2021年版 食品添加物・機能性原料市場の現状と将来展望
2020年度の食品添加物市場規模は、流通量287万4,000t、売上高8,043億2,700万円であった。コロナ禍による外出自粛の影響から、主に飲料向け、業務用、土産用の菓子や水産加工品向けの需要が減少したため、食品添加物市場全体の2020年度の流通量は微減で推移したとみられる。しかし、トウモロコシやローカストビーンガムをはじめとした原料価格の高騰により、食品添加物市場全体の売上高で見ると、2020年度は微増となったとみられる。
本資料では、食品添加物メーカー47社へのヒアリングやアンケートから食品添加物市場の現状を取りまとめた。コロナ禍の影響や原料動向、末端の食品市場の動向などもとり上げる。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:食品添加物市場を広く調査・収録することによって、当該市場に関するマーケティング戦略策定のための基礎資料とする。
調査対象:食品添加物メーカー、食品添加物卸売業者といった食品添加物 市場に関わる有力企業を調査対象とした。
調査方法:専門調査員による直接面接取材、電話取材、アンケート調査などの他、デスクリサーチにより分析を実施した。
調査期間:2021年4月~2021年7月
- 本資料においては、香料、品質改良剤、甘味料、保存料・日持ち向上剤などのカテゴリーごとに食品添加物市場の現状をまとめ、今後の動向を予測する。また、参入企業へのアンケート調査の他、主要参入企業へのヒアリング調査の結果も掲載する。企業個票は30件掲載
- 企業個票は、①2019年度~2021年度(見込)のカテゴリー別の販売状況の変化と要因、②2020年度の用途別の販売金額の増減、③注力素材、④食品添加物についての今後の事業戦略や課題などについて掲載
食品添加物市場に関する調査を実施(2021年)
コロナ禍による外出自粛などの影響を受けて、2020年度の食品添加物の国内流通量は287万4,000トンと微減
サマリー
1.食品添加物市場の概況
~コロナ禍で流通量減少~
~「健康」「高齢者向け」「食品ロス削減」「プラントベースフード」関連は好調に推移すると予測~
~巣籠需要により家庭用食品用途は好調~
2.カテゴリー別の状況
3.食品添加物市場の注目動向
4.食品産業市場の動向
5.有力企業の個別実態
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