小麦粉使用量の推移(2012~2020年)
(15)参入企業のインターネット販売(業務用、一般用)
(16)コロナ禍で食品宅配市場は二桁増
(17)セブン-イレブンが全国で宅配を本格化
(18)輸入小麦の政府売渡価格の推移
2.冷凍パン生地、冷凍パンの現状と展望
(1)加工度別の市場動向
(2)販売チャネル別の市場動向
(3)冷凍パン生地、冷凍パン市場の問題点と課題
(4)冷凍パン生地、冷凍パンの市場拡大要因
3.冷凍パン生地、冷凍パンの市場規模推移(2016~2020年度)
(1)冷凍パン生地全体~2020年度は1,630億円に~
(2)食パン、食卓パン~コロナ禍と高級食パンブームがプラスに影響~
(3)菓子パン類~都市部のコンビニ、駅前・エキナカベーカリーが大幅ダウン~
(4)生地玉冷凍~売上減少と人手不足の中、原価率低減に貢献~
(5)成型後冷凍~冷凍パン生地の主力市場もコロナ禍で苦戦~
(6)ホイロ後冷凍~商品管理の難しさから伸び悩む~
(7)半焼成冷凍パン、焼成後冷凍パン(冷凍パン)
~新規チャネルの拡大が裏目に~
(8)外部販売分~チェーンベーカリーに支えられ健闘~
(9)内部使用分~駅前・エキナカ等、好立地の直営店が苦戦~
(10)輸入冷凍パン生地・冷凍パン
~ホテル、レストランの落ち込みをインストアベーカリーが補う~
(11)国産冷凍パン生地・冷凍パン~大手メーカーが焼成後冷凍と家庭用に注力~
4.冷凍パン生地、冷凍パンのメーカーシェア(2020年度)
(1)全体~トップは山崎製パン~
①メーカーシェア
②売上高ランキング一覧
(2)食パン、食卓パン~アンデルセングループがトップ~
①メーカーシェア
②売上高ランキング一覧
(3)菓子パン類~「セブン-イレブンオリジナルパン」向けが高シェア~
①メーカーシェア
②売上高ランキング一覧
(4)生地玉冷凍~アンデルセングループがダントツ~
①メーカーシェア
②売上高ランキング一覧
(5)成型後冷凍~セブン-イレブン向けが名を連ねる~
①メーカーシェア
②売上高ランキング一覧
(6)ホイロ後冷凍~外資系の独壇場~
①メーカーシェア
②売上高ランキング一覧
(7)半焼成冷凍パン、焼成後冷凍パン(冷凍パン)~国内メーカーが健闘~
①メーカーシェア
②売上高ランキング一覧
(8)外部販売分~ホールセール大手が上位に~
①メーカーシェア
②売上高ランキング一覧
(9)内部使用分~セブン-イレブンの参入企業が上位に~
①メーカーシェア
②売上高ランキング一覧
5.冷凍パン生地、冷凍パンの今後の市場見通し
6.冷凍パン生地、冷凍パンの市場規模予測(2021~2025年度)
(1)冷凍パン生地全体~2025年度は1,945億円に~
(2)食パン、食卓パン~半焼成、焼成後冷凍が牽引し微増推移~
(3)菓子パン類~コロナ禍の反動を経て堅調推移~
(4)生地玉冷凍~25%の市場シェア、微増推移~
(5)成型後冷凍~メイン市場であるが、高加工度品に押される~
(6)ホイロ後冷凍~当面、横這い推移を予測~
(7)半焼成冷凍パン、焼成後冷凍パン(冷凍パン)~300億円を超える~
(8)外部販売分~コロナ禍の反動後、年率3%程度の推移を予測~
(9)内部使用分~自社・FCベーカリーが伸びず苦戦~
(10)輸入冷凍パン生地・冷凍パン~2025年度の市場規模は180億円に~
(11)国産冷凍パン生地・冷凍パン~2025年度の市場規模は1,765億円に~
7.冷凍パン生地、冷凍パンの市場規模推移と予測一覧(2016~2025年度)
第Ⅱ章 パン市場の現状分析と展望
1.市場概況~アフターコロナの時代、パン業界はどこに向かう~
2.商品動向~毎日食べる食パンと定番菓子パンを育成~
3.企業動向~強みを活かし棲み分け、互いに切磋琢磨~
4.チャネル動向~チャネル構成比は大きく変化~
5.ホールセールメーカーのコロナ対応
6.ベーカリーのコロナ対応
7.コンビニの成長神話は崩れる
8.高級食パンブームの今後
9.備蓄用途で注目されるロングライフパン、缶詰パン
10.多様化する低糖質パン
11.パンで高齢者を介護、疾患に対応
12.パン市場の将来と少子高齢化
13.パン市場における「SDGs」への取り組み
14.パンの総市場規模推移(2015~2019年度)~2019年度は1兆5,786億円~
15.商品別市場構成比(2019年度)~食パンと食卓パンがシェアアップ~
16.末端チャネル別市場構成比(2019年度)~量販店、ドラッグストアが拡大~
17.地域別市場構成比(2019年度)~関東は39.4%、近畿は18.0%~
18.メーカーシェア(2019年度)~上位10社の占有率は6割近く~
19.パン市場の拡大要因・阻害要因と2024年展望
20.パンの総市場規模予測(2020~2024年度)~2024年は1兆6,225億円に~
第Ⅲ章 有力冷凍パン生地・冷凍パンメーカー、商社の市場戦略分析
1.参入経緯、参入方法
2.注力商品の傾向と商品開発動向
3.生産・輸入動向
4.販売動向
5.物流体制、及び対策
6.今後の市場戦略とコロナ対応
第Ⅳ章 注目企業の個別実態調査(19社)
(株)アンデルセン・パン生活文化研究所
~業務用冷凍パン生地は厳しい状況続く~
(株)イズム
~現場でのホイロのひと手間が美味しさを生む
(株)オイシス
~計画生産に冷凍パン生地を活用~
岡野食品グループ
~地元商圏を維持、コロナ収束を見据え営業強化~
(株)神戸屋
~高級食パンブームの継続で専用生地が好調~
(株)サンフレッセ
~新たに焼成後冷凍と冷凍パン生地のBtoC市場を開拓~
敷島製パン(株)
~コロナ禍で縮小した外食・ホテルをBtoCでカバー~
昭和冷凍食品(株)
~独自技術の冷凍パン生地で新商品を展開~
(株)進々堂
~本格的なアルチザンブレッドを安定的に提供~
(株)スタイルブレッド~
「Pan&」に注力、コンビニやスーパーへ販路を拡大~
テーブルマーク(株)
~個包装商品がメディカル給食や学校給食などで前年比3~4割増~
(株)デルソーレ
~リトアニアから冷凍パンを輸入、独創性で差別化~
トップ・トレーディング(株)
~ホテルやレストランの減少をインストアベーカリーが補完~
(株)パントーネ・システム
~冷凍パン生地のホールセール事業に軸足移す~
フジパングループ本社(株)
~好調な塩パンやお米パンに注力~
(株)フランソア
~冷凍パン生地は微減、中長期的に回復を見込み体制作る~
ミヨシ油脂(株)
~新ブランド「botanova(ボタノバ)」に注力~
山崎製パン(株)
~焼成後冷凍が増加、巣籠需要で食事パンカテゴリーが堅調~
(株)リョーユーパン
~ベーカリーは足踏み状態、大きな減少に至らず~
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